【感想・ネタバレ】デンマーク人はなぜ4時に帰っても成果を出せるのかのレビュー

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Posted by ブクログ 2024年01月13日

働き方の根本を見直させてくれた1冊
特に営業職の方に読んでほしい。

ほとんどの人が16時には退勤し、約3週間の夏休みを取得するデンマーク。
それにも関わらず、同国は2020年から4年連続で「ビジネス効率性」世界一だ。

そんな「タイパ(タイムパフォーマンス)」に優れた彼らの仕事のやり方をこの本は教...続きを読むえてくれる。

注)以下、内容を抜粋した自分用の要約

○働き方を決めるのは「仕事の仕方」ではなく「人生の優先順位」

デンマーク人が大切にしているのは何よりもプライベート、家族との時間。

そして同国では男女が仕事・育児や家事を平等に行うことを権利として捉えており、仕事や育児を理由に片方をないがしろにすることはかなり厳しい目を向けられる。

そのため、仕事を理由にプライベートを犠牲にする、という生活では容易に離婚の危機に陥ってしまう。

このような背景から、デンマーク人にとって「いかに効率よく働くか」ということは永遠の課題である。

○プライベートを死守する働き方

まずは無駄な時間・作業の排除。
不必要な会議には出ない、出るとしても事前に議題を共有する、時間を決めるなど会議の質を高める。

そして、やる事なす事をこと細かく管理するマイクロマネジメントではなく、メンバーを信頼するして進め方を任せるマクロマネジメントをする。
これにより仕事を主体的なものとして捉え、「やらされている」から脱却できる。

また、「失敗できる環境」を作る。
そうすると自分で考えて挑戦することに対するハードルが下がり、仕事へのモチベーションが上がる。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月08日

日本の働き方がいかに非効率で無駄が多いか実感できた。本当に日本人って会議参加する人無駄に多いし上長の承認のためにかける時間も膨大。あほらしいことしてるな自分〜って思いながら読んでました。笑

組織全体の意識を変える必要があるのですぐデンマークの働き方へのシフトは難しいと思うが、1人で実践できる方法は...続きを読むいくつかあったので実践したい。

家族を大切にする、プライベートも仕事も大切にする、そのためには無駄なことはしないし自分で考える力を身につける。日本人は不器用なのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2024年03月16日

参考になる考え方がいっぱい
まさに、考え方・マインドセットが人生を変えるのだと感じた

デンマーク人の考え
・「人生で一番大事なことは、仕事ではないよね」という前提
・家族と一緒に夕食を食べる、それで本当に人生観が変わりました
・プライベートライフを守る「覚悟」
・なによりも大切なのは、自分の中のい...続きを読むいエネルギーの流れをキープすること
・僕らは誰でも失敗する
・ルーツは「教育」にある〜あなたは自由な存在である
・覚えられないってことは、関心がないってこと
・批判を個人的に受けとめない〜それはそれ、これはこれ
・仕事も大好きだけど、人生で一番大事なものって聞かれたら、家族
・人生で一番大事なことは、他人に貢献できる自分であること

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Posted by ブクログ 2024年03月10日

努力、根性、忖度などなど今までの働き方には無駄や無理が多かったことに気づかされた。プライベートを大切にするからこそ、仕事に打ち込める気力が湧き上がる。デンマークでの上司と部下の関係も私が理想としていたもの。今までの考えを一度あらためてみる必要がある。実践してみたい。

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Posted by ブクログ 2024年02月25日

誰もが自分と他人のプライベートを尊重しているワークライフバランス先進国、デンマーク。労働時間は圧倒的に短いのに、成果を出し、仕事への満足度も高い。
そのひみつは、デンマーク人のタイムパフォーマンスの考え方、信頼ベースの人間関係、仕事観・キャリア観にあった。
プライベートの時間をしっかり確保した上で働...続きを読むくことが絶対条件。私もこの条件が守られないと感じたときは、現状を打開することに躊躇しないようにしたい。
日本は全体的に働きすぎている。みんながもっと短時間で働くことができれば、ゆとりをもって人生を楽しめて、仕事をしたいと思う人も増えると思う。

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Posted by ブクログ 2024年01月28日

なんとなく見つけた本、ムリはしない、ムリはさせない。大切にするものを決めて日々行動する、、仕事はパフォーマンスを上げることに集中。それは大切なことを守るため、、
これまでお会いしたデンマークの方、たしかにみんなどこか余裕がありステキ人ばかり。いい本でした、、なんだか気持ちも軽くなりました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月01日

◎メモ

・仕事は大事だけど、人生で一番大事なことは仕事でない。ライフを充実させるためにワークがあるので、ワークによってライフがおざなりになることは良くない。

・ライフが充実するからこそ、エネルギー満タンでワークに取り組むことができる。

・人生で何を大切にしたいか、常に自分の価値基準をもつ。SN...続きを読むSに振り回されないでいる。

47,48,49,64,65,69,

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Posted by ブクログ 2023年11月22日


ビジネス書と思いきや、
最終的に生き方を考えさせてくれた本。

デンマーク人は
自分の得意なこと好きなことを専門として
1人の専門家として働く、
1人の専門家として働くからこそ
責任感ややりがいも十分に感じれる。

そして、仕事は複数の専門家が集まって行うからこそお互いへの信頼を持って行う。


...続きを読む仕事というやりがいを持ちながらも
最終的には大事な人との時間を何よりも大切にしている。

自分は今の仕事にやりがいを持っているか?
また、大事な人との時間を大切にした生き方ができていたか?
これからを考えるきっかけになった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月09日

以前から気になっていたのだが、良い意味で予想を裏切る内容だった。まず、単純な海外(本書の場合はデンマーク)賛美ではなく、現地でのインタビューも交えて、デンマーク人の仕事観・人生観が併せて示されており、理解が深まった。また、タイトル通り「午後4時」には帰るが、それまでに仕事を終えているという訳ではなく...続きを読む、持ち帰って仕事をしているという点が、なんだかとても腑に落ちた。家族との時間の優先度が高く、他方で仕事を蔑ろにする訳では無いということだろう。仕事とそれ以外(家族、友人、趣味など)の時間を対立するもののように考えてしまいがちだが、こうした柔軟な働き方があってこそ、個々人のライフワークバランスの充実につながるのではないかと思う。本書は総括として、「ムリしない、ムリさせない関係」が良いエネルギーの循環を生み、最高のパフォーマンスにつながるとしており、心に留めておきたい。

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Posted by ブクログ 2024年03月13日

仕事の生産性アップにはプライベートライフを楽しむことが不可欠
プライベートライフを充実するには仕事を早く切り上げられるように勤務時間中の仕事効率を最大限に上げる

疲れていたりモチベーションが上がらない状態では生産性なんて上がるわけがない

休むから情熱をキープできる

他の働き方をしてキャパを広げ...続きを読む

情熱的に取り組むことが生産性アップに繋がる

覚えられないということは関心がないこと
関心があることは自然に覚えられる

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Posted by ブクログ 2024年03月12日

デンマーク人、まさに、私の理想とする人間像かもしれない。優先順位を明確にし、どうしても大切にしたいもの以外はバッサリ切る、ムリしない、ムリさせない、お互いのタイパを意識、など。ワークライフバランスのとり方がとても上手。日本人もどんどん良いことを見習って、自分の健康、家族の健康を大切に、人生を楽しんで...続きを読むいけたらいいなと思う。定期的に読み返したい

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Posted by ブクログ 2024年03月11日

ワークライフバランスを大事にするデンマーク人の考え方に納得。
日本でフルタイムの会社員をしながら毎日16時に帰るのは難しいけど帰る時間を決めてメリハリつけて働くことは大事だし、休みもしっかり取りながら働くべきだと思った。だらだら働かない!

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Posted by ブクログ 2024年03月11日

デンマーク人の働き方や仕事への考え方が日本の一般的な働き方と比較してとてもわかりやすく紹介されていて、日本の働き方にどっぷり漬かっている自分にはとても新鮮に映った


デンマーク人の仕事への取り組み方はとても前向きで、憧れを感じた
自分がマネジメントする立場になったときには本書を思い出して少しでもデ...続きを読むンマーク的な働き方を取り入れてみたいと感じた

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年03月06日

デンマークと日本の文化や国民性の違いをとても感じることができた。
本書に、デンマークは合う人は合うし、合わない人は合わないとあったが、本当にその通りだと思った。
生産性が良くて4時に帰れるのは、ただただデンマーク人が優秀で、それは働き方どうこうより、むしろ教育にあるのでは?と思った。

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Posted by ブクログ 2024年03月02日

なぜデンマーク人なのか、少し疑問を持ちながら読み進めた。日本以外の他国との比較はないが、日本人が参考にすべき要素を、社会や制度面よりも人間関係に力点を置いて論じている点が新鮮であり、多くの気づきがあった。自分にとってこの気づきは全く新しい着想というわけでなく、時々心掛けてていたり、頭の中のどこかにあ...続きを読むる考え方だったりするものであり、それが故に共感や同意できるものだった。よって、次の一歩、自分で行動に移せるかが大事だと思った。

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Posted by ブクログ 2024年02月10日

デンマーク人がなぜ家族を大切にしながら競争力のある仕事ができているのか、適材適所の人材配置と円滑なコミュニケーションを可能にする社会性、そして無理をしない文化が重要であるということをデンマーク人へのインタビューを通じて説明された作品。

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Posted by ブクログ 2024年01月26日

今の自分の状況にドンピシャの本だった。部下(っていえるほどの立場じゃないけど)にいかに働きやすくなってもらうか。意見が言いやすい、自分が役に立ってると思ってもらえることの大事さを改めて認識した。成果主義の話だと過程はどうしても無視されてしまう。プライベートを大切にするから仕事も大切にできる。まずは自...続きを読む分が実践すること。というか、自分が大切に思ってるものを大切にすること。

開始時間は守って終了時間は守らないような日本の働き方とは明らかに違うし、働く人それぞれの考え方も明らかに日本の風潮と違う。
デンマーク人は仕事が好きだ。

今の日本で仕事が好きなんて言ったら白い目でみられるか羨望(嫉妬)の眼差しを向けられる可能性があるだろう。ハッキリ言って、正直に言いにくい環境だと思う。…少なくともオイラの周りでは。
仕事をイヤイヤやってたらそりゃ上手くいかない。ただ、自分は自分、他人は他人なので自分が仕事好きで一生懸命やりたいと思って実行する分には日本でも実行していいと思う。他人は他人だから、他人の働きやすいように職場を整えていくのが私の仕事でもあるだろう。

やはり、ヒュッゲを大事にするからか自分との対話の量がデンマーク人には多い気がする。自分を大切にできる人はきっと他人も大切にできる。まずは自分が大事に思ってることを大事にしなきゃね。

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Posted by ブクログ 2024年01月08日

何のために働くのか?人間として幸せとは何か?
そんなことに疑問を抱き始めて読んだ本

感じていたことが言語化されていて、共感が多い

第一優先は家族、第二が仕事、第三が娯楽。
仕事も好きだけど、人生で一番大切なものをは家族。

家族で過ごせているこの時間に感謝。

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Posted by ブクログ 2024年03月26日

小生、四十代後半。昭和生まれの人間から見ると理想郷のように感じるところが多いが、私を含め昭和生まれのオジサンたちが社会から一掃され、令和生まれの新しい世代が日本社会の中心を担うようになれば、デンマークにも負けてはいない社会になるのではないか。今の若い人たちの新しい価値観には大きく期待をもっている。そ...続きを読むれが私の社会人としての肌感覚だ。

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Posted by ブクログ 2024年01月18日

帯に"ゆるく"と書かれていたが、本書を通してデンマーク人の多くはオンオフの切替が早いと感じた。
私とは対極的で憧れる人間像、、
デンマークが国際経済力No.1たる根拠の1つが新しい構造やシステムを直ぐに取り入れている。日本も直ぐに取り入れるのだが、デンマークとは違い古いモノも残し...続きを読むつつ取り入れるため生産性に差が生まれるとのこと。勤務先と重ね納得。

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Posted by ブクログ 2024年01月05日

デンマークでの生活や性質が知れて面白かった。

デンマーク人は自分の価値観を明確に持っている。
これ後1番重要なのではないかと思った。価値観が明確だからこそ、モチベーション高く仕事に取り組めるし、余計なものにエネルギーをとられることもない。

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Posted by ブクログ 2023年11月26日

自分の価値観はデンマーク人の働き方に近いし、
幸い自分が働いている今の会社や、直属上司も日本よりかはデンマークの意識に近いけれど、ステークホルダーの意識が日本式であればあるほど自分たちだけが貫けるわけもなく、、。

デンマーク人の働き方がなぜこうなのか、の理由に義務教育の頃からの意識が関係してるので...続きを読むはないかと書かれているかその通りだと思う。
学問への姿勢や、テスト・評価の軸などを考えると日本で育った人が日本のやり方にのみフォーカスしていたらデンマークの意識に変わるのはなかなか難しいと思う。
今はグローバリゼーションの波が強いので、日本のやり方や意識に違和感を持って変えようとする人はいるかもしれないけれど不幸なことに日本の会社の空気や政府の認識も変わらなさそうなので人材流出になってしまう気がする(日本で変わるのではなく、外国に移動する)

この本の中で書かれている通り日本の良さも勿論あるのだけれど、日本の良い部分・悪い部分を冷静に話すことができない日本の大人が多いのではないかと言う危惧がある。
デンマーク人の社会性の話で言われていた通り、その人自身を否定していないのに、否定されたと思って噛み付く人が日本は多そう(体感)
揚げ足取りや、キレたり、白黒つけたがったり、一点のシミも許さなかったり。議論が進まないよ、という厄介な人をSNSで見かける。

日本の義務教育期間や、空気や、会社全体の雰囲気が一気に変わることは無理でも1人ずつ意識を変えていくのは大事だと思う。
私は、意味のないルールが学生時代から嫌いではあったけれど無意味に破ることはしませんでした、が内心反発していました。
今、社会人として働く中でも、就業規則が馬鹿らしいと思うこともあります(いくら他の企業よりゆるいとはいえ)。
でもいろんな性質の人間が集まる会社だからこそ、バラバラに、統率が取れなくなるのを避けるために規則は必要なのだろうと理解はしています。
ですので学生時代同様、目立ってルールを破ることはありませんが心の中では、就業時間である前に自分の人生の時間なんですけど、というメンタルで過ごしています。
嫌だな、つらいな、と思ったら席を外して自分の時間を持つようにします。
でも、頑張らなくてはいけない時は仕事にしっかり向き合い集中します。
この中で書かれているデンマーク人の働き方に近く、離席しても周りの人は気にしませんし、仕事の進め方は、大まかな進行スケジュール以外はチームや個人に託されているのでまだやりやすいのだと思います。

P.170
「それがベストだと思うならやってみなさい。自分がベストだと思う選択をすればいい。もし上手くいかなかったら、報告してほしい。そのときは、一緒に改善策を話し合おう」
これ、良いなと思いました。


書いてあることは、参考になることも多いですが、構成がもっと効果的な書き方があるのではないかとやや疑問や物足りなさを感じるものでした。
ポイントは、章の前に持ってきた方が、とか。まとめたポイントの意味、他の活用があればもっとまとまりを持つのでは、とか。
注釈で資料の引用がしっかりある割には話し言葉ベースで説得力が少し弱く感じるので少し論理的な言い方に、とか。。。。ぼんやり思いました。

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