小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ映画を観に行き、原作が気になっていたのでやーーっと読めました。
映画とお話が少し違うとは聞いてたけれども、思ってたより違った?というか、映画は原作とは違う世界線の国宝だったのかな、という印象。
本を読みながら、映画の二人を思い浮かべながら情景が蘇りました。
以下映画とのネタバレ含みます。
映画の喜久雄は、「役者」としてはすごいけれど、人としてはロクデナシというかダメ人間、という印象だったけれど、原作の喜久雄はちゃんとした「人間」で義理人情もあって、深みを感じられました。
映画で大好きだったシーンが原作にはなかったりして、ちょっと残念だったかなぁ。
あと、やっぱり「徳次」の存在感!
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Posted by ブクログ
この本を読んで死ぬとはそんなに怖いものではないんじゃないかと思えた。それまで自分は死ぬ時は苦しくてまだ生きていたい、この世を離れたくないと思うのではないかと考えていたが、この本を読み進めていくうちに死ぬこととは新たな旅の始まりなのではないかと思った。最後ホスピスのマドンナがよい旅を!という言葉を言っていた所はとてもポジティブに切り替わる瞬間だった。また死ぬことは人生でいちばんのオーガニズムだと言っていてそんな気持ちよく死ねたら最高だなと思った。最近おじいちゃんが亡くなりおじいちゃんはどんなことを思ってこの世を去っていったのか考えてみたが、体が不自由で辛いことが多かったのではないかと思うが、最後
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Posted by ブクログ
最近このくらいの時代の本の中にずっといる。
これは明治の始まりくらい〜だけど。
ちょうど今の朝ドラくらいの時代と同じか。
牧野富太郎さんの朝ドラも観てましたよ。
神木隆之介さんがやってたね。
だからあのキャストのまま読んでたんだけども。
やっぱり朝ドラは朝ドラで多少変えてあるのね。
富太郎さん一人っ子だし。
朝ドラではお姉さんいたよね。
朝ドラとの違いを見つけるのも面白かった。
それにしてもスエさん(漢字出すの大変)肝が座りすぎ。
今の金額で2億円の借金とかもう夜も眠れないわよ。
どうしてあそこまで富太郎さんを信じられたんだろう。
借金取りだって怖かったろうに。
それすら楽しむって私にゃ -
Posted by ブクログ
ネタバレほどなくお別れですの映画化に興味を惹かれて、こちらを手に取った。未読の著者だけど、泣かせる系の話であることは想像がついて、素直に物語を受け入れられるかな?と思ったけど、読み終わって涙がぽろぽろ止まらない。
失う、ということに対して強く共感してしまうのは、私が一度人生を失ったからかもしれない。タイトルから展開は予想できるものの、幸せな結末を望んでしまった。喪失を日々の優しさに昇華できたら、その人と歩んだ時間の重みが和らぐのだろうか。
暖かな時間と物語を楽しめた一冊だった。誰かを支え支えられるということ、哀しくも愛おしく過ぎゆく毎日の幸せが胸に響いた。 -
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Posted by ブクログ
この本ほど「教養小説」という言葉が似合う本はないだろう。
以前から、「教養小説」という言葉が気にかかっていた。ドイツ語でビルドゥングス・ロマン、本作のタイトルでもあるゲーテに由来する小説ジャンルで、Wikipediaによれば、主人公がさまざまな体験を通して内面的に成長する過程を描く物語とのことだ。
代表例にはゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』、トーマス・マン『魔の山』、ヘッセ『デミアン』や日本なら漱石の『三四郎』なんかが挙げられている。
僕が気になったのは、「教養」という言葉の高踏的な響きとその内容のミスマッチ。教養小説と言われるとなんだか高尚でタメになる小説のような気がするが
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