小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレとっても素敵な本!♡
心に残ったコトバたち↓ネタバレ注意です!
片想いって、悪くない。ただ好きでいる。それだけのことがパワーをくれる。
「がんばったね。素敵なお母さんじゃないか、ちっともダメじゃないよ。朝美のそういうまじめで純粋なところ、好きだよ。」
でも、ひろゆきさんと結婚することになって、初めて思ったのだ。ひろゆきさんの子どもになら、会ってみたいと。
赤い糸。それは、小指と小指をつなぐたよりない一本のことではなく、互いの体の中をかけめぐる血のことなんじゃないだろうか。あらかじめ結ばれた線を手繰り寄せるのではなく、いろんな出来事を重ねながら、それぞれの中で脈々と流れるたくさんの赤い -
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ネタバレ冒頭から、かなり面食らった。
成瀬将虎は、行きずりの女性とラブホテルへ入り、別れ際に二万円を渡す。性的な描写も露骨で、こんなにエグい小説なのかと身構えた。
元探偵の成瀬は、広尾駅で線路へ飛び込んだ麻宮さくらを助け、ほどなく交際を始める。同じ頃、後輩の想い人から、祖父の轢き逃げは悪徳商法・蓬莱倶楽部による保険金殺人ではないかと相談される。
成瀬が十九歳の頃を描くヤクザ探偵編が、最高に面白かった。死体の腹が裂かれ、腸が引きずり出されている。成瀬は覚醒剤を積んで敵対する組へ潜る。探偵事務所、雑居ビル、ヤクザの組、クスリを積んだトラック、連れ込み旅館。まるで昔の任侠映画のような濃さがある。このパ -
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ネタバレ久しぶりにこんなに引き込まれる小説に出会えた。
扱っている題材が現代にドンピシャに当てはまるということもあり、今この時代に読むべき1冊なのではないだろうか。
自分としては物語(や物事)に呑み込まれるのは人生において良いことだと信じている。ただ物語に呑み込まれすぎて暴走し始めるのが問題なのである。困ったことにどこからが暴走でどこまでは健全なのかが自分ではわからないことが多い。ましてや友達と呼べる人まで暴走してしまうと作中同様、第三者視点を運良くどこかで感じ取るまで気付けない。
自分の思想はまともだと多くの人は思っているだろうし、普段自分も例に漏れずそう思っている。ただ友達や職場の人と会話をすると -
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泣ける。 うう、泣くつもりもなかったのに、読後涙がじわ、っと込みあげてきた。
この気持ちをどう発散すればいいのか…。
すっごく面白かった。
すっごく、心の柔らかいところで出てくる言葉に、たくさん心温まるような…。
本当に、人としてあるべき温かい心のあり方をしている人たちに、心救われるというか…。
私がリリーだったら、もっと妹に嫉妬すると思う。
リリーの、相手に喜んでもらえた時に、すごく満たされるような、与え上手な根っこの部分、尊敬する。
最初、いきなり料理コンテストに参加してるところでは「?」となったけど、どんどんどんどんのめり込んで、次に次にと読みたくなる話だった。
会話で進むことが多くて、 -
Posted by ブクログ
久しぶりに辻村先生の作品を読めた、それだけでとても嬉しい気持ち。
「なぜ人は大きい事件に魅了されてしまうのか?」
事件に限らず、話題になっているものに魅了されてしまうのはある意味人間の心理なのかもしれない。
自分もその話題に関わりたいという本能。
ただ、今回のようにそれの題材が事件だった場合、
無責任な関わりをすることで悪気はなくても誰かを傷つけたり、でもそれは当事者以外理解することかできないんだろうなと、人間はどこまでいっても愚かなのだと感じた。
何事に対しても俯瞰して物を考えられるか。
時代の波に飲み込まれてはいけないと、強く思う。 -
Posted by ブクログ
変わらない自分に葛藤し、気分転換に部屋を掃除した時に見つけた本です。この本を読む前のモチベーションは、あまり高くありませんでした。なぜなら、自分がこの本を読みたいと思った理由が、自分の過去への贖罪だったからです。自分は買って満足、計画を立てて満足することが多い人間です。この本は、8年前自分がまだ高校生だった頃に出会い、絵が綺麗というたったそれだけの理由で購入しました。この本を買った当時、自分は「ようこそ実力至上主義の教室へ」というアニメに出会い、その原作のラノベを読み漁っていました。本に苦手意識を持っていた自分が、ラノベを読むようになって少し変わった自分に喜び、他の本にも手を出して、本への苦手
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