作品一覧

  • 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題
    4.5
    ★300以上の海外論文や実証研究に基づく「エビデンスベーストマーケティング」の決定版 ★「根拠のある事業成長」を目指すビジネスパーソン必読のファクト&エビデンス STP、顧客ロイヤルティ、新規獲得と離反防止、リピート、差別化、ニッチ戦略、ブランドイメージ、パーセプション、ポジショニング、プレミアム化、推奨、ファンマーケ、購買ファネル、クリエイティビティ、予算配分の最適化、マーケティングROI……。 本書では、「みんなそう言ってるから、まあそういうものなんだろう」的な話の根拠を、海外の実証研究や論文を中心に徹底的に掘り下げました。その結果、事実ではない、一般的に有効とは言えないケースが数多く見つかりました。消費者理解から商品開発、プライシング、流通、広告コミュニケーションまで、戦略や戦術に関わるほぼ全ての面で「根本的な事実誤認」があるようです。 現実と理屈が合わないとき、間違っているのは理屈のほうです。現在はリスキリングがはやっていますが、本来知り直すべきなのは「こうするとこうなる」「そうしたくても、そうはならない」という、市場と消費者行動に関する基本的なファクトです。そこを勘違いしたままでは、どんなに素晴らしいアイデアでも水の泡、企業の貴重なリソースが無駄になります。今こそ事実に基づいて、ビジネスやマーケティングの「当たり前」を見直しましょう。
  • “未”顧客理解 なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?
    4.1
    ★日本初「買わない人=未顧客」を理解するための教科書 ★ノンユーザーやライトユーザーの獲得に特化した理論やフレームワークを紹介 ★100ブランド以上で活用された、市場拡大のエッセンスを1冊にまとめて解説! 「買わない人」から目を背けるのは、もう止めませんか?ビジネスでは買う人=顧客が大事にされますが、事業を成長させるには買わない人=未顧客にも目を向ける必要があります。 どの企業のどんな商品でも、「知らない・買わない・興味のない未顧客」が市場の大半を占めています。売上を増やして事業を成長させるには、そうした「買ってくれない未顧客」を理解して、新しく1回買ってもらわなければいけません。 本書は、「未顧客を理解して市場を拡大するための教科書」です。 日本ではあまり知られていませんが、未顧客へのマーケティングは、ファンやロイヤル顧客へのマーケティングとは大きく異なります。本書は、海外の豊富な先行研究に基づくエビデンスを示しながら、未顧客を理解して事業成長するためのマーケティング原則を、マンガや図表を用いて丁寧に解説します。 また、本書は実践を重視した内容になっています。実務で大切なのは「だから、どうすればよいのか?」という手の動かし方です。本書を読み終わったとき、「買ってくれない人とどう向き合えばよいのか」に答えが見つかることでしょう。マーケティング担当者はもちろん、販売、企画、開発などに携わるビジネスパーソン必携の1冊です。
  • 顧客体験マーケティング 顧客の変化を読み解いて「売れる」を再現する(Web担選書)
    4.0
    100以上のブランドで5,000件以上の顧客体験を分析してきた著者が、顧客体験を軸にしたマーケティングの実践方法を体系的に解説した初の書籍。商品やサービスなどのブランドが顧客に価値として受け入れられるプロセスを「アクセプターモデル」として抽出。この原理原則に基づきながら、顧客の語りを「ナラティブ分析」で掘り下げ、データ化することで、ブランドが次に打つべき企画や施策のアイデアがデータドリブンな形で導き出せる。本書で仕組み化された方法を実践すれば、“天才”でなくても「売れる商品」を作れるようになる。
  • 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

    Posted by ブクログ

    ・ダブルジョパディの法則:「ロイヤルティを高めればブランドが成長する」と思われているが、向きが逆。浸透率を増やさずにロイヤルティだけを高めたりはできない。顧客数が増えるほどリピートや利用額も増え、高い価格も受け入れやすくなっていく。
    ・離反とは、他の変数と独立して、マーケターが任意にコントロールできる変数ではないのです
    ・新規も既存も「両方別々に」対応する必要がある。短期でわかりやすい成果を出しやすいのは既存顧客なので、マーケターやプランナーなど実務者側の実感としては既存顧客が成長の中心にいるように見えるわけです。しかし、個人の経験や実感を超えた時系列・規模のデータで確認すると、既存顧客中心の

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    2024年08月07日
  • “未”顧客理解 なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?

    Posted by ブクログ

    ◾️マーケティングは依然として数のゲームである。ブランドの成長は主に浸透率の増加によってもたらされるのであって、ロイヤルティではない。
    (1)ヘビーユーザーは絶対数が少ない
    (2)ヘビーユーザーにさらに購入してもらうのは難しい
    (3)既存顧客の認識や行動を広告で変えることは難しい
    (4)既存顧客へのアクティベーション施策は効果期間が短い
    (5)ROIを成果指標として追っても売上のトップラインが増えるわけではない
    (6)ロイヤルティは、ロイヤルティ施策によって高まるのではなく、浸透率の増加に伴って高まる

     先の保育士さんの方法は、お風呂の機能をただ伝える(体をきれいにする)のではなく、子供の欲

    0
    2024年06月27日
  • “未”顧客理解 なぜ、「買ってくれる人=顧客」しか見ないのか?

    Posted by ブクログ

    素人分野だけどとても面白かった。データを見て考えるのではなく、データから見える行動の文脈を考える事が重要。ペルソナの意味も自分は勘違いしてたし浸透率の重要性も改めて認識されられる。

    0
    2024年05月27日
  • 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

    Posted by ブクログ

    いわゆるマーケティングの通説的なものが、エビデンスによりばっさばっさと斬られていく本。
    こうもはっきりエビデンスを突きつけられるとそうよなあ、むしろなんで今までその法則が全てだと思っていたんだろう・・・と思う。
    マーケティングにおいて普遍的な法則はない。

    書いてある通り、やや商材が消費財よりなので自社ビジネスで使えるかどうかはケースバイケースだなあと思ったけど、繰り返し読んできちんと消化したい。
    実務に落とすのはまだまだ難しそうだけど。


    ・ダブルジョパディの法則
    ・新規と既存、どちらが大事か→「両方、別々に」対応する必要がある
    ・ロイヤルティには上限がある(購入頻度や利用額は”変数”で

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    2024年04月20日
  • 戦略ごっこ―マーケティング以前の問題

    Posted by ブクログ

    エビデンストマーケティングこそがただ一つの正しいマーケティング理論だ、とはしていない。ただ、通例として何となく通っているファクトを無視したセオリーについて冷静に検討している。信用したいセオリーを信じたいように信じて使う──ある意味では、マーケターも消費者同様「そこまで考えていない」のかもしれない。そもそもそのセオリーや仮定でいいのか? を時折見返して議論できるようでありたい。

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    2024年01月02日

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