【感想・ネタバレ】リカバリー・カバヒコのレビュー

あらすじ

新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの公園にある古びたカバの遊具・カバヒコには、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説が。アドヴァンス・ヒルの住人は、悩みをカバヒコに打ち明ける。成績不振の高校生、ママ友と馴染めない元アパレル店員、駅伝が嫌な小学生、ストレスから休職中の女性、母との関係がこじれたままの雑誌編集長。みんなの痛みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

団地の中にある日の出公園にはカバヒコと呼ばれるカバのアニマルライドがある。
怪我とか病気とか、自分の体の治したい部分と同じところを触ると回復するって言われてる。
人呼んで、リカバリー・カバヒコ。
それぞれに悩みを抱えた5人の登場人物がカバヒコに願う事とは?
5話の短編の物語が少しずつバトンを渡すようにつながりもある。
カバヒコのご利益で前向きに変わっていく物語になんだか心がスッとなる。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

読み終わった後、心が温かくなって、ちょっと前向きになれる短編集。

性別年齢職業関係なく、みんなそれぞれいろんな悩みを抱えながら生きている。
どれも自分のこれまでの人生のどこかワンシーンに置き換えられるようなもの

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2026年04月18日

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一見短編でサラッとした物語なのに、登場人物の何気ないひとことにハッとさせられる。うますぎる。何気なく手にとって、思いがけず良かった一冊。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

そのときに母さんが、人差し指を立てながら言ったのだ。
「この子はね、和彦のためにやってきたカバヒコっていうんだ。おまえの一番の味方だよ。すごい力を持っているんだよ。自分が痛いのと同じところを触ると、治っちゃうんだから。人呼んで、リカバリー・カバヒコ!」
俺が戸惑っていると、母さんは突然ニヤリと笑い「カバだけに」と補足した。

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2026年04月10日

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ほっこりした気持ちになる素敵な本だった。
読みやすくてほっこりする物語だけど、すごく刺さるというか、勉強になるというか、そんなところもあって良かった。
1〜5話の登場人物が少し交錯してる感じもおもしろかった。

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2026年04月08日

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読書家の友達からのおすすめの一冊。
タイトルと絵がぴったりで心温まる作品。
読みやすく、癒される。青山美智子さんのファンになったきっかけの一冊!

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2026年04月04日

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各章ごとに話は完結しているけど、前の章の話の登場人物が後の話にも出てくるのが青山美智子さんの小説の特徴。そのことがわかっているのに今回もハッとさせられた。こんなふうに繋がっているんだと。

抱えている悩みや問題を乗り越えていくための
ヒントをもらえた作品。
また読み返したい本のひとつです。

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

青山先生の優しい言葉たちが心に染み入った。そんなに深刻な話ではないけれど、心当たりのある状況や感情に対して処方箋を出してくれているような感じ。
身近に悩んでいる人がいたら、この本に出てきたような温かい言葉をかけてあげたい。

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2026年03月29日

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なんとも抜けた顔のカバヒコwww
何もせず、そこにいるだけやのに、みんなの心の痛みに寄り添ってくれる不思議なアニマルライド、カバヒコ。
最終話で、カバヒコの都市伝説の始まりと正体が分かった時は愛を感じて心がホコホコしたよね。
愛が都市伝説に生まれ変わって、たくさんの人の心を救うなんてイイネ。

☆第1話 奏斗の頭
☆第2話 紗羽の口
☆第3話 千春の耳
☆第4話 勇哉の足
☆第5話 和彦の目

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2026年03月29日

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ネタバレ

大好きな青山美智子さんの作品、またひとつ読み終わってしまった。
とても読みやすくて温かい作品。
リカバリー。元に戻るんじゃなくて、経験と記憶を加えて新しくなる。とても心に響きました。

高岡の「何が大事で何が必要か、そのつど選択しながら生きているってことでしょ。なにもかも全部はっきり見てやろうなんて、その方が傲慢ですよ。」が一番好きでした。

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2026年03月24日

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初作家さん。

昔からある人があまりしらない「日の出公園」
そこにある塗装の剥げたカバのアニマルライド。
黒目は所々剥がれマンガの涙目みたいなのに口元はにやけててなんだか間抜けな顔。
近所の人だけが知るカバの噂。
悪いところを撫でると治るという。リカバリー能力を持った「リカバリー・カバヒコ」


んなカバヒコと悩みを持った新築マンション「アドヴァンス・ヒル」の住人たち。

ほっこりするいい話がつまった連続短編。
読みやすいし読み心地もいい ✧ (*´ `*) ✧ °

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2026年04月17日

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最初の捉え方から、他の人のものごとの捉え方でハッと気づかされて、そもそもの捉え方が変わる。

青山美智子さんの作品はそんな「気づき」を与えてくれる素敵な作品ばかりな気がします。
素敵な出会いに感謝です。ありがとうございます。

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2026年04月15日

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青山さんの作品は毎回、心をほっこりと温かくしてくれます。今回、特に心に残ったのは、「勇哉の足」。その時々で心うたれるお話しは変わるんだろうなと思いました。

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2026年04月15日

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 登場人物たちがそれぞれ悩みを抱えながらも、少しずつ前を向いていく姿に触れ、読み終えたあと、すごくやさしい気持ちになれた。

 青山美智子さんの作品は、大きな事件や非現実的な出来事が起こるわけではなく、うまくいかない日常の中での人々の心の動きが丁寧に描かれていると感じた。
 すべてが順調に進む時よりも、むしろうまくいかない時の方が、自分自身や物事にしっかり向き合うことができるのではないかと思った。そのような時間があるからこそ、人は成長できるのだと思う。

 特に印象に残ったのは、第3話「ちはるの耳」である。行き場のない気持ちや、どうすることもできない感情がすごく共感できた。そのような状況の中でも誰かと出会い、その人が自分にとって特別な存在になること自体が、とても素晴らしいことなのだと気づくことが大切だなと思った。

 

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2026年04月08日

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誰しもが経験したことがあるような悩みを題材にした、読むとちょっと前向きになれるような本です。
題名にあるカバヒコはきっかけ・触媒(?)でしかなく、悩みを解決するのはあくまで自身の行動や心の持ち様によって成される展開が、読んでいて心の糧になるような気持ちになりました。
ある町の住人である老若男女5人の独立したストーリーで展開されますが、上手く人との繋がりを表現しているのもよかったです。

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2026年04月09日

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読むことでじんわり癒される、まさにリカバリー・ブックだった。人が悩みを抱える原因になることも、その悩みが解消されるきっかけになることも、ほんの些細な転換一つなのだということ。青山さんが今日本で最もリーダビリティが高い作家なのかもしれない。

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2026年03月31日

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触った所を治してくれるカバヒコ、みんなそれぞれ悩みを抱えたり自分を隠したりしている。でもそのことは悪いことではなくてそれを乗り越えて新しい別の自分らしい道や在り方を見つければ良いのだ。自分であるために考えを帰るきっかけを与えてくれる。みんなカバヒコを通じて懸命に生きていた。

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2026年03月26日

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やっぱり人間しんどい時って都合いい、悪い含めて視野が狭くなってしまうだろう。
青山さんの本はそんな視野が狭くてしんどくなってる人に対して、気づきを常に与えてくれる存在やなと思います。
また一つ、青山さんの素敵な本に出会えて嬉しい。

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2026年03月21日

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公園にあるカバの遊具。ただそこにあるだけなのに、この話を読むとすごく愛しい存在に思えてくる。
すっごい面白いというわけではないのだが、じわじわ心に沁みてくるお話。大人でも子どもでも悩みはあるよなあ。駅伝大会はとても共感しちゃう。
よいお話だ。

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2026年03月16日

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カバヒコは何も言わないけれど、悩みを抱えた人がカバヒコに癒され、自己解決する姿がとても心強く、老若男女皆何かを抱えて生きてて、自分だけじゃないって励まされました。私も心にカバヒコをいつも置いておきたいです。

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2026年03月09日

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青山美智子さんらしい本。
心に届くメッセージがたくさん散りばめられていて、わたしのこと知ってますか?って尋ねたくなる。誰の心にも届くのかな?それなら、みんな同じように悩み、悲しみ、気づき、また立ちあがっていけるのかな。
リカバリー、同じようにはもどらないけど、経験と記憶がついて、心も体も頭も前とは違う自分になる。良い自分に持っていくのは自分自身。私も カバヒコに力をもらって前へ進もう。

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2026年03月06日

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出口のない悩み、少し誰かを頼りたいけれどどうしたらいいかわからない。
そんな時にそっと寄り添ってくれるのがカバヒコ
カバヒコは何もしない、普通の公園の遊具だけれど、「カバヒコを撫でると治るんだよ」という少しのおまじないで悩みと向き合えるようになる。
ほんの少し力を貸してもらえるような気持ちになる。
優しいお話しだった。

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2026年03月05日

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誰しもが抱えている、人には言えない「欠落」や、過去に置いてきてしまった「大切なもの」。それを取り戻したいと願う切実な思いが、カバの遊具という不思議な存在を通して、優しく、そして丁寧に紡がれていました。
一度壊れたり失ったりしたものは、元通りにはならないかもしれない。けれど、新しい形として「リカバリー」していく登場人物たちの姿に、自分自身の欠落さえも愛おしく感じられるような、深い慈愛に満ちた読書体験でした。

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2026年03月22日

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自分の治してほしい所を治してくれるという公園のカバの遊具カバヒコ、その名もリカバリーカバヒコ。5話からなる話で、しっかりとそれぞれが繋がっているので気持ちも盛り上げながら読め、最終話はしっかりと感動させられました。
見たいものだけ見たい様に見てるとはその通りだと思う。しばらく心に残りそうな言葉だ。

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2026年04月12日

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願うだけで祈るだけで行動が変わるのかもね。それを示してくれるカバヒコ。信じるものがあるって強い。

「不安は想像力」
指針にしたい言葉がたくさんで勇気をもらえる。

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2026年04月11日

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ネタバレ

2026.04.日の出公園にある,体の悪いところを触ると回復するという伝説のリカバリー・カバヒコと呼ばれているアニマルライドと新しくできたアドヴァンス・ヒルズというマンションに越してきた人達にまつわるつながりのある5編の短編集.第1話:転校してきて成績が大きく下がったが,また頑張ろうとする小学生の奏斗の話,第2話:娘の幼稚園のママ友に馴染めない紗羽の話,第3話:好きだった同僚について悩み,耳の不調をきたしたちはるの話,第4話:足に自信がなくくじ引きでのリレーの選手に選ばれたくないために足を引きずって歩いていたら本当に足が痛くなってしまった勇哉の話,第5話:日の出公園のすぐそばにあるサンライズ・クリーニングを営む母との関係に悩む和彦の話.全体的にまあまあ,楽しかったかな?

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2026年04月07日

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新築のタワマンに住んでいる一見何もかも順調そうに見える人たちのあれやこれや。

塗装の剥げたアニマルライドのカバヒコ。
治したいところを撫でると治るそう。
目の塗装が剥げて涙目に見えるところがなんだかいい。

すがるものが欲しい時にこういった場所ってほんとありがたいですよね。
クリーニング屋さんのおばあさんの作り話だそうだけど、撫でた人は本当に心と体の不調が改善していきます。

青山美智子さんの本は三作目です。
他の作品より心に響かなかったのはなんでだろう。いつもよりちょっと薄味な感じがしました。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

読み始めると学生さん向けかも、と思ったけれど、小学生から50代、いや80代まで何歳の人が読んでも面白いと思えると思う。
同じマンションに住む5人の物語。短編だけど、カバヒコによって繋がってる。
2時間くらいでサラッと読める。

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2026年03月26日

Posted by ブクログ

短編の話で、すべてのお話がほっこりするものばかりで面白かった。特に共感することができたのは1番最初のお話で学生だからこその悩みがあって、みんなそうなんだと安心できた。幅広い層に共感される本なのではないかと思った。それぞれのお話が時間を超えてつながっていて不思議な気持ちになった。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

同じ世界で繋がった5話で構成された連作短編集。短いからサラッと読み終えた。

リカバリーがテーマなので再生するヒントが沢山描かれて、気付きや学びが多かった。

特に印象に残ったのは、
「リカバリーしても人間は全く同じように戻らない」という医者の話。

以前と同じ形を目指してしまうから、上手くいかず苦しくなってしまうんだと思った。昔と違う自分を受けいれ、アレンジして生きていくことが大事だと気付かされた。

あと、2話の紗羽の口で出でくる
「話せる」はただ単に口数が多いことではなく、「必要なことがきちんと伝えられること」という内容。
すごく納得したし、自分もそうであれるようにいたいと思った。

いつか心が限界と思うような時が来たら、もう一度読みたい作品。

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2026年03月16日

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