あらすじ
常識に流されて、夢を見失っていませんか?
故郷を旅立つ息子に父が贈る、1通の手紙。
そこには、夢を実現するために大切なことが書かれていた。
人生の門出に立つあなたに届けたいベストセラーが新装版で登場
<あらすじ>
「成功」を夢見て上京した青年、祐介。
大きな希望に胸を膨らませながら人生のスタートラインに立ったはずだったが、望み通りの結果がなかなか得られないまま、月日が経っていき……。
そんな多くの人が陥りがちな生き方を打ち破るには、何をすべきなのか?
幸せをつかむための考え方、心の持ち方とは?
自分の幸せを、自分で見つけていくための物語。
<読者から感動の声、続々!>
・メモを取らずにはいられなくなる。大学の就活センターでは教えてもらえない「成功する秘訣」がこの本にはぎっしりとつづられています。大変良かったです。(20代、女性)
***
・物語と手紙形式で読みやすいです。変わりたいと思っている多くの人に共通した考え・生き方が表れていました!(20代、女性)
***
・働くことに対してあった、漠然とした不安がひとつずつ期待になっていきました。社会人になることにわくわくしてきます!(20代、女性)
***
・とても読みやすく数時間で読み終えることができました。自分も田舎から上京してきた身なので、とても共感できました。(20代、女性)
***
・人生を変えてしまうような、大きく視野が広がるような読後感があった。(30代、男性)
***
・常識にとらわれて挑戦を忘れていた自分に、新しい力をくれました。(50代、男性)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
喜多川泰作品を読むのは「運転者」「賢者の書」「君と会えたから」に続いてこれが4作目。今回も裏切らないですね。
前半はありがちな若者の話で、正直、共感はできるものの学びが少ないなぁと感じながら読み進めていましたが、後半にそこからの学びがぎゅっと詰まっている感じ。
「お金が幸せの基準でないこと」「他人と比べるのではなく、昨日の自分と比べること」「ものにお金を使うのではなく、経験や知識につながるような時間に投資すること」など、今まで年月をかけて徐々に気づいてきたこれらのことがこの一冊にまとまっていました。まさにこの本に記されていた通り、若い頃にこういう素晴らしい本に出会っていたら、成功者が一生かけて学んだことを数時間で学んで、他より抜きん出ることができただろうにと思いました。
娘が将来のことを考えるようになる年頃になったら、ぜひ読ませたい一冊です。
Posted by ブクログ
労働を将来の自分のための投資と考えず、好きなことで稼いだり、本を読むなどの時間を投資することの方が幸せになれる。
成功の対価はお金ではなく時間の投資。
自分がお金を払ってでもやりたいことを続けるからこそ本当にやりたいことがみつかる。
だからこそ時間の投資が必要。
何事も継続して努力しないと意味がない。
(筋トレも継続しないと腹筋は割れないように)
やりたいことが仕事になるまでには成熟期間が必要。
そして本を読むことが大切。
Posted by ブクログ
かなり人生観が変えられた本でした。
1章の段階で主人公が成功したいと思いつつ、なかなか成功に進めず結局無難な道に進んでしまうのが非常にもったいないと感じた。
また引き続き読んでいこうと思います。
Posted by ブクログ
期待した通りの喜多川さんらしい作品でした。
前半は読んでいてだんだんと辛い気持ちになっていきますが、それが後半の学びにとても効いてきます。
巻末にこれから読むべき本の紹介がついているのも嬉しかったです。
Posted by ブクログ
いつかいつかと思っていたら結局何も成せずに歳をとってしまうことが怖くなる本だった。
今何をやりたいのかはっきりさせて1日1日を大切に生きていきたい。
Posted by ブクログ
『上京物語』は、人生がどれほど貴重で、自分次第でいくらでも素晴らしいものにできるか、ということを教えてくれる一冊でした。
人生に悩めること自体が、人間として生まれることができた幸運なのだと気づかされました。そして、ビジネス書でよく言われる「常識に囚われない」という言葉の本当の意味を、この物語ほど深く、納得させてくれるものはないと感じます。
この読書を通して、私も世の中の常識を一度立ち止まって見つめ直し、自分にとっての幸せとは何か、そして将来本当にやりたいことは何かを、改めて考えてみようと思います。
Posted by ブクログ
まさに自分も、やぶるべき常識の殻の内側にいた人間やった。それを知れてよかった。
定期的に読み返して、殻の外側におる人になりたい。
本を読むことって本当に大切と感じた。
Posted by ブクログ
人生をよく生きる人とそうでない人の違い
【内容メモ】
・前半は、「お金持ちになりたい」と思いながら、実行はせず、年が行ってから後悔に満ちた生活をしている男性の物語。今の自分と共感性が非常に高い。
・5つの常識を破る必要がある
①幸せは他人との比較で決まる ②安定がずっと続く ③成功=お金持ち ④やりたいことをお金を稼げるものから選ぶ ⑤失敗を避けて生きる
・時間を読書に投資することで、将来のリターンがある。浪費していては、もったいない。
・やりたいことは、時間をかけて真剣に取り組んだ中からしか生まれない
・心と体を磨く、筋トレと同様に心も磨けるが、磨いていないと磨くのに時間がかかる(太った体を戻すのが大変なのと同じ)
【所感】
・前半の物語の共感性が高い。お金持ちになりたいが、今は時じゃないと言い訳をして楽な道を選んでいる。今の自分を見ているようだった。
・特に④が刺さった。この年のせいにして、やりたいことはお金を稼げるような仕事、安定した仕事、といった選択肢でしか、考えれていない。【君のお金は誰のもの】でも同様のことが書いてあり、「世の中に役に立てること、人を幸せにすると思えることの中にやりたいことがある」
・最後の著者がこの本について語って、自我を出してきたのが冷めた。自分の本をおススメするのもなおさら冷める。やはり小説系はこのあたりがちょっと嫌。
Posted by ブクログ
父親となった今、自分はこんな素敵な言葉を子供に送れるだろうか。そして、子供が巣立つ時は、こういう暖かくも鋭く、子供のためになる言葉を送ってあげたい,と思った。
本を読むこと、それは,自分の心にも強く刺さった,この本と出会えてよかった。
Posted by ブクログ
大学進学を機に上京する息子に対して父親から手渡された1冊の本の物語。二部構成で父親が書いた小説部分とそれに対しての父親からのメッセージとそれを読む息子の部分がある。
※多くの人は自分と周りを比べ幸せかどうかを決めてしまっている。幸せの基準は自分自身が決めるもの。昨日の自分より1歩でも前進しようとしている時に人は幸せを感じる
※本を読む時間を未来の自分に投資しよう。そして頭と心を鍛えて強くなれ
Posted by ブクログ
自分がどうかと言うより、子どもに伝えたいなと思った。
私が本を読む理由だし、子どもにも本を読んで欲しいと伝えるのにいい本だなと。
何度でも読み返して、自分に問いたい。
Posted by ブクログ
時間の有限性をずっしりと感じられる本。
自分も今まで、自分自身に気付かれないように"言い訳"をひっそりと考えてその"言い訳"に安心してたのかな、と思った。
就職前の自分にとても強く刺さった。
Posted by ブクログ
人生における成功とは、たくさんの失敗をすること。
人生における失敗とは、挑戦をしないこと。
失敗をしてこなかった者は、プライドが高くなってしまう。失敗をしないようにしないようにと考えてしまう。それこそが失敗である。
これは、子育てにも通ずる。
子供には失敗させよう。
こぼしても、壊しても、少々ケガをしてもいい。
それらを未然に防ぐことは、挑戦しない子を作り上げることと等しい。
組織に守ってもらおうと思ってはいけない。
組織は利用するのだ。
諦めない限り、人生には成功しかない。
夢の実現に大切なこと
故郷を旅立つ息子に向けて、父からの手紙が届くという内容の本です。
地方から上京した人には、とくに共感できる内容になっていると思います。物語と手紙の形式で話が進んでいくのでとても読みやすく、これから夢を実現するために動きたい人へぜひ読んでいただきたい1冊です。
Posted by ブクログ
これを読んで、私がいかに時間を浪費しているかと思い知った。時間を投資すること
それが一番私ができていないことだと思った
世の中が便利になって、ネットショッピングで買い物したり、ウーバーイーツでご飯が頼めたり、マッチングアプリで簡単に出会える、TikTokやインスタで周りの人の状況や便利な情報がすぐ入ってくる
時間をかけなくてもすぐに手に入れられる中で、
私はそれを消費する繰り返しに時間を使いすぎてて、結局買ったものも捨てることが多かったり、体に悪いものを摂取したり、ピンと来る人に出会えなかったり、、、何が自分に残ったのか分からないなと思った
自分が幸せを感じられて前向きな気持ちになれるのは努力すること ネットショッピングじゃなくて実際買い物に行って本当に良いと思ったものを買うこと料理すること 出会いがある場所に出向くこと、コミュニケーションをとるように努力すること
とか、面倒くさがらずにそういうことに時間をかけたいし、その方が必ず自分のためになるし幸せに感じられると思う 必ずしも便利なことが良いことじゃないなと思った
好きなことや没頭できることを見つけて投資したいと思った
Posted by ブクログ
父から息子への手紙、という形の中に作者の伝えたいことがたくさん詰まっていたように思う。
全編を通して、”常識"に捉われるなということが伝えられている気がする。世の中には、何歳までに結婚して子供を授かり、マイホームを建てて…、サラリーマンの方が安定している等さまざまな常識があると思う。でも、私はそれに対して本当にそうなのか?それにとらわれず、自分の生きたい人生を大事にしたいと思っていたので作者には共感できた。あと、衝撃だったのが時間の大切さについて述べていたことだ。実は、昨日単発のアルバイトをしている時にちょうど考えていたからだ。単発のアルバイトに1日入ることで確かにお金は入る。しかし、あまりやり甲斐もなく楽しくない仕事に7時間も自分の時間が奪われていいのだろうかと。また、体も痛めてしまったので、そういう意味でもお金は稼げるが自分への犠牲がすごいと思うようになった。せめて、私の時間を提供するなら自分のやりたいことや楽しいことで時間を割いていきたいと思う。時間の大切さについて改めて気付かされるいいきっかけになった。
やりたいことについても私は本を読んで考えてみたりしたが、いまいちピンとこなかった。でも、この本を読んで安心したのが"やりたいこと"を見つけるのには時間がかかるということだ。今すぐにやりたいことが見つからないのも当然だ。私は、"人の役に立つこと"や"人に直接触れ合える"仕事がしたいと思っていた。そんな仕事他にもあるやろ、と言われたらそれまででもないが、そういった意味で信念に逸れた将来ではないと気づいて安心した。
この本を読むのに1時間半ほどかかったが、有意義な時間だったと思う。
これからも定期的に読み返し、大事にしていきたい本だと思った。
人生の心理。
人生の心理。自分の幸せをお金や他人との比較で決めてはいけないというのは本当に大事。ある意味わがままに、自分の欲に忠実に、失敗してもいいから色々なことに挑戦して、上手くいったりいかなかったりする中でたくさん学んで、自分らしく生きていきたい。
Posted by ブクログ
何度でも読み返したい一冊。
破るべき五つの殻が出てきますが、この本を読んでハッと気づかされました。
お父さんと息子のやりとりというのも、より心に響くというか。
それと同時に、もっと早くこの本に出会いたかったな、、と
でも、今の時点で出会えて良かった、とも思います
Posted by ブクログ
とっても読みやすいし、引き込まれる。
自己啓発的な観点で読み始めた本だったが最初の方はただの物語を読んでいるような感覚だった。
けど、「ただの物語」だと捉えてしまうのが常識の型にハマっている証拠なのだろうと感じた。
特に2つ目の「安定思考になっていないか」ってのは刺さりました。自分自身が来週の給料日の使い道をまさに考えてたから。その給料ももらえて当たり前じゃないんだぞっ!って釘刺されちゃいました。
限られた時間を有意義に。
若い人や子供を持つ人にも読んで
漠然と進学して、上京してお金を稼ぐ事ばかり考えている人に読んで欲しい。
出来れば、出来るだけ早く若いうちに読んでもらいたいと思う。
今、よく理解出来なくても何度も読み返していれば、人生経験といろんな本との出会いや人との出会いから理解出来る日が来るから、早く自分の将来について行動出来る様になると思う。
親だったら、子供に将来についての助言が出来るでしょう。
Posted by ブクログ
この本を読む目的
「就職前に一度読んだ本を就職後に再読することでどのように感じるか確認する」
【やぶるべき常識の殻】
①幸せは人との比較で決まる
→幸せの基準は自分自身が決めるもの
ついつい人と比べて一喜一憂してしまうことがある。SNSなどはいい例で気をつけて利用しないと感情を動かされる。目の前の小さなことに感謝しながら、今この瞬間を大切に行きていきたい。
②今ある安定が将来まで続く
→本当の安定というのは、自分の力で変えられることを、変えようと努力しているときに得られる心の状態のことをいう
就職後の今だからこそ、この点を理解しなければならないと感じた。今もらえてる給料は今後も続くとは限らない。会社が傾くかもしれない、健康上の理由から働けなくなるかもしれない。安定を当てにして人生設計すべきではない。
③成功とはお金持ちになることだ
→お金をすべての行動の基準にしてはならない。
④お金を稼げることの中からやりたいことを選ぶ
→自分が一生をかけてやりたいと思えることは、時間をかけて、真剣に取り組み、工夫を重ねた経験があることの中からしか生まれてこない。やりたいことは自分が世の中の人の役に立てる自信が持てること、それを通じて人を幸せにできると思えるものの中にこそある。
若干きれいごとのようにも感じるが、これができれば働くことが楽しくなるかもしれないとは思う。
⑤失敗しないように生きる
→誰よりも多くの成功を手にした人は、誰よりもたくさん挑戦した人でしかない。同時に誰よりもたくさん失敗を経験してきている。
【自分の価値観を持つ方法】
①時間を投資する
②頭を鍛える
③心を鍛える
Posted by ブクログ
前半は、「 何だこの流れは、このままでいいのか」と思って読んでましたが、後半への軌跡だということがわかり、なるほどと思いました。最後におすすめ本を紹介してくれるのが良かったです。喜多川さんの他の本とも被る内容もあるので新たな発見は少なかったですが、大学生に上がる自分にオススメしたい本の1つ。
成功のために5つの破るべき常識
①幸せは人との比較で決まる
②今ある安定が将来まで続く
③成功とはお金持ちになること
④お金を稼げる事の中からやりたい事を選ぶ
⑤失敗しないように生きる
①比較すればするほど、更に上を求めるので幸せになれない
自分の目指す幸せを目指すべき
②
③収入が増えるとそれに合わせた生活をするので支出も増える。お金に自分が支配されてしまう。お金を行動の基準にしてしまう。
お金を支配できるようにする。
④学生時代にやりたいことは?と聞くと色々と出てくるが、将来やりたいことは?と聞くと出てこなくなる。「自分のやりたいこと=お金を稼ぐこと」ではない。
あなたが本当にやりたいこと、やってみたいことは?
⑤失敗を恐れずに挑戦する勇気。後になって「失敗してでもやれば良かった」と後悔する。
自分なりの価値観を持つことが重要
自分が挑戦する事も周りに挑戦させる事も辞めてはならない。
(予想される面倒を恐れない)
↓を手に入れる方法
①時間 を投資する
②頭を鍛える
③心を鍛える
・今あるものを今使うのは消費、今後のために使うのは投資。
・自分の右手を見る
何で形成されてるか。地球にある要素で出来ていて、歴史も深い。その中で自分というものが形成されて自分の人生という長くても100年という時間があり、その中では自分という表現をすることができる。
Posted by ブクログ
キャッチコピー→父の教えは正しそうでかなり深海だった
共感できたところ→ゆうすけの、人と比較したりお金を基準に動いたり、お金を使う時に一生懸命自分に言い聞かせて買うあたりがすごい行動基準が似てるなって共感した。一方で、お父さんの話はすごい深くてよく言われてることもあったりしてそうだよなって頭では理解した。(本当の意味では共感できる領域に自分が達していない)
この本を他の人に勧めるとしたらその理由→これを読むことで頑張っている方向性を正すことができたり、気づきがあってより人生を意義のあるものに近付けるきっかけを与えることができそうだから
この本が私の視点や考え方を変えた部分→本を読むことの重要性を理解した。自分が悶々としていた部分だったからこそ、響いた。本、シンプルに読もうってなった。でもせっかくだから興味のある、好きなその人が一番影響を受けた本を読んでいくのが面白そうだから笑そうしたい。
感じたこと、特に印象に残ったこと→本読むための集中した時間を作るために携帯を置きたい。誰かに報告しなきゃいけないとなると、強制的に本を読めそうな気がした。共感ができない人が主人公だと興味が持てない。いっぽうで学びになるなぁと思えた瞬間のめり込める。自分に気づいた。「時間を生産してお金にしても1日たかが1万円程度。でも本を読む時間に当てたらそのあと何十倍にもなってかえってくる。成功者も必ずそういう本を持ってるし、そういう人たちはまた自分の記録を本に残していく。」→あ、だから本って読んだ方がいいんだ、ってなんか腑に落ちてた。本読んだ方がいいのはわかってたけど、あ、そういうことかってスッて自分の中に入っていったって感じ。
選んだきっかけ→自分と違うからこそ尊敬してるひとに、今までで一番影響を受けた本って何?って聞いたらこの本って言われて読んでみようと思ったから。
最後の父のメッセージ付近、改めて本の大切さを理解したいから。あとは、教えの部分も改めて読みたい。
特に覚えてること→本を読むことの大切さの話、ゆうすけという一人の人間のストーリーの描き始め(何がはじまるん?わくわく)、マイホーム買ってゆうすけが頑張って自分に言い聞かせてるところが滑稽に感じたからおぼえてる
Posted by ブクログ
人からのお薦めで読みました。
生きていく上で大切にすべきことが物語形式で分かりやすく書かれています。上京する人だけでなく、若い方々全員に読んでもらいたい一冊です。
Posted by ブクログ
『失敗を恐れずに挑戦する勇気』
いくつか心に残るメッセージがあったけど、これが一番刺さったかもしれない。
いろいろなリスクを考えてしまうと、どうしても挑戦することに躊躇したり、何かと理由をつけて先延ばしにしたくなるが、勇気をもって挑むことが大事なんだな、と思った。
前半の小説パートは、祐介は何も得られなかった、と後悔と共に反面教師のように描かれているけど、大切な家族を得たじゃないか、家族のために身を粉にして働いてきたじゃないか、と擁護したくなる気持ちも湧いてくる。挑戦したい気持ちは死ぬまで持っててもいいし、そのことに早い遅いはない。祐介に対する思いなのか、半ば自分に向けての弁解の気持ちなのか分からなくなってくるけど(汗)
この春から家を出て大学へ進学した子供が、夏休みに帰省する。読書好きの子だけど、学校の勉強が忙しいのか最近はあまり本を読めていないとか。帰ったら、いっぱい読むからオススメ本いろいろ貸してね、とメッセージをもらっていたが、この本もそっと渡してみよう。きっとあの子にとってもタイムリーな一冊になってくれるはず。
Posted by ブクログ
喜多川さんの作品は何作か拝読しましたが、今回も共感した言葉がたくさんありました。
特に
「多く成功した人は多く挑戦した人であり、多く失敗した人である」という主旨の言葉には、いつの間にか失敗を恐れている自分の内面に気づかせてもらいました。
ただ、今の若者はこんな風に将来に挑戦的なのでしょうか。
少なくとも私の回りにはあまりいません。お金持ちになりたい、とは聞きますが成功者になりたい、とは聞きません。
そういう意味では少し違和感が残ってしまいました。
Posted by ブクログ
喜多川さんの作品の中でも好きな一冊です。
物語にも関わらず自分ごとに考えさせられ、
「自分の思い描く理想の人生」と「リアルの日常」とのギャップや、
時間とお金の使い方を考えるきっかけになります。
前半の祐介の物語では、成功者になりたい気持ちはあったが、色んな状況や周りの影響の言い訳から成功者になれなかった話。
後半は父親からの祐介に向けた手紙から、やぶるべき5つの常識の殻の教えの話。
やぶるべき常識の殻
1.幸せとは人との比較で決まる
2.今ある安定が将来まで続く
3.成功とはお金持ちになること
4.お金を稼げることの中からやりたいことを選ぶ
5.失敗しないように生きる
私も社会人になり、当時勤めていたITの会社では昇進する道を行こうと決めていました。
とてもやりがいのある仕事で、実績を上げていきましたが、健康や体を気遣う時間もなく、収入ももっとあっても良いのでは、とモヤモヤ考えている時期もありました。
そんな中、将来どういう人生にするかを真剣に考え、
努力をし、周りの仲間に恵まれ、今は経営者として会社設立まで至りました。
その時に、仲間から言ってもらった言葉は、自分の中の格言として大事にしています。
現在は、健康や美容に関する商品を提供する店舗運営や業務コンサル、人材紹介、ファッションコーディネートをするイメージコンサルタントなどを行っております。
人材紹介では採用や人材育成をしております。
仕事を通して感じたことや経営については、noteに一部記載していますので、ぜひご覧ください。
イメージコンサルタントでは、顔タイプ診断からお客様に似合う服装を一緒に買いに行くショッピング同行をしております。
インスタも是非チェックしてみてください。
この本にもあった「やぶるべき常識の殻」の大切さは、今ではよく分かります。
そして、仲間と一緒にその殻を破って成功するのがやりがいです。
飲食店でお祝いするのも何よりも幸せです。
この本は今振り返って読むと、チャレンジしてきて良かったと感じます。