あらすじ
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日経文庫ビジュアル版のロングセラーの改訂版。不透明な時代の「考える道しるべ」を提供。
「先が読めない時代の思考法」を含めてパワーアップ。新型コロナウイルスの拡散を例にあげるまでもなく、一歩先のシナリオがさらに不透明なものとなっている。ロジカル・シンキングは「モレなく、ダブリなく」をモットーに、スマートな判断をするために不可欠な思考法ではあるが、もともと過去や手元にある材料から思考するしかなく、それが欠点にもなりうる。時には「ダブる」ことも厭わず、幅広いシナリオを導きだし、うまくいかないときにはプランB、Cなどを用意することも求めらる。事例なども豊富で、今日からできるトレーニングも満載。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
価格に対して内容が濃く、心底驚いた。
内容は仕事で活かせる論理的思考・批判的思考を、簡潔にまとめて記載している本。MECEやロジックツリー、イシューツリーといった内容の解説が簡潔に行われている。
良い点:
1つの見出しに対して
・見開き左:内容説明
・見開き右:図解説明
といった形で書いてあり、仕事で疲れた脳みそでも1日1見開きを読むくらいならできる情報量。この本のまとまりの良さが、論理的かつ簡潔に情報をまとめて伝えることへの説得力を増している。
個人的には思考の質を高める章の内容がかなり参考になった。他の書籍にも似たようなことは書いてありつつ、簡潔な言葉でまとまっているため振り返りやすい
気になる点:
あまりにも内容の纏まりが良いため、教科書的に読むと頭に残らないかもしれない。イシューからはじめよや仮説思考など、この本の一部を深く掘り下げた本を読んでからこの本に戻ると、新しい発見があるのかなと感じた。