ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 100年の旅

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    わたしたちは、
    『不可思議な旅』のまっただ中。

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    ✾100年の旅
    ✾文:ハイケ・フォーラ
     イラスト:ヴァレリオ・ヴィダリ
     訳:前田まゆみ
    ✾かんき出版


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    “人生何を学びましたか”

    そう問われたとき、
    この本が教えてくれること。

    『いつから、
    人生はこんなにストレスだらけになったのだろう?』
    と感じる1年になるだろうと言う事。

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    人生には上り下りがあって、
    学んだことは経験として活かし、
    学ぶことは自分で選んでいきたい。

    さぁ、人生100年時代。
    わたしたちは100年の旅の途中。

    あなたは何を学んでいきますか。

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    2026年05月30日
  • 地獄変・偸盗(新潮文庫)

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    芥川龍之介。何とも陰惨でどこか不気味で怪談のような雰囲気も漂う。そんな中にもキラリと光る美しい日本語の文章が持ち味で、文学という芸術を味わうのに相応しい作家かと。
    この本の中ではやっぱり「地獄変」。自分では到底できないほどの理想の芸術観。最愛の人が地獄の業火に焼かれてもそれを芸術へと昇華させる芸術至上主義的思想に惹かれつつも引く。他にも戯曲の様な形式の「往生絵巻」。異なる語り手で綴られる藪の中での出来事はまさに「藪の中」。などなど。
    それぞれ嗜好を変えた語り口が何とも楽しく魅力的な一冊でした。

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    2026年05月30日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    今だからこそ、たくさんの人に読まれるべき物語。
    直木賞候補だったが、ぜひ受賞してほしかった。
    序盤にサクラギが発した言葉「与えられた物語を信じてはいけない」が伏線となり、教え子の孝子が「新しい物語」と新年の抱負として書き初めをし、物語の結びには「終わりのない物語をつくる」
    それぞれの意味するものは少しずつ違うけれど、よくできている。

    戦争とはどんなものなのか、私はあまりにも知らなすぎる。アメリカで日系アメリカ人たちが強制収容されていたということも、初めて知った。
    それをあの有名なルーズベルトが行ったということも。
    日本でどんなに物資が不足しても、飢えに苦しむひとがたくさんいる中でも、食べ物も

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    2026年05月30日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    純喫茶トルンカシリーズ、最後の一冊。

    おもしろかったし、めちゃくちゃ好きだった。
    だからこそ、これで終わるのがさみしいぃ!

    ちなみに「解説」を書かれた菊池亜希子さんの文章も、やさしくて素晴らしかった。
    菊池亜希子さんって、誰だろうと思って調べたら、『森崎書店の日々』の主役を務められた女優さんだった。
    作家でないのに、こんなにやさしい文章を書けるなんて……すごいなぁと、その多才ぶりにすこし嫉妬してしまうくらい、素敵な解説でした。

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    2026年05月30日
  • さよならジャバウォック

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    ネタバレ

    いやぁー面白かった!
    途中感じた違和感(いくら子育てしてるからってそんなに知らないことある?とか、ジャバウォック亀にうつすの間に合う?とか)もあとからキレイに回収してもらって、爽快。
    それにしても、お母さんが生きててよかった。ほんとに。

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    2026年05月30日
  • 最後の一色 下

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    今まで自分が読んできた戦国物語の中にはなかった展開で、最後まで(特に終盤が秀逸)楽しく読んだ。史実から逸脱することのないように入念な下調べがあることが文章からもよくわかり、それでいて登場人物たちに愛情を感じる。だから読んでいてとても心地よい。 武士「一色五郎」、あんたかっこいいわ!!

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    2026年05月30日
  • オシムの言葉

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    イビツァオシムは千葉時代から日本代表時代まで、なぜか好きだったし、なんか憧れみたいな存在だった。当時は中高生だったけど、なぜかあの厳しそうな感じと、人を笑わせる感じがすごいと思っていた。
    今の自分もオシムみたいな感じの人になりたいと思っている。

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    2026年05月30日
  • スロウハイツの神様(上)

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    Audibleでダラダラ聴いてたけど、上の最後ら辺から徐々に様子が変わってきて、今もう夢中で下を聴き漁ってる(笑)話が進むにつれて登場人物のイメージが変わっていって、気に停めてなかった出来事が意味を持ってくるの、楽しい!!

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    2026年05月30日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    あー! もー! 何を書いてもネタバレになりそう! 今巻は、ネズミが放浪していた紫苑にとっては長い長い2年間のお話。みんな……読んで……一緒に語ろうよ……一緒に……はうアッ(寝言ではありません。不審者の呟きでもありません)。みんなが知っていることだけ、叫ばせてほしい。ネズミったら、紫苑がだいすきじゃんね!!!!!(ひとは執着に愛と名付け、様々なかたちのそれが語り継がれてきた。正誤ではなく、善悪でもなく、ただそう呼ばれてきた歴史があるのだ)

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    2026年05月30日
  • ブティック

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    最近読んだ本の中でぶっち切り1番面白かった。
    池井戸作品久しぶりだったけど無駄がないのに人物描写や背景描写が洗練された言葉で綴られていて、かつ飽きさせない構成。
    ずっと集中して没頭できるこのストーリー展開は天才ですわ。
    金融の世界をかじってる人もそうじゃない人も、今回のM&Aに纏わる色んな企業の話を読んで社会の面白さを感じるはず。
    そして相変わらず池井戸潤は嫌なヤツを描かせたら天才的だわ。
    銀行、嫌いになりそう。

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    2026年05月30日
  • 巨人たちの星

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    「星を継ぐもの」シリーズ第三弾。前2作で本当に地球の歴史がそうだったんじゃないかと思わせてくる本格SFを味わった訳だけど、本作で3作が輪になって繋がってきたときの衝撃がエグかった。ラスト100ページくらいの対ジェブレン人の下りは痛快すぎて気持ちよかった。地球人は凄いんだとポジティブな気持ちになれる。読むのはめっちゃ時間かかったけど後悔しないシリーズですね。次作もまだあるみたいなので近々読みます。

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    2026年05月30日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    読む手が止まらなかった。アニメもたまたま見ていたから、ざっくりとした内容や登場人物は覚えていたけれど、やっぱり面白い。
    走る人にとっての最高の褒め言葉の意味を知ったいま、自分も走りたくなるぐらい純度の高い作品だなと思いました。
    ちなみに、僕はユキの走に対する思いやニコチャンに心打たれてしまいました笑

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    2026年05月30日
  • ひだまりのストリート・ピアノ

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    どのエピソードも心が温まる内容でした。ストリートピアノを通して、見える人柄が温かい気持ちにさせてくれます。

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    2026年05月30日
  • わたしのアグアをさがして

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    別れる時は一瞬、仕事も失った主人公が失恋を振り切ってスペインでフラメンコを学ぶ。
    恋愛脳で男運はなさすぎて、自分から都合の良い女になっていっている。
    人生どうしていくか、どうしてフラメンコをしているのか沢山悩みながら生きていっているのには誰しも通ずるものがある。

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    2026年05月30日
  • いつかみんなでごはんを 解離性同一性障害者の日常

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    タイトルと表紙から想像していた何倍ものえぐみのある文章で、いい意味で思い切り裏切られた。
    生々しい記憶が語られながらも常にどこか冷静で分析しているようなのが印象的だった。
    自分が被害者であるが故に発生する加害性は、トラウマや精神疾患を抱えた人が実は悩みがちなテーマではないだろうか。その部分が当事者目線でこれだけ鮮明に描かれている本は初めてで、とても救われた気持ちになったと同時に身の引き締まる思いがした。

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    2026年05月30日
  • invert II 覗き窓の死角

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    とても、面白かった。
    特に、翡翠と真の 雇人と家政婦?? というよりも友情みたいなのがみれて胸が熱くなった。ミステリー最高‼️

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    2026年05月30日
  • ひかりの魔女 : 4 よつば旅館の巻

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    金澤翔子美術館に行けたよう。じっくりと普通学校に行けない辛い体験する 震災の地で書いた奇跡の一枚 感じながら。こないだ文化センターに来てくれて、自分はなんと別会場のコロッケ美川憲一を選択 母親にあとから聞くと金澤翔子がよかったと言う。やっぱ確認作業大事だな

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    2026年05月30日
  • 名探偵にさよならを

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    シリーズ3作目。その3作分の伏線、ラストで全部回収。
    「人生で最も美しいのは嬉し涙」のセリフに、胸、打たれる。こんなに深い愛の深く練られたミステリがあるだろうか。

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    2026年05月30日
  • 怖い話でメシを食う。最恐の2人が語る奇妙な日常

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    第6章 語り部の素顔を読んでますますはやせさんのファンになった。
    奥様への感謝と愛情が深い。深すぎて一度危ないところまでいってるのも面白い。聖地巡礼という名の深夜徘徊を弟さんが止めなかったらどうなっていたんだろう。

    岸本さんへの尊敬も並々ならぬものを感じる。
    普段YouTubeを見てると全然そんな感じを出さないのに。

    はやせさんの半生をいつか映画にしてほしい。

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    2026年05月30日
  • 百年の時効

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    ネタバレ

    ここまで著者の4作品全部読んできたけどダントツ面白かった。昭和、平成、令和全ての点が現在で繋がるのは圧巻。刑事の執念と科学捜査の進歩が相まって収束していくのが気持ちの良いラスト。
    タイトルは百年の時効だけど、実際は事件から五十年。でもこの作品を昭和百年の2025年に刊行したから成立したタイトルかな。

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    2026年05月30日