感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
リンリン村の開発ストップの話は身につまされる思いだった。バブル時期はこんなことあったんだろうなと。
後半まで全然現代パートと繋がらなくてドキドキした。
1番不幸だったのは誰なんだろう。
Posted by ブクログ
リンリン村〜( ; ; )!!!二つの話が交互に進んでいき、それが交わっていくのが面白かったです。事件の犯人は最後まで分からなかった!でも動機や登場人物たちの思いはすごく納得できた、、
Posted by ブクログ
安定して面白いシリーズの3作目。
〇〇だと思ってたらそうじゃなかった、が多くて楽しめた。
嫌な人物が多かったが、とにかく常盤由香里が嫌。
Posted by ブクログ
三ツ矢&田所刑事シリーズの3作目。
今作も抜群に面白かったです。
現在の東京と、1990年代の北海道鐘尻島。
(鐘尻島というのは架空の島のようです。)
物語は二つの時間軸で展開されていき、両者がどこでどのように関わりをもつのかが気になり熱中して読み進めました。
事件が発生し、警察が真相を追っていくという流れはいつも通りですが、登場人物それぞれの生い立ちや背景が丁寧に描かれており、様々な場面で感情を揺さぶられてしまいます。
読者は事件発生に至るまでの経緯や関係者たちの心境の変化を知っているからこそ、結末にたどり着いたとき、何故こうなってしまったんだろう…とやるせない気持ちを感じずにはいられません。
悲しい結末ですが、三ツ矢刑事の淡々とした様子や田所刑事とのやりとりに癒される場面もあり、辛い読後感にはなりません。
次回作も楽しみです。
Posted by ブクログ
タイトルの意味が悲しい
登場人物、みな、勘違いや思い違いばかりでやり切れない
陽介の父親が殺された理由だけが、何となく、フワっとしている
Posted by ブクログ
パスカルシリーズ第3作。前の2作と合わせたような今回のタイトルですが、読み終えてこのタイトルを振り返るとその「誰」の重さにやりきれない気持ちがつのって行きます。
本作もまさき先生のテーマというべき「母と娘の葛藤」が描かれます。
過去と現在の二つの話が交互に展開していき、いつこれが交わるのかなと言うのが一つの醍醐味ですが、繋がってからの展開は真相がわかってくる毎にどんどん辛くなっていきます。
様々な「あなた」と「殺された誰か」がこれでもかと出てくるミステリー。
こんなに人が死ぬミステリー久しぶりに読みましたね。
このシリーズまだ続いてくれるでしょうか。どれほど続いたとしてもパスカルのマイペースっぷりは絶対変わらないんでしょうね。もう次作を待ってます。
Posted by ブクログ
三ツ矢秀平&田所岳斗シリーズ第3作。
現代の殺人事件の捜査と、バブル崩壊後の北海道の離島での出来事が交互に描かれる。
やがて収斂していくことはわかるのだが、どこでどうなるのかさっぱりわからないまま読み進める。
悪意による噓ばかりでなく、単純な思い違いや沈黙が大きな結果に繋がっていく。歯車が狂うと壊れるまで止まらないのか。人の生は危うい均衡の上に成り立っているものかもしれない。