ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 東京湾景(新潮文庫)

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    2003年、この時代の若者の雰囲気苦手だなー
    男はアホ、女は賢い
    カップルの自分達だけの世界の形成、臭い言葉

    最後の待ち合わせのシーンはスマホのない時代だからこそっていうのでたまにこういう時代背景のを見るのもエモいなと思った

    泳いで来たかどうか見たいな最後の投げかけもよかった

    雰囲気苦手だけど、不景気なあの頃、退廃的な湾岸エリアの風景、すごい印象には残った

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    2026年10月10日
  • 殺し屋の出世術

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    ネタバレ

    前作に引き続き面白かった!
    前作もそうだけど、これ、どうやっても鳥井の勝ち目ないじゃん!どうするの?っていう状況から、読者のミスリードを誘いながら、最後は逆転するみたいな読んでて楽しすぎるエンタメ。中盤以降は、読み始めたら止められなくて夜更かしして最後まで読みました。続きが気になって止まらなくなる漫画みたい。
    また、続編がありそうな終わり方だったので、次回作も楽しみ。

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    2026年10月10日
  • それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗

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    「それはどこでも起こり得る 壊れゆく世界への抵抗」

    イギリスの話が中心だが、アメリカにも日本にも通じる。こんなに酷いのは日本だけではないのだなと安心できる。できるか(笑)。
    この感じで誰か日本に絞って現在の政治や社会を論じてくれないかと読みながら思った。ブレイディみかこさんがいてくれてうれしい。

    「責任」
    極中
    クラス・シーリング
    プラットフォーム・ポリティクス
    テクノ大衆
    アナキズム
    リマイグレーション
    「偽善」と「誇り」

    あとがきのラスト
    "この「誇り」という尊厳こそが地べたのわたしたちに残された砦であり、それを守るという意志、何があってもそれだけは守り切るという意地があるかどうかが、この薄気味悪い時代の先にある地平を決定するのだと思う。"

    舐められきっているのに、まるで自分たちが権力者側に立っているかのような気分でいる人たち、いまだに「日本はすごい」と錯覚している人たち、排外主義者たち、ものすごく傷つけられ、そう思うことでしか立っていられない自分に気づいて欲しい。





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    2026年10月10日
  • あのこは貴族

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    ネタバレ

    「あぁ、日本は格差社会なんじゃなくて、昔からずっと変わらず、階級社会だったんだ」

    東京でも地元でも「内側」にいけない自分は、どこまでいっても「部外者」である一方で、それは自由であることの象徴だった。

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    2026年10月10日
  • ディスコ探偵水曜日(下)

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    ネタバレ

    読み終わっちゃったよ~~悲しい。もっとずっと読んでたかった。最後も感動しちゃった。あんなくそな暴力に溢れた世界を見せられたのに。感情が不安定に高揚してる。
    逆行する世界になった時、映画のテネット思い出した。舞城とノーランは同じ世界観を持っているのかもしれない。
    水星Cが頼もしくて、きっとどこへ行っても大丈夫なんだろうけど別れは寂しく感じた。また舞城の物語で登場する事にめちゃくちゃ期待してしまう。
    この世の出来事は全部運命と意志の相互作用で生まれるんだって、知ってる?
    とうとう第5の奇書も読んでしまった。奇書にしては読みやすくて、でも間違いなく面白かった。
    舞城王太郎また大長編書いてくれへんかなぁ。

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    2026年10月10日
  • うまくいかない日は、甘いケーキをひとつ

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    みんなと同じではなくていい。自分だけの幸せがあれば十分なのかもねって少し気持ちを緩くさせてくれる作品でした

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    2026年10月10日
  • スピノザの診察室

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    感情移入を避けて一線を引くような医師や医療関係者特有の、あの感じに慣れてしまっているせいか、「こんな医師いないよー」と思いつつも、自分はこの人に診てほしい、と強く思ってしまった。
    そして、この主人公の温かさにもう少し浸りたくて、すぐに続編を買ってしまった。

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    2026年10月10日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    前半は用語が難しくて飲み込みに時間がかかり、
    ペース遅かったが
    上巻の途中からロッキーが現れてから面白くなって、
    特に最後の方200ページぐらい一気に読んだ!

    ロッキーがとにかく魅力的なキャラクターで、
    カタコトで話す言葉(主人公の翻訳だとそう聞こえてしまう)がかわいくてかわいくて…
    「しあわせ、しあわせ、しあわせ!」が好きw
    あと、「人間は洩らす」もw
    「目から洩らす」ことについて、説明しないのもなんかよかったw 照れくさいんだなー

    自分の命を捨ててまでロッキーを助けに行く主人公は臆病者なんかじゃない!

    それにしてもストラットの強硬手段にはびっくりした…
    フランスはなんでそんなおっかないもの持ってるの…(設定であってくれ)
    だからいろんなこと忘れてたのね〜と納得。
    もしかしたらイリュヒナたちが亡くなってしまったのはこの健忘を引き起こす薬を投与されてないからとか…?
    だとしたらまたしてもストラットの功績で笑うw

    でも、ストラットが恐れていた、クルー同士の衝突が、主人公とロッキーには起こらなかったのがすごいなと思った。
    バディで親友なんだなって。

    最後はまた教師に戻っていたのがよかったなー
    性に合ってるんだろうなー
    エリドで暮らしちゃうなんて結末全然想像してなかった。
    これからどうするんだろう。
    宇宙で孤独な長い時間を過ごして老いた状態で地球に帰るのか、
    親友のいるエリドで過ごすのか…

    なんとなくエリドで過ごすんじゃないのかと思う。
    でも地球にはエリディアンの存在が知られないから、それはなんだかもったいない。

    せめてビートルズみたいな機械を開発して、情報だけ送ることができればいいね…

    あとストラットにぎゃふんと言わせなきゃw

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    2026年10月10日
  • 夜明けのすべて

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    夜明け前が一番暗い(希望の前兆)
    PMSに苦しむ女性と、パニック障害に苦しむ男性が
    恋愛でも友情でもない、謎の共同関係で日々を乗り越える、というおはなし

    他人から見たら「そんなこと耐えられるでしょう」みたいなことでも当人たちにとっては死活問題であり苦境。
    理解してくれる人もおらず、絶望の淵にいるときに似た人がいるだけでどうにかやっていけそうだ、と小さな希望が持てる

    瀬尾まいこさんの本は基本的にやさしいから最後まで安心して読める。救いの物語

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    2026年10月10日
  • はじまりのスープ、夏ゼリー

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    この著者の作品は全部好きだが今回もよかった。主人公と大家さんのやりとりも面白く、何度か笑わされた。親子丼ぜひ食べてみたいし、自分もリリーに料理を教えてもらいたい!

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    2026年10月10日
  • チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷―塩野七生ルネサンス著作集3―

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    2011年に読んだ本書をいままた再読して、チェーザレよりも年をとったからこそ、より一層彼のたった31年の人生を深く鮮烈に読む事ができた。

    彼は強靭な精神と肉体を持ち、時の法王の息子であった。17才にして緋の衣・枢機卿の座にあり前途洋々。だが人々は彼の手段を選ばず非道な面に戦慄するようになっていく。

    現代でいえばテックギャングのCEOの様な暴虐武人さ。伝統的な支配者層から警戒され、遂には部下達からも裏切られるが、徹底的に叩き潰す。

    病を得た時、彼が何を考えていたか知るすべはない。部屋の中に2年も幽閉されていてなお、のこっているエピソードは城代の首を絞め殺しかけた話と、綱一本、身体一つで脱出し左腕を骨折しながら自由を得た話であるが、おそらく父である法王の死から彼は加護を失った。

    悪魔の子と罵られる庶子の子に戻ってしまったのだ。どんな思いであっただろうか。しかも、塩野七生がすごいのは彼の最期をどこか愛情を込めて描写するものの、そこできっぱりと幕を引いたことである。

    私であればその時の年代記作家や各国の反応を長々と書き連ねてしまいそうだが、始まった時の鮮烈さを思い出すかのように終わりもまた鮮烈であった。

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    2026年10月10日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    信徒や没頭という言葉が、自分から遠いようで、すぐそこにあるような感覚を覚え、怖い、というより苦しいと感じることがあった。何かに没頭し、すがり呑み込まれることで心が救われるのなら、それは良いことなのか、いや、普通に考えると良くない状況だろう…。多様化が全てを許し、認められる時代のカオスを感じた。作者、すごいな。

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    2026年10月10日
  • 国家の品格

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    知識や技術は時代と共に蓄積する。しかし、人としての豊かさは一代限り。
     人類は戦争を経験し、その度に二度としないと誓いを立て、時が経てば誓いを破った。そしてこれを繰り返してきた。科学技術がどれだけ進歩しても戦争を繰り返すのは、人の感情や豊かさが引き継がれないからという理由も確かにありそうだ。
     この他にも目から鱗の連続。例えば、実力主義でないから社会は安定する。小学校で英語を教育するのは国を滅ぼす。パソコンを小学校からというのも無意味。祖国愛が無い者が戦争を起こす。強い主張が並び、全てを鵜呑みにすることはできないが、読めばそれなりに理屈が通っており、中には最近の研究結果と著者の勘が当たっているものもあり、著者のセンスを感じる一冊だった。

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    2026年10月10日
  • 恋愛中毒

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    わたしの話ですか?
    夢中になるの翻弄されるのももう疲れてしまったけど気づいたらまたしているというのがそれね

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    2026年10月10日
  • ボトルネック

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    ネタバレ含みます。



    リョウがボトルネックだったのか、、、
    決して悪いことをしていないのに、サキのように振る舞っていれば、すべてがうまくいっていたかもしれないと思わせる描写がとても残酷だった。

    サキが言うように、リョウは全然悪くない。
    でも、サキだったら……と思ってしまう自分もいる。

    悪いことをしたわけでも、何か決定的な間違いを犯したわけでもない。ただ、自分とは違う人間だったら、もっとよい結果になっていたかもしれない。
    そう考えると、あまりにも理不尽で、やりきれない。

    うまく言葉に出来ないのが悔しいですが、人と関わることの怖さや難しさ、言葉だけでは片付けられない何かをこの本で感じました。

    何より怖いのは、その可能性を知ってしまうと、自分を責める理由がなくても、「でも、あの人だったら」と考えてしまうことなのかもしれない。

    リョウは悪くない。それでも、サキだったら。

    この矛盾を抱えたまま、簡単には答えを出せないところに、この作品の恐ろしさと深さがあるように思えます。

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    2026年10月10日
  • ぼくのメジャースプーン

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    犯した罪に対して罰はどうあるのか。罰って誰の為だ、どんな罰ならあってもいいのか。ふみちゃんが本当にいい子であると理解して僕の気持ちを応援したくなる前半、起こった事件に対しての復讐、与えるべき罪について考えさせられる中盤、僕が本当に思っていたことに衝撃を受けながら、その意味を噛み締める終盤。
    読みながら自分も本当に色々なことを考えた。犯罪に対して罰せられる意味はなんだ、自分の大切な人が酷い仕打ちを受けた時に犯人に対して何を望むのか。何気なく考え思っていたことが、そうでもないということにいろいろと気がつく。犯人に復讐したいという気持ちは誰の為?もし身内が殺されでもしたら、犯人には死んで欲しいのか。そんな状況に置かれたことはないから、ここまで心を揺り動かされることはなかっただろう。僕の、間違った行動を、自分は間違っていると指摘できるのか。
    読み終わって改めて、罪と罰、という言葉が頭の中を駆け巡る。読んでよかった一冊。時間をおいてまた読んでみる勇気が出ればまた読み返したい。

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    2026年10月10日
  • 魔女の体力 40歳、女性が体力をつけるべきとき

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    肉体重労働勤務でギックリ腰をやり、それからずっと運動習慣がある40代のわたし。
    この著者と共感する部分の多いこと!
    私がまず始めた運動も水泳だった。好きだから。
    運動は肉体だけでなく、メンタルによい効果をもたらすという言葉。
    ホントにソレ!!
    よく周りにそんなに筋トレして何になりたいの?って聞かれるけど、違うんだよなぁ。筋トレ(運動)すると肉体はもちろんメンタルも軽くなるのよ。私はメンタルの恩恵こそ強く感じる。この感覚を知るともう運動は止めれなくなる。もっと高みに行きたくなる。この本を読んで更にモチベーションが高まった!
    ただ、1点。読書時はブックカバーをして読むのだが、サイズが??
    幅は四六判と同じだが高さが17センチくらい?韓国の標準的なサイズなのか?

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    2026年10月10日
  • 黒鳥

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    めちゃくちゃおもろいがな。
     白鳥はるな、なるシンデレラストーリーをかたった人生譚。だけでは終わらない伏線、それから裏に潜む見えない部分は圧巻。
     ぜひご賞味あれ!

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    2026年10月10日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    ネタバレ

    放送開始に間に合った。ギリ(笑)。


    ほぼほぼ一気読み。
    元監督の病気設定は別になくても良かったかと思うけれども、それ以外は文句無し、1行の無駄も無しで一直線にフィニッシュまで駆け抜けた一冊。

    連ドラが待ち遠しい。

    ★5つ、10ポイント。
    2026.10.10.新

    ◆連ドラの楽しみポイント

    ※上下巻のうち、ほぼ丸一冊を箱根駅伝本選の描写に費やしたのだが、そこを映像ではどう表現するのか?
    ー駅伝シーンに3話も4話もは当然費やせないでしょ。2話使うのすらどうかと思うし。
    1話でまとまる?

    ※学生ランナーが多数登場。注目されてる若手俳優が多数使われるのだろう 

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    2026年10月10日
  • フトアゴちゃんのパーティー

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    わたしもフトアゴちゃんみたいに
    がんばろう、がんばろうとすると
    不器用になっちゃうので
    似てるなぁと共感しながら読みました。

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    2026年10月10日