マイケル・ファラデーのレビュー一覧
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購入済み
原書で英語の勉強にも
特にペーパーバック版の洋書は、匂いが気になることが多い。
英語の勉強に安い洋書は便利だが、どうにも匂いが気になることがある。
そんな時にも、電子書籍は良いのかも知れない。
何冊か洋書を読んだことがあるなら、大体の意味は分かる筈。
蝋燭の材料とか色々書いてあるが、分かる人ならきっと分かる。
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Posted by ブクログ
知り合いの化学の先生と物理の先生に「『ろうそくの科学』の中では一番理解しやすい本ですよ」と勧められて読んでみた。確かに、写真や図版がたくさんあるので、わかりやすいし興味を持って読み進められた。文学部出身かつ化学も物理も赤点だった私がそう思うのだから、たぶん、誰でも楽しく読めると思う。
横から覗き込んでいた4歳の娘が「これやりたい」というので、毛細管現象の実験もやってみた。予想通り失敗。でも、どうして失敗したのかを考えるのもまた楽しい。塩水の後始末(勿体無いので少しずつ料理に使っている。とんでもない量の塩水なので、まあ、なくならない)さえ面倒でなければ、成功するまでリトライしてみてもいいかもしれ -
Posted by ブクログ
去年、ノーベル賞受賞の吉野彰氏が言及していたので、読んでみた。
著者のマイケル・ファラデーが69歳の時に行った講演をまとめたもの。「ファラデーの時代にノーベル賞があったなら、6回は受賞していただろう」と言われたらしい。6回!、想像を絶する。
一つまとめておく。
呼吸
「人間をはじめとする「哺乳類の体内では、赤血球中のヘモグロビンが酸素と炭酸ガス(二酸化炭素)を運搬している。肺では酸素と結合したヘモグロビンは血管を通って、体内の細胞に酸素を運び、二酸化炭素を受け取って肺に戻る。肺で、ヘモグロビンは二酸化炭素を放出し、酸素を結合する。細胞内では、ブドウ糖と酸素から、エネルギーのもととなるアデノシ -
Posted by ブクログ
ファラデーの『ロウソクの科学』は、ずいぶん前に、少しだけチラ見したことがあった。ノーベル賞を取ったりした、色んな有名な科学者が、中高生時代に、その面白さにのめり込んだ、といったような記事を見たからだったと思う。
ただ、その時に感じたのは、「これ、けっこう難しくないか?」という印象である。中学生の頃から、これを面白いと思って読んでいた人たちは、やっぱり初めから科学が好きで、これにのめり込めるくらいには、頭が良かったのだなあ、と感じた記憶があった。
今回、この本を読んで、元の『ロウソクの科学』も再読してみたいな、と思う。
ロウソクの科学で紹介される実験で明らかにされるのは、どれも中学生くらいまで -
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Posted by ブクログ
ノーベル化学賞を受賞した吉野彰博士が言及したことで話題になった「ロウソクの科学」の解説書。
同じく化学賞受賞者であり監修者の白川秀樹博士の言葉にある通り、「ロウソクの科学」はちょっと古く、また図解も少ないので、娘にはこちらの方がよいと思い、手にしました。
まず、「ロウソクの科学」の内容が素晴らしいです。
火が燃えるという事はどういう事なのか?そこから、元素、化学反応、酸化、生命活動とどんどん世界が繋がりながら広がっていくファラデーの講義はとても面白いです。
この本では、その中で行われた実験の様子などをカラー写真で解説してくれるので、娘も飽きる事なく興味を持って読んでくれました。
お薦めです。 -
Posted by ブクログ
もともと読んではどうかと薦められていたものです。岩波文庫も角川文庫も読み切れる自信がなくて手に取ったのが本書です。私はまるっきり文系人間です。理科チックなことは高校卒業から離れています。化学式はほぼ忘れています。
素人に向けて編集されているからなんとなくわかった感じです。実験もやってくれていて楽々です。実験のドキドキや探究心がこれで養えるわけではないけれど、入り口としてはオッケーだと思います。ど素人でも「あ、これって酸素だろ」とか義務教育の知識でじゅうぶんに楽しめます。科学史はほとんど知りませんが、150年前でこんなに明らかになっていたことが多いですね。そして義務教育は結構なことを教えてくれ -
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