あらすじ
出版不況のど真ん中、令和で1番売れた本『人は話し方が9割』をつくったチームが考えていたこと。
笑って、泣けて、勇気が出る本!
「リヤカーを引いてでも、この本を売りたいです」永松茂久
モノが売れない……
そんな時代に大ヒット商品はこうして生まれた。
・明治で一番売れた本は、『学問のすゝめ』(福澤諭吉)
・大正で一番売れた本は、『こゝろ』(夏目漱石)
・昭和で一番売れた本は、『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子)
・平成で一番売れた本は、『五体不満足』(乙武洋匡)
そして、令和で一番売れた本が、『人は話し方が9割』(永松茂久)。
その制作チームが明かす、100万部のつくり方・売り方・届け方。
「読まない人に、本を売れ。」という本書のタイトルは、
「飲まない人に、酒を売れ。」と変えても成立します。
つまり、この本に書かれてあるのは、
「興味のない人にどう届けるのか?」という、あらゆる仕事に通じる本質。
出版にかぎらず、商品を、アイデアを、想いをーーー
だれかに届けようとするすべての人に、この考え方やマインドセットを共有したい。
そう思って、この本を書きました。
無理って、だれが決めたんだ?
斜陽産業で起こった、奇跡の実話。一生役立つ、ビジネスマインド伝授本!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「良い商品は自然に売れる」という幻想を壊してくれる一冊。価値は“中身”ではなく“入口の設計”で決まると痛感した。どれほど優れた内容でも、興味を持たれなければ存在しないのと同じ。ベンチャー経営においても、届け方・切り口・文脈づくりこそが成果を左右する。本書は、売ることを「誤魔化し」ではなく「価値翻訳」と捉え直す視点を与えてくれた。