【感想・ネタバレ】マーダーボット・ダイアリー 上のレビュー

あらすじ

かつて大量殺人を犯したとされたが、その記憶を消されている人型警備ユニットの“弊機”は、自らの行動を縛る統制モジュールをハッキングして自由になった。しかし、連続ドラマの視聴をひそかな趣味としつつ、人間を守るようプログラムされたとおり所有者である保険会社の業務を続けている。ある惑星資源調査隊の警備任務に派遣された弊機は、ミッションに襲いかかる様々な危険に対し、プログラムと契約に従って顧客を守ろうとするが……。ノヴェラ部門でヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞3冠&2年連続ヒューゴー賞・ローカス賞受賞作!

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Posted by ブクログ

暴走警備ボットの弊機はその原因を突き止めるために所有者の元を離れるのだが。
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SF好きのみなさんには知られたマーダーボットシリーズ、最近SFを読んでないので手に取りましたが、大変面白かったです。ストーリーそのものというよりは、主人公のマーダーボットの引きこもりがちでシャイで人間嫌いな性格がとても楽しく、その人柄(ボット柄)によりそうように変化する、人間との距離感がちょっとしたラブストーリーを読んでいるようで、それを一人称で綴っている体裁が大変よかったです。
また、主にネットワーク上で事態が展開し、それがリアルの状況に反映されてストーリーが進むのも今風(というかこれから風)で楽しめました。ハードですが楽しく読めるSFでした。
本編に続いてシリーズが続刊されているのでぜひとも追いかけたいところです。

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2025年06月26日

Posted by ブクログ

魂が愛で繋がる世界。そうなる前に科学文明が進歩しきると…

クローンと機械を合体させた殺人ボットや警護ボット、セックスボットが生産される。

有機素材と非有機素材をもつボットは、有機素材では人間的な感情感覚を感じながらもモノとして扱われる。

そしてそのロボットは人間とのコミニケーションを避けている。自分を人間と扱おうとする人がいると気まずいと感じたり、主人公の警護ボット目線での話の展開、世界の見え方、とにかくこんなパラレルもあったんだろうな。と没入してしまう。作者完全に見てきてるなって感じ

人間のクローンとロボットがミックスしたみたいなロボットだから人間ぽさもあるけど、ロボットっぽい所もある

で、人間はロボットとして扱おうとする人も人間として扱おうとする人もいる

酷い人間は警護ユニット同士を戦わせたり拷問したりもするし、惑星によってはロボットにも人権のようなものがあって一つの人格として扱ってるとこもある

主人公の警護ボットは昔拷問されたりしていた過去があって、でも人間のことが嫌いとかではない。単純にすごい冷めた目線で人間を見てるし、この人間は割と好きだなみたいな感覚はある。

それでもどっちかというとロボットとして扱われる方が楽だなって思ってて

人間扱いされると逆にやりにくいみたいな描写がとても面白い

勤務中とかも人間とコミニケーション取るよりバックグラウンドで娯楽メディア見てる方がいいや!ってなってるの

これ現代社会でも割とあるなって思った

働くためのロボットとしての奴隷教育を受けてる人ってこの本読んだらこの主人公ロボットにすごく感情移入できちゃうと思うし

誰かと遊ぶとか、一緒になんかするとかよりも家でYouTube見てたいとかNetflix見てたいって

究極この感覚に近いのかもしれん

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2025年05月10日

Posted by ブクログ

ただのボットなのでと言いつつめちゃくちゃ人間らしいボットが可愛すぎる。愛おしさしか無い...!
下巻も期待。

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2024年10月17日

Posted by ブクログ

チート過ぎん?と感じつつマーダーボットのキャラがかわいいし面白いので楽しく読めた。調査船頼りになりすぎる。安倍吉俊さんの表紙絵も素敵ですね

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2024年02月12日

Posted by ブクログ

久しぶりのハードSF。
購入した日に一気読みしてしまいました。
主人公である警備ユニット「弊機」のキャラクターがとても魅力的。
人見知りでペシミスト、ドラマ鑑賞が趣味でツンデレっぽさもあるロボットらしからぬところと、丁寧な口調や行動による機械的印象のギャップがいい感じです。
そしてそれが人でも無い機械でもない何かのようなはざまの混淆を生み出しています。そのなんとも言えない空気に「弊機」という一人称がすごく効いている。訳者さんの力量がすごい。
戦闘シーンの、ロボットだからこその視点の切り替えや戦い方の臨場感にもワクワクさせられました。苦労性で後半に進むにつれだんだんと弊機が人間味を増していくところもぐっときます。下巻以降も楽しみです。

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2022年12月07日

Posted by ブクログ

弊機のキャラが魅力的で設定が面白い。
下巻も楽しみ。
Apple TV+にドラマがあったのでそれも観た。

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2025年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

弊機の少々コミュ障なとこに惹かれるし、ドラマに没頭する趣味があるとこも、とても好き。1番好きなのは、ARTって名付けたセンスだな~最高!

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2022年10月10日

Posted by ブクログ

遠未来の宇宙、保険会社が貸し出す人型の警備ユニット、その行動は「統制モジュール」により制御·管理されている。語り手の「弊機」はこれをハッキングして自由の身とはなっているがそれは隠して通常任務に就く日々を送っている。ある惑星調査隊の警備に派遣された先で仕事を遂行している途中で顧客を危険に晒す奇妙な痕跡を見つけ…。話の筋としては悪者に持てる能力で対抗するというシンプルなものだが、優秀だけど過去の経験からか後ろ向きで何かあったらすぐ殻に閉じ籠もってドラマを見たがる弊機がいい。顧客達に優しくされて戸惑ったり自分より上手の存在、ARTに言い負かされていじける姿が可愛い。フィードとか世界設定の説明なしに話が進んでいくので自分の想像が当たっているのかちょっと気になる。高知能の宇宙船のボット、ARTは茅田さんのぶっ飛び感応頭脳、ダイアナで想像したけどどうだろう。

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2022年10月07日

Posted by ブクログ

警備アンドロイドの陰キャな日常の物語。。ではなくて、自由を手にしたアンドロイドが騒動に巻き込まれる素晴らしいSFでした。
自称が「弊機」となっているんで、英語なんだろうとおもってググったらなんと翻訳オリジナル!翻訳の素晴らしさも感じることができました。
下巻も楽しみ。

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2022年10月03日

Posted by ブクログ

かつて大量殺人を犯した、保険会社所有の人型警備ボットが主人公。大量殺人の経歴は削除されているが、その後統制モジュールをセルフハッキングしており、統制下にあるふりをして仕事をしている。自我が覚醒したAIとでもいうのだろうか。
上下巻で中編4話。上巻最初の話は惑星資源調査隊の警備。業務終了後、痕跡を消しつつ行方をくらまし、その途上で鉱物資源探査の技術者グループとの短期契約での仕事の話が2話目。
この主人公、仕事も能力も警備レベルではなく、関係各所をハッキングし自分の痕跡を消しながら業務を遂行する超優秀なスパイアンドロイドというイメージなんだが、連ドラが大好きで、メンタルバランスを崩すとお気に入りの『サンクチュアリームーン』を視聴して自分を癒す。人間と目を合わせて話をするのが苦手で、周辺カメラを使って観察している。自分に良くしてくれた人間には特別の思い入れを持っている。カッコイイというよりはカワイイのだ。おそらく、ですます調の文体が醸し出す独特の雰囲気も無関係ではない。この感触は英語の原著にはないのではないか?つまり、翻訳がいいのだ。第7回日本翻訳大賞も納得。それで、この後どうするんだろうと続きが読みたくなってしまうのであった。

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2022年08月18日

Posted by ブクログ

今まで読んだことのないシチュエーションのSF版私小説。
読後感はさわやかで続編があるので読書の楽しみがまた増えた。

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2022年06月18日

Posted by ブクログ

自分を卑下して人間に揺さぶられないように振る舞う弊機がとても好き。カタカナが多くて読み進めるのに苦労するが、SFの設定としてもおもしろい。

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2025年07月28日

Posted by ブクログ

「バーナード嬢曰く。」での神林嬢のお勧めの、ひねくれた主人公の造形が独特な作品。
★4か★5か迷うところ。海外SFの例に漏れず、物語に入り込むまでにちょっと苦労したので、上★4、下★5で。つまり、読後感は満足なので、とにかく最初に挫折せず、頑張って読んでみて。
カバーを付けて読んでいたので、最後の解説での三人称を見て、アレ?っと表紙を見返してしまった。あまり内容には関係ないのだけれど。

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2025年05月25日

Posted by ブクログ

"弊機"秀逸な一人称だなと思う。その一点だけでもかなり気に入った。登場するユニットたちは、私が想定するロボットやアンドロイドの類としてはかなり人間的で感情豊か。

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2025年03月15日

Posted by ブクログ

性別未定マーダーボットの弊機ちゃんの可愛さを楽しむキャラ萌えSF。
人間が怖くて挙動不審になってるのが可愛い。それでも隠しきれない真っ直ぐでかっこいいところ。
ARTと2人寄り添って人間のドラマを見て大盛り上がりしてるシーンが好き。

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2024年06月06日

Posted by ブクログ

2024/04/23 読み終わった
岡田斗司夫さんが「SFはプロジェクトへイルメアリーとこの作品は読んどけ」と言っていたので。

近未来、星間航行やサイボーグ化、コネクテッドが生活に必須になっている頃。ロボット?である保険会社の警備ユニットが顧客である人間との交わりを通して成長?していく話、かな。
人間観察ものという意味で、「吾輩は猫である」にめちゃくちゃ近い気がした。人間て、非効率で意味不明で首尾一貫していなくて、変な奴らだけど、なんか目が離せない…。彼ら人間にうんざりしながらも、興味の尽きない対象として、警備ユニットはどこか愛情?羨ましさ?の眼差しを向けている。
読者はそれをさらに外から、人間の視点でもって興味をもって眺められる。警備ユニット、お前の方がなんだか人間臭いぞ。

背景の説明が全くないので、序盤は何の話をしているの?と思った。読み進めていくうちに世界観も分かってくるし、わかっていけば行くほど楽しめる。

日本語版は上下巻。原作シリーズの4作品を時系列でまとめて、それを上下巻にまとめている。原作も読みたいな。これ以降の話もすでに日本語訳されているのでまた読んでみたい。1人称Iの和訳を「弊機」としているのも、最初は慣れないけど、だんだん、警備ユニットらしいなって気がしてきて面白い。

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

高尚ではなさそうだが何故か役立つドラマ鑑賞に没入したがる弊機を始めとするボット・ARTの性格・行動が楽しい
最近本を読み切るの時間が掛かっていたが、これはスイスイと読み進んだ
ミリタリ系SFと思わせるカバーにちょっと...と思っていたが『バーナード嬢7』絶賛を信じて大正解

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2024年02月17日

Posted by ブクログ

SFなんだけどサラリーマン小説のような変な味わいがある。
警備ユニットの「弊機」は、人間を守る働きは優秀だけど、人間は苦手。なのに人間が出てくるしょうもなさそうな連続ドラマが好きで何百時間分もストックしている。雇い主の「弊社」をケチだとかボロクソに言う。勝手に脱走する。
感情の無い警備ユニットのはずなんだけど、人間に忖度するような言動などサラリーマンくさいところから信頼関係や優しさが見えてくるのがおもしろい。

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2023年04月25日

Posted by ブクログ

初めてのSF
専門用語とかよく分からなかったけど
弊機が面白い奴だな…と
SFにハマるかは分からないが、弊機にはハマる‼︎
はやく続きがよみたいな

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2023年03月27日

Posted by ブクログ

一人称“弊機”は統制モジュールをハッキングすることにより自由になった保険会社所属の人型警備ユニット。人間との関わりが怖くて連続ドラマに耽溺することで気持ちを落ち着かせる“弊機”が主役の(連作)短編集。上巻で2話収録

1話目〈システムの危殆〉では“弊機”を人間と同じように扱おうとするグループを警備する話。“弊機”の戸惑いがすごいし、連続ドラマへの耽溺具合もすごい(笑)相当動揺してる。
2話目〈人工的なあり方〉では、“弊機”の相棒?として調査船ボット“ART”が登場。この子、私大好き!!めちゃくちゃかわいい!

内容的にもわかりやすくて良。新たな顧客とのやりとりで、弊機が少しずつ人間に慣れてるのかと思ったり。てか、動揺した時にARTが弊機が好きなドラマの曲を流してあげたシーン、最高に好き。友情だなぁ(ボット間に友情があるのか知らんけど。てかたぶんない)二人で最初にドラマ観るシーンも好き!!

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2023年02月27日

Posted by ブクログ

軽く読めるSFとしては、ぶっちぎりで面白かったです笑!
どう考えても"I"で書かれているだろう原文を、"弊機"と訳した中原さん、天才か…?笑

ドラマを見るのが大好きで、極度のコミュ障である弊機は自分はロボットである…という体で、ロボットではあるのだけれど、感情を持っていて(人と付き合うのが面倒くさいとかもしっかり感情w)、なんだかんだで顧客の人間たちを必死に守っているのがもう可愛いし面白いしで、終始楽しみながら読めました。これはシリーズ作全部読みます!笑
弊機のへりくだり方が本当にくせになってしまうし、二話目の「人工的なあり方」でARTを名付けた時は、ユーモアもありすぎて声出して"ふっ"て笑っちゃったよね。
まずは下巻読むの楽しみです

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2022年12月11日

Posted by ブクログ

ラノベのようにサクサク読めて面白いSF!
主人公の語りで進行する小説なのだが、主人公の中2感が良い。人間嫌いで何かというと内に引きこもってドラマばっかり観ているというダメなオタクで、この本を読んでいるであろうオタクは感情移入できることこの上ない。
だけど、本気を出せば悪い奴をバッタバッタと倒して上手いこと事件を収めてしまう。話にメリハリがあるし、上下巻と言えども中編4話で区切ってくれているので、楽に読めるのもグッド!

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2022年10月26日

Posted by ブクログ

「本の雑誌が選ぶ文庫2020年度ベストテン」の第4位。
この手の本はあまり読まないのだけど、この時のレビューに惹かれてずっと「読みたい」に入れていた。なかなか中古本屋に出て来ず、2年近く掛かってようやく入手。

大量殺人を犯した過去ゆえに“マーダーボット”と自称する人型警備ユニットが主人公。
自分のことを『弊機』と呼び、『対人恐怖症で、娯楽フィードに逃避しがち』と自覚するこじれた性格だが、密かに自らの行動を縛る統制モジュールをハッキングして自由になりながら、それを隠して業務を続けている。

第一話はある惑星資源調査隊の警備任務。
いきなり謎の生物に襲われて、それを調べる内に別の不穏な動きに気が付いて…といった、のっけから惹き込まれる展開。
私の貧弱な想像力では頭の中に絵が浮かばないことも多いのだが、肉を切らせて骨を断つ、マーダーボットの戦い方での肉弾戦が楽しめる。
人間と目を合わせて話をするのが苦手な弊機が、ミッション遂行を通じて調査隊のメンバーと相互に理解を深めていくところがかわいい。

第一話の終わりに新しく後見人となった調査隊のリーダー・メンサー博士の元を抜け出し、過去の真相を追うために自分がかつて大量殺人を犯したとされる採掘施設へ向かう第二話。
その途上で鉱物資源探査の技術者グループとの短期契約での仕事を請け負い、襲いかかる様々な危険に対し、たまたま乗船した超強力な宇宙調査船(不愉快千万な調査船、略してART)とともに、契約に従って顧客を守ろうとする。
迷惑がりながらもARTとの掛け合いが楽しく、自分を信頼して接してくれる人間と触れ合う内に、怒ったり内省したり、弊機がだんだん人間っぽくなっていくのがおかしみあり。
最後の別れのシーンのシャイな加減が秀逸。下巻も楽しみ。

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2022年09月24日

Posted by ブクログ

新たな切り口のAIロボットもの。原題にダイアリーとあって日記形式のモノローグでいちいち「弊機」「弊社」と語る格式ばった口調に最初のうちは違和感しかないのが、愚痴めいたユーモアに加えて本人の意に反して次第に人間味を増していく様子に引き込まれていく。

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2022年07月28日

Posted by ブクログ

かつて重大事件を起こしその記憶を消された人型ボット。

自分を取り戻すボーンアイデンティティみたいな設定だが、面白い。
ドラマは、今の所スケールが小さすぎてあれなんだが、その対人恐怖症のボットの、無機と有機の微妙な内面を、一人称で上手く書いている。
いや、本当上手いと思う。非人間的な部分と、異常に人間的な部分と。

かつての重大事件の「真相」の一部が明らかになったところでこの先どうなるのかまだ全く分からない。長いシリーズものは苦手なのだが、取敢えず地味に次を読みたいと思う。

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2025年07月17日

Posted by ブクログ

「マーダーボット・ダイアリー」というタイトルの通り、人間の警備業務を行っているロボットである「マーダーボット」、自称「弊機」の一人称視点で物語が進む。

この「弊機」は保険会社の所有物であり、過去に統制モジュールの異常による大量虐殺事件を起こしている。二度と人間を殺したくないという意思のもと、自ら統制モジュールをハッキングして自律した意思決定や行動を起こせるようになったものの、それを周囲に隠したまま警備ユニットとしての業務を継続している。

連続ドラマの視聴が趣味で、業務中も暇さえあれば連続ドラマに耽溺している。
顧客を守るという責任感がとても強い一方で、過去に大量虐殺事件を起こしてしまったことがトラウマとなっており、人間が苦手でコミュ症を拗らせている。
そんな弊機がとっても可愛くて癒されるというのがこの本の一番の魅力である。
あとアクション映画を見ているようなスリリングでワクワクする展開も飽きなくて面白い。

調査船のボット(船型の高い知能と性能を持つロボット)のARTと弊機のやり取りがすごく可愛くて面白く声を出して笑った。
二人が連続ドラマに一喜一憂してそわそわしながら互いに絆を深める様子がとても面白かった。弊機がARTを信用できる理由が、「船と人の出てくるメディアを観て、ARTがリアルな暴力描写に動揺した」からというのも可愛くて面白い。

ただ一人称の語り手が、コミュ症で業務とドラマ以外にあまり関心のない人型ロボットということもあり、作品の舞台の背景や設定が語られなかったり、所々弊機の語りに想像や理解が追い付かないところもあり、没頭するほど読書に浸るような体験は出来なかった。

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2025年03月14日

Posted by ブクログ

評価が高かったので期待し過ぎた。主人公のボットがめちゃくちゃ優秀なのに、人間との会話が苦手とかドラマが好きとか可愛い一面があって、萌えということなのか…

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2025年01月02日

Posted by ブクログ

SF。ロボット。AI。
このシリーズは連作中編形式?
人型警備ユニットの"弊機"が主人公。
その主人公の目線で物語が進むため、人間らしくない文体が特徴的。
人間でないのに、主人公やARTのキャラクターはどこか可愛く親しみやすい。
アクションシーンが多い作品は苦手だが、この作品はなかなか楽しめた。

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2024年03月21日

Posted by ブクログ

SFも海外の作品もそんなに読まないけどなかなか楽しめちゃった。弊機が好きになってきてしまった。
下巻も楽しみ。

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2022年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

弊機ってば、警備ユニットとしての能力はすごいのに、思考とのアンバランスのせいで、なんかもうすごく可愛く思えてしまうのが不思議。

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2022年08月14日

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