あらすじ
鳥取砂丘に行ったことはありますか。海に面した、広大な砂地です。鳥取砂丘の砂の上では、いろいろなもようが、生まれては消えてをくりかえしています。水面にできる波のようなもようや、でこぼこしたもよう。木や、布のように見えるもよう。これらをつくるのは風です。鳥取県出身の写真家が、自然がつくりだすさまざまな「絵」を紹介します。
*電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。
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Posted by ブクログ
鳥取砂丘がどのようにしてできたのか。いろんな模様は、どのような気象条件でできるのか。砂丘の研究者ではなくて、カメラマンが美しい砂丘の写真とともに紹介。砂漠と砂丘は違うとか、知らなかった。
繊細な模様にどきっとしてしまう、という著者の言葉はわかる気がする。一度だけ行ったことがあるけど、曇の日でさほど期待していなかったわりに、私も夢中で写真を取りまくった。風が作る砂の模様にすーっと心を持って行かれて、気づいたら何時間もいた。
著者は、鳥取砂丘でアートプログラムをやっているらしい。星空を眺めながら夜を過ごすイベント、いつか子どもたちと一緒に参加してみたいなぁ。
Posted by ブクログ
風と太陽や天候などが次々に創り出し移ろっていく砂丘の表情を紹介してくれています。
これを見ていたら、日野啓三さんの『砂丘が動くように』を思い出しました。
時間を気にせず、ぼうっと砂丘を眺めて、暗くなったら砂丘にマットと寝袋で寝転がって星空を眺める…
一度やってみたいです。
Posted by ブクログ
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鳥取砂丘に子どもの頃から通い続けた水本さんが、鳥取砂丘を紹介してくれます。
いろんな状態の砂丘の写真と、その解説が続きます。
風紋
砂のさざなみ模様が、もっともよくみられるとのこと。
砂柱 さちゅう
強い風が吹いた雨の日の翌日などに見られるとのこと。
カーテン
幕のようなものがたれて見える。
足跡
鳥、ネズミ、キツネ、タヌキの足跡があるときがあるとのこと。
/_/ 感想 _/_/_/_/_/
鳥取砂丘にはいつか行こうと思い続けていましたが、昨年、行くことができました。
高校生の息子と2人旅でしたが、雨が少し降ったり、止んだりしている日で、砂丘はガラガラでした。
夕方行ったのもあって、砂丘の雰囲気は、なかなかによかったです。
そんな砂丘に行ったのを思い返しながら本作を読みましたが、いろんな表情があるんだなと、しみじみと感じました。
動物の足跡はたくさんありましたが、風紋とか、砂柱はなかったですね、、、
また、いつか行ってみたいと思います。