小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ感情よりも論理性が揺さぶられる本だった。現代の色んな課題や闇のテーマがいくつも張り巡らされていて、読みながら色んなことを考えるのにリソースが足りなかった。たくさん色んな考えが大渋滞だったけど、人を動かすのは物語であること。視野を広げるより狭めた方が行動できること。幸せの正解がない世の中で、没頭できること、他にジャッジされないところまで自分のリソースを使い切れること、これが幸せなのかなと思った。でも、派遣のすみちゃんはどこかメタ認知していて、抜け出したいような感じがしたね。
3人のエピソードに共通して出てくる味噌汁、これは脳みそを溶かすことのメタファーなのかと感じた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレページ数が多いから満足感、達成感が高めの本!
最初は、みんな緊張してるような雰囲気だったけど、同じ中学って分かって、そんな雰囲気が無くなって仲良くなってる雰囲気になってた。アキがみんなを裏切った時はびっくりしたけど、結果無事だったし良かった♥️私もパラレルワールドだと思ったんだけど、最終的には、年が違うだけで、年齢は違うけど会おうと思えば確かに会えるなって思った。私がこんがらがったのは年齢7歳差とかなのになんでみんな中学生なんだろう?ってこんがらがったから本読むのが不得意な人はあんまり内容が入って来ないかも?そして、私がいちばんびっくりしたことそれは、、、喜多嶋先生がアキだったってこと!ほんと -
Posted by ブクログ
ネタバレ長い長い旅が、ようやく終わった。蟲毒の参加者が、それぞれにたどり着いた場所をちゃんと全部見届けることができた。
これで良かったんだと思える終わりもあれば、そうでないものもあった。
が、この最終巻の東京の地で見届けたものは落ち着いて読めたものが多かったような気がする。
彩八の戦いはとても印象に残った。彼女と双葉の絆みたいなものが、すごく貴重なものに思えた。彩八の心が双葉の言動をきっかけに柔らかさと強さを取り戻していったことが本当に良かったと思う。
双葉は最後まで、不思議な役回りだった。双葉を守ることを、自分の中の人間性を守ることと同義にしている者もいたし、「信用」というカードに使っている人間も -
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Posted by ブクログ
前向きに働く小夜子や、いい意味で社長ぽくない葵の人間性を見て、この話はこの題名とどのように結びつくのだろうと思っていた。
断片的に小夜子ぽい性格の女子高生の物語が描かれていたが、それが社長の葵だと気づくのに時間がかかった。この世界でナナコはきっと生きていると信じることにした葵、最後までナナコの結末はわからなかった。ただ自分の中には確実にナナコは存在していて、そのナナコが葵の性格を変えていったのだろう。
後半部分はショッキングな場面がいくつかあった。遠くへ行っても、何にもなれないことに半大人の高校生で気づいてしまうのは、大人が感じる虚しさとはまたちょっと違くて、より残酷なんだろうなと思った
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