戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

2,640円 (税込)

13pt

★300以上の海外論文や実証研究に基づく「エビデンスベーストマーケティング」の決定版
★「根拠のある事業成長」を目指すビジネスパーソン必読のファクト&エビデンス

STP、顧客ロイヤルティ、新規獲得と離反防止、リピート、差別化、ニッチ戦略、ブランドイメージ、パーセプション、ポジショニング、プレミアム化、推奨、ファンマーケ、購買ファネル、クリエイティビティ、予算配分の最適化、マーケティングROI……。

本書では、「みんなそう言ってるから、まあそういうものなんだろう」的な話の根拠を、海外の実証研究や論文を中心に徹底的に掘り下げました。その結果、事実ではない、一般的に有効とは言えないケースが数多く見つかりました。消費者理解から商品開発、プライシング、流通、広告コミュニケーションまで、戦略や戦術に関わるほぼ全ての面で「根本的な事実誤認」があるようです。

現実と理屈が合わないとき、間違っているのは理屈のほうです。現在はリスキリングがはやっていますが、本来知り直すべきなのは「こうするとこうなる」「そうしたくても、そうはならない」という、市場と消費者行動に関する基本的なファクトです。そこを勘違いしたままでは、どんなに素晴らしいアイデアでも水の泡、企業の貴重なリソースが無駄になります。今こそ事実に基づいて、ビジネスやマーケティングの「当たり前」を見直しましょう。

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戦略ごっこ―マーケティング以前の問題 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ビジネスの現場で“戦略”という言葉が乱用される現状に鋭くメスを入れた一冊です。
    著者は、企業の戦略立案や新規事業支援を手掛ける実践派コンサルタント。
    彼が指摘するのは、「多くの企業が戦略を語りながら、実際にはデータも根拠もない“ごっこ遊び”をしている」という現実です。

    本書の最大の魅力は、戦略を“

    0
    2025年10月15日

    Posted by ブクログ

    購入意向は過去の購買傾向を表すものであり、必ずしも将来の購買行動を担保しない。しかし、人は事前の意向がなくても買う時は買う。市場の大部分は未顧客が占めている。つまり、いくら少数の購入意向が高かろうと、市場の大半を占める未顧客層が少し変化する方がビジネスインパクトは大きい。
    ここから、未顧客のメンタル

    0
    2025年06月07日

    Posted by ブクログ

    これまでマーケテイングで言われていたことを、論文などの引用を通じてそれは本当のことなのかを検証。自分がこれまで言っていたことが、ちょっと否定されていたり、新しい発見がいろいろあった。特に2023年までの論文などから引用しているので、古典の本にはないキヅキがあった。ブランド、マーケティングの初心者には

    0
    2025年04月09日

    Posted by ブクログ

    ・ダブルジョパディの法則:「ロイヤルティを高めればブランドが成長する」と思われているが、向きが逆。浸透率を増やさずにロイヤルティだけを高めたりはできない。顧客数が増えるほどリピートや利用額も増え、高い価格も受け入れやすくなっていく。
    ・離反とは、他の変数と独立して、マーケターが任意にコントロールでき

    0
    2024年08月07日

    Posted by ブクログ

    いわゆるマーケティングの通説的なものが、エビデンスによりばっさばっさと斬られていく本。
    こうもはっきりエビデンスを突きつけられるとそうよなあ、むしろなんで今までその法則が全てだと思っていたんだろう・・・と思う。
    マーケティングにおいて普遍的な法則はない。

    書いてある通り、やや商材が消費財よりなので

    0
    2024年04月20日

    Posted by ブクログ

    エビデンストマーケティングこそがただ一つの正しいマーケティング理論だ、とはしていない。ただ、通例として何となく通っているファクトを無視したセオリーについて冷静に検討している。信用したいセオリーを信じたいように信じて使う──ある意味では、マーケターも消費者同様「そこまで考えていない」のかもしれない。そ

    0
    2024年01月02日

    Posted by ブクログ

    信用するかどうかに関わらず(私は信用する、本当は論文を批判的に読まないとだけれどそこまではできないので)
    今後の議論のテーブルに常にある本だ

    0
    2023年12月26日

    Posted by ブクログ

    マーケティングの専門家による、マーケティングの「無知の知」を説く1冊。
    基本的にはマーケターやブランドマネジャー向けに書かれていて、専門外の自分には横文字用語+アルファベットのスープに浸かった感じで、しかもトリ頭(鳥に失礼)のせいで「STPって何だったっけ?」となることもしばしば。後ろに用語/略語集

    0
    2025年10月12日

    Posted by ブクログ

    引用が多く難解 ただ読み応えあり

    マーケターとしてある程度の事前知識を持った上で読みましたが、それでも難解に感じたのは、おそらく他文献からの「引用」が多かったからだと思います。

    要は、「マーケティング戦略とか言ってるけど、その逆の検証はした?バイアスかかってない?」というのが本書の主張(と私は感

    0
    2025年03月31日

    Posted by ブクログ

    良い結果と 良い決定は違うもの
    エビデンス 事実に基づく知識=視点=選択肢

    新規と既存 両方、別々に
     離反はマーケターがコントロールできない 既存は短期で効果が出やすい
     シェア小さいと浸透率が成長に影響し シェア大きいと購入頻度の上昇が成長源
     
    成功事例の再現性
     パレートの法則 80%の利

    0
    2024年11月06日

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