【感想・ネタバレ】星を編むのレビュー

あらすじ

☆2023年本屋大賞受賞作 シリーズ最新作☆
第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』続編

花火のように煌めいて、
届かぬ星を見上げて、
海のように見守って、
いつでもそこには愛があった。

ああ、そうか。
わたしたちは幸せだった
のかもしれないね。

『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語
「春に翔ぶ」--瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?
「星を編む」--才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。
「波を渡る」--花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「汝、星のごとく」を読んでから少し時間が開いてしまったので、登場人物わかるかな?と不安だったが、読み始めると一気に世界に引きずり込まれた。

こう読むと決してみんな「幸せ」という訳では無いが、自分で定義を作って舵を取っていて、満足しているような印象だった。
他人から見たら「幸せ」でなくとも、自分は満足している時点で「幸せ」なのかもしれない。

そして櫂のお母さんがずっと櫂のお母さんですごいなと思った。
こういう人ってある意味尊敬する。
たらればを言い出したらキリが無いが、もう少しまともだったらと思わざるを得ない。

「汝、星のごとく」が作中で映画化という話があったが、実際映画化されるらしい。
あの15年が映像になるなんてすごい心が震える。

0
2026年06月28日

Posted by ブクログ

【作品から受けた印象】
暗闇転じて光となる

善光寺のお戒壇めぐりで、光が見えてきた時に感じた気持ちが呼び起こされた。
全く光が届かない真っ暗闇。
出口はみえず、どう進めば良いかわからない。
それでも進んでいくと、どこからか一粒の光が差し込んできた。光のありがたみと安心感・・・
不安や苦しみといった負の感情がすうっと消えていき、新しい希望が生まれる。
そんな風に、暗闇が光に転じていくような作品であった。

【感想】
『汝、星のごとく』の続編である本書。
寝室の目のつく場所に置いていたが、どうしても読む気が起きない。
なぜなら、前作から受けたダメージが、予想以上に大きかったからだ。だから、本書も前作同様に、胸を抉られるような辛さを感じる作品だろうと決めつけていた。

しかし、それは杞憂に過ぎなかった。
読み終えた後は、心地の良い余韻が胸の奥まで広がっていき、私の心はじんわりと温まっていったのだ。そして、前作で受けたダメージを優しく癒してくれた。
もっと早く読めば良かった・・・

本書では、前作で明かされなかった過去やその後を知ることができるが、辛い展開や描写がないと言ったら嘘になる。
だが、端々から希望を感じられる。
それはきっと、暁美以外の人達も皆、過去の傷を背負いながら、目を逸らさずに、歩みを進めていたからだ。そんな彼らの人生を、思わず応援したくなったし、私自身も背中をそっと押されてるような感覚にもなった。登場人物達の姿に、勇気づけられたのだ。

また、前作同様、本書にも心に残るフレーズが星のように散らばっており、多くのことを考えさせられた。

なお、働く女性ならではの悩みや葛藤、仕事への向き合い方は共感することが多かった。

だが、何よりも一番に考えさせられたことは、私たち人間は、見えているものだけで物事や出来事を判断してしまうことだった。
先述したとおり本書では、前作で明かされなかった過去を知るわけだが、いかに自分中心に考え、判断していたということを思い知った。そして、これからもきっと、見えているものや一部の情報だけで判断してしまうのだろう。
他者の心や過去を完全に理解することは、不可能だからだ。
でも、そのことに気付けたことは私にとって大きな学びであった。完全に理解できないからこそ、誤解によって他人を傷つけてしまう恐れがある。そのことを忘れなければ、想像力を働かせることができるはずだ。
そして、理解できないからこそ、理解することを諦めたくないと思う。登場人物達のように。

【心に残った言葉】
「己の未熟さというものは、いつも他者との対峙から教えられる」(p.39)

「簡易なまとめ記事などですべて見切った気分になり、真偽不明の情報が『自分なりの真実』として積み上がっていく。自分もそうなってはいないか、常に自戒することを癖づけている」(p.97)

「いくら優秀でも、血の通わない仕事をする人は好きじゃない」(p.113)

「矢を射るほうに自覚はないだろうが、小さな矢でも千本射れば相手は血塗れになる。下手したら人生ごとねじ曲がる。なのにそのころには相手は自分が矢を射かけたことすら忘れている、もしくは自分は正義を行ったと信じている」(p.164)

「的外れ、プラス勝手な決めつけ。それもしかたない。自分の価値観の中でも整合性の取れる物語を作る、それが一番簡単で気持ちのいい他者への理解の方法だから」(p.228)

0
2026年06月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

もう読んでしまった〜〜〜。
汝、星のごとくを読んでから読み進めるともうそれは各登場人物のことをより深く知ることができた。
そして私にとってもみんなの解像度がぐっと深まる良い作品でした。

北原先生も両親に懐疑的な気持ちを持っていた人間の一人だった。だから暁海をどこへでも飛んで行けるように自分がしたいことを貫いた。
北原先生が明日見へどうしたいかと尋ねたとき、私だったら明日見のように産みたい、と言えるだろうか。彼氏へ消えて欲しいと言えるだろうか。
相手の立場や自分の気持ちとごちゃ混ぜになりながら辛い選択を取れるだろうか、とその時の描写が深く刻まれました。

時系列に進んでいき、汝のエピローグからその後の話についても触れていき、
暁海にとっての花火が何度でも櫂のことを思い出していて、忘れられない人やずっと覚えていたい人、心に残る人を自分も持っていたいと思いました。

このお話の終わりが花火や煌めきで締めくくられているのが印象的で良かったです。

0
2026年06月23日

Posted by ブクログ

前作に続く壮絶な愛の物語!!!
ちょっと複雑で関係図理解するまで頭使うけど
心が温まるいろんな形の愛の話
北原先生良い人すぎやしませんか?
櫂が書いた本もぜひ出版してください(笑)
私もいろんな人に愛を与えて
いろんな人から愛を受け取れる、そんな人生にしたい

0
2026年06月21日

Posted by ブクログ

汝星の如くの続編とのことで、前作が良かっただけに購入後、読み始めるまでにかなり時間がかかりました。読んでみてそんな心配はいりません。こちらも無事号泣しました。笑
前作にて主人公2人を支えてくれてた人たちだったり、焦点が当たってなかった人たちの人生も見させてもらえる作品です。
北原先生のことあんまり好きじゃなかったですが、本作で見る目が変わりました。誰よりも自分本位であつい男でした。

高円寺のあの風景が目の裏に浮かびますが、もちろん行ったことはありません。

凪良ゆうさんの言葉は心にスーっと落ちてくるそんな感覚になります。

0
2026年06月19日

Posted by ブクログ

いろいろあって途中で断念して
やっぱり読みたいと思って読み進めた
二階堂さんがどうしても好きになれず…

北原先生がやっぱりすごいなと
離婚した娘にかけた
「きみは失敗などしていません。新しい道を選んだだけです」
離婚に限らず、何かあった時子供に告げたいと思った

0
2026年06月19日

Posted by ブクログ

前作の続編として読みましたが、構成も秀逸で想像以上に深い内容でした。登場人物たちの気持ちや生き方が丁寧に描かれていて、愛や夢、人との関わりについて考えさせられました。

心に残る言葉も多く、複雑な感情をここまで表現できる作者の力に驚きました。前作を読んだ人にはぜひ読んでほしいと思える作品でした。

~心に響いた名文~
・「この子は『それ』ではありません」 「あなただけでなく、他人のことは基本的に分かりません。僕に分かるのは、親の願いどおりに生きることが出来ない子供が味わう苦しみです」

・「そうか。僕が何年も時間をかけて訴えてきたことを、絵理ちゃんはずっといい加減に扱って来たんだね。僕はその程度の存在だったんだ。その方が悲しいよ」

・「僕は、自分の都合で誰かの人生を変えることは暴力だと思ってる」

・『美しく理想どおりに整った愛などない。歪みこそが愛の本質なのである。』

・彼女はふたたび潜りたくなっているのだ。あの窒息しそうに苦しい、水圧で心をぐしゃりと潰されそうな、深い、深い、創作という底のない海へ。

・「でも、僕が何を語ろうと本当の所は関係ないんだよ。君の理想を殺せるのはきみだけだ。君が追いかけるのをやめたら、それが本当の小野寺さとるという作家の終わりだ。でも君が死にたくないと思うなら、僕は全力できみを支える。絶対に見放さない」

・「追いかけるのをやめたら、それが本当の夢の終わりだよ」

・瞳子さんという朱に交わって、父親は赤くなった。他のなにかを犠牲にしようと、自らの色が変わってしまうほどに瞳子さんを愛してしまった。善し悪しではなく、是が非かでもなく、どれだけ謗りを受けようとも、自分でもどうしようもなく、そうとしか出来ないことが世のなかにはあるのだと、大人になった今なら分かる。

・いい男、いい女だから惚れるとは限らない。愛はどこまでもパーソナルなもので、逆に『瑕疵』や『不完全』こそが、最後まで心に刺さって抜けない甘い棘になるのかもしれない。

・「良い人でいることをやめました」「子育てはお互いさまてです。僕も結に育てて貰いました」

・それまでの僕は『大変なこと』を投げ出さずに遂行するとこで自分を支え、それは僕自身を縛る不自由な鎖になっていたのだ。

・的外れ、プラス勝手な決めつけ。自分の価値観の中で整合性の取れる物語を作る、それが一番簡単で気持ちのいい他者への理解の方法だからだ。

・自由とは哀しみや痛みを伴うものだということを、私は久しぶりに思い出した。

・疲れているときや悲しいときはあらゆる処理能力が低下する。それでなくても結ちゃんもノアも若いのだ。相手をとことん追い詰め、逃げ道を全て塞いでしまえは、あとは刺し合うしかない。正しさを主張するあまり、本末転倒な結果を招いてしまう

・「自由になる覚悟を決めろと言ってくれた」
・勇気を出した。恥をかいても死ぬわけではないと自ら言い聞かせる。

・「自由になりたいけど手放したくはない。それは果たして愛なのかしら」

・-----あの人たちの誰も、あなたの人生の責任を取ってくれないわよ。世界の尺度で測ると、瞳子さんは正しい人ではなかった。けれど、正しさからこぼれたものを掬い上げてくれる人だった。

・良い親の条件のひとつは、少なくとも自立したひとりの人間であることと言い切れる。親に限らず、人との関わり合い全般に言える。精神的にも経済的にひとりで立てるからこそ、大事な人が転びそうな時に支えることが出来るのだ。

・どうしても無視できない人たちの気持ちもわかる。彼らが恐れているのは、それらがいつか自分の身に降りかかるという危機感だ。そんな不道徳がまかり通る社会であってはいけないという自己防衛の一種が、他者への攻撃や無理解に転じるのだろう。

・-----言うは易く行うは難し。
と言う格言を思い出し、偉そうなことを言う僕自身を振り返ったりもする。古希を迎えても達観からは遠く、逆に自由であることの難しさに気づく。

0
2026年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

この作品は「汝、星のごとく」のキャラクターたちが小説世界に生きていることを証明した。「春を翔ぶ」では北原先生の過去について描かれた。知るほどに株が上がるのが北原先生という人物だ。人は守るために自分の何かを失わなければならない。そして自由になることは難しく、幸せになれるとも限らない。それでも守るために、自由になるために、動き続けなければいけない。やはり彼らは作品の中に生きている。「星を編む」では生前の櫂を支えた植木と二階堂の2人に焦点が当てられる。櫂の残した「汝、星のごとく」は、彼らの助け無しには成立しなかっただろう。そして「汝、星のごとく」は間違いなく暁海にとっての「星」となった。その後も彼らの献身によって「汝、星のごとく」は社会に認められ、多くの人にとっての「星」となった。ここでの星はきっと夕星のことであり、夕星は希望の象徴である。彼らはそんな人々の希望を編み上げることに身を徹していた。「波を渡る」は最も続編らしい続編に思えた。暁海のその後を描き、櫂の死の先にも人生が続くという当たり前を等身大に表現していた。そこが、「汝、星のごとく」をただのフィクション以上に厚みを持たせ、より読者に染み込みやすいようになる。暁海と北原先生との間のすれ違いもあり、人生は大切な人の死で終わるわけではないとわかる。そしてその裏で、決して消えることのない櫂への思いが暖かく切ない。
「櫂は手の届かない星のように、いつまでもそこに在り続ける。」
「わたしにとって櫂は煌めく火花だった。」
暁海にとっての櫂を象徴するものは変わっている。きっときっかけはあの最後の花火だろう。あの日から櫂は遠い空に輝き続ける星ではなく、強く輝くがすぐに消えてしまう火花となったのだろう。たとえ二度と見ることのできない火花だったとしても、決してその輝きは忘れない。暁海の人生を言い表すには十分すぎる一文だった。

0
2026年06月18日

Posted by ブクログ

「汝、星のごとく」の後書きでした。
大体の作品は大切な人の死で話は終わるけれど、こちらはその死のあと、残された人たちがどう生きているかが描かれており、一人一人の人生を見ることができました。山あり谷あり。自分の気の持ちようで幸も不幸もあるなぁと感じました。

0
2026年06月17日

Posted by ブクログ

個性的な登場人物が1人(著者)から産まれていることが信じがたい。全員どこか欠けていて、大きな魅力があって、愛されてる。人間すぎる素敵な世界だった。もう少しこの世界に浸かっていたい。

子どもが生まれて夫婦の在り方が変わった。不変的な関係と思われた北原夫婦ですら時間と共に変化はあって、今後無数に訪れる変化に私たち夫婦は全部乗り切れるだろうか。大半は乗り越える自信があるけど、無数だから1回くらいドキッとすることがありそうだなという不安。信頼と実績、冷静に素直に話し合いで乗り切るしかないよな。

0
2026年06月16日

Posted by ブクログ

“汝、星のごとく”を読んだ人は必ず読んで欲しい一冊。先生の過去は、想像していたよりもずっと壮絶で、モヤモヤしてしまうほどの お人好し であることが分かった。本作も含めて”汝、星のごとく”を振り返ってみると、完成された人間であるかのように思えた人物達も、全員が成長していく物語なんだと気づき、感動した。

0
2026年06月15日

Posted by ブクログ

汝、星のごとくを読み終えた後の余韻に引け目を取らないほどの余韻。
北原先生の過去から現在の暁海との関係性、そして2人の今後。
櫂と尚人くんの死をきっかけに沢山の苦難を乗り越え這い上がった植木さんと二階堂さんのその後。
もう回復の兆しは閉ざされたかと思っていた暁海の母親の第二の人生。
瞳子さんと暁海の父親の年齢に伴った新たな人生。
結ちゃんと菜々さんの再会してからの人生。
全員の成長や人生をこんなに流暢な構成で描くことが出来る
凪良ゆうの作家としての努力や才能に心から魅力され感動した。
凪良ゆうの作品は流浪の月しか読んだことがなかったのだけれど
長編だったにも関わらず今回と同じ感動を覚えた記憶がある。
他の作品ももっと読んでいきたい。
流浪の月に関しては映画を先に観て原作に興味を持ち読んだのだけれど
汝、星のごとくが今年映画化とのことでとっても楽しみ。
さて...本編の感想としては汝、星のごとくから星を編むまで
自分自身の人生、家族とは決して血の繋がりが全てではなく色々な形があるということ、について深く考えさせられた。
北原先生もまた、櫂と暁海と同じく親という鎖に良くも悪くも縛られてきた人生だったのだなと...。
そんな北原先生だからこその行動力だったのね、明日見さんの件でも櫂と暁海の件でも。
北原先生のような先生、男性心強いことか...明日見さんも櫂も特に暁海に関してはとても羨ましくもなった。
互助会結婚、それが当たり前のように成立する国であったらいいのにね。
愛の形も夫婦の形も結局は本人同士のこと、各々の形があってもいいのよね。
櫂と尚人くんの作品はどこまでも愛され続け
生涯忘れられることがないのだろうなと
植木さんの編集者としての本気がとてもかっこよかった。
こんな人と共に仕事をすることが出来たら
とてもやり甲斐を感じる素晴らしい人生になるのだろうなと。
時に世間体など気にせず自分自身を優先し
例え激しい茨の道になろうと
歩みたい人生を歩む決断をする勇気の大切さ
愛する人から愛され共に人生を歩むことが出来る尊さ
過去や経歴や才能を言い訳に留まってばかりでは
何も変わらない、人生は自分次第でもっと素晴らしいものになるということ
我が子に対する親の影響力と責任の重さ
他にも上手く言葉にまとまらないほど沢山のことを
改めて考えさせられ新しく学ぶことが出来た。

0
2026年06月15日

Posted by ブクログ

本作には結婚、妊娠、出産、キャリア、人間関係の難しさなど、ありとあらゆるテーマが込められている。特に女性視点での悩みや葛藤は、読みながら何度も深く頷いてしまうほど共感できる。どれほど公正な社会を求めても、生物学的な性差がそれを阻む。同じことをしても、男女で周囲の眼差しや評価は全く異なる。理系に進み、男性社会の企業に勤めながら男性に負けないよう必死に生きている自負があるからこそ、私はその不条理に敏感にならざるを得ない。女性としての呪いから解放されようともがく日々は苦しく、与えられた役割に甘んじるしかないのかと絶望を覚えることもある。しかし、それは男性も同じなのかもしれない。彼らもまた「男性としての呪い」に縛られているのだと、本作を読んでハッとさせられた。多様性を掲げたところで、生物としての性差がある限り完全な公正は訪れない。難題ゆえに、世の中には的はずれな制度や政策が溢れているんだろう。そんな世界で穏やかに、歪まずに生きるためには、対話と相手の立場を思いやる想像力が不可欠なんだろう。作中の登場人物たちは、どんな結末を迎えようとも、対話と思考を放棄せずに他者と向き合い、自分に素直に生きている。その姿は、私たちが生き抜くための指針を示してくれていると感じる。
前作の主人公が前作を執筆したという物語の構造も秀逸で、ストーリーの面白さを引き立てている。全編を通して紡がれる美しい描写にも魅了される。

0
2026年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

汝、星のごとくに登場する北原先生、植木さん、二階堂さん、結ちゃん、暁海さんの櫂くんがいなくなってからの物語。
汝、星のごとくで、なぜ北原先生はこんな考え方ができるのだろうと疑問に思っていたところがすべて書かれている。

0
2026年06月14日

Posted by ブクログ

「汝、星のごとく」のスピンオフで後日談。

前作のような波瀾万丈な物語ではないけれど、前作で羽ばたき始めた登場人物たちが、この作品でのびのびと自分の翼を広げて大空に羽ばたいていく…。読み進めていくのがとても楽しかったです。

作者も書いていて楽しかったのではないかしら。スピンオフということで肩の力が抜けて、筆が乗っているという印象を受けました。
癒やされて元気がもらえる作品です。

0
2026年06月12日

Posted by ブクログ

「汝、星のごとく」のアナザーストーリー。
北原先生目線での物語があることで、前作の味が深まった気がします。
愛の形って人それぞれなんだね。

0
2026年06月12日

Posted by ブクログ

「汝、星のごとく」の続編。
島ならではかもしれないが、事実を知らない人達が、好き勝手にストーリーを作り上げてなんやかんやと噂する。
それに自分の心を痛めたり、深いところにまで入ってくる権限はない。
一人一人は個であり、自分たちが知っていることが真実で、大切なものを、他のものに侵されない強さが欲しい。
そう思った。
大切な人がいなくなっても、日常は続いていく。

0
2026年06月12日

Posted by ブクログ

ドラマチックに物語が進んでいくわけではなく淡々と綴られていくが、面白く飽きずに読めた。
櫂を亡くしてから各々が各々の人生を歩んでいる。
小説だがとてもリアルで、登場人物の人間模様や心情の変化が丁寧に描かれている。
個人的には北原先生が好きだ。

0
2026年06月12日

Posted by ブクログ

人生は今も過去も未来も、どんな形になっても自分が満足して終われたらいいなと思った。色んなことを経験して、傷ついて達観したり成長したりして最後にはそれぞれ自分の思う幸せを叶えられたらいいんじゃないかと感じた。背中を押されすぎずに前を向ける本でめちゃめちゃ好きな1冊になった!

0
2026年06月11日

Posted by ブクログ

前作を読んでから3年も空いてしまったんだけど、読み進めるにつれてゆっくり思い出せて、2つの物語が自分の中で1つになった感覚。
とはいえ櫂くんの解像度が落ちているので、映画公開前までには前作読み直そうかなと。
凪良先生の文章って最高に優しくて、ときに最高に艶っぽくて、最高に温かい。。
3年前の読書感想ノートを見たら今と同じ感想でつい笑ってしまった。3年越しの、植木さんと絵里さんとの再会。えもい。

0
2026年06月27日

匿名

購入済み

今を生きる人達。櫂くんの人生を思うと、やっぱり悲しくて胸が苦しくなります。彼の周りの人達も苦しみを抱えながらも足掻いて強く生きてる、そんな人達ばかりで。自分の気持ちを大事にしなくちゃ。周りの気持ちに振り回されてはダメだと強く思えました。

#切ない #タメになる

0
2025年10月09日

購入済み

ホシヲアム

表現力に富んだ文章だと

#切ない #感動する #深い

0
2024年10月23日

購入済み

最後泣いた

本書が続いた前書も相当読むの大変でしたが、
本書の最後に全書の最後が出て来て、
思い出して泣きました。

以上

#泣ける #切ない #エモい

0
2024年06月05日

hnh

ネタバレ 購入済み

じわじわときました

物語が素敵すぎて、その温かさにじわじわしました。
北原先生と暁海さんの関係が普通では理解できないと初めは思いましたが、こんな繋がりもあるのだなと
良かったです

#感動する #深い

0
2024年06月03日

匿名

購入済み

汝、星のごとくの続編。
大きく3つの短編に分かれていて、前作の登場人物の過去や想いなどが明かされるので、前作を読んでいて疑問に思った点の答え合わせもでき、より一層深く物語に入り込むことができる。
特に最後の章は主人公のその後の老後までについて書かれていて、既に思い入れを持って読み進めてきた主人公だったこともあって尚更感情移入しやすく、心温まる場面も多い。
世間一般でいう「普通」から外れた登場人物達が自分の幸せの形を探していく姿はとても素敵で、勇気づけられる。最後はすとんと腑に落ちる終わり方でとても気持ちの良い作品だった。

#癒やされる #切ない #感動する

0
2024年05月07日

購入済み

幸せばかりでは無い純愛

お互いが大切で必要な存在であるが故に、
起きてしまう切なさや悲しさ、辛さがリアル。

各々の視点で感情、感じ方が描かれており、
本来の恋愛では見えないはずの、
相手の気持ちが見え共感出来てしまう。

最後までみんな頑張れと自然と応援してしまう作品でした。

#切ない #感動する #共感する

0
2024年01月24日

Posted by ブクログ

『汝、星のごとく』の続編。

登場人物をより知ることができ、より好きになれるストーリーが掲載。本編と合わせて全員の人生を追う。
いろんな人生の在り方が詰まっている。

0
2026年06月24日

Posted by ブクログ

一気に読み終わりました。読んでよかった。
北原先生の過去や、どうして明日見さんに会いに行くのか理解できた。
ちゃんと夫婦になれてよかったな。

0
2026年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

汝、星のごとくが櫂の紡いだ物語だとするなら、
本作は番外編、裏話のような立ち位置。
櫂は残念ながら不在だけれど、
なんだか側にいるような気持ちにさせられる。

汝、でだいぶハラハラさせられた分
こちらはとても穏やかな時間が流れている。
特に、波を翔ぶ。

北原先生がわたしはこのシリーズで一番好きです
汝、ではだいぶ都合のいい人物だな
と感じていたけれど、そうなる理由もよく理解できた。
いや、彼は自分のことを都合のいい人間だとは思ってないでしょうね。
後悔ないようしたいことをしているだけ、
なんでしょう。

櫂を社会へと生き返らせるために、
編集者2人が奮闘をする、星を編む。

なんというか、いい人しか出てこない。
苦しいことやままならないことを乗り越えたからこその人生の歩みやペースがそこにあるような気がしました。

汝、星のごとくは本作をもって完結するんだと思う。
私はこれを読んで、汝、の評価も変わりました。

0
2026年06月24日

Posted by ブクログ

『汝、星のごとく』も素敵でしたが、『星を編む』も読み、より心が満たされた気分になり、満足感を感じました。

0
2026年06月24日

Posted by ブクログ

気持ち‪☆4.5

読んでいてまだ終わらないで欲しいって思った。
今後大切にしたい言葉がいくつもあった。

0
2026年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ずっと読もうと思って後回しにしてた。
前作を読んでから少し時間が経過してるので忘れてること多々。

【春に翔ぶ】
先生は前作でどういう立ち位置だったか、早速忘れている。
最後の最後、好きなように生きてしまった、
自分は両親にはなれなかったって思ってるみたいだけど、
最高にご両親譲りの選択だと思った。

【星を編む】
どうして同じ成果を上げたのに
その結果が女性は離婚で、男性は旅行休暇なのかな。
私はバリキャリとは程遠いところにいるけれど、
女性の社会での生き方は本当にこれしかないのだろうか。

【波を渡る】
めっちゃ複雑。
すごく勝手なことを言われてもらえれば、
ずっと櫂のこと忘れず、櫂のこと思っててほしかった気もする。
いや、今もそれは変わってないんだろうけど、
でもそれを形として変えずにいてほしかったような。
ただ、櫂くん自身が、それ絶対望んでないとは思った。
きっと彼は、暁美さんの幸せを願ってる。
その相手が先生で良かったと思ってる。
そうやって形を変えていくのが愛だと言われたら
もうなんも言えることはないんだけれど。

全体的に穏やかで、誰かがいなくなっても時は確実に進んでいく、
というのを実際に見ているようだった。
ただ、いなくなって進んでいくことと、
最初からいなかったことは同じではない、というのも確実にいえることで
形を変えてもずっとみんなの心に生き続ける、
櫂という人間は本当に魅力的だったんだろうなと思う。
周りの目を気にせず、自分だけの価値観で幸せをつかみ取れれば
もっと自由なのかもしれないなぁと思う。
なかなかに、それが難しいのだけれど。

0
2026年06月28日

Posted by ブクログ

「汝、星のごとく」のスピンオフ。前作に劣らずとても良かった。特に北原先生が良い味出している。幸せな終わり方で良かった。本好きの友達から頂いた本。

0
2026年06月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「汝、星のごとく」の続編。血の繋がりを超えて自分の仕事や人生を捨ててまで、結ちゃんを自分の娘として育てる決断をした北原先生。最愛の人との別れを乗り越えて、北原先生と生きることにした暁美さん。離婚や別れも悪じゃないのかもと思えた。

0
2026年06月17日

Posted by ブクログ

作品としてはおもしろいと思うし、凪良さんの紡ぐ物語も好きだけど、私は『汝、星のごとく』の過去や未来の出来事を知ることで反対に消化不良になってしまった。
『汝、星のごとく』は作品として美しく完成されていて、私にとってはそれ以上いらなかったかな。他の方が感想でおっしゃっていた、物語の「余白」。この余白含めて『汝、星のごとく』であったと思う。
単純に私がハッピーエンドよりも心にひっかかりが残るエンディングを好むせいもあるかもしれないけれど。

0
2026年06月28日

Posted by ブクログ

汝、星のごとくは子供の時の初恋みたいな青い恋から火花のような恋愛を描いていたけど、こっちは打って変わって凪のように穏やかな情愛を描いている。
とにかく北原先生が結果オーライで個人的に安心した。
来世は早いとこ好きに生きてほしい

0
2026年06月16日

匿名

無料版購入済み

前作ではあまりに飄々としていて、ややもすれば暁海にとって「都合のいい人」感さえあった北原先生。第一編は、彼の人となりを深掘りするためにあるのだろう。

0
2026年01月12日

「小説」ランキング