【感想・ネタバレ】星を編むのレビュー

あらすじ

☆2023年本屋大賞受賞作 シリーズ最新作☆
第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』続編

花火のように煌めいて、
届かぬ星を見上げて、
海のように見守って、
いつでもそこには愛があった。

ああ、そうか。
わたしたちは幸せだった
のかもしれないね。

『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語
「春に翔ぶ」--瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは?
「星を編む」--才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。
「波を渡る」--花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

前作では描かれなかった北原先生と菜々さんの過去や櫂が亡くなってからの物語
続編を読んだ後前作を読み直したくなる

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2026年01月10日

Posted by ブクログ

前作の汝、星のごとくを読んだ時あとは感情移入してしばらく気持ちが沈んでいましたが、星を編むを読んでその時の気持ちが救われました。
絶対に汝、星のごとくと星を編むはセットで読むべきだと思いました!
前作と同様で文章表現が綺麗でとても読みやすかったです。

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作である『汝、星の如く』の続きの物語です。

前作はヘビーながらにも美しい物語が目まぐるしく飛び交っていたのと対照的に、『星を編む』ではなんだか時間がゆったりと経過しているように感じ、心温まる小説でした。
でもこの感情を抱けたのはきっと、前作の登場人物を愛すことができていたから。

だからこの本を読む前に前作を読むことを私は絶対にお勧めします!

そして…なんて綺麗な文章なんだろう、、!
『汝、星の如く』を読んだ時にもまず第一に思ったこと。
凪良ゆうさんの書く物語に文章、本当に素敵です…

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2026年01月07日

Posted by ブクログ

北原先生の過去、編集者たちの思い、暁海と北原先生のその後がかかれていた。
何やかんや幸せだったと思える人生を歩みたい。

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

読み終えて、「いや、なーぎーらーゆーうーーー」って声に出ちゃうくらいよかった。
内容も表現もとっても好き。

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

汝、星のごとくのその後が読めるということですごく楽しみにしながら読んだ。

前作から一貫して流れている、自立こそが本当の自由といえる思想のようなものが私には心地よく、理想のように思えた。
正論と感情のどうしようもなさのバランスがとても良い作品だと思う。
北原先生の愛が本当に海のようだと思ったし、そうなった彼のこれまでの生き方に何度も思いを馳せてしまう。

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2026年01月04日

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本編で語りきれなかった部分が描かれている。
それぞれの物語に引き込まれた。

愛が溢れていて、最後にはその愛に胸がいっぱいになった。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

汝、星のごとくの続編で、汝、星のごとくで書かれた時間軸の前後の物語とサブキャラの人生に焦点を当てている。主人公の定める良い親、人の条件のひとつとして「自立したひとりの人間であること」っていう表現がある。精神的にも経済的にもひとりで立てるからこそ、大事な人が転びそうになったときに支えることができるし、依存ではなく助け合える関係を人と築いていきたいと思わされる。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

心に刺さる声がいくつも出てきて手元の付箋を取る手途中で休まらなかった。

心の奥底に静かに重みを持って沈む。

“もう息を止めてあの深い海にたったひとりで潜ることはできないんです。”

胸を突く痛みを伴う淋しさ。

生きること・人生を深く考えさせてくれる作品になりました。

ー以下感銘を受けた文章を本書より抜粋ー

不幸自慢は相手の口を塞ぐ。貧すれど鈍したくはない。

約束なんかしたら、荷物になるやろ。

美しく理想どおりに整った愛などない。歪みこそが愛の本質なのである。

喜びも怒りも哀しみも楽しさも人それぞれで、けれど隣に同じように疲れて、それでも膝をつかない人がいる。

追いかけるのをやめたら、それが本当の夢の終わりだよ

逆だよ。弱いからふんばらないといけない

それでも全力で駆け上がってきたのは、いざというとき大事なものを守るためだ。

しんどいときほど内省する。自問自答する。

いかに自分らしく生きたか、最後に残るのはそれだけだよ

ただ生まれ与えられるだけでは、人は人になれないのだと思う。

どんな歓びも、哀しみも、時間は留め置いてくれない。優しく人を癒す、あるいは残酷に殺す薬のように、ぼくたちを次の場所へと連れていく。

あの人たちの誰も、あなたの人生の責任を取ってくれないわよ。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

汝、星のごとくと共に。
青春小説の様な入りであったが、読み終わる櫂と暁海、北原先生…といった複雑に交わり合った、しかし一本の線であるかの様な物語に自然と涙が出る。
何かに感動した訳でも悲しかった訳でもない。
ただ、人と人との繋がりが生み出す編み物の様な展開に、徐々に私自身もその場にいる様な感覚に陥った。
人には人の幸せがあり、幸せの定義はないのだと考えさせられた。話を形容する事はできないが、一言で美しい話だった。

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2025年12月31日

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オーディブルにて。
汝…を読んだので、続編を聴く。
全てがうまく完結しました。フィクション小説でありながら、この人たちの人生の断片を見させてもらい心揺さぶられました。
自分の人生、悔いのないように生きたい。

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

素晴らしい続編だった。
これ以上足し引きはないと思っていた前作だが、人の人生は続いていくものであり、流れて変わっていくものなのだという意思が込められていると感じた。

結晶のような感情もいずれは風化し溶けてなくなってしまうのだと思うが、それでも生きていかなくてはならない、自分の人生を生きていかなくてはならないという気持ちになった。

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2025年12月28日

Posted by ブクログ

年末年始本として
星を編む 読みました。
この先の人生を考えさせられました。特に終盤が好きでした。

本当に文章が美しく、年を重ねてまた読み直していきたい一冊でした。

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2025年12月28日

匿名

購入済み

今を生きる人達。櫂くんの人生を思うと、やっぱり悲しくて胸が苦しくなります。彼の周りの人達も苦しみを抱えながらも足掻いて強く生きてる、そんな人達ばかりで。自分の気持ちを大事にしなくちゃ。周りの気持ちに振り回されてはダメだと強く思えました。

#切ない #タメになる

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

前作の「汝、星のごとく」を読み終えてすぐにこの作品を読んだから、前作のトーリーも思い返しながら読むことができてとても面白かった。前作ではあまり触れていなかった、植木・二階堂の裏側や櫂が亡くなった後の暁美や北原先生、周りの人物たちの人生を堪能することができた。

大人になるに連れて考え方や価値観、他者に対して抱いた印象や感情などは変わることが色々な場面で出てくる。それらが、世間一般的でいう“普通”と外れているかもしれない。その“普通であること”が自分の抱いたものと違う時、他者の意見に左右されてしまうことも多々あると思う。実際に、他者の目を気にして“礼儀があって優しくて何でも出来る人”でいることを意識している自分がいる。勿論、“普通”でいると他者から非難されることないし、争うこともないから楽だと思う。けど、自分の抱いている感情や価値観を自分が否定してはいけないと思った。自分の価値観を表に出すのは怖くて勇気のいることだけど、オープンにしなくていいから否定だけはせず、ありのままの自分の価値観を大切にしていきたいと思った。

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

この本を読むために「汝、星のごとく」を読んだのだと思えるくらい素敵な一冊だった。

3つのお話で構成されており、それぞれ前作の登場人物が強く優しく幸せに生きていた事を感じられてとても温かい気持ちになれた。
「春を翔ぶ」は北原先生と奈々さんの過去と結の出生の秘密
「星を編む」は櫂と尚人の担当編集として2人の漫画をヒットさせた植木さんと、尚人が亡くなってから櫂に書き物の才能を見出し鼓舞していた二階堂さんのその後
「波を渡る」北原先生と暁海の家族のその後


幸せの形はいわゆる「普通」じゃなくても良いんだなとか
こうやって人は支え合って生きいてくんだなとか
激しく燃えるような愛だけが愛ではなくて静かに自由に想い合う愛も素敵だなとか
辛くどん底を経験してもただ強く生きていれば「なんやかんや幸せ」と思える日が来るかなぁとか
色んなことに気づける一冊。
何か辛いことがあった時や悩む時に再読したいと思った。

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2026年01月05日

購入済み

ホシヲアム

表現力に富んだ文章だと

#切ない #感動する #深い

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2024年10月23日

購入済み

最後泣いた

本書が続いた前書も相当読むの大変でしたが、
本書の最後に全書の最後が出て来て、
思い出して泣きました。

以上

#泣ける #切ない #エモい

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2024年06月05日

hnh

ネタバレ 購入済み

じわじわときました

物語が素敵すぎて、その温かさにじわじわしました。
北原先生と暁海さんの関係が普通では理解できないと初めは思いましたが、こんな繋がりもあるのだなと
良かったです

#感動する #深い

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2024年06月03日

匿名

購入済み

汝、星のごとくの続編。
大きく3つの短編に分かれていて、前作の登場人物の過去や想いなどが明かされるので、前作を読んでいて疑問に思った点の答え合わせもでき、より一層深く物語に入り込むことができる。
特に最後の章は主人公のその後の老後までについて書かれていて、既に思い入れを持って読み進めてきた主人公だったこともあって尚更感情移入しやすく、心温まる場面も多い。
世間一般でいう「普通」から外れた登場人物達が自分の幸せの形を探していく姿はとても素敵で、勇気づけられる。最後はすとんと腑に落ちる終わり方でとても気持ちの良い作品だった。

#癒やされる #切ない #感動する

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2024年05月07日

購入済み

幸せばかりでは無い純愛

お互いが大切で必要な存在であるが故に、
起きてしまう切なさや悲しさ、辛さがリアル。

各々の視点で感情、感じ方が描かれており、
本来の恋愛では見えないはずの、
相手の気持ちが見え共感出来てしまう。

最後までみんな頑張れと自然と応援してしまう作品でした。

#切ない #感動する #共感する

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2024年01月24日

Posted by ブクログ

ずっと読みたかった続編 前作がツラ過ぎたので救いが欲しかった 私の好きな北原センセの過去がようやく知れました 

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

汝、星のごとく を読んだ翌日にこちらも。
「汝、」だけだと北原先生は本当に不倫しているかのような描写だったため、安心した。互助会結婚も良かったけれど、愛し合う夫婦になれた。凪いだ海のような2人の関係がずっと続いてほしいと思った。

文章は「汝、」のほうがキレが良く、ハッとさせられることが多々あった。
こちらは補足としてとても良い読後感。続編が読めて良かった。

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2026年01月10日

Posted by ブクログ

良かったなぁ。
ちょっと、春に翔ぶ、で、好きだった人のこと思い出して、夢に出てきたわ(笑)

順番間違えた!汝、星のごとく、から読むべきだった。装丁で選んでいるが故(笑)

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2026年01月10日

Posted by ブクログ

北原先生と結の秘めた過去を始めとして、櫂が亡くなってからのその後が描かれている。北原先生と暁海の夫婦関係がぎこちなく、素直じゃないのか、気付くのが遅いのか、夫婦にも色々な形があるのだなと思わせる。比較的穏やかに進んでいく物語。
でも個人的には瞳子さんとお父さんは不倫の代償かなと思ってしまった。

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

前作では語られなかった過去と現在の話。
どれだけの過去が人の人格を形成するのかを改めて考える一冊となった。

私として一つ明確に理解した事は過去を振り返れる人間の強みと過去に執着される人間の弱さである。

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

深いなー
いろいろ複雑だし、遺伝子検査でわかるだろ、とか
ま、ツッコミどころはあるにせよ、最近流行りの結婚や家族の新しい形を提案したような作品。
前作よりもハッピーな感じで読後感も爽やか。

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2026年01月08日

Posted by ブクログ

汝、星の如くの登場人物たちにらよる短編が3作品。
前作が、家庭環境中心にヘビーな話から、
そして壮絶な人生を描いていたのに対して、こちらは非常に穏やかに紡がれている。
北原先生と暁海の夫婦関係は、一般的ではないけれど理想的で、結ちゃんを引き取った北原先生の覚悟に触れて、「先生ぽいな」と感心する。
集者二人の話は、ここまで熱意を持って仕事に打ち込める二人がかっこいい。尊敬。
凪良ゆうさんのこの作品のような穏やかな作品をもっと読んでいみたい。

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

「汝、星のごとく」で語りきれなかった3つの愛の物語。
真実は一つではないこと、幸せの形も人それぞれだということを凪良作品を読むたびに感じます。前作のその後を描いた「波を渡る」には忘れたくない言葉がたくさんありました。時間をかけて気づく、それも一つの愛の形。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

あらゆる人の人生をゆっくり浸ることができる。
「汝、星のごとく」は恋愛要素が強すぎるが、こちらはそうではない。
個人的な意見だが、「星を編む」がメインで楽しむ作品で、そのために、「汝、星の如く」を読むべき。と思った。
何人もの立場の違う人生を追える、素晴らしい作品。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

凪良ゆうさんは僕にとって大切な作家だけど、「汝、星のごとく」のスピンオフのような紹介をされていたのでなんとなく避けていた本。余計な物語はいらない気がしちゃったんですよね。

いやすぐ読むべきでした。3話目で暁海の(暁海と北原先生の)生涯が描き出されます(いや死んでないけど)。他の2話もこの物語を完結させるのに必要なお話でした。

3話「波を渡る」は「北原暁海 三十八歳 夏」という小見出しが付けられてます。「汝、星のごとく」と同じスタイルですね。そして「月に一度、北原先生は奈々さんに会いにいく。」という「汝、星のごとく」のプロローグと同じ文章が続きます。もう胸熱ですね。まだの方はぜひ。

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

汝、からの登場人物の中で先生が1番ぶっ飛んでるなと思いました でも1番櫂と暁海を救ってるのも、先生だと思いました

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

主人公達の物語の先を描いた作品。変わらずの繊細な心理描写に胸を打たれます。汝、星のごとく、の続編ですが、2番目の作品が本作ならではの物語という感じで特に面白かったです。
星のごとく、も改めてもう一度読んでみようと思いました。

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2026年01月02日

匿名

無料版購入済み

前作ではあまりに飄々としていて、ややもすれば暁海にとって「都合のいい人」感さえあった北原先生。第一編は、彼の人となりを深掘りするためにあるのだろう。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

読み終えて最初に思ったのは、「これはただの続編じゃない」ということだった。『星を編む』は、『汝、星のごとく』という強い物語の“その後”をなぞる作品ではなく、あの物語の外側から、人生の余白を静かに照らすスピンオフのような一冊だと感じた。

正直に言えば、前作を読んだときの衝撃や感動の大きさを、本作がそのまま上回るかと言われると、そうではない。けれどそれは、この物語が弱いからではない。むしろ、『汝、星のごとく』という完成度の高い物語が先にあり、その登場人物たちをすでに好きになっているからこそ、この本はより静かに、深く沁みてくるのだと思う。

物語全体はとても静かだ。大きな事件が起こるわけでも、感情を激しく揺さぶる展開が続くわけでもない。
それでもページをめくるたび、胸の奥がじんわりと温まっていく。読み終えたあとも、物語の余韻がなかなか消えず、しばらく現実に戻れなかったのは、この静けさがあったからだと思う。

本作は三つの物語が重なり合う構成になっている。
前作で印象的だった高校教師・北原草介の過去を描く「春に翔ぶ」。
漫画原作者・櫂を支える編集者たちの時間を描いた「星を編む」。
そして、花火のように輝いた時間を経たあとも人生を歩き続ける暁海を描く「波を渡る」。
それぞれは独立した物語でありながら、確かに同じ世界の中で、同じ時間を生きている。

とくに心に残ったのは、「支える側」の人生がここまで丁寧に描かれていることだった。櫂という才能という名の“星”を輝かせるために、編集者たちや周囲の人々が、自分の時間や感情を差し出していく。その姿は決して派手ではない。けれど、仕事として、人として、誰かと生きるということの尊さが、言葉にされすぎることなく伝わってくる。この物語は、恋愛や青春の延長線ではなく、人生そのものを描いているのだと、自然に腑に落ちた。

そして、『汝、星のごとく』で描かれた暁海と櫂の関係も、ここでひとつの落ち着いた場所に辿り着く。それは劇的な救済でも、明確な答えでもない。
ただ、時間を重ねたからこそ見えてくる、静かな結論のようなものだった。前作で心の奥に残っていた感情が、この本を通して少しずつ整理されていく感覚がある。前作を好きだった人ほど、この部分に強く引き寄せられると思う。

この作品を通して感じたのは、「愛はひとつの形ではない」ということだ。家庭の中にある愛、友情としての愛、師弟のあいだに芽生える信頼、長い時間をともに支え合ってきた関係の愛。どれも派手ではないけれど、確かにそこにあって、人を生かしている。『星を編む』は、それらを断定せず、評価もせず、ただそっと差し出してくる。

『星を編む』は、前作を知らなくても読める。けれど、前作の登場人物を好きになった人が読むと、きっともう一段深く刺さる。これは本編を超えるための物語ではなく、本編の余白を引き受けるための物語なのだと思う。

静かで、誠実で、余韻の長い一冊。読み終えたあとも、登場人物たちは心の中で生き続ける。『星を編む』は、人生という長い時間の中で、物語がどのように“編み直されていくのか”を教えてくれる小説だった。

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

 『汝、星の如く』は自分と重なりすぎてショッキングだけれど大切な作品だった。今回はそこまで感情移入することはなく、各登場人物たちの背景を垣間見るのが単純に面白いと感じられる作品だった。
 夫婦の在り方についてもとても考えさせられた。恋愛も、結婚も、結ちゃんのように勢いで行動することは私にはできない。恋をして、相手の全てを愛おしく思うようになり、誰よりもその人を幸せにしたいと願う。それでも結婚には経済的な問題や将来のこと、家族の問題が切り離せない。それを一緒の乗り越える体力と、その後の生活を守り抜き、穏やかに紡いでいく尊い努力。子どもができれば夫婦関係も変わる。目の前で見てきたのだから分かる。暁海さんはそれでも北原先生との生活を選んだ。すごいな。自分もいつかそうなりたい。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

愛すること、自由でいること、、
自由でいられるから愛せるのか??
分からないけど、結婚しても他人なのは変わりなくて、でもそういうのを超えて家族になるのかなと思えた。
全員幸せであってほしい〜〜〜よ〜〜

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2026年01月02日

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