あらすじ
発行部数12万部を超え、著者を一挙に若手人気作家へと押し上げた注目作がついに文庫で登場! 彼氏にフラれて落ち込んでいた派遣社員の澤田三智子は、畏怖する上司、通称“アッコ女史”こと黒川敦子部長から突然、一週間のランチ交換を命じられる。表題作ほか、「読むと元気になる!」と絶賛され、本屋大賞にもノミネートされたビタミン小説。
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Posted by ブクログ
最終話が好きだった。
わたしも商社で働く身としては、本来的にはまだ世に知られていない商材を発掘して広げていくことが宿命だという自覚につながった。
どんな立場にあろうと、チャンスはある。
それを掴めるかどうかは自分の粘り強さと少しのアイデアが鍵になると改めて感じる温かいストーリーだった。
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人間関係が難しい。仕事がうまくいかない。自分はどうしてこんなことをしているんだろう。登場人物がそれぞれ抱える悩みにとても共感した。だからこそ、ほんの少しの言葉や出会いやおいしい食べ物で少しずつ元気になったり前を向いたりする様子が気持ちよかったし、元気をもらえた。
文庫のあらすじに『ビタミン小説』と書かれているのも納得。
アッコさんが三智子ががっつり登場するのは四編のうち二編で、まだまだ2人のやりとりを見ていたかったから続編を読もう。
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仕事や生活が上手くいってない社会人たちが主人公の話。なのに明るく楽しい内容で、読み終わった後にはスッキリ感もありました。次作も読んでみたいです。
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アッコちゃん、と呼ばれる高身長の女上司。ある日、一週間のランチづくりを命じられ…天衣無縫に行動するアッコちゃんと振り回される主人公。両方キャラが立っていて、しかもオイシイ食べ物の描写がちりばめられ…
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他の人に影響を与える強さというのはどこか責任を伴う側面があると感じる作品だった。
影響を与えた人たちのその後も回収するように展開しており、すべての人が成長をしていく。
アッコさん自体がすごい独特というわけではないキャラのように思ったが、強い女性のキャラは不思議な魅力がある。
一気に三部作読んだので境界が曖昧だが、むしろ主人公の澤田三智子の方がヤバいのではないか?と思えてくるようになってくるような…紫スカートの女的な雰囲気もある。
Posted by ブクログ
美味しいランチと新しい出会い。
それらは新しい自分に気づかせてくれたり、
懐かしい自分を思い出させてくれる。
そして、前へと進むパワーをくれる。
どうしようもないと思っていた悩みや
受け入れがたい人も
視点を変えたり、相手を知ることで
道が開けていく。
読むと笑顔とやる気が湧いてくるような話です
私もアッコさんにランチのオススメをお聞きしたい。
あったかいポトフを夜中に食べてみたい。
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アッコちゃんというおいしい食堂、レストランを知っているキャリアウーマンを同じ会社で働く人の目線で描く。最後がほっとする内容で終わる短編がいくつか収められており、会社で嫌なことがあった時に読むと元気がもらえそう。8/10
Posted by ブクログ
初めて柚木麻子の作品を読んだけれど
軽快で明るいテンポで気に入った。
出てくる人物にそれぞれ魅力があり、
自己肯定感が高まるような印象。
普段、忙しくて見えてない事柄や
本質的に大切にすべき考え方を
気づかせてくれるようでとても楽しめた。
Posted by ブクログ
アッコさんの行きつけのランチ先で人間関係が広がっていくのが面白い。わたしも上司と裏取引してみたい。部下の気持ちの落ち込みを汲み取って、食事と交流で元気づけて視野を広げさせるアッコさんはさすが!
ポトフ回では昼夜問わず働き続ける三智子にアッコさんを超える可能性を感じた。笑
三智子は発想力と行動力が凄いからアッコさんの部下としてのポテンシャルかなり高いと思う。
『夜の大捜査先生』は30代になって落ち着いた大人になった主人公が、非行を重ねて背伸びしていた10代を振り返る話。大人びていると思う行為は実は幼稚で、自認はイケていたはずなのに側から見たら将来を不安視されていたことに気づく。ちゃんと会社に行って偉い、そんな大人になれているから、過去と比べて悩むなよってエールが聞こえてきた。
一番印象的だったのは『ゆとりのビアガーデン』。玲実が新入社員としてやらかす数々にはあまり驚かされない。ミスが多いからとヤバい人認定されるのはどこでもありがち。ベンチャーだから早期に切られたのだろう。でもこういう図太いタイプに憧れるし、発想力や行動力が素晴らしい。イイ意味でも悪い意味でもあまり周りの目に左右されないのが羨ましい。私は彼女の行動を目の前で見れば非難してしまうだろうので、社長に感情移入しつつ読み進め、最後は同じように玲実にキラキラしたものを感じた。
Posted by ブクログ
Audibleにて拝聴
最近少し重めの本を読んでいたため、なんだかスッキリほんわか気分になりました。
各お話とも、初め大分イタイ様子の主人公が、素敵な出会いから視野が広がりにこやかになっていく物語。ビアガーデンのレミちゃんのお話が好き!
Posted by ブクログ
憧れのアッコさんからのランチの交換。彼女の優しさに救われ、いつしか美智子は立ち直り、独り立ちできるように成長していく。ビタミン剤のような登場人物に影響受けながら自分の生きる道を進む主人公に元気を貰える一冊になるとおもいます。
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元気をもらえる話だった。
仕事で毎日頑張っている人に読んでほしい内容で、頑張ることの方向性を変えることで前向きに仕事をとらえられたりできる。ということを楽しく学べて楽しく読めた。
Posted by ブクログ
三智子がアッコさんと関わることで、自分の可能性を広げながら成長していく姿に励まされました。アッコさんのように、周囲をいい方向へ変えていけるセンスがあったら素敵だなと思います。三智子と同じく児童文学が好きな点にも親近感が湧き、笹山さんとの出会いもとても印象的でした。
Posted by ブクログ
NOが言えないっていうより、YESしか言えないんじゃねえの?
認めたくないけれど、力強く肯定されることにずっと飢えていたのかもしれない。
全力で頑張れ。結果はちゃんと付いてくるはずだ。
面白いと思ったらすぐ行動きうつす、だから色んな発想が形になる。
あなたって、結局、怖がりなのよ。自分にとって居心地の良い生き方を追求するのが怖いのよ。それは逃げじゃないのに。
優れたアイデアっていうのは、豊かな人生から生まれる。
あきらめだけは早いんです。ダメって思ったら、ぱっと離れて、次の手考える。いちいち、落ち込まない。身をすくませているうちに、何かは出来るかもしれないじゃないですか。
認めたくはない。でも、認めないことには先にゆけない気がした。
いざとなったらどこかから、借りればいい。誰かが必ず助けてくれるもの。
難しく考えない。身をすくませて立ち止まっているうちに、出来ることはたくさんある。
Posted by ブクログ
明るくてエネルギッシュな登場人物たちが最高!
アッコさんかっこいいな。
サバサバしてるけど情に熱くて、豪快だけど乙女なところもあって、理想の上司って感じ。美智子との関係もいいな。ドーベルマンとチワワみたい!笑
あと、野百合も姉御肌って感じですごくカッコよかった!
どのエピソードにも食べ物の美味しそうな描写があって、食欲をそそられた。アッコさんのポトフ食べたいなぁ。
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昔は素敵なひとが出てきたら、ただ憧れるだけだったけど、今はどんな過去があってそんな人になったのか、少しだけ考えるようになった。
アッコちゃんも最後の部下の子も素敵。ただ破天荒だったり変わってる訳じゃなくて、自分の芯があって行動しているのが素敵。
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軽快なトーンで元気が出る感じ 軽快な小説、って感じ。軽過ぎでもなく、歯が浮くほどに良過ぎる展開でもない。程よいスピードと軽快さ。次作読んでみて、どうかな。
いま、オススメ♫
読んでるうちに、美味しいランチに行きたくなりました。
登場するお店がホントにあったら!
最後のおはなしは、自分にも何か新しいことができるんじゃないかと、元気付けてくれるような…栄養ドリンクのような作品です。
Posted by ブクログ
軽く読めて、元気をもらえる。
重い本の中休みにぴったり。
三智子が妙にリアルで、自分の人生について
も考えたり。私もアッコさんみたいな人に出会いたいな。
Posted by ブクログ
日常の小さな悩みやジレンマをユーモラスに解決していく、元気が出る物語。悪役が登場しないほっこり系で、展開はやや単調だが、ミステリーや啓発本の合間に読む「箸休め」的な一冊として最適だった。
Posted by ブクログ
表題作よりも「夜の大捜査先生」に惹かれた。羊の皮を被った狼が合コンで大人しくしてる姿、痛快じゃないか。本性は荒ぶる狼なのに野百合というベクトル真逆の清純な名前も気に入った。男としての自信を粉々に打ち砕くレクリエーション、愉快じゃないか。自分が女子高生に生まれ変わったならそのレクリエーションを存分に味わってみたい。夜食のあっこちゃんに至ってはランチの〜でお世話になった雲と木社がいきなり潰れてるし笑った。でも社長、結婚までしてるしちゃっかりし過ぎ。あっこさんのようにこの人と働きたいって思える上司に巡り逢いたい
Posted by ブクログ
ランチの とタイトルにあるぐらいなので
OLさんのランチ関係の甘辛話。
「読むと元気になる!」と絶賛され、本屋大賞にもノミネートされたビタミン小説。
と紹介されるように 元気なアッコちゃんが
かっこいい先輩のかっこいい仕事と飲食の両立に
影響されながら成長しちゃいます。
全部が連作となっているわけでないのね。
仕事と食事が ゆるくテーマとして繋がる短編集です。
登場される皆さん お元気でお人柄が良くって何よりです。
私は 血液検査で ちょっと亜鉛が足りないねって注意されてます。
亜鉛小説って 闇系かしら。
Posted by ブクログ
軽くて明るくてさくさく読める。これがあの絡み取られるような「BUTTER」の作者の柚木麻子さんが書いたとは思えない。
アッコちゃんこと、上司のアッコさんが、冷たい感じだが面倒見がいい。
出来る上司の理想みたいな人。ちょっと強引だけど軽妙なドラマにちょうど良さそうだと思った。
食にまつわる文章もさらっとしてて、やっぱりあの濃厚で執拗な「BUTTER」を書いた人とは思えない。
でも……どっちも女性に勢いがある。
そこが魅力なのかもしれない。
Posted by ブクログ
一話と二話が面白かった。
アッコさんが、いろいろと都合のよい風に
描かれすぎていたのが気になったが、
強引で強烈でそれでいて仕事がバリバリできる人がいたら、確かに注目せずにはいられない。
三話、四話で主人公が変わったのは「??」だった。
軽い内容でスラスラ読むことができ、
夜の街で働くレイカさんの言葉
「女子同士って時々険悪になるものね。そういう時は、皆の話の流れに合わせるんじゃなく、自分から話題を振ればいいのよ。こちらから提供できるネタが多ければ多いほど、人間関係って楽になるわよ。些細なくだらないことでも構わないから」という部分は、自分のなかに取り入れようと思った。
Posted by ブクログ
またまた柚木さん作品。
アッコさんのキャラクターが好きだったので、アッコさんのエピソードをもっと読めるかと思っていた。東京ポトフが出てきたり少し繋がりはあるものの、短編集でした。
アッコちゃんシリーズは他にもあるとか聞いたけれど、アッコさんにまた出会えるならそちらも読んでみたい。
小説のポトフが美味しそうでたまらなく、この本を読んだ日の夕食はポトフになりました。
Posted by ブクログ
サクサク解決していく。軽い。安心感はある。
ポトフが食べたくなる。
社員vs派遣社員ってよくある構図みたいになってるけど、いつも違和感。
むかし、派遣社員は数年やってたことあるけど、社員と派閥なんてなかった。それぞれ溶け込んでたけどね。
むしろ、社員同士にやや派閥あるんだなというのは見たことあるけど、派遣社員はしょせん外部の人間で、契約満了したら会社から出ていくんだし、気楽に仕事してました。
Posted by ブクログ
このシリーズはとても読みやすい。メトロのアッコちゃんが好きだったかな。地下鉄に青い照明をつけてから自殺率が低下したというお話で、人の一生を伸ばすのも縮むのも、こんななくても誰も困らないような取るに足らないものなのだ、というフレーズが印象的だった。柚木麻子の作品は、日常において、ほっと自分を大切にする時間の重要性を伝える描写が多い気がする。atozでは、女上司が毎日温かいほうじ茶を持ち歩いて体を冷やさないようにしていることや、メトロの話では、栄養バランスの取れた朝食を取ることの重要性など。