あらすじ
アラビア語はおろか、中東・ヨルダンの場所すら知らないのに、行ってみた日本人がいるらしい。私である。
「うわ、何この本屋・・・」。ネットで一目惚れした中東の本屋に長文メールを送ると、その返事は「OK」の2文字。意を決してヨルダンに飛んだジャパニーズガールが、ヘンテコ店長&多国籍書店員と繰り広げるエキゾチックで痛快な日々。
note創作大賞エッセイ部門入選。カオスで愉快なヨルダン破天荒滞在記。
電子書籍版はカラーページを拡大してお届けします!
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Posted by ブクログ
世界は広いと知っている。知識として知っているだけでは、「知っている」とは言えない。
ヨルダンの魅力を伝える本、なのだけど、日常エッセイとして綴られているから、変なコビみたいなのがなく、とても読みやすかった。
言葉選びや強調部分に、?となる所もあり、それは世代間ギャップだなと…若いなぁ、と眩しく感じた。
星空のシーン描写には感動!異世界感、日常と非日常の違和感、観光地である前にそこは現地の人々の暮らしの中であること。
狭い世界から飛び出したくなる、なんでもやってみようと思える、そんな元気をもらえる一冊。
Posted by ブクログ
私にとって未知の素敵な世界を教えてくれてありがとう!という読後感。
面白おかしく書いているようで、心に刺さる言葉や出来事もたくさんあった。自分の常識が他者にとっては常識ではないということ、多様な人や社会が存在するこの世界はなんて面白くてかけがえがないのだと思った。
Posted by ブクログ
面白かった。知らない世界を知れて、自分が体験してるかのような感覚になれた。
今、行きたいと思ったところに行ってみたり、話してみたいと思った人に話しかけてみたりしているけどそれを続けようと思った。勇気を踏み出すだけで世界は変わる!
本には書かれていない大変だったことがあっただろうなと想像したし、なぜ本屋を卒業したのかが気になる。
Posted by ブクログ
2025/07/19予約21
中学生の頃の課題、毎日の日記が面白く職員室で先生が回し読みしていたエピソードが納得できる、読みやすくセンスのある文章。
タオルを持ってヨルダンの本屋さんへ、という突拍子もない物語、まず経験することはなさそうなので興味津々。似てないのに双子と言われてうれしいのは親友だから…、本当にいい友に出会えたね!!と私も嬉しかった。著者が途中で性格を変えた、とあり、それがこのような形で実を結び、だからこそ楽しめる刺激的な1ヶ月を過ごせたんだろう。
心の底から楽しそうな写真をすべてカラーで見たかったな。
楽しい体験を一緒にできました!
Posted by ブクログ
生き生きと書かれた文章に引き込まれて自分も一緒に行ったような、自分が体験しているようなそんな感覚を味わいながら読む。学生時代の宿題に日記があり先生達が回し読みするぐらいに面白いと評判だったと書いてあったが頷けるぐらい。
明るい気持ちになれるそんな一冊だった。
Posted by ブクログ
やってみたいと心が動いたなら、飛び込んでみること!
それが意外と上手くいくのだということを、本書には教えてもらった。
読み終わった今、なんだか無敵になった気分だ。
Posted by ブクログ
とっても面白かったです!
ヨルダンという知らない国の素敵な本屋に行動力抜群に飛び込み、日々一緒に働く各国の仲間達と心を通わせ面白がって過ごした愛おしい日記で、文章も軽やかで面白おかしくグイグイ一気に読みました。フウちゃん!なんて素敵なジャパニーズガールなんでしょう!!!
写真もカラフルでとても素敵!とってもハッピーになれる素敵な本でした。
Posted by ブクログ
だいぶ前に読んだのに感想書いてなかった(泣)
ふうちゃんの行動力が素晴らしくて、エネルギーいっぱいで、すてき!!!と目を輝かせながら読んでいました。
ふうちゃんと友達になりたいと思いました。
人生は行きたいな〜とかいいな〜とか理想で終わることばかりですが、行動に起こせる人は一握りだと思うので、そのようなポジティブエネルギーに溢れている方の本を読むと背中を押されます。
Posted by ブクログ
未知なる世界の面白さと、そこに飛び込んでいったときに起こる出来事の面白さ
声を出して笑ってしまう文章の面白さ付きである
本屋を去るときや、後日談も読みたくなった
こんな世界もあるんだなあ、って思える
世界って、捨てたもんじゃないねー!
Posted by ブクログ
ふと「あ、いい!」と感じた。
その直感で動いてみたこと、ある?
私は、ある。
そのときのリズム感や体の弾むような感覚、わかるわかる。
あれ?私本当に大丈夫?
大人になればなるほど、不安が足を引っ張るけれど、その声に負けず直感のままに動いてみると人生の彩りをより鮮やかにできるのかもしれない。
なんにせよ、私はこの本と出会えてよかった。
ハマる人にはハマると思う。
それはさておき、フウさんに聞きたい。
ヨルダンの本屋、どうやって見つけたの?
Posted by ブクログ
関西万博に行って、急に身近に感じられるようになった国ヨルダン。
有名な映画のロケ地になっている赤い砂漠や、死海、遺跡の数々。そして、美味しいご飯。
その素晴らしさを再確認させてもらえたけど、それ以上にヨルダンの本屋で出会った人達が素敵過ぎた。
予備知識もほとんどなく飛び込んだ国で、いきなりこんなおしゃれな本屋さんで働くことが出来るのもすごいし、同じような考えで各国から集まってきた仲間に会えるなんて奇跡みたい。明るくて素直なフウさんの人徳かな。
読んでいて、とにかくずっとワクワクできる本だった。はぁ~ヨルダンに行きたい!
Posted by ブクログ
軽妙な語り口と、変なユーモアがまず楽しい。また、母語が違う人たちが集まって仕事をし、暮らす状況というのは、みんな必死になるので、案外と相互理解が進むかもな、という、「場を作る」理論のヒントをいただいた気持ちだ。またこの本で、腿の皮は薄い、という長年の膝掛け依存に関する回答が得られた。これだから、読書はやめられない!
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初めて知ったヨルダン、色んな人々の考え方を知って面白かった!
「人生には終わりがある」
「自分のために生きないとだめなんだ」
分かっているけど、やりたいことさえよく分からないから、難しい。
Posted by ブクログ
行動力の賜物!
特に好きなお話はツボを割ってしまったときのお話し。世界にはこんな優しい店主がいるんだ!と、懐の深さに感動したのと、この経験はフウさんの未来にどこかで活きてくる体験になるんだろうなと感じた。
苦労もたくさんあったはずだけれど、仲間と楽しさと発見でいっぱいの旅。
読むだけで、心が動いたらやってみよう、行ってみようと思える本でした。
この本もヨルダンの本屋さんに並んでいるのかな。
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ヨルダンの本屋に自分を売り込んで働きに行くというアイデアとバイタリティ、また共に働く人たちの素敵さに驚くと同時に感動しました。たくさんの写真も楽しいし、文章も読みやすく面白かったです。
Posted by ブクログ
彼女の行動力に驚くし、そこで働く各国から来たスタッフたちも凄い。
いや凄いのは誰でも受け入れる店主か!?
確かに素敵な本屋さんだけど、そこで働きたいかといったらね…
最後の方の雑貨屋さんの話は驚くし、感動すらする。
もう私は海外に行ったら誰も信じないと思うし、そんな私はどこにも行けないんだが。
Posted by ブクログ
タイトルから想像していた異国の地の本屋で働く、という内容とは少し違っていて、海外版のリゾートバイトみたいな体験談でした。
短い滞在期間とは思えないくらいいろんなことを経験されていて、行ってみたい!やってみたい!でなんでも行動に移せるフウさんのバイタリティがすごいなと。
若い子だな〜というハイテンションな文章ではあるけど、ところどころにユーモアと教養が垣間見えて抵抗なく読めました。
Posted by ブクログ
まずは表紙の写真がかわいい ヨルダンの本屋に「働かせてください」(千のように)と送り「OK」という返信だけを頼りにアラビア語も分からず飛び込む行動力がすごい ヨルダン=ちょっとこわそう の概念が変わった
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P76 「仕事に終わりは無いが、人生に終わりはある」
終わりの無い仕事が終わってから自分の時間を持とうとするといつまで経っても自分の時間は持てない。仕事の終わりは自分で決めて、あとは自分のために生きないとダメなんだ。
Posted by ブクログ
単身、異国に飛び込む人は居るけれど
全身、てらいなく心を開いて異国で住む人はきっと稀だ。
読むほどに、ヨルダンの土地や本屋や過ごす人々に心奪われるのはフウさんがきっと、そうだったから。
人生の礎となるような、旅のありようをみた。
Posted by ブクログ
本屋で住み込みで働くなんて”シェイクスピア&カンパニー書店”のようだと思って読んでみた。
国はヨルダン。写真で見る限りとても素敵な本屋さん。そこで働く仲間たちとの思い出話もまた楽しかった。
Posted by ブクログ
素晴らしい行動力!
こういうノリが実現する世界、捨てたもんじゃないなと思いました。
海外のほうが、日本よりもきっと寛容なんだろうな…
とても楽しい本だったのだけど、いかんせん1ヶ月の滞在、馴染んだら帰国だったのが、こちらとしても寂しくて…
もう少し読んでいたかったのが本音です。
素敵な絆を間接的にだけど体感させてもらって、ありがとう!
Posted by ブクログ
海外の本屋で住み込みで働く…旅行好きな私にとって、羨ましい状況と興味を惹かれて読んでみた。
結構、慎重派な私には、なかなか真似できないが…。
著者の明るくポジティブな性格が文体にも表れ、読みやすかった。あとがきに「涙が出るほど笑った」「面白すぎる」という感想があったが、私はそれほどではなかった。ジェネレーションギャップなのかもしれない。
Posted by ブクログ
母の家にあった本。滞在中にふと読んだ。
作者のフウさんの勇気と行動力が魅力的。勇気を奮った人にしか到達できない世界を見せてくれる。
一度きりの人生、やってみたいと思ったことは、やってみるに限る。その一択だ。どうせぐちゃぐちゃ考えるなら、やってみた先の世界で考えよう。そこで出会う人々や、彼らとのコミュニケーションは、何物にも変えられない人間関係を構築し、人生の素晴らしい財産となる。
内側で燻っている、旅や冒険への憧れ心を刺激される。いつまでもシャイでいたってつまらない。勇気を持って、行動あるのみ!
Posted by ブクログ
ヨルダンにこんな素敵なお店があるなんて
メールのやり取りだけで、ヨルダンに向かってしまうフウさんの行動力。そこで出会ったラウラさんと、ヨルダンの地元民しか知らない隠れスポットに店長の車で命懸けで遊びに行くエピソードなど、フウさんのヨルダンでの生活体験がとても素敵な本屋さんカフェの写真とともに書かれていて、わくわくしました
Posted by ブクログ
著者がほんとうにいい子なんだろうなー、ていうのが伝わって、あったかい気持ちになる。ルームメイトや同僚もほんとにいい人そう。特にルームメイトは日本人より気持ちが細やかな印象で安心する。
文章はブログそのままって感じで荒削りだけど、ウケ狙いが鼻につかないギリギリ程度に面白い。(現地での日本アニメの浸透ぶりの章は笑ってしまった。)
砂漠の旅では感動がこちらまで伝わってきた。ヨルダンに行ってみたくなった。
最後のお別れがサラッとしすぎて尻切れトンボな印象だけど、著者がお別れを消化しきれず書けなかったのかな、もしくはまだ終わりにしたくない気持ちが強いのかな、と心配になるくらいには感情移入した。
Posted by ブクログ
最初は、独特のハイテンションな文体についていけず、やめようかと思ったが、乗ってくるとあっという間に読めた。なかなか楽しい本だった。
ヨルダンの本屋で一カ月仕事をした様子をnoteにつづったところ、反響が大きく書籍化されたもの。
著者の明るい性格だけでなく、同僚にも恵まれ、楽しい日々を送っていることが、一冊を通して伝わってきた。ところどころで、著者の教養もちらっと垣間見えた。