世界の一流は「雑談」で何を話しているのか

世界の一流は「雑談」で何を話しているのか

日本人が苦手な「打ち解ける」「間を埋める」「盛り上げる」を世界の一流ビジネスマンはどうやっているのか?日本では、取引先との商談などを始める際に、本題に入る前のイントロダクションとして雑談を交わすのが一般的です。天気の話に始まり、SNSで話題になっていることなど、そのほとんどが「とりとめのない会話」です。ビジネスマンは雑談を本題に入る前の「潤滑油」と考え、その場を和ませたり、緊張感を取り除いて、相手との距離感を縮めることを期待しています。お互いの関係性を深めるのは大事なことですが、筆者は「それだけでは、もったいない」と考えています。なぜならば、そこが「ビジネスの場」であるからです。世界のビジネスシーンで、一流のビジネスマンが交わしているのは、日本的な雑談ではなく、「dialogue」に近いものです。ダイアログとは、「対話」という意味ですが、単なる情報のやりとりだけでなく、話す側と聞く側がお互いに理解を深めながら、行動や意識を変化させるような創造的なコミュニケーションを目指した会話です。彼らは明確な意図を持って相手と向き合い、「雑談」を武器としてフル活用することで、仕事のパフォーマンスを上げ、成果を出すことを強く意識しています。日本のビジネスマンの雑談には、こうした戦略的な視点がスッポリと抜け落ちているのです。本書では、雑談を社内や社外の人間関係の構築に活かし、仕事で成果を出すための考え方や実践法を徹底的に掘り下げて詳しくお伝えします。世界のビジネスマンの雑談との向き合い方や、日本との考え方の違いを知ることは、雑談のスキル向上だけでなく、仕事のクオリティを高めることに結びつきます。

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世界の一流は「雑談」で何を話しているのか のユーザーレビュー

3.5
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    Posted by ブクログ

    チームのパフォーマンスを上げるために雑談がとても効果的であることがわかったのと同時に、自身がいかに雑談を軽視していたのかもわかり反省をしました。
    雑談を通して相手との信頼関係(ラポーネ)を築く方法についてもわかりやすく書かれていましたので、早速実践してみようと思いました。

    0
    2025年03月21日

    Posted by ブクログ

    章の構成がわかりやすく一気に読んだ。
    頭のいい人の思考回路を解説してもらったような感覚で、ありがたい一冊。

    0
    2024年11月08日

    Posted by ブクログ

    本書の内容は以下の通り
    ・世界と日本の雑談の違い
    ・雑談の極意
    ・ビジネスとプライベートの雑談の違い 他

    相手と自分の距離を考えつつ、合理的で有意義な雑談をする大切さを学んだ。
    上辺だけの雑談では時間の無駄で、相手との距離も縮まらない。雑談の目的を明確にして、話す必要がある。
    まずは相手に興味を持

    0
    2025年01月15日

    Posted by ブクログ

    雑談って天気とかの話じゃなくて、
    ミーティングの前置きってもらえたらいいのかな。
    最後に「無理に雑談しなくてもいい」って書いてあった笑

    0
    2024年11月22日

    Posted by ブクログ

    タイトルを見た段階では、ハウツー本みたいなものかと思って、あまり期待せずに読み始めたのですが、良い意味で期待を裏切られたというのが読み始めの感想です。
    ビジネスにおける雑談の目的というところに的を絞っての考え方が書かれているので、自分の立場に置き換えて考えることが出来ました。

    0
    2024年11月21日

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