去年、ノーベル賞受賞の吉野彰氏が言及していたので、読んでみた。
著者のマイケル・ファラデーが69歳の時に行った講演をまとめたもの。「ファラデーの時代にノーベル賞があったなら、6回は受賞していただろう」と言われたらしい。6回!、想像を絶する。
一つまとめておく。
呼吸
「人間をはじめとする「哺乳類の
...続きを読む体内では、赤血球中のヘモグロビンが酸素と炭酸ガス(二酸化炭素)を運搬している。肺では酸素と結合したヘモグロビンは血管を通って、体内の細胞に酸素を運び、二酸化炭素を受け取って肺に戻る。肺で、ヘモグロビンは二酸化炭素を放出し、酸素を結合する。細胞内では、ブドウ糖と酸素から、エネルギーのもととなるアデノシン三リン酸(ATP)が作り出されると同時に二酸化炭素と水が発生している。」
酸素や二酸化炭素などの働きなど分かっているつもりだが、つもりで、曖昧。改めて「実験」等を通して、「知る」「学ぶ」ということの大切さや喜びを求めていきたい。体の健康に大切な「三大栄養素」のことだって、どれほどその働きを明確に言えることやら。