作品一覧

  • “未”顧客戦略 消費者の無関心から逃げない「記憶×習慣」の科学

    “未”顧客戦略 消費者の無関心から逃げない「記憶×習慣」の科学

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻2,640円 (税込)
    ★マーケティングで見落としがちな「無関心な消費者」と向き合うための教科書 ★「“未”顧客」の思考停止を解除し、顧客として獲得する方法を徹底指南 ★大ヒット書籍『“未”顧客理解』『戦略ごっこ』で提起した問題を解決する実践編 ★カテゴリーエントリーポイント(CEP)を軸としたブランド管理も解説  世の中には「ファンを大切にしよう」「ロイヤル顧客を育てよう」と説くビジネス書やマーケティング本があふれています。しかし多くの商売において売り上げの約半分、あるいは将来の成長の大部分が無関心層の獲得によってもたらされるものです。  つまり、ファンやヘビーユーザーといったブランドに興味関心のある「既存客」がいるだけではなく、ノンユーザーやライトユーザーのようなブランドに興味関心の薄い「“未”顧客」も定期的に入ってきて初めて“健全な商売”と言えます。ただ問題は、「そうした無関心な未顧客とどう向き合い、どう獲得していけばよいのか?」という点です。  本書の前作にあたる『“未”顧客理解』では、買ってくれる人=顧客ばかりに目を向けて、既存客に選択と集中をすればするほどブランドの成長は遠のいていくという不都合な真実を明らかにしました。また『戦略ごっこ』では、数多くの実証研究を引用しながら、ブランドを成長させるには未顧客の増分的かつ持続的な獲得が必要であることを解説しました。  これらを「問題提起編」とすれば、本書は「問題解決編」に当たります。すなわち、ノンユーザーやライトユーザーを継続的に獲得し、事業成長へ結びつけていくための持続可能な戦略=「“未”顧客戦略」を提案するものです。
  • 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

    戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

    ビジネス・実用

    4.3
    1巻2,640円 (税込)
    ★300以上の海外論文や実証研究に基づく「エビデンスベーストマーケティング」の決定版 ★「根拠のある事業成長」を目指すビジネスパーソン必読のファクト&エビデンス STP、顧客ロイヤルティ、新規獲得と離反防止、リピート、差別化、ニッチ戦略、ブランドイメージ、パーセプション、ポジショニング、プレミアム化、推奨、ファンマーケ、購買ファネル、クリエイティビティ、予算配分の最適化、マーケティングROI……。 本書では、「みんなそう言ってるから、まあそういうものなんだろう」的な話の根拠を、海外の実証研究や論文を中心に徹底的に掘り下げました。その結果、事実ではない、一般的に有効とは言えないケースが数多く見つかりました。消費者理解から商品開発、プライシング、流通、広告コミュニケーションまで、戦略や戦術に関わるほぼ全ての面で「根本的な事実誤認」があるようです。 現実と理屈が合わないとき、間違っているのは理屈のほうです。現在はリスキリングがはやっていますが、本来知り直すべきなのは「こうするとこうなる」「そうしたくても、そうはならない」という、市場と消費者行動に関する基本的なファクトです。そこを勘違いしたままでは、どんなに素晴らしいアイデアでも水の泡、企業の貴重なリソースが無駄になります。今こそ事実に基づいて、ビジネスやマーケティングの「当たり前」を見直しましょう。
  • “未”顧客理解 なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?

    “未”顧客理解 なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    ★日本初「買わない人=未顧客」を理解するための教科書 ★ノンユーザーやライトユーザーの獲得に特化した理論やフレームワークを紹介 ★100ブランド以上で活用された、市場拡大のエッセンスを1冊にまとめて解説! 「買わない人」から目を背けるのは、もう止めませんか?ビジネスでは買う人=顧客が大事にされますが、事業を成長させるには買わない人=未顧客にも目を向ける必要があります。 どの企業のどんな商品でも、「知らない・買わない・興味のない未顧客」が市場の大半を占めています。売上を増やして事業を成長させるには、そうした「買ってくれない未顧客」を理解して、新しく1回買ってもらわなければいけません。 本書は、「未顧客を理解して市場を拡大するための教科書」です。 日本ではあまり知られていませんが、未顧客へのマーケティングは、ファンやロイヤル顧客へのマーケティングとは大きく異なります。本書は、海外の豊富な先行研究に基づくエビデンスを示しながら、未顧客を理解して事業成長するためのマーケティング原則を、マンガや図表を用いて丁寧に解説します。 また、本書は実践を重視した内容になっています。実務で大切なのは「だから、どうすればよいのか?」という手の動かし方です。本書を読み終わったとき、「買ってくれない人とどう向き合えばよいのか」に答えが見つかることでしょう。マーケティング担当者はもちろん、販売、企画、開発などに携わるビジネスパーソン必携の1冊です。
  • 顧客体験マーケティング 顧客の変化を読み解いて「売れる」を再現する(Web担選書)

    顧客体験マーケティング 顧客の変化を読み解いて「売れる」を再現する(Web担選書)

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    100以上のブランドで5,000件以上の顧客体験を分析してきた著者が、顧客体験を軸にしたマーケティングの実践方法を体系的に解説した初の書籍。商品やサービスなどのブランドが顧客に価値として受け入れられるプロセスを「アクセプターモデル」として抽出。この原理原則に基づきながら、顧客の語りを「ナラティブ分析」で掘り下げ、データ化することで、ブランドが次に打つべき企画や施策のアイデアがデータドリブンな形で導き出せる。本書で仕組み化された方法を実践すれば、“天才”でなくても「売れる商品」を作れるようになる。

ユーザーレビュー

  • “未”顧客戦略 消費者の無関心から逃げない「記憶×習慣」の科学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    色々勉強になる。未顧客を増やす必要がある意味がよくわかる。前作の『戦略ごっこ』よりわかりやすいと思う。色々ポストイットしたが、もう一回読んだ方がいいと思う。

    0
    2026年02月23日
  • 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

    Posted by ブクログ


    ユーザーの中で、使っている商品が「差別化されている」と思っている人は10%程度。ほとんどの人はブランドが「差別化されている」とは思っていない、けど使っている。
    差別化されていなくても購買時に想起されれば選ばれるが、差別化されていても想起されなければ選ばれない。
    「他者と異なる→だから選ばれる」のではなく、「利用文脈のプレファレンスに合う→その文脈で価値として想起される」と言う向きで考える必要がある。


    広告は、消費者が「自分なりの買う理由」を思いつくための動線。広告は説得ではなく、パブリシティ(広く知らせる、思いつくきっかけを提供する)である。
    ケンタッキーの「今日、ケンタッキーにしない?」もこれに当てはまる。広告を見てブランドを思い出したときに、消費者が好きな連想を結びつけることができる作りになっている。
    成分の説明や機能的な説得ではない。
    要するに、オケージョンとブランドの話しかしていないが、それを何十年かけて行うことで、あらゆるオケージョンでブランドが連想される記憶構造を構築したのである。

    0
    2026年02月15日
  • “未”顧客戦略 消費者の無関心から逃げない「記憶×習慣」の科学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マーケターは、生活者の習慣を理解し、無関心な顧客と向き合うことが必要である。

    顧客が同じ商品をリピートする理由は、商品に対する愛ではなく、新しいことを考えるのが面倒だから。思考停止でリピートしていることが多い。
    なぜなら人間は新しいことを理解する際、脳の前頭前野が活性化し、脳には疲労が溜まる。一方で、習慣化されると背側線条体で処理され、負荷が低い。

    また、ユーザーがその商品を購入する時には文脈があり、CEP(カテゴリーエントリーポイント)をどう作るかが大切。
    目覚めの一杯にコーヒーを飲んで欲しいなら、そのオケージョンを作り上げ、習慣化することが重要。
    コーヒーを売るのではなく、オケージョンを創る。

    ダブルジョパディの法則から、浸透率が小さいブランドはロイヤルティも小さい。浸透率を増やさずして、ロイヤルティだけ高めることはできない。カテゴリーヘビーのユーザーは、1つのブランドのロイヤルティは低い。

    B=MAP(フォッグ行動モデル)
    B:行動(behavior)
    M:動機づけ(motivation)なぜその行動をしたいかという内的な欲求
    A:能力(ability)その行動がどれだけ簡単にできるか
    P:きっかけ(prompt)リマインダーやプッシュ通知などの外的トリガーと、不安や期待などの内的トリガー

    フォッグ行動モデルは、行動を起こすために何が足りないかを具体的に把握し、改善するための実践的フレームワーク

    その行動を引き起こす「プライマー」を読み解く。
    行動の後には、報酬が必要。脳が喜ぶような体験は、習慣化につながる。脳が喜ぶ報酬は、「五感」「体験と感情」「行動」の観点から考える。

    1.顧客の習慣を観察する
    2.新しい習慣を介入する文脈(CEP)を見つける
    3.文脈→行動がリンクするようなルールを設計する
    4.文脈→から得られる報酬からベネフィットを定義する
    5.報酬がセットで連想されるように、メッセージ、売り場、顧客体験を設計する

    習慣とロイヤルティは異なる
    習慣:特定の文脈を手掛かりに起こり、意識的な評価や本人の意図とは独立して機能する
    ロイヤルティ:「このブランドが好きだから」「このブランドは他とは違うから」といった、態度的、意図的な価値判断に基づく

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    2026年02月14日
  • 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

    Posted by ブクログ

    ビジネスの現場で“戦略”という言葉が乱用される現状に鋭くメスを入れた一冊です。
    著者は、企業の戦略立案や新規事業支援を手掛ける実践派コンサルタント。
    彼が指摘するのは、「多くの企業が戦略を語りながら、実際にはデータも根拠もない“ごっこ遊び”をしている」という現実です。

    本書の最大の魅力は、戦略を“感覚”ではなく“エビデンス(証拠)”で判断する重要性を、豊富な実例を通じて明快に解説している点です。
    市場分析、顧客理解、施策の検証といった一見当たり前のプロセスが、なぜ組織の中で形骸化してしまうのか。
    その構造的な問題をリアルに描き出しています。

    また、芹澤氏は「戦略は賢そうな言葉を使うことではなく、現場での意思決定を正しく導くこと」だと強調します。
    数字やデータを扱うだけでなく、現場の事実を直視する姿勢こそが“本物の戦略”をつくる――このメッセージが全編を貫いています。

    理論書というより、現場を知る実務家が書いた“戦略のリアル”。華やかなフレームワークの裏側にある地道な思考の積み重ねを再認識させてくれます。
    戦略を語る立場にあるすべてのビジネスパーソンに、ぜひ一度手に取ってほしい一冊です。

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    2025年10月15日
  • 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

    Posted by ブクログ

    購入意向は過去の購買傾向を表すものであり、必ずしも将来の購買行動を担保しない。しかし、人は事前の意向がなくても買う時は買う。市場の大部分は未顧客が占めている。つまり、いくら少数の購入意向が高かろうと、市場の大半を占める未顧客層が少し変化する方がビジネスインパクトは大きい。
    ここから、未顧客のメンタルアベイラビリティを事前に高め、意向が生まれた時に自社ブランドが想起されるようにしておくことの重要性が伺える。

    差別化は「全く需要がないところに需要を生み出す打ち手」ではなく、「需要があるにも関わらず機会損失されている消費を呼び起こす打ち手」

    行動ロイヤリティが高いのはヘビーユーザーではなくライトユーザー。彼らは態度的ロイヤリティが高いからリピートするのではなく、単に思いつくそこにあるから買うだけである。マーケター側から見たらリピートしてるように見えるが、実際は毎回がトライアルのようなもの。

    ターゲティングする場合は顧客層を限定せずにするべき。大部分のカテゴリーユーザーが直面するオケージョンやタイミングをターゲットにする。

    広告弾力性の平均はおよそ0.1であるとき、限界利益率が50%の事業であれば、0.5×0.1=0.05で売上の5%を広告費に回せばよさそうだのように考える。
    使っている広告弾力性がわからなければ目安として、粗利の10%程度を広告に使うのが妥当

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    2025年06月07日

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