小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
久しぶりに本屋に立ち寄り、表紙を見てジャケ買いしました。
ミステリー小説にもかかわらず、第1文が「大学生がパン屋でバイトをする理由はなんだろうか。」という始まりも、個人的にはかなり惹かれるポイントだったと振り返ります。
内容としては日常を切り取った短編ミステリーとなっており、とても読みやすかったです。
ミステリーならではの小さな伏線もありつつ、章ごとにそれらを回収して終わるので何度も読み返すことなくスラスラ進めるのは、読書が久しい私としては高評価でした。
ミステリーは好きだけど、刺激的な描写が苦手な方や、登場人物たちの日常を切り取った内容を見て心温まりたいかたにおすすめできる1冊だと思いま -
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Posted by ブクログ
ネタバレ5年前に上司に薦められた本。電子書籍にて購入。作者は元ミュージシャンでパンクロックバンドのボーカル、ってのが納得なぐらい文章が尖っていた。読むパンクロック。会話文が多いし長い、強烈なおばさんが出てくる、とんでもない罵詈雑言が出てくる。あと見た事もない言葉が出てくる。吝嗇、我利我利亡者とか初めて見たし読み方と意味調べながら本読んだの久々だった。作中に出てくるAVの「淫乱バスト・秘密の大戦略」ってワードが意味もなく何回も出てくるところ、亀爆発させるところ、ぶっ飛んでて読んでて笑ってしまったし今思い返しても笑えてくる。くっすん大黒も河原のアパラも主人公ゴミクズで明らかに悲惨なのに本人やその友達はなん
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Posted by ブクログ
前に書いたことあるのだが、大事なことなのでまた書く
今野敏さんの安積班シリーズは短編集こそが醍醐味だと思うのです
長編も面白い
もちろん面白い
だけども長編だと犯人とか気に入らん本庁の刑事とか色々出さないといけないし、それなりに謎解き的な部分も出さないといけないので、安積班のメンバーはほんとちょい役で終わってしまうことも多い
ある長編では、わいの大好きな村チョウが二言しか喋ってなかったとかあるし
だけどそれでは安積班のこのお互いに信頼し合うチーム感とかが出ないのよ
そこで短編集ですよお客さん
ここで安積班のメンバーを深掘りするわけです
あるいは臨海署のメンバーをね
チームとしての -
Posted by ブクログ
ネタバレ終始圧巻、とても苦しい。
私は、「犯罪者にどんな悲しい背景があろうとも絶対に同情はしない」と心に決めていますが、暁の罪を責められない。殺すほかどうしたらよかったの?とも思ってしまう。いやいやだめなのだけど。
人間ってそんなもんだよなとも思います。結局目の前の人のことなんて、全てわかるわけなくて、ましてやニュースの先の犯罪者のことなんて分かるわけない。豚汁のレシピ見ながら、ほんと最悪だよねと話すほどのことなわけで。
宗教って難しい。
信じることは悪いことではない、でもやはり子どもという親に縋るしかない生き物を半強制的に巻き込むべきではないと思う。きっと苦しんでいる人がいる、そんな想像がずっと -
Posted by ブクログ
衝撃的。
フィンランドに住んでいるので、日が出ないことの鬱々とした気持ちはものすごくわかる。(冬でも4、5時間、日は出ますが)
自分は十年ほど前、学生の頃にインドへバックパッカーとして訪れた。目的地だけを決め、行き方は事前にはろくに調べずに行った。悪い人の車に乗せられたり、ぼったくられたり、無駄足を踏んだりと苦労したが、充実感を感じたのを覚えている。
自分の経験とは比べものにならないが、この本の、極夜での旅を通じた現代の便利なシステムの外に出ること、ヒトとしての原体験を得ることは、まさに自分がハタチの頃に欲していた根源的な欲求、そして自分のインド旅はそれが表出したものだったのだと、何年も経 -
Posted by ブクログ
20代前半、周りが結婚やパートナーとの同棲の話を聞くと自分のことを欠けている、足りないそんな風に思う瞬間が多くあります。思っていることを伝えるのが苦手で言語化できないからこそ、この本に出会えてよかったと思いました。
パートナーが嫌いな食べ物をなんとなく食べなくなったり、自分の好きだったものに割く時間が無くなったり、人に無意識に合わせて自分が無くなる感覚
言いたいことを我慢してどんどん自分を削ってどこで自分を補充すればいいのかわからなくなる感覚
いつしか自分らしさとかそういうものが無くなって、結局私って何になるんだろうとつくづく思います。
自分が苦しい原因を無くすためには失う人もいて、そ
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