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ロシア・ウクライナ戦争の現況と行方は
ウクライナ戦争から500日が過ぎ、
いよいよウクライナの反転攻勢が始まった。
しかしロシア、ウクライナ双方が苦戦を強いられ、膠着する戦線。
戦争の終わりは見えず、2024年のロシア大統領選を見据えると、
もはや4年目への突入が現実となりつつあるという。
この「終わらない戦争」、そして世界秩序の行方は――。
『ウクライナ戦争の200日』(文春新書)、『ウクライナ戦争』(ちくま新書)に続くロシア・ウクライナ戦争の著者最新分析。
『ウクライナ戦争の200日』でも一つの核をなした高橋杉雄さんとの戦況分析を中心に、本戦争がもたらした日本人の戦争観や安全保障観の変化、終わらない戦争の終わらせ方などを語る。
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Posted by ブクログ
2023/9発行なので状況としては若干古いけれど(そこからさらに2年半経ってもまだ集結していない)、その当時のこと、そもそもの話、ロシアの未来など、いろいろとためになることを知った。一番ショックだったのは、プーチンが失脚してもまた新たにリーダーが出てくるだろうし、今よりもマシに振る舞えるリーダーかどうか保証がない(つまりプーチンはロシアのリーダーとしてマシな方かもしれない)という点。昔、ソ連やロシアの本を読んだときにもそんなこと書いてあったな。やっぱりロシアは大きすぎてかなり強力なリーダーでないと一つにまとめることができないのだよね。比較として中国のリーダー像にも触れられていてなるほどと思う。
Posted by ブクログ
こういった進行中の戦争についての本、防衛論などを研究している方の著作を読むのは初めてでした。
題材が題材なので、感想の言葉の選び方を慎重にしなくてはならないかもですが、読み物として、興味深く自分にとっては気付けなかった視点がもたらされる有意義な読書となり、端的に言って面白かったです。
この面白かった、という視点、言葉が。
この本の中で淡々と戦争について語られる論の展開、考え方が。
読む前にこう言った書物になかなか手が伸びなかった理由、懸念のひとつでした。
今現在、生身の人間が苦しみ、悲しみ生活を奪われ、時には命まで落とす。酷く惨たらしい状況に対して、対岸の火事とまで無関心にいかずとも、火の粉がこちらに振りかからない他人事の様に、感情のスイッチや揺れ動きが現地の人や関係者と異なって、淡々としているのは何かの欠落ではないのか、良いのか?と引っかかっていました。
戦争はいけない。
ロシアによるウクライナ侵攻はとても衝撃でした。ここまで長く続くと思わず、どうしたら終わるかも全く皆目見当つかず。ただ無力に願うだけしかできませんでした。
それが、考えも視野も狭く、きちんと世界の状況や戦争について考えられていなかったのではないかとこの本を読んで思いました。
戦争反対も、ロシアのウクライナ侵攻に対する反対声明も、声を上げることは簡単です。人々にそれが広がり、ウクライナの国旗のカラーを身につけ、SNSで表明し、著名人が多くの人に影響を与え、知る機会にはなったとは思いますが、それ以降果たしてどれ程の人が真剣に、戦争を止めるために何ができるか考えたのか。
戦争を止めるために武器の供与についてより戦略的に考え、効果的に使用するべきではと語るその意見は戦争推進派ではなく、攻撃的でなく、武力的でなく、現代において真摯に戦争に向き合っての意見のひとつなのかもしれない。
戦いについて、武器について淡々と語るのは、冷酷ではと思っていたけれど、何もできず願うだけで自分たちはぬるま湯で贅沢してただ暮らしている人々よりかは、現地の状況に寄り添っているのかもしれないと思った。
これはあくまで私の感想なだけで、この本の著者も、おそらく対談相手も、そういったお気持ち表明的な感情論ではなく、淡々と防衛論について考えているだけだと思うのですが、それが逆に、そういった人や考え、意見に今まで触れたことがなかったため、こういった人も意見も考え方も存在としてあるべき、異なる専門家や意見を持つ人が意見を交わして、最適解に辿り着ければ良いのではと思えるきっかけとなり、こういった本をさらに読んでみたい、日常的にも情報を追いたいと思ました。
プーチンが退任すれば、ウクライナ侵攻も、他の問題も片付くと思ってプーチン憎しでいました。
確かに「始めた」点では憎む感情は間違いはないかもしれないけれど、問題を矮小化というのか、複雑に絡み合った国内や、国家間の関係や問題を無視して簡単なところに問題を見出してそこだけで騒ぐのは愚かなことなのだなと気付かされた。
ウクライナとロシアの、不思議な、タイミングの合わなさやお互いを騙せているのか読めていないのか、ズレていることが功を奏したのか、悪かったのか。
こんなに長く戦争が続いていることについて、何故なのか、の一説として納得できる話であった。
中国の官僚の不文律の定年制度がしっかりしていて、新陳代謝が進むのが羨ましいなと思いました。
千々和さんとの対談は、ロシアのウクライナ侵攻だけでなく今までの戦争からの流れを汲んだ意見という感じ。
熊倉さんとの対談は各国の政治、価値観を引き合いに出し、それが判断にどう影響するかという感じ。
高杉さんとの対談は最新情報を元につぶさに観察された戦略、地政学的な感じがしました。
千々和さんの本が読みたくなりました。
Posted by ブクログ
ロシア・ウクライナ戦争がはじまった年に行われた対談も含まれているので、今更読む必要があるかなと思いつつ読みはじめたけれど、普通に参考になる本だった。
日本の安全保障と朝鮮半島、台湾の安全保障の間には密接な関係がある。
あっさり読み終えることができる割には読みごたえもあって良い。
ロシア・ウクライナ戦争がはじまる前までは、もうこんな戦争は起きっこないと根拠もなく信じ込んでいたタイプなので、戦場のニュースを見ても、戦争をしていることしかわからない。
こういう軍事的知見に立った読みやすい本が出てくれるのは助かる。こういう本が必要な世界であることは悲しいけど…。
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ビジネス・実用
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