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印象操作、派閥、権力争い、ゴマすり、社内人脈、根回し… 世界の学術研究に基づく「理論・フレームワーク」 経営学者が、研究成果に基づき「ビジネスパーソンに必要な政治力」を読み解く 【目次】 第1章:あなたの周りの社内政治 第2章:「日本だけ」ではない社内政治 第3章:そもそも社内政治とは? 第4章:リーダーシップとしての社内政治 第5章:ビジネスパーソンに必要な政治力 第6章:社内政治を分析する
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Posted by ブクログ
社内政治を実践的なリーダーシップとして定義したとても実用的な本。科学と題されているだけあってリーダーシップの歴史的体系系な知識も身につく。ある程度大きな企業で働くマネージャー、リーダーは読んでおくととてもタメになる一冊。以下特に留意したい箇所。 ・全員が納得する最適解はない ・組織は前提として非合理...続きを読む ・社内政治は前提とすべき現実 ・ジェフリーフェファーとヘンリーミンツバーグ 社内政治を肯定的に捉える(好きな学者) ・アジェンダコントロール ・力の誇示よりも利他の方が人脈形成に効く ・意味のマネジメント ・正しい説明より納得できる説明 ・起こる出来事は同じ。どのように導ける意味付けをするか ・共有された意味のマネジメント ・利己目線、チーム目線、会社目線 ・普段から行う印象のマネジメント ・
「社内政治」というネガティブに見られやすい用語を学術的に分析していきつつ、社会人にとって適切に付き合っていくべき事象であることを説いた印象でした。特に、社内の各個人の政治力がどこから湧き出るのかを4項目に分解して説明した第5章、社会人としての社内政治の付き合い方をまとめた第6章は読んでいて納得できる...続きを読む内容が多く、非常にためになりました。
経済学が、より人間らしい行動経済学に発展したのと同様、経営学が人間の息遣いをもって描かれる。かつ、理論的な背景が明確。 結論 社内で、より多くの人に信頼されることによって、より少ない説明でより多くの権力・資源を得て影響力を持つことを目指す。 ①相手に好印象与え、相手の利益になる行動をとる ・単純...続きを読む接触効果=人は、繰り返し接する相手に好意を持ちやすくなる ・類似性魅力仮説=自分と似た相手に親近感を抱く ②有力者の権力を借りる 例 まず同期入社の同僚に相談し、その同僚の上司につないでもらう ・企業は同じ目標を持つ一枚岩ではなく、異なる利害や関心を持つグループの集合体。こうした中での意思決定は、全員が完全に納得する。最適解ではなく「ある程度の満足を得られる妥協点」を見つけ出すことが現実 ・政治スキルとは信頼と説明責任を操作できる影響力の源。政治スキルが高い人は、他者と良好な関係を築き、信頼を得る力にたけている。その結果説明責任を果たすために細かなルールを重ねることがなくなり、自律性を与えられ、裁量的に仕事を進められるようになる。信頼に基づいて影響力を発揮できるようになる。 ・日本では、不確実性回避傾向が強い。将来や変化、曖昧さ、不確実な状況に対して、人々がストレスや不安を感じやすい。→根回しによって会議や意思決定の場を何が起こるかわからない場にはしない。 ・日本はハイコンテクスト文化。空気を読む。察する言葉にしないと言う前提が強く働く。アメリカはローコンテクスト文化。言葉で明示することが重視される。 ・根回しとバックステージネゴシエーション。後者は、より交渉としての色合いが強い。 ・社内で「社内政治が蔓延している」と感じると、人々はより知識の隠し合いをする ・
さまざまな論文を引き合いにだしながら、客観的に「確かにそうなってるな」と思える部分があった。会社組織を完全合理的に理屈で動かすのではなく、人間と人間の関係性で動いていくのは実感しているところで、そこへのアプローチ…社内政治をあるものとして利用していく…も書いてあって、整理された良い本だと思った。 一...続きを読む方で内容的にはそりゃそうだろ以上のものがないというか、驚きはなかったのですすっと読み流してしまったところも多かった。 個人的にはリーダーシップのところが勉強になった。自己ではなく組織やチームを主体に政治活動できるのがリーダーということで、なるほどと思った。
社内政治というおよそ経営学とは相容れないようなテーマに対して、真正面から学問的なアプローチを展開するのが本書の目指すところだろう。考えてみれば「政治学」という分野がしっかり学問分野の中には存在するのだから、取り上げるのだってちともおかしくない。 そして本書では「うちの会社は政治ばっかりだ・・」と言...続きを読むった愚痴を集めるのではなく、社内政治とそもそもどのようなことを指し、それがパフォーマンスの発揮やビジネスに対してどのような影響を与えているのかといった”役にたつ”内容を丁寧に説明してくれる。 何より本書が実務的に意味があるのは、組織がある以上政治は避けられないものであるといった前提を明確にした上で、「良い政治」と「悪い政治」の2つの方向性があり、どのようなことを気をつければ良い政治を実施することができるのかということが明確に書かれているということだ。 社会人を数年やれば、単に良い成績を上げれば昇進をしたりあるいは良いポジションを得られるわけではないということがなんとなくわかってくる。そのようなタイミングで本書のような、アカデミックなアプローチを通じて政治を学んでおけばもっと早く、あるいはもっと高いポジションを得られたのにと残念に思う人間が多いことだろう(自分も含む)
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社内政治の科学 経営学の研究成果
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木村琢磨
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