【感想・ネタバレ】土 地球最後のナゾ~100億人を養う土壌を求めて~のレビュー

あらすじ

「土」を掘るのを仕事にしている。こう言うと、何を好き好んで土なんて掘っているのかと思われるかもしれない。家や道をつくるためでもなければ、徳川埋蔵金を捜すためでも……ない。100億人を養ってくれる、肥沃な土を探すためだ。(「まえがき」を一部改変) 世界の土はたったの12種類。しかし「肥沃な土」はどこにある? そもそも土とは一体何なのか? 泥にまみれて地球を巡った研究者の、汗と涙がにじむ一綴りの宝の地図。

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Posted by ブクログ

週刊プレイボーイの連載をきっかけに読んだ。とても分かりやすい言葉と、少しのギャグを散りばめながら、身近に感じられるように丁寧に作ってあることが伺えた。
期待通りの書籍だった。
研究者は、研究対象以外の知識や教養も知らないとダメであるということがよく分かった。

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2026年08月19日

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植物や動物には以前から興味を持っていましたが、土についてはこれまで意識したことがありませんでした。しかし、本書を読んで、身近な存在でありながら多くの謎を秘めた不思議な存在であることに気づかされました。

また、土壌調査のために世界各地を飛び回る著者の調査の様子も非常に興味深く、まるで探検記を読んでいるような面白さがありました。なかでも永久凍土の調査は特に印象的で、現地住民との交渉やイギリスの水が不味い理由など初めて知ることが多くありました。

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2026年07月07日

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最近、土いじりをするようにしています。栄養のある土って作れるのか?試してみたいからです。昔から、農業生産のスピードが早くて土に栄養が無いとか、人間と土は95%同じ成分とか、土に関して色々聞いたことはあったけど、ちゃんと土に意識しないと思いました。たしかに外国から日本へ国土侵略については敏感ですが、日本の土そのものへの脅威には敏感にはなれてなかったです、生命維持に直結するのに。。

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2026年03月05日

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書店に平積みにされていたので手に取った(久しぶりになにも考えずに本を買った)

軽妙なユーモア混じりの文体がとても読みやすい

これまでの人生において土の分類など考えたこともなかったが、なんと12種類もあるとは(もっと少ないもんだと勝手に勘違いしていた)

しかしまあ、研究者が書いた本を読むたびに「おのれ資本主義め……もっと研究者にお金を……」となってしまうなあ

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2026年02月14日

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文章の端々にダジャレやおかしな例え話を交えながら、言われてみれば、理論的にわかりやすく説明してくれます。
日本の土壌には微生物が頑張って二酸化炭素を吐き出してるなど、思いもよらない話もあって楽しく読めました。

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2026年01月15日

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土とは何か、どうやってできるのか、どんな種類があるのか、など解説。
研究者はいろんな「土」を見るのに世界を駆けまわるんですね。

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2025年12月30日

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カラー写真ばかりでめちゃくちゃ贅沢な本です。これが文庫でたったの920円(税抜)。すごい時代ですね。
内容としては、土壌学の基礎を学ぶことができます。私に指導してくれた人の土壌学と内容的にそれほど大きな違いはない(『土壌サイエンス入門』)けど、それでもポドゾルとかチェルノーゼムとか、黒ぼく土とか、最新の研究など、色々細かい情報も含めて書籍になっているので、初学者の人にもやさしく、オススメできる内容になっています。
最近では土壌を売る、ということもやっているらしい。良くないねぇ。

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2025年10月12日

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土が岩石からの砂と生物(植物もそう記載)の有機物≒遺体が分解されたものが混ざったものであり、その地域の環境により12の大分類に分けている。
粘土集積土壌、強風化赤黄色土、オキソシル、ポドゾル、黒ぼく土、水田土壌、チェルノーゼム、若手土壌、泥炭土、永久凍土、未熟土、砂漠土
日本の土は若手土壌、黒ぼく土。高温多湿で土の中の生物の活動が活発で、土が生まれやすいが、二酸化炭素を多く放出するため酸性度が高く、必ずしも肥沃な土壌とは言えない。ここは石灰により中性にするとよく植物が育つ。水田土壌も水を引き込むことで中性になり、鉄についているリンが還元されることで肥沃な土壌になる。
一番肥沃な土壌はチェルノーゼムであり、ウクライナ、北米プレーリーの土壌。中性で、粘土と植物遺体が程度に混ざっている稀有な土壌である。

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2025年07月06日

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普段はほとんど気に留めない「土」をテーマにした面白くてためになる本。

豊富なカラー写真と見やすいイラスト、ウィットに富んだ語り口の文章など、随所に魅力あふれ、ふーんそうなんだと頷き、くすっと笑いながら読み進められた。

肥沃な土を求める人類の歴史・歩みの話も交わり、これからの人口増に否が応でも真剣に世界の人と協調していかねばならない農業・農地の社会課題にも繋がる、視野を拡げるのに最適な一冊。

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2025年01月02日

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 痛快な本だ。学問するのは、楽しいと思わせる。世界中をスコップを持って飛び回り、蚊に刺されながらも土を掘る。そこで、土の何かを発見する。まさに、学問は現場にあるのだ。
 人口爆発、食糧危機、環境破壊、砂漠化、土壌汚染。土は、地球最後の謎と言われている。
藤井一至は100億人を養う土壌を求めるのである。土だけで、これだけ楽しく語るのは素晴らしい。世界の土壌には大まかに分けて12種類ある。大まかに分けると黒い土が三つ。赤い土が一つ。黄色い土が一つ。白い土が二つ。茶色い土が一つで、残りは、凍った土、水浸しの土、そして何の特徴もないのっぺらぼうの土。まさに、多様な土が存在する。
とにかく、12種類の土を、スコップで掘って確かめるのだ。地球上で、最も肥沃な土地が、チェルノーゼムだと言われていた。それは、私もそう思い込んでいた。チェルノーゼムは、①黒海からウクライナのチェルノブイリ辺りで、ウクライナが世界の30%が集中している。ロシアの侵攻は、豊かな土を欲しがった。 ②北アメリカの五大湖近辺から南北に貫くプレーリー、③南アメリカのアルゼンチンにあるパンパである。チェルノーゼムは、黒い土なのだ。 日本の黒い土や泥炭土に比べて、ずしりと重い。粘土や砂の粒子を覆うように腐食がくっついている。土は中性である。プレリードッグ、ジリス、ミミズが土を掘り返している。それでもチェルノーゼムは毎年1センチメートルづつ減少している。
ところがである、農作物が一番とれ、そして人口密度が高いのは、黒ぼくの土だった。甲子園の高校球児の白いユニフォームを黒く染める土。松尾芭蕉も「足袋 ふみよごす 黒ぼこ土」と詠んだ。黒ぼこ土は、北海道から東北、関東、九州に至るまで全国に分布している。その分布は、火山や温泉の分布と一致する。土が黒いことは、腐食の多い肥沃な土の証しだ。実は、チェルノーゼムより腐食が多い。(知らなかった)結局、CO2が一番蓄えられているのが黒ぼく土だった。
チェルノーゼムの腐食と比べて、黒ぼく土は10倍の埋蔵量だった。素晴らしい。
日本は、国土の70%が森林で、黒ぼく土は30%ある。ある意味ではCO2を一番蓄えている国でもある。黒ぼく土の発達が異常に速い。平均すると1万年の間に1メートル、100年に1センチメートルの厚さができる。これは南米やアフリカのできるの10倍速なのだ。縄文時代の人々が暮らしていた1メートル下の地面から盛り上がってきた。年中湿潤で温暖な日本生まれ、日本育ちなのだ。食べ物が腐りやすい気候は、土壌の微生物が旺盛なのだ。レタスがたくさんとれる野辺山高原サラダ街道は、縄文時代からの土の作り上げた土だったのだ。黒ぼく土は落ち葉が一年もすれば跡形なくなる。チェルノーゼムでは、五年経過しても落ち葉の半分が残存する。水が足りなく、微生物が働かないのだ。
人口増加の時代に、人口減少する日本の土が、一番人間を養うことができるのだ。
結局、腐食の多い黒い土と雨が多く降る地域が人を養うことができ、また水田が連作障害が起こらない農法だった。
この土を巡る物語と人口100億人を養う土が日本の土だったという結論は、大きな希望を持たせる。この土を大切にしていないなぁと痛感して、地球規模で土を巡る研究が旺盛になされていることに、藤井一至の大きな活躍の意味があった。いい本を読んだ。そして、いい気づきがたくさんあった。もう一度土をしっかり見つめて、土の期待に応えよう。

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2024年03月23日

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地球上のすべての人間を食わせることができる豊かな土壌を求め、世界中を旅して土の謎を解き明かそうとする筆者の自伝的な研究紹介。
私の大好きな、研究大好きクレイジー系科学者。もう少し本人の人間臭い部分が出ていても良かったとは思うが、土壌大好きの筆者に飲み込まれて一緒に土が好きになる。

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2023年09月27日

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「地球にしか土がない」というのは、勉強を始めたばかりの頃、私にとっても意外だっ



私たちは、記憶や愛が〝風化〟すると 喩えるように、風化=劣化・消失と捉えがちだが、風化はただ岩を分解するだけではなくて、そこから土を生み出す現象を含んで



まだ見ぬ世界には農業に適さない土があるという。北欧が一例だ。サンタクロースの故郷であるフィンランドは、寒冷で肥沃な土壌も少ない。フィンランドの人々は、なぜ自分たちの祖先がフィンランドを選んで定住したのか? と自分たちの生活を面白おかしく笑いの種に



フィンランド人の起源は明確ではないが、岩と沼地が多いという土に関する記述は正しく、凍っていない湖さえあれば水泳をしようとするフィンランド人の習性は今も健在である。プータロと呼ばれるサウナ小屋と湖を行っ���り来たりする。断っておくが、現在のフィンランドは、世界で最も教育水準の高い国の一つで



緑豊かな熱帯雨林とハイビスカスの花のように赤い土壌。コントラストが鮮やかな景色はエキゾチックだが、赤色の土なら日本にもある。それも東京都だ。山手線を浜松町で降りてフェリーに乗り継いだ1000キロメートル先、小笠原諸島で


チガヤは日本でも道端に生えているイネ科の雑草だ。窒素やリンは乏しいが、カリウムを多く含む。乾いた草原はしばしば火事を受け、その灰が土に加わる。そこには再び、チガヤが育つ。圧倒的な生命力



私の専門は、土壌学という。研究対象が地味な上に、私自身アピール力に自信はない。「裏山の土の成り立ち」を研究する若者にはスポンサーが不可欠だ。研究費がなくなり、にっちもさっちもいかなくなって恩師の研究室に電話をすると、こちらが話す前に「ナンボ足りんの?」と迎えてくださった小﨑隆京都大学名誉教授(現・愛知大学教授)には、感謝の言葉もない。恩師は、近く国際土壌科学連合の会長として「国際土壌の 10 年(2015~2025年)」の旗振り役を務める。「先生はいつ電話がかかってきてもよいように準備されていましたよ」と秘書の方から伺い、スコップを持つ手にも力が入っ



フィンランド人の起源は明確ではないが、岩と沼地が多いという土に関する記述は正しく、凍っていない湖さえあれば水泳をしようとするフィンランド人の習性は今も健在である。プータロと呼ばれるサウナ小屋と湖を行ったり来たりする。断っておくが、現在のフィンランドは、世界で最も教育水準の高い国の一つで

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2023年07月21日

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土がそんなに奥深いとは知りませんでした。間違いなく知的好奇心を掻き立てられます。また、日本人がどうして稲作にこだわったのかも納得

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2022年01月06日

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大学時代に少々勉強した土壌学であったが、現実の問題に触れ(園芸も始めて)、改めて勉強すると非常に奥深い。人生学びを深めていくと、知りたいことが山程出てくる。
持続可能な食料システムへの転換、そして土壌中への炭素固定の問題など、これから土壌学はますます重要になりそう。

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2021年09月26日

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『土と生命の46億年史』と同じ作者。こちらも面白かった。
世界の土は12種類に分類されているという。
土は文字通り生きていて、環境の変化も当然受ける。
農業によって酷使され、痩せていくこともある。
植物が得る栄養も、土によって変わる。豊かな土からは、栄養豊富な植物が育つ。
土って、身近すぎて普段は意識しないけれど、地球の生態系や生命を支える、とんでもなく複雑な世界なのだ。
土は、どんなに科学が発展しても、簡単には作れないもの。
そして、いつまでもそこにあり、無くなることはないと思い込んでいると、
いつか痛い目にあう。

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2026年10月09日

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土はどこにでもある。だが、その正体を私たちは意外に知らない。スコップを手に、世界各地の土を掘って歩いてみた。
永久凍土、砂漠の土、熱帯雨林の赤い土、そして日本の黒ぼく土。同じ地球でも、気候や岩石、植物によって土の姿も肥沃さも大きく違う。しかも、作物を育てやすい土は決して無限ではない。
やがて世界人口は100億人に近づく。その胃袋を満たすには、化学肥料だけに頼るのでも、自然を守れと唱えるだけでも足りない。
土を知り、土地ごとの性質に合わせて使うこと。一握りの土を掘ることから、人類の食卓の未来が見えてくる。日本の土は優れもの、耕作放棄していては明日の食料はない。

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2026年10月05日

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ネタバレ

 土はどのように作られるか、世界にはどのような土が分布しているかを解説する。

 よく、水資源の争奪戦、という記事を読むが土の争奪戦も起きている。地球上の土の種類は12種類しかないが、そのすべてをみるのは実は大変で分布は非常に偏っているそう。

 土は育成されるのが千年、万年単位。過去からの地球の恵み、と書く。

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2026年09月05日

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こういうのが面白い。
研究者の藤井さんが、土の種類と役割、その可能性について解説してくれる。

人間がいかに土によって生かされているかが理解できたし、土の種類によってそこに住む人の暮らしが変わることを初めて意識した。
日本の土は粘土質な若手土壌で、温暖湿潤のおかげもあり世界的に見たらかなり恵まれている土と知って驚いた。
また、月や火星との違いや、土掘りをする際の苦労の話もおもしろかった。

audibleで聴いたけど、今日本屋で見たら色付きの写真や解説が圧倒的にわかりやすかったので、これは本で読んだ方がお勧め。
audibleでも楽しめたけど、化学的な説明の部分はちょっと難しかった。

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2026年08月08日

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「地球上の100億人を養える肥沃な土を探す」という明確な目的のもと、12種類に大別される各種の土を筆者自ら実査し、さらに、100億人を養うためにはどの土壌の生産性を(持続可能な形で)どういった手法で上げていくべきなのかについて、リズミカルなタッチで考察されていく。

12種類の土について、ロシアのウクライナ侵攻は、「冬でも凍らない港をロシアはどうしても手に入れたかった」 という話を聞きなるほどと思ったが、ウクライナの土は最も肥沃なチェルノーゼムであり有数の穀倉地帯、そして世界のチェルノーゼムの3割がウクライナに存在すると聞き、見方が変わった。6割が永久凍土のロシアにとっては羨ましいことこの上ないのだろう。土は、文字通りその土地に属するものであり、単純に移動したりできるものではない。だから領土の争いが起きる。それでも、今ある土を最大限活かせる方法を筆者は探っている。
また、泥炭土の土地はウィスキーのスモークの香りをつける泥炭が豊富にあるという話から、各地の特産からその土地の気候や土の特徴を調べていくのも面白そう。
あとは、やはりちゃんと理解したいのは土の炭素固定能力の話。地球温暖化は、あくまで「大気中」の二酸化炭素濃度が高くなるのが気温上昇の一因になるのであって、Cを大気中以外のどこに留めさせることができるか、というのが要点であり、その点において土は非常に重要な役割を示すことがわかった(且つ、気温上昇は微生物の活動の活性化やCを固定していた永久凍土の崩壊→大気中のCO2増という負のサイクルも生む)。次はこの分野の本を読んで理解を深めたい。

読み終えた時、自分の足下のコンクリートを剥がしたとき、どんな土があり、それは何メートルくらいあり、その下はどうなっているのか気になって、もう一度読み返してしまった。

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2026年02月25日

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パワポで作られたと思われる資料がところどころに挟まれており、カラー写真の多さからも非常にわかりやすくて良い。

農業をやりたくて土壌の本をいくつか読んでいた時期もあったが、その時にこの本に出会えていればと感じている。それだけ充実した内容であり、専門的でありながらも非常に楽しく読めた。

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2025年10月24日

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土の研究者による土の解説書。
土を追い求めて出不精な研究者が世界中を旅して土の採取をしている。
写真や図付きでわかりやすく12分類の土のある場所や性質などわかりやすく書かれていて非常に面白かった。
ただ例え話はわかりずらい(笑)


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2025年09月08日

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土がとっても貴重なものだってことも、土にいろんな種類があることも、日本の土の豊かさがどの程度なのかってことも、なにもしらなかったので、興味深くよめました!!おもしろかった!

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2025年02月03日

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100億人の食糧を生産するための土壌を探す。
飽食の日本に住んでいると世界的規模で食糧の不足は全く考えたことがなかった。エネルギー不足は常に意識しているのに。
土壌の成り立ちの化学的説明、植物生産量や肥料代を数字で解説してくれるところが分かりやすかった。

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2024年08月20日

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前半は世界の土壌を12種類に分類してそれぞれの土を訪ねていきつつ特徴を説明し、後半ではどの土壌が食糧生産に適しているのかを考えます。肥沃な土壌と言えばチェルノーゼムですが、それも現代の大規模農業で使い込むとあっさり栄養が無くなるそうで土だけに頼るのも難しいのですね。
それにしても、こういう自然科学系の本を読むと、日本列島って変なところだなぁと改めて思いますね。

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2024年02月27日

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藤井一至氏が2018年に刊行した土に関する新書。

ニュースで高校地理が必修科目となると聞いて、久々に地理の勉強してみるかーと思い購入し、一晩で読破。

藤井氏がシャベル1つで世界中の12種類の土を巡る旅?(研究)の様子がとても読みやすくまとめられている。
まるで藤井氏と一緒に世界中の土を巡っている気分が味わえた。

読後は改めて私たちの生活の土台となっている土は、当たり前のものではなく、日本という国は恵まれていることが再認識できた。

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2023年08月28日

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ネタバレ

土には十二種類しかないこと、肥沃な土地は世界に少ないこと、しかし貧しい土地でも改良すれば作物が取れる土地になること、逆に汚染してしまうと取り戻すのが難しいことがとてもよくわかった。

土の定義から、書き起こしており、その土にあった営みをしていく必要があると感じた。これから農作業をする機会があった際には、じっくり観察してみたい。

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2022年12月06日

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土壌学を専攻し、土を求めて世界を巡る。時に不審者として職務質問され、時にトレジャーハンターに間違われる著者。少し前にラジオ出演していたの聞いた記憶がある。全人類100億人を飢餓から救う壮大な目標! 12種類の土の研究は、いきおい農業と密接なつながりを持つ。日本の土は結構肥沃だと思っていたが、火山灰と腐植が堆積した酸性の黒ぼく土という分類になるという。畑は、確かに苦土石灰での中和が必要だし、肥料を施さなければ作物がうまく育たない。水田は、水を張ることで中和されるという視点が得られた。カテゴリは自然科学へ。

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2021年10月06日

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一読だけでは理解が全然できていないため評価は星3つにしましたが、何度か読んで理解できたら評価をもっとできると思います。農業を少し勉強し始めたとこなので、第4章は身近な日本の土の話でより関心持って読めました。

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2026年01月24日

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土から見た世界ってなところで新しい発見がいっぱいあった。確かに世界のどこでも農業ができるわけではないし、こんなに大切な事なのに考えたこともなかった土、この認識が広がるといいと思った。あとカラーページが多くて時代の変化もすごいなと思った次第です。

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2025年10月29日

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土の一般知識 土は身近にあるにもかかわらず、知識を持っている人は少ないのではないか。一般人向けに解説した本。
地球上の土は12種類に分類される。一つ一つ調査の体験を交えながら説明されている。

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2026年01月01日

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