ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    映画を観に行き、原作が気になっていたのでやーーっと読めました。
    映画とお話が少し違うとは聞いてたけれども、思ってたより違った?というか、映画は原作とは違う世界線の国宝だったのかな、という印象。
    本を読みながら、映画の二人を思い浮かべながら情景が蘇りました。



    以下映画とのネタバレ含みます。


    映画の喜久雄は、「役者」としてはすごいけれど、人としてはロクデナシというかダメ人間、という印象だったけれど、原作の喜久雄はちゃんとした「人間」で義理人情もあって、深みを感じられました。
    映画で大好きだったシーンが原作にはなかったりして、ちょっと残念だったかなぁ。

    あと、やっぱり「徳次」の存在感!

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    2026年02月15日
  • きいろいゾウ

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    ツマの世界観が好きだった。
    脆く、儚く、美しい感性の女の人だと思った。
    ムコさんの背中の鳥を見たいと思った。
    読み進めるとアレチさんも洋子も駒井さんもみんな知り合いみたいに感じた。

    西加奈子さんの小説を書く言葉がいつも刺さります。ありがとうございます。読んでよかったです。

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    2026年02月15日
  • ライオンのおやつ

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    この本を読んで死ぬとはそんなに怖いものではないんじゃないかと思えた。それまで自分は死ぬ時は苦しくてまだ生きていたい、この世を離れたくないと思うのではないかと考えていたが、この本を読み進めていくうちに死ぬこととは新たな旅の始まりなのではないかと思った。最後ホスピスのマドンナがよい旅を!という言葉を言っていた所はとてもポジティブに切り替わる瞬間だった。また死ぬことは人生でいちばんのオーガニズムだと言っていてそんな気持ちよく死ねたら最高だなと思った。最近おじいちゃんが亡くなりおじいちゃんはどんなことを思ってこの世を去っていったのか考えてみたが、体が不自由で辛いことが多かったのではないかと思うが、最後

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    2026年02月15日
  • 木洩れ日に泳ぐ魚

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    引越し前の男女が部屋で語らうだけなのにどんどん引き込まれていく。
    15ページほど読み進めるごとに新たな事実が分かり、お話がどんどん展開されていくので、読書苦手な人でも読みやすいと思う。
    ミステリとしても面白かったし、友愛と恋愛と家族愛の違いについての考え方が深まった。登場人物と一緒に少しずつ読み解いていく感覚がとても癖
    になる作品でした。

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    2026年02月15日
  • 書店員は見た!~本屋さんで起こる小さなドラマ

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    書店員の著者がお客さまのそれぞれの事情を汲んで選ぶ本が秀逸!特に、入院中のおばあちゃんや子どもへのプレゼントなど、誰かのために本を買いにくる人のエピソードは胸が温かくなります。
    本好きなら、あの本もこの本も読んでみたいと思ってしまうはず。

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    2026年02月15日
  • エピクロスの処方箋

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    終末医療に携わる医師が、懸命に患者と向き合う真摯な姿に胸が熱くなる一冊。
    ただ命を繋ぎ止めることだけが患者の幸せなのか、看取ること、救うこと、どんな最期を選択するべきなのかを考えさせられます。日々大変な現場で働いている医療関係者の皆さまには本当に頭が上がりません。

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    2026年02月15日
  • あなたが殺したのは誰

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    過去と現代、離れた場所が最後見事に繋がり、特に終盤は一気読みしてしまいました。救いがなさそうで、でも何処かに光は残してくれるのが、まさき作品の魅力なのかなと。三ツ矢と田所のコンビ、またどこかで見たいです。続編を期待致します。

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    2026年02月15日
  • 有頂天家族

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    力の抜けた森見節。森見さんの中でも大好きな一冊です。
    狸や天狗といった主要キャラも皆キャラがたっているし、なんだかんだ言いながらも家族皆んなで力を合わせて大団円!という結末が爽快です

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    2026年02月15日
  • 牧野富太郎の恋

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    最近このくらいの時代の本の中にずっといる。
    これは明治の始まりくらい〜だけど。
    ちょうど今の朝ドラくらいの時代と同じか。

    牧野富太郎さんの朝ドラも観てましたよ。
    神木隆之介さんがやってたね。
    だからあのキャストのまま読んでたんだけども。

    やっぱり朝ドラは朝ドラで多少変えてあるのね。
    富太郎さん一人っ子だし。
    朝ドラではお姉さんいたよね。
    朝ドラとの違いを見つけるのも面白かった。

    それにしてもスエさん(漢字出すの大変)肝が座りすぎ。
    今の金額で2億円の借金とかもう夜も眠れないわよ。
    どうしてあそこまで富太郎さんを信じられたんだろう。
    借金取りだって怖かったろうに。
    それすら楽しむって私にゃ

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    2026年02月15日
  • 口に関するアンケート

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    ネタバレ

    墓地に肝試しに行った大学生5人の証言を纏めた本。みんな少しずつ証言の内容が違うのが、みんなして段々と気が狂っていくみたいで怖い。最初は5人で一緒に肝だめしに行ったのかと思ってたけど、翔太、竜也、美怜、杏のグループと、健、颯斗のグループの2グループの話なんだよね?でもこう書いてみると登場人物は6人?でも最後のアンケートに「大学生5人」って書いてあるけど。杏の証言がないから、杏を除いて5人ってことかな。

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    2026年02月15日
  • 私が愛した余命探偵

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    ネタバレ

    ほどなくお別れですの映画化に興味を惹かれて、こちらを手に取った。未読の著者だけど、泣かせる系の話であることは想像がついて、素直に物語を受け入れられるかな?と思ったけど、読み終わって涙がぽろぽろ止まらない。

    失う、ということに対して強く共感してしまうのは、私が一度人生を失ったからかもしれない。タイトルから展開は予想できるものの、幸せな結末を望んでしまった。喪失を日々の優しさに昇華できたら、その人と歩んだ時間の重みが和らぐのだろうか。
    暖かな時間と物語を楽しめた一冊だった。誰かを支え支えられるということ、哀しくも愛おしく過ぎゆく毎日の幸せが胸に響いた。

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    2026年02月15日
  • それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~

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    【感情旅行】一穂ミチ
    片思いしていた男性が病死。男性の息子は既に17歳。自身は社会で上手く通用しない現実。上手くいっていない恋愛。理想と現実が人生のやさしさと厳しさを感じさせてくれる。

    【独身の女王】麻生競馬場
    独身のカリスマと呼ばれていた女性の結婚。
    カリスマ女性のような存在に憧れ、
    自身も独身を貫いていたが、
    周囲の変化が自身に葛藤をもたらしてくる。
    独身も悪くないと思わせる。

    【オレンジシャドウの憂鬱】砂村かいり
    33歳のバリキャリOLが
    恋愛による自身の市場価値と
    他者との評価で揺れ動く。

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    2026年02月15日
  • ゲーテはすべてを言った

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    この本ほど「教養小説」という言葉が似合う本はないだろう。

    以前から、「教養小説」という言葉が気にかかっていた。ドイツ語でビルドゥングス・ロマン、本作のタイトルでもあるゲーテに由来する小説ジャンルで、Wikipediaによれば、主人公がさまざまな体験を通して内面的に成長する過程を描く物語とのことだ。
    代表例にはゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』、トーマス・マン『魔の山』、ヘッセ『デミアン』や日本なら漱石の『三四郎』なんかが挙げられている。

    僕が気になったのは、「教養」という言葉の高踏的な響きとその内容のミスマッチ。教養小説と言われるとなんだか高尚でタメになる小説のような気がするが

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    2026年02月15日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    今までとはちょっと変わったテイストで一気に読めました。勝者も敗者もいない。それってすごいことだなあ。

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    2026年02月15日
  • リバー 上

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    ネタバレ

    圧巻の群像クライム小説。
    前半でじっくり事件や人物像をあぶり出し、後半一気に犯人に迫る構成は、奥田英朗の真骨頂。
    容疑者は3人いるが、容疑者視点の章がないのが特徴。
    事件に事実はあっても真実は分からない、人間の狂気は分からないという本作のテーマにも繋がる。
    そして恐ろしいのは犯人だけでなく被害者の家族だったりするのも、人の怖さを感じてしまう。

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    2026年02月15日
  • リバー 下

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    ネタバレ

    圧巻の群像クライム小説。
    前半でじっくり事件や人物像をあぶり出し、後半一気に犯人に迫る構成は、奥田英朗の真骨頂。
    容疑者は3人いるが、容疑者視点の章がないのが特徴。
    事件に事実はあっても真実は分からない、人間の狂気は分からないという本作のテーマにも繋がる。
    そして恐ろしいのは犯人だけでなく被害者の家族だったりするのも、人の怖さを感じてしまう。

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    2026年02月15日
  • 世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社インターナショナル)

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    好きなこと、興味のあることを、誰かとこんな風にお話ししてみたい!歴史の話は馴染みがありますが、辺境とは?とよく分からないまま、読み進めました。日本の昔とアフリカや世界の辺境との共通点や違いを見いだしていく二人の対談。時間と空間を超えて異世界が繋がるようなそんな感覚を覚えました。

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    2026年02月15日
  • 透明な夜の香り

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    “香りがもたらす記憶は、その人が生きた軌跡そのもの“

    読み始めから読み終わりまで
    その場にいるような不思議な感覚で読み進めていた

    あの匂いはあの人がつけていた香水と一緒だなとか
    あの家はわたしの家とは違う他人の香りだなとか
    ふと思い出す香りと、思い出したくない香り

    色がない透明な香りは日常にあって
    温かくなったり、切なくなる

    調香師という新たなジャンル
    この本でしか得られないどっぷり浸かれる作品

    千早茜さんの作品は言葉選びがとてもすきで想像がとてもしやすい、赤い月の香りも読むのが楽しみ

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    2026年02月15日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    苦しみや痛みを味わってきた人ほど、他者の苦しみや痛みに寄り添うことができる

    ドリアンさんの解説もとーっても響いた

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    2026年02月15日
  • 〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学

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    13の現代文学が説明されていたが、読んだことがあるのはわずかに2つのみであった。文庫本になっていないことが大きい。この本は読みやすい。NHK文化センターの13回の講座をもとにしてNHKカルチャーラジオでも放送されたものであったが、それは聞き逃した。100分で名著と同じようにテレビ番組でも扱ってほしい。

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    2026年02月15日