小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
読書をするようになって最初の頃に読んだこちら。あの時も良い本だった…と感じたのを覚えていたけど、
数年ぶりに手に取ると、改めて素晴らしい本に出会えたなと思う。
普通の会社員だった二宮こと葉が伝説のスピーチライター久遠久美と出会い、
言葉の力に魅了され人生を切り開いていく物語。
人の心を動かすことができる言葉。
でも時として人を傷つけてしまう武器にもなる。
それをどのように生かすかは話す人(スピーカー)次第。
そんな言葉のもつ素晴らしさと怖さを、
こと葉と共に私も久美さんから学ばせてもらった。
昔読んだ時の自分より、年齢を重ねた今だからこそ響く言葉の数々。
言葉のもつ力はすごい!と改めて感 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ世界観を掴むのに手こずる話ばかりだったけど、1作目と最後が素晴らしかった。
「なめらかな世界と、その敵」
並行世界を自分の意思で行き来することが当たり前になった世界。事件により乗覚 障害(並行世界を行き来する能力を失う障害)をもった少女とその友達の話。あまりに滑らかに移動するので物語の構造を掴むまで???だったが、この滑らかさが斬新だし、最後の駆け抜けていく描写は圧巻だった。
「 ゼロ年代の臨界点」
架空のSF作家ドキュメンタリー。ある女学校を舞台に3人の作家の人生を綴る。よくも悪くも本当の伝記っぽくて淡々としてる。
「 美亜羽へ贈る拳銃」
お互いの脳に拳銃で操作をすることで科学的に -
Posted by ブクログ
文句なしに面白い!『200年前の人骨のDNAが妹のものと一致!?』←この本の帯を見ただけでも面白そうな予感はしたけど、結果は予想以上!
過去と現在、語り手が変わりながら、小出し小出しで謎を解くヒントが出てくる。
ミステリー小説を読んでも、謎の解明には今ひとつ興味をひかれない事が多い私でも(登場人物の人間関係とか、犯人の心理描写に意識が向きがち)、この本はミステリー小説本来の謎を解く楽しさを思い出させてくれた。
テンポよく進む物語と、小出しのヒント、登場人物にひっぱられて、いつの間にか事件の真相について自分なりにあれこれ考えてしまっていた。
それなのに、最後の最後には「そうだったのか〜!」となっ