【感想・ネタバレ】あなたが殺したのは誰のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

都内のマンションで1人の女性が死んだ……
手がかりは90年代、リゾート開発に沸く鐘尻島だった。
「全てを疑う」変人(天才…)が追い求める真実とは?

「人の視点の数だけ、人の真実がある」

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2024年05月15日

Posted by ブクログ

文句なしに面白かったです。
2つの事件の登場人物たちがどう繋がるのか、歪んだ人間像を書くのが上手いと思う。
後味の悪い事件なんだけど面白かったと思えるのは田所&三ツ矢コンビのキャラのおかげかな。

地元が出てきたので、、本宮市も郡山市も住みやすくて良いところですよ。
由香里さんは嫌だったみたいだけど。。

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2024年05月14日

Posted by ブクログ

『あの日、君は何をした』
『彼女が最後に見たものは』につづく
「三ツ矢・田所シリーズ」第3弾!

✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
中野区マンションの一室で、女性が何者かに殴打され意識不明の重体となる。女性は永澤美衣紗という名のシングルマザー。生後十ヶ月の娘 しずくは連れ去られ部屋にはいなかった。

現場に駆けつけた田所は、キッチンで一枚の便箋を見つける。白い便箋に書かれた黒い文字に田所の心臓はせり上がり、血流の流れが早くなる。

「私は人殺しです 五十嵐善男」

五十嵐は、二ヶ月前に起きた強盗殺人事件の被害者だった。

✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
1990年代初頭 北海道 鐘尻島

「良い神様も悪い神様も海の向こうからやってくる」
小寺陽介は幼い頃からそういい聞かされてきた。

島は巨大リゾート「リンリン村」開発に伴い、あっという間に飲食店や宿泊施設が立ち並んだ。陽介の父が営む老舗料亭〈帰楽亭〉もその一つで、多額の借金をして〈帰楽亭別邸〉を建てた。

しかし、「リンリン村」の建設は頓挫。

陽介が、酔いつぶれて「もうだめだ」と呟く父を見た次の日の朝。教室に入った陽介にクラスメイトが近づき興奮気味に話しかけてきた。「今朝、リンリン村の鉄塔で首を吊ったひとがいるって」

-もしや父ではないか

✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
面白かった!
三ツ矢と田所コンビのすれ違い愛も健在だった!笑

美衣紗を襲った犯人としずくの行方。
三ツ矢の推理で事件は思いもよらぬ方向へ進んでいって何がどーなってる?!と先を急ぎたくなるし、なにより三ツ矢が三ツ矢のままで、田所は田所のままなのが最高だった。相変わらず三ツ矢の発言に振り回されっぱなしの田所は、その心境がどうみても「片想いしてる女子」なのよ笑

そして、陽介の章。こちらがめちゃくちゃ悲しい。「リンリン村」に翻弄された島の住人たち。それに巻き込まれる陽介。「海は悪い神様しか連れてこない」もう!神様はどうしてこんなに陽介に試練を与えるのか!ただ、お父さんの大切にしていた〈帰楽亭〉を守りたかっただけなのに (*ノД`*)・゚・。


全っっ然 関係性のみえない二つの話が繋がりを見せた時「えーーーー!!」「マジか……」でした。(《良い小説の前では語彙力はポイ》という名言をyukimisake様から頂いたので)

三ツ矢の母親を殺した犯人はまだ見つかってないし、田所の異動の話も出てきたし、
─これは続編、あるな((≖֊≖)✧


注) わたしシリーズ全部持ってるからねっ

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2024年05月09日

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また三ツ矢コンビのことをすっかり忘れてました。

これ事件とどう繋がるの、、、と読む手が止まらず夜更かしして一気読み。
(そういえば前2作もそんな感じだったなぁ。うる覚え)

久しぶりに小説を読んでウルっとしてしまいました。
ウルっとしたら星5です。
不運な女の人の話にまじで弱い…

由香里にイライラしてしまいつつ心情も分かってしまうのも辛く。
こうゆうしんどい小説はしんどいけど大好きです。

続編を更に期待してしまう。

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リンリン村〜( ; ; )!!!二つの話が交互に進んでいき、それが交わっていくのが面白かったです。事件の犯人は最後まで分からなかった!でも動機や登場人物たちの思いはすごく納得できた、、

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2024年04月18日

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2つの話が交互に展開されてゆき、最後に向けてそれらが絡み合って行く感じ。
最後1/3はホントに一気読み。
「あの日、君は何をした」「彼女が最後に見たものは」の三ツ谷&田所シリーズはすべてよんだけど、これが一番好きだったし面白かったかな。

バブル崩壊に伴った、小寺家のヒリヒリするような緊迫感…の割に、なんとなくノンビリした印象の家族。田舎の島感があるよね
しかし着実にユックリ忍び寄る影

永澤さんの事件を追いかけているはずが、関係があるようなないような別な事件が出てきて、私も田所さんと一緒に、捜査の迷路にはまっていってしまっているのでは?と思ってしまうような焦燥感。

そして、最後の最後まで…そーきたかぁと。

ボタンの掛け違いが掛け違いを呼んで、不幸な結果に帰結していくこの感じ、好きです。

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2024年04月18日

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場面の入れ替わりが多かったので整理しながら読まないと状況把握が難しかったです。でも、緻密さや人間の裏側が面白くて、一気に読んでしまいました。次作も楽しみです。

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2024年04月14日

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待ってました!!
三ツ矢&田所シリーズ 第三弾!!

いやぁ、このコンビにも慣れてきた感あるけど、事件内容はますます入り組んでパワーアップしてきてる!!凄い!!

途中で3回くらい「ええ〜っ!?」ってなって、ページを捲る手が止まらず…はぁ〜、堪能しました〜〜!!!

今回も事件の結果はかなり切ない。

三ツ矢みたいな刑事がいれば、いろんな意味で救われる人がいそうだけど、実際はどうなのかな〜?

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2024年04月13日

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かなり好きなシリーズの新作が手に入ったので読んでみた。
今回も重厚なミステリーでした。
現在パートと、数十年前の鐘尻島でのパートが並行して進んでいきます。
この鐘尻島でのストーリーがとにかく切なくてやるせなかった…
バブル崩壊で何もかも壊され奪われた人が実際にいると思うと、胸が苦しくなりました。
れに対して、現在パートでの出来事はもう何故?!何故?!と謎だらけで、真実を推理することすら不可能でした。
過去二作もそうでしたが、伏線回収がすご過ぎました。
あ、ここでこう繋がってくるんだ、と分かったと思ったらまた新しい真実が浮かんできたりと、もう予測は不可能でした。
今回も三ツ矢&田所ペアの掛け合いが心地よかったです。
田所が徐々に三ツ矢に適応?してきているのを感じつつ、まだまだ振り回されている様が面白かったです。

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2024年04月08日

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名コンビ、天才刑事 三ツ谷と岳斗刑事が事件と謎に迫る第3作目。

まさきとしかの作品ではお馴染みの
一見、関係の無い二つの事件の謎と関連性が謎を膨らませ続け鳥肌を立たせながら納得の回収をしてくれる作品。

今回はバブル時代の90年代初頭に翻弄される北海道の離島で発生した事件と
現在の東京のマンションの一室での殺人事件がリンクする!?

人の鬱蒼とした心境、シリアスで淡々と推理していく描写、三ツ谷と岳斗の成長に微笑ましくもなるバランスの取れた作品でした!

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2024年04月05日

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ネタバレ

このシリーズの物語の構成に慣れてきて、人物が多くても年代がバラバラでも分かるようになったので、最後に向かうにつれてピースがどんどんハマっていってめちゃくちゃ面白かったです。
この構成に慣れていないと分からなくなってしまうので、ぜひ1本目から読んで徐々に自分を慣らしてから2本目、3本目と読んで欲しいと思いました。
そうすると続編がより面白く感じられる、プラス、岳斗がどんどん好きになると思います。笑

しっかり読んだつもりですが、右から左だったのか、分からなかったことが⋯
・常盤父が小寺母の元へ行ったのはなぜ?
(離婚届もなぜ?と思っていましたが多分これはあの3人が荷物を取ってきたときにクローゼットで見つけたとかですよね)
・小寺父が殺される時の小寺父の心境は周りが推測する通りだったのか?

気にし始めたら全部気になったり、他の登場人物にも隠されたストーリーがあるんじゃないかという気持ちになったりしています。
1、2本目ともに最後の章で本人しか知らない真実のような会話や巡らせがあり、もはやそれがお決まりだと思い込んでいたので、3本目になかったのは残念でしたが、まだこれからも続編がかかれるぞというような雰囲気の終わり方には嬉しくなりました。

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2024年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

三ツ矢&田所刑事シリーズの3作目。
今作も抜群に面白かったです。

現在の東京と、1990年代の北海道鐘尻島。
(鐘尻島というのは架空の島のようです。)
物語は二つの時間軸で展開されていき、両者がどこでどのように関わりをもつのかが気になり熱中して読み進めました。

事件が発生し、警察が真相を追っていくという流れはいつも通りですが、登場人物それぞれの生い立ちや背景が丁寧に描かれており、様々な場面で感情を揺さぶられてしまいます。
読者は事件発生に至るまでの経緯や関係者たちの心境の変化を知っているからこそ、結末にたどり着いたとき、何故こうなってしまったんだろう…とやるせない気持ちを感じずにはいられません。

悲しい結末ですが、三ツ矢刑事の淡々とした様子や田所刑事とのやりとりに癒される場面もあり、辛い読後感にはなりません。
次回作も楽しみです。

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2024年05月17日

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ネタバレ

タイトルの意味が悲しい
登場人物、みな、勘違いや思い違いばかりでやり切れない

陽介の父親が殺された理由だけが、何となく、フワっとしている

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2024年05月16日

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岳斗、三ツ矢シリーズの3弾目。
あい変わらず三ツ矢さんに振り回されながらも甲斐甲斐しい母親と化す岳斗が微笑ましい。
三ツ矢さんもかわいい。
家族の捻じれからくる悲劇、それもありふれた家族の。身近な脅威ただけに、いつか自分に降りかかるかもしれない。そんなリアルな嫌さが漂う内容なのに、二人のおかげで癒しを感じる。

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2024年05月14日

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読みやすくて一日で読み終えられた。ドロドロが過ぎますね。島の息苦しさにこっちまで絡め取られました。全くひどい話。三ツ矢と岳斗のかけあいでかろうじて息抜きができた感じ。

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2024年05月13日

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シリーズものと知らずに読んだ。というか、まさきとしかさんの本を初めて読んだ。
展開に引き込まれた。文章も読みやすくて良かった。
読み終えてタイトルの意味に気がついた。
上手い、と思った。

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2024年05月03日

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ネタバレ

パスカルシリーズ第3作。前の2作と合わせたような今回のタイトルですが、読み終えてこのタイトルを振り返るとその「誰」の重さにやりきれない気持ちがつのって行きます。
本作もまさき先生のテーマというべき「母と娘の葛藤」が描かれます。
過去と現在の二つの話が交互に展開していき、いつこれが交わるのかなと言うのが一つの醍醐味ですが、繋がってからの展開は真相がわかってくる毎にどんどん辛くなっていきます。
様々な「あなた」と「殺された誰か」がこれでもかと出てくるミステリー。
こんなに人が死ぬミステリー久しぶりに読みましたね。
このシリーズまだ続いてくれるでしょうか。どれほど続いたとしてもパスカルのマイペースっぷりは絶対変わらないんでしょうね。もう次作を待ってます。

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

北海道の離島で起こった一連の悲惨な事件と
東京で起こった殺人事件。
この二つがどんな形でリンクしていくのかが最大のポイントだったんだけど、まあー、きれいに回収されました!
一部、二部、三部と結末が明らかになるたびに
「えーーーっ⁈」と驚きの声をあげてしまった。

シリーズ3作目。
毎回家族にまつわるドロドロや
因縁のようなものが描かれていて、
辟易としながらも、読むことをやめられない…
作者は物語の進め方が本当にうまいと思う。

事件解決に挑むでこぼこコンビ、
空気読まない超マイペース人間三ツ矢と、
彼を慕うあまり乙女化する田所。
全体的に重い空気を纏う作品の中で
息抜きとなるようなコミカルなシーンが目立ち、
わたしはそれがあまり好きじゃないんだけど、
3作目ともなるとそれにも慣れてきて、
言うほど嫌じゃなくなってきた。
次作もありそうですね〜。

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2024年05月01日

Posted by ブクログ

こちらのシリーズ、以前から読んでいますが、
点が線になって「あー!」ってなるのが楽しいです。

ため息が出るような悲しい出来事があまりにも続くので、読んでいるこちらもぐったりしますが、最終的には救われる部分もあって、見えてなかった親切心とかも伺えて、報われました。

また続編があればぜひ読みたいです

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2024年04月24日

Posted by ブクログ

三ツ矢シリーズ第3弾。すっごい好きで、3冊で完結かと思いきや、続編あるのかな?
ストーリーは、現在の東京と、1993年の北海道、鐘尻島との2つの話が同時進行していき、どう繋がるのかと思いながら読む。嫌になるくらいの負の連鎖、、、。

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2024年04月24日

Posted by ブクログ

三ツ矢田所刑事コンビ三作目!このコンビほんと好き。これでもかと悪いことばっかり起きる。嫌なのに読まさってしまう(道民ならでは)。グッタリ。一見何の繋がりもないかのように思えるニつの話がいつしか交わっていく作りは、前ニ作同様。救いがなさすぎたかなあ…

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2024年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

三ツ矢&田所刑事シリーズ 三作目

前作同様、全てが繋がっていく終盤はやっぱり面白くて読む手が止まらん
その上全部が明かされた後にもつタイトルの意味にあ〜〜ってなった(語彙力)

由香里さんが主のパートは読んでるこっち側も重苦しかったな〜
真相が分かっても当事者たちから被害者の家族まで誰も救いようなくって暗くて重い
まあそういうのが好みなんやけど(笑)
あとしずくちゃんが居た堪れなさすぎて個人的に引きずった

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2024年04月06日

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現在と30年前の北海道鐘尻島の事件が交互に語られ、それが交わる時呪いが顕になる。パスカルこと三ツ矢とコンビを組む田所岳斗のぼやきも定番の面白さ。ラストの衝撃の事実が哀しい。

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2024年04月02日

Posted by ブクログ

『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』に続く、三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾。

物語は2020年代の東京と、1990年代の北海道鐘尻島での出来事が交互に語られる。

現代パートでは傷害事件と女児連れ去り、過去パートでは巨大リゾートの建設が頓挫した事で人生が狂わされた人々が描かれ不穏な影を落とす。

読み進めても一向に接点が見つからず、脳内では謎が膨らみ続けた。
彼らに一体なにが起きているのか、二つの時代はどう繋がるのか知りたい一心で頁を捲った。

母娘の呪縛、嘘と悪意に翻弄された人々、真相はあまりにも切ない。

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2024年03月27日

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いやー今回もすごかった
そうなるかー
そしてタイトルに込められた意味な
今回もやってくれた

でもでもでも、三ツ矢の変人ぶりにちょっと慣れちゃったのよね
うん、今回もめちゃめちゃ優秀でめちゃめちゃ変人なんだけど
どうしても3作目ともなると新鮮味が薄れちゃうよね
逆にいつもの三ツ矢だわ〜って変な安心感みたいなんが生まれちゃう

そういう時はね
相棒の田所くんがハジけないとね!
もっと前に出て来ないと!
でも今回は才能の片鱗を見せて終わり
しかもどうやらこのシリーズは続くよう

よし、次回こそ頼むぞ田所!

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2024年03月25日

Posted by ブクログ

三ツ矢田所シリーズ3作目。
令和の東京中野区で発生した20代シングルマザー殺害事件と、バブル崩壊後の北海道鐘尻島での出来事。
事件現場から見つかった「私は人を殺しました」という手紙が、数ヶ月前強盗殺人で命を落とした高齢男性の署名入りだったこと、シングルマザーの子が所在不明であることなど、様々な事件が入り組んでいて、まったく先が読めなかった!
「あなたが殺したのはだれ」の答えが分かった時には、ぞっとした。
これもまた、多くの人の善意のような独りよがりのような思いによってボタンが掛け違えられていった結果なのだろうか。
だれを殺したのか、なぜ殺したのか。
まさきとしかさんが書き続ける「母の狂気」。今回は、母の呪縛…とでも言うべきか。今作でも炸裂していました。
我が子と幸せになりたい、我が子が愛おしいという感情と、我が子が鬱陶しい、我が子と離れたいという感情。母として私も持っている。我が子の人生に乗っかろうとする母の愚かさは、自分勝手だと切り捨てて責められるほど、私は立派な親ではないと痛感した。

今作は、救いがない事件だったな。
前の2作は、生きている意味と死んでいく意味のような、死に意味や意思があったんだけど、今回はそれはなくて、悲しさが強く残った。
生んでくれたことに感謝できるような人生を送れていることと、ラスト田所の願い(?)が叶いそうなことが、救いだった。

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

三ツ矢秀平&田所岳斗シリーズ第3作。

現代の殺人事件の捜査と、バブル崩壊後の北海道の離島での出来事が交互に描かれる。
やがて収斂していくことはわかるのだが、どこでどうなるのかさっぱりわからないまま読み進める。

悪意による噓ばかりでなく、単純な思い違いや沈黙が大きな結果に繋がっていく。歯車が狂うと壊れるまで止まらないのか。人の生は危うい均衡の上に成り立っているものかもしれない。

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

SL 2024.5.7-2024.5.10
事件は解決しても誰も救われない。そもそも鐘尻島のパートは救いのない話ばっかりだったし。
この作品の暗くて重いトーンがあんまり得意ではないんだけど、グイグイ読ませる力量はほんとすさまじいと言わざるを得ない。

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2024年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

三ツ矢、田所シリーズ3作目。二つの話が並走していく構成で最後の回収の仕方も見事。物語の構成に重厚感が増していた。増していたのだけど、私はまさきさんが社会的なテーマをミステリーで語るのが好きなのだ。1作目より2作目の方がより深遠なテーマを掲げてきたなぁと思っていたので、3作目に期待し過ぎてしまったかもしれない。私が期待しすぎただけで、この小説自体はミステリーとして素晴らしいものだと思います。このシリーズは大好きなので、次回作も期待し過ぎないよう気を付けよう。

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2024年05月05日

Posted by ブクログ

待ってました!
三ツ矢&田所刑事シリーズ第三弾
またしても期待以上の面白さでした。
推理小説で、こんなにも人の心や人間関係を深く
しかも巧みに描き出す作家さんは、中々いないのではなかろうか。
第四弾が楽しみだなぁ。

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2024年04月01日

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