あらすじ
日本人が苦手な「打ち解ける」「間を埋める」「盛り上げる」を世界の一流ビジネスマンはどうやっているのか?日本では、取引先との商談などを始める際に、本題に入る前のイントロダクションとして雑談を交わすのが一般的です。天気の話に始まり、SNSで話題になっていることなど、そのほとんどが「とりとめのない会話」です。ビジネスマンは雑談を本題に入る前の「潤滑油」と考え、その場を和ませたり、緊張感を取り除いて、相手との距離感を縮めることを期待しています。お互いの関係性を深めるのは大事なことですが、筆者は「それだけでは、もったいない」と考えています。なぜならば、そこが「ビジネスの場」であるからです。世界のビジネスシーンで、一流のビジネスマンが交わしているのは、日本的な雑談ではなく、「dialogue」に近いものです。ダイアログとは、「対話」という意味ですが、単なる情報のやりとりだけでなく、話す側と聞く側がお互いに理解を深めながら、行動や意識を変化させるような創造的なコミュニケーションを目指した会話です。彼らは明確な意図を持って相手と向き合い、「雑談」を武器としてフル活用することで、仕事のパフォーマンスを上げ、成果を出すことを強く意識しています。日本のビジネスマンの雑談には、こうした戦略的な視点がスッポリと抜け落ちているのです。本書では、雑談を社内や社外の人間関係の構築に活かし、仕事で成果を出すための考え方や実践法を徹底的に掘り下げて詳しくお伝えします。世界のビジネスマンの雑談との向き合い方や、日本との考え方の違いを知ることは、雑談のスキル向上だけでなく、仕事のクオリティを高めることに結びつきます。
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Posted by ブクログ
著者は20年以上も日本に住んでいるポーランド人。Googleなどの一流企業で働かれた経験をもとに、ズバズバと日本の会社のあり方を斬ってくれるような内容です。雑談に焦点を絞った内容でなく、会社自体がどうあるべきかも説いており、日本の会社経営者や部下をもつ上司には耳の痛い話が多いと思います。
当たり障りのない話ではなく、もう少し踏み込んだ実のある話をするべきというのは、日本の国民性もあるのでなかなか実践するのは賛否あるかも知れませんが、納得できる部分も多かったです。
これからの時代、世界と肩を並べてビジネスする可能性も増えてくると思うので、一度読んでおくべき本だと思います。
Posted by ブクログ
雑談の要素を抽象的に分解しつつも具体例でわかりやすく説明してくれていてとても良かった。
- [ ] 雑談で信頼を作る、信頼を確認する、お互いを尊敬する
- [ ] ビジネスの場で交わされる会話は全てが営業行為
- [ ] 無条件の肯定的関心。「なぜそのように考えているのか」を肯定的に知ろうとする
- [ ] ビジネスの雑談はBtoBではなくCtoC、個人対個人の関係性。
- [ ] 雑談にも準備が必要。SNSで近況を検索したり、相手企業に関する業界ニュースに目を通すなど。担当者の仕事の向き合い方や考え方、家族構成、趣味趣向などを徹底的に調べ上げる
- [ ] 何のために相手に会うのか、目的、お互いに知りたいこと、どんな関係性を作りたいか、その関係性は短期か長期か、相手は何を理解すると納得するのか
- [ ] トップこそきちんと名前を覚えて名前を呼んで雑談する。
- [ ] 成果を上げているマネージャーほどプライベートな相談に乗っている
- [ ] 親和性バイアス:親近感を覚える相手には無意識に評価を底上げしてしまう。ex) 母校など
- [ ] 最近何に興味や関心を持っているのか・短期的、長期的希望,現在の目標・目標を達成するための準備や具体的アクション
- [ ] 今年の目標を教えてください
- [ ] 単発のビジネスではなく長期的な関係を作る。深い信頼関係で結ばれた複数の取引先を持っていれば新規獲得やノルマに悩むことはない。
- [ ] 雑談の4つの目的:つながる、調べる、伝える、共有する
- [ ] ビジネスの相手は対等な関係を作る。そのために互いの共通の趣味、体験(転勤、辛かったこと、楽しかったことなど)、考え方を見つける。情報を提供できるような、必要不可欠な存在になる
- [ ] こっちが興味を示せば相手も興味を持ってくれる
- [ ] 仕事を通じて何を得たいのか、なぜ必要なのか、何を持って良い仕事をしたと言えるか、なぜ今の仕事を選んだのか、去年と今年の仕事はどのように繋がってるか、あなたの1番の強みは何か、今どんなサポートが必要か。
- [ ] 異業種の相手には、「サイクル→トレンド→パターン」を聞く。最近はどんな会社が最先端を走っているのか。1年を通じて最も忙しくなるのはいつなのか
- [ ] ビジネスを始めた(今の仕事を選んだ)きっかけ、過去の挫折体験、ブレイクスルー体験、現在のミッション、ビジネスに関してどんな価値観を持っているのか、ビジネスに向き合う際の信念
- [ ] 聞きにくいことを聞くときは軽い笑顔で「すみません、素朴な疑問なんですけど」と前置きをしてストレートに質問してしまう
- [ ] 知り得た情報をどう活かすか、何のためにその情報が欲しいのか、目的意識を持って聞く。
- [ ] 昨夜飲みすぎちゃって、に対して「誰と飲んだの?」はプライベートに踏み込みすぎ。「何を飲んだの?」と聞くことで、相手がどこまで話してくれるかを見る
- [ ] 相手が宗教を持っている場合はダイレクトに聞くのではなく、「食べられないものはありますか?」「お酒は飲まれますか?」「休日はどう過ごされますか?」と聞けば済む
- [ ] 雑談に必要なのは好奇心、知識、経験の3つ。相手を理解するための深い会話をする。信頼関係の構築が目的であることを忘れない。
Posted by ブクログ
NGポイントがまとめられているのが良かった。雑談初心者にもわかりやすい。
宗教の話はNGと思いがちだが、意外と話しているというのは面白かった。
Posted by ブクログ
勝間さんもよく言うように雑談は大事という本
①相手を驚かせないレベルの「自己開示」をして、自分という人間を知ってもらう
②好奇心を持って、相手の「人間性」や「人となり」を知ろうとする
③「信頼関係」の構築が目的であることを忘れない
④相手と「ラポール」を作れているか、客観的な目で観察しながら話す
・多くの日本人ビジネスマンは、「雑談が上手い人=おしゃべりが上手で、面白い話をする人」と考えているようですが、ビジネスの現場では、それだけでは不十分
世界基準のビジネスの最前線では、「明確な意図を持ち、そこに向かって深みのある会話ができる人」こそが「雑談の上手い人」とされている
・世界のビジネスシーンで話されている日本的な雑談は行動や意識を変化されるような創造的なコミュニケーションは次の5つの意図を持っている
①状況を「確認する」
②情報を「伝える」
③情報を「得る」
④信用を「作る」
⑤意思を「決める」
・日本人が自己開示に慣れていない理由
→日本の勉強は丸暗記型
「自分が何をしたいのか?」
「どうなりたいのか?」を真剣に考えなくても、一社会人として働けるような仕組みができている
対して欧米は自分の頭で考えて、自分の意見をもち、それを表現して自己開示する、
という教育を受けている
・自己認識→自己開示→自己表現→自己実現の順
自己認識=自分は何が好きで、何が嫌いなのか
自分と向き合う
・エンパシー(自分とは異なる考え方や価値観をもつ相手に対して「相手が何を考えているのか?」「どう感じているのか?」を想像する能力)を持って会話することが大切
・日本はハイコンテクスト社会(≒以心伝心でも通じる)
・仕事をはじめるまえに事前準備するビジネスマンは、日本は少ない
・世界のビジネスマンは、雑談を学びの場とし、お互いの人生を豊かにするための知識や情報をやりとりする時間と捉えている
・聞きにくいことは
「素朴な質問なのですが」と切り出す
It may be a tricky question
(奇をてらった質問かもしれませんが)
Posted by ブクログ
この本は雑談の目的意識が変わる本。
ビジネスで良い関係値を作るための雑談の具体的な手法が載っており、学びが多かった。
今まで当たり障りない表面的な薄っぺらい雑談ばかりしてきた。
もっと早く読めば良かったどんな思わせてくれた本です。
とりあえず、自己開示して、相手に興味を持って学んだこと活用します!
Posted by ブクログ
雑談をすること自体が苦手であったが、雑談の定義について改めて考えてみると著者の言っている意味がわかった気がします。目的のない雑談が苦手であって、目的のある雑談であればその目的に向かって雑談はできるなと自信が持てました。
Posted by ブクログ
雑談は無駄話と考えていた自分にとって、この本は驚きの連続でした!
世界のビジネスマンは、相手と信頼関係を築くため・情報を集めるためといった明確な目的を持って事前準備をして雑談に臨んでいるーとのこと。
そうか、雑談はそうやって使えばいいのか、と学びになることばかりでした!!
今後の人間関係構築にあたっては、この本の内容を参考にして頑張りたいなと思いました(*^▽^*)
Posted by ブクログ
ポーランド人の連続起業家、投資家、経営コンサルタント会社社長などの肩書をもつ著者による、ビジネスでの雑談について書かれた本。
ビジネスにおける雑談の目的は「相手との信頼関係を作ること」。そのためには相手の価値観やプライベートな背景、つまり相手のことそのものを知ることが大切だと説いている。
ただ、プライベートな話題は直球で振ると失礼な話題。本書では話題を深掘りする前にとっかかりとなるような聞き方が紹介されていて、そこが参考になった。
Posted by ブクログ
相手と会話(特に職場での雑談)する中で気をつけると良いことが学べた。
途中で飽きてきた感もあったが、ためになることが多かった。文字数も少なくて読みやすかった。
Posted by ブクログ
日本人が雑談を苦手としている中で、一流と呼ばれる人たちはどんなことを話しているのかが気になったのと、表紙を見て購入。
そもそも雑談は必要なのか・・・
と思いながら読み進めていると私の思っている「雑談」と著者の伝えている「雑談」には大きな違いがありました◎
●興味深い人になりたければ、興味を持て
自分が興味を示せば、相手も興味を示してくれる
確かに相手が興味なさそうに話を聞いていれば話す気もなくなる。
分からない、知らない話があれば相手をよく知るチャンス。
スラスラ読めるタイプのビジネス書です。
Posted by ブクログ
確かに雑談ってただ話してるだけだとムダに感じるし
だから飲み会も嫌になるし上司にプライベートの話聞かれても関係性がないのに教えたところでなにになるの?となるけど、業務上意味のある関係性が築ける未来が見える雑談であれば絶対必要だし、中身ある会話を心がけたい。
コロナ禍を経て今の若い世代の人との関わり語って外国寄りだと考えて実りのある会話にしたい
Posted by ブクログ
耳が痛いが、今気づけて良かった。
労務担当なので、社員との会話で気をつけようと思った。相手が何を大事にしているかをストレートに聞く質問は真似してみたいと思った。
リモート会のファシリテートで雑談力をつけたい。
Posted by ブクログ
ビジネスの場での雑談について書かれていました。
外国人と日本人で雑談の仕方が異なることを知りました。
自己開示や相手に関心を持つ等が参考になりました。
Posted by ブクログ
「今日の天気」の雑談をするだけじゃもったいない。
「ラポールを築く雑談にしよう!」
という著者のメッセージ素敵だった。
確かに、日本風の「天気」を聞くだけじゃもったいない。
より、
- 成果に繋がること
- その人の人となりを知れること
が良さそうだ。
- その人に興味を持つこと
- タブー、不快になるかもしれない質問を避ける
を行っていきたい。
また、海外の文化、歴史はある程度押さえておきたい
Posted by ブクログ
ビジネスにおける雑談は不必要な社交辞令は排除し、本質を話すこと。
当人の理想状態やなりたい姿を抽象度が高くても良い前提で、問い続けることが大切
1on1で畏って聞くのではなく、普段のコミュニケーションから本質をつくことが大切。
Posted by ブクログ
〜1周目〜
2025.12.17
ビジネスにおける雑談の重要さについて書かれた本。
好奇心が大事ということが再認識できた。
また、一期一会だからどこからプライベートに繋がるのか、ビジネスに繋がるかわからないからこそ、雑談は大事なのだなと認識した。
Posted by ブクログ
会議前の雑談を、潤滑油的につかいがちだが、一流は目的をもっておこなっているという。
この目的を持つというと固く聞こえるが信頼関係を作るといったことのようだ。
本書を読んで感じたのは、私は、潤滑油的な雑談をすることが多いと思うが、何気なく行っている、その瞬間その瞬間のその雑談の選択の理由が、自分が、多くのケースで日々の仕事の中で会う人たちと、信頼関係や関係性を築こうという意識が低かったのかもしれないと感じた。
Posted by ブクログ
日本ではまず天気の話でワンクッション置くほうが
心地よい人が多いのではないか?
中身があるにせよないにせよ、仕事に入る前に
みんなで一旦空に意識を向けられることは素敵なんじゃないか?
世界の一流の雑談を知ったことで、天気の話が日本ならではというところに興味がわくきっかけとなった。
Posted by ブクログ
雑談というのは、案外むずかしい。プライベートに踏み込めば○○ハラスメントになりかねないし、かといって当たり障りのない話題だけでは会話が続かない。エンタメやスポーツが無難かと思えば、相手がアンチだったらどうしよう……と考えすぎてしまうと、結局は受け身のツマラナイ会話に。ということで、本書。
ただし著者は日本人ではないため、日本文化にそのまま適用できるかどうかは微妙。それでも、印象に残ったのは「コミュニケーションでは、自己開示が重要」という指摘。質問ばかりすると嫌がられることがあるが、自分の側から適度に開示してしまえば、相手も話しやすくなる。この姿勢には納得。もちろん、厚かましくならない範囲で、だが。
もうひとつ鍵となるのが「empathy(エンパシー)」。日本語では共感と訳されるが、本書では「自分とは異なる価値観をもつ相手について、何を考え、どう感じているのか想像する能力」と定義される。相手の視点に立とうとする姿勢こそ、雑談を支える土台だという。
また興味深かったのは、海外のビジネスパーソンも日本人のように“前置き”を使うという点だ。「It may be a tricky question(ちょっと風変わりな質問かもしれませんが)」といったクッション言葉で、いきなり核心に触れず相手に心の準備時間を与える。文化は違っても、人間同士の距離の取り方には共通点があると感じた。
とはいえ、本書を読んだあとで「雑談の手法」を意識しすぎると、歩き方や舌の動きを意識したときのように、急にぎこちなくなる。雑談は自然体がいちばん——という当たり前のことに、改めて気づかされる読書だった。
Posted by ブクログ
雑談をスキルとして体系立てて学べる。
雑談の本質は相手への興味と関係を築く姿勢。
言葉より相手の反応や心地良い状態を保つ事。
何を話すか以前に話せる材料のストックがあるかどうか=相手との接点を作る準備(読書、ニュース、文化やスポーツなどから情報収集)
・相手を知る
・相手を理解する
・自分を必要な分だけ開示する
・小さな共通点を積み重ねる
雑談は相手のストーリーが自然と引き出される状態を作る事。
仕事でもプライベートでもユーモアや惹きつける雑談が出来る事を願いつつ、願いつつw
Posted by ブクログ
雑談というものに苦手意識があるので、タイトルに惹かれて読みました。
自分メモ
・雑談は単なる無駄話ではなく、ラポール(信頼、信用、尊敬できる関係)を作るもの
・相手はどんな人なのか事前に武器を準備して雑談のストーリーを描く
・雑談をするチームは生産性が高い(心理的安全性が高まる)
・リーダーに資質があるとすれば、発想力や行動力でなく、常に謙虚な姿勢を貫ける人間的な強さにある(失敗を正直に伝えられる、助けてほしいと頼める
・上司に対してはオーバーコミュニケーション(報連相を必要以上にする)→上司からの過干渉が防げる
・興味と好奇心を持って、相手に意識を集中する
・違う業種の人への質問「サイクル、トレンド、パターン」最先端は何か、1年でもっとも忙しいのはいつか
改めて自分を見つめ直すきっかけになりました。
・
Posted by ブクログ
ビジネスでもそうでなくても「雑談」はこうあってほしいという内容でした。
いわゆる「話が早い」人は中身のある話をするし、その具体的な方法が書かれています。
私も相手とラポールを築きつつ、踏み込み過ぎない的確な距離感での雑談を心掛けようと思います。
Posted by ブクログ
自己開示と相手に踏み込んだ会話をすることが雑談においては重要。どちらも苦手なので、ある程度フレーズレベルで弾を準備していく必要はあると思った。
日本の愚痴大会のような飲み会は居心地が悪く感じることが多いので、海外の解決策を話し合う飲み会は羨ましい。
Posted by ブクログ
雑談というのは本題のためのアップのようなものなんかではなく、ビジネスの上では成果を最大限に伸ばすために相手のことをしっかり理解するために行われるものであるという意識を強く持たないといけないということを学んだ。
Posted by ブクログ
雑談は間を持たせるのではなく、
戦略として活用するもの
これって雑談力の本を読むより、
大事な考え方の基礎だと思った。
物事って準備が9割とか聞くけど
雑談も準備が大切で、復習も大事
相手を理解するには、
天気の話より、バックボーンや期待してることとか知りたいと思うようになるものなんだろうな。
相手に興味を持つようになりたいな