あらすじ
口に関するアンケート 背筋(せすじ) 「近畿地方のある場所について」(KADOKAWA)で2023年にデビュー。同作が「このホラーがすごい! 2024年版」にて1位に。近著に「穢れた聖地巡礼について」 (KADOKAWA)など。
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SNSで話題沸騰した『近畿地方のある場所について』の背筋先生による短編ホラー! ※ただのホラーではない
とある大学生グループが心霊スポットで肝試しをした。その後、そのうちの一人が自殺してしまった。
さあ、何故でしょう?
すみません、60ページほどの短編なので、あらすじで言えるのはここまでです。笑
このお話は最初から最後まで登場人物たちが語り手となっており、当時のことについて証言しているような形となっています。
そして最後にアンケートがあります。 皆さん、“必ず”答えてくださいね。
最後の問いに答えたとき、この本の仕掛けに気づき、もう一度読まずにはいられなくなるでしょう。
私はもう、○○の鳴き声が怖いです。では、失礼いたします。
感情タグBEST3
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今年読んだ本の中で一番「!!?!!!!」となった。
心拍数が一気に上がって、字の色が変わっている部分の理由がわかりました。
移動中に読みながら「あれ?言うほど怖くないような…?」「よくある呪われた系…?」とか思っていたが、最後の最後の最後の数行に全部、全部乗せられた!!
あのドキッッッ!!!とした感覚は、本でページをめくりながらだからこそ得られる体験で、まるで一つのアトラクションに乗った後のような感じがしました。
もう一度読み返すならやっぱり翔太くんと竜也くんのところかな……
どうかどうか、登場人物全員が、穏やかに過ごせておりますように。
Posted by ブクログ
サイズ感がかわいく、あまり分厚くも無いため、夏のホラー摂取ノルマ(?)達成にいいかなと思い店頭でジャケ買いした。
今まではわざわざ自分から怖くなりに行くなんてマゾヒストもいいとこだ、気違いだとすら思っていたが、この本を機にホラージャンルが好きになり、今年はホラー漬けの夏となった。
小説は怖くなったら読むのを中断できて良い。
Posted by ブクログ
肝試しに参加したメンバーの独白音声データによって構成される、お話(?)。
途中でこの人とこの人は違うのかな?となって、しかしながら最後の最後で繋がってて短くも怖かった。
タイトルも最後で回収されてた。
本のサイズが小さくて薄かったり、文字色が変わっていたり、仕掛けがあってすごかった。
口は災いの元、噂と伝言ゲーム、と。
Posted by ブクログ
おすすめポイント
・速い、安い、美味い、そんなホラーを求めている人
・圧倒的な安定感
・オカルトのなんたるかをこれほど端的にまとめ上げた本が他にあっただろうか?いや無い
残念ポイント
・小さい
んぇ、みじか?!?! ここからどう発展するのかな~~~とか思ってたら終わった、、、正直よく分からなかったからネット民の解説読んでもう一回読み直す。 文字がグラデーションで赤くなっていくのはちょっとゾッとした。
Posted by ブクログ
短編だけどヒヤッ……としました。まさかアンケート画面に2度もゾクリとさせられるとは思わなかったです。すぐに読める内容なので、背筋さんを勧める時にも使えそうです。映画化も楽しみです。
Posted by ブクログ
超短いが怖い。大学生のアンケート形式で話が始まる。何の変哲もない木が呪われ、その木の意思?が音声データを作成し、それを伝達させるみたいな概要。要は呪いは作成でき、伝達できるってことなのか。最後にメタ的表現もあり後味悪くて良い。
Posted by ブクログ
これ、ちっちぇのは、スマホみたいな持ち心地にしてるのかなーなど思ったりした。おめぇ、人ごとじゃねえかんな?みたいな。
最後にうわーー色変わったりしてるのそゆことー?
とかいうのがわかって楽しい。多分2週読むべき本なんだろうけど、もう怖くて読めない。残念ながらここで封印となります。
Posted by ブクログ
ホラーだけは苦手なので手を出さないのですが、映画化をきっかけに購入。
めちゃくちゃ小さくて薄いのであっという間に読んじゃいました。
これを映像化するのかが今は気になります。
Posted by ブクログ
映像系のホラーは苦手だけど、本なら読めるじゃん?と思って、本の大きさも話題になってた映画化されるのもあって手に取ってみた。おもしろいし、最後の最後まで気をぬけないし、読み終わったあとわーーーー!となった!良い体験だった!!!
Posted by ブクログ
分量としては短編。このサイズだから一冊として出版できたのかな。段落末が赤字の箇所に違和感を覚えながら読み進め、ラストのアンケートでなるほど納得。少ない文章量で、物語を読者によって補完させるスタイルは、なかなか面白い。話の中身はイヤーな感じだけど。ただ、その「補完」が若干分かりにくくて、解説サイトで確認してしまった。
Posted by ブクログ
あぁ、どうせこの文字赤くなってんのはでかい口の何かに飲み込まれてんだろ
みたいな感じで読み進めたが流石にそんな訳ではなかった。
しかし、、まぁ胸糞悪いし何度も読み返したくなる。
Posted by ブクログ
何か違和感を覚えるけど確信的な気付きがあるわけでもなく…なんとなく辿り着いた最後のアンケート。ただある決定的な一言で、うわぁって慌てて1ページ目から読み返し始めてしまう秀逸なカラクリが良い。
Posted by ブクログ
表紙からはまさかホラー小説だとは思わない。
この売り方であってるのかな?笑
サクッと読めるホラー小説。
最後のところでタイトルの意味がわかります。
あと、その色の違いはそういうことか!と、ちゃんと伏線回収されていた。
情景を想像すると少し怖かったけど、ちょいとわからないところもあって、みんなが命をおとす必要があったの?って思っちゃった。
これオーディブルとかで聞いたらよりいっそう怖そうです!
凄く良かった
最後のアンケートで一気に解決した感じがよかった
時系列はバラバラで分かりにくいため、細部まで細かく知りたいという人はメモしながら読むといいかもしれない。
背筋さんの中で1番好き
相変わらず怖い。けど赤文字ってそういう事なの、、ってなってゾワゾワした。またトイレ行けなくなるなら読み返したくない。
Posted by ブクログ
なるほどなるほど。そう来ましたか。
薄くて小さい本に、肝試しの体験談がズラズラ並んで最後には…という趣向。
体験談なのでハラハラドキドキがありつつ、「あれ?」と思わせる要素も挟みつつ、ぞくっともある。
最後まで読んだら、いや、何篇か読んだら少し前に戻って読み返したくなっちゃう構造。
面白かったですよ!
Posted by ブクログ
ページ数が少なくサクッと読める作品でありながら、最後には「そういうことだったのか」と思わせてくれる、タイパに優れた上質な一冊。
非常に完成度の高い作品であると思う一方で、短いために没入したり、愛着が湧いたりしきらずに読み切ってしまうため、この評価。
Posted by ブクログ
映画化すると聞いて読んだ。
意外と短くてサクッと読めたけど、最後のアンケートがえー!ってまさに背筋がゾワゾワして新しい体験した気分になった。
けど、これどうやって映像化するんだろう…とも思ったから映画が楽しみ!
Posted by ブクログ
背筋 さん 、お初でした。
60ページという短さからさくっと読めます。
何を書いてもネタバレになりそうなのと
1回読んだだけではわからないかも?
時系列とか登場人物をイメージしながらだと読みやすい。
最後の最後に
口に関するアンケート が書かれているんですが、
そこまで読んで
そうだったのか!ってなります。
口は災いの元。
こうしてSNSでもどんどん広められ
どんな話なのか?
内容が変わっていく(可能性も含め)
考察されている本でした。
Posted by ブクログ
そそられるよね。
手のひらサイズ、シュリンクしてあって中が見れない。インパクトのある表紙。
しっかり完結して
満足感がありました。
最後のアンケートまで楽しめた。流石やな。
Posted by ブクログ
60ページと短いながらも最後まで不穏な読み心地に気が抜けず。
最後に施された仕掛けには唸らされる。
読んだら、きっと今まで流したことの無い冷や汗をかくことでしょう…。
Posted by ブクログ
初オーディブルにて。オーディブルならではの工夫(わざと変えてある音質の違いや効果音)が書籍ではどう表現されているのか気になった。他の人の感想を見るにインクの色などが違うっぽい...?全体の仕組み(オチ)にはアンケートを待たず途中で気づいたものの気づいた瞬間はやはりゾッとしましたね。
Posted by ブクログ
ホラーとは知らずジャケ買いをし、読んでみるとホラーで震えました。
本の小ささ、タイトル、文字の色や濃さが変わっていく、など今までに見たことの無い紙媒体だからこそ楽しめる要素が詰め込まれている作品。
ホラーが苦手なこともあり、1回で理解することが難しかったが、その分考察が捗って楽しかった。
もう読めないけど、こういった楽しみ方ができる本が増えたら面白いと感じた。
Posted by ブクログ
大きさや紙媒体ならではの仕掛けも含め、実験的だとは思う。
近畿地方…に続いて読んだのでかなり(作者に)期待して読んだが、今後このような新しいタイプの本が出てくることが楽しみだなと純粋に思えた。
ホラー好きの友人達とぜひ語りたい本。
Posted by ブクログ
さくっと読めるホラー。
文字の色が変わってたりする仕掛けが新しくて面白い。最後に付いてるアンケートがネタバレになる訳だがその仕掛けも新しくて面白かった。
Posted by ブクログ
文庫サイズ/63頁/605円。同人誌か!?って思わずツッコミ入れてしまうページ数とお値段ですが、紛れもなく本屋さんで流通している小説でした。
うっかり電子書籍で買ってしまったので、この短さに気が付かず、読んだ時は唐突に終わってしまったかと勘違い。
ホラー作品としては本当に怖さがある物語で、墓場で起こった死亡事件?事故?についてインタビュー形式で展開していきます。きちんと情景描写が頭に浮かぶので本当に文章が上手いなと思います。ラストのちょっとした仕掛けも、物語が急に現実にはみ出してくるみたいでゾクっとさせられました。
Posted by ブクログ
30分くらいで読み終えました。
面白い仕掛け。本だからできる。最後のアンケートでタイトル回収と、何が起こっていたのかが分かる。
難点は本がちっちゃいから、物凄く読みにくいw 文庫本って凄く読みやすいサイズにしてくれているんだなと思いました。
Posted by ブクログ
寝不足で、頭フル回転無理な朝の通勤時間中にサクッとオーディブルで終了。兎に角これで本かってほど短いので、そういう時に聞き流すといいかも。カバーアートから想像していた内容とは全く違ったという面では面白かった。アンケート内容がイマイチなのが残念。
Posted by ブクログ
この豆本を一回り大きくしたような可愛いサイズの本にホラーが詰まってました。
独白のように肝試しに行った時のことが5人の若者によって語られます。
告白者の名前の前には何やら数字が並んでます。どうやらレコーダーに録音された記録のよう。
私は、小さいサイズでページ数もさほど多くない本だったことも相まって、ササーッと読んでしまい、これが失敗のもとでした。
最後に『口に関するアンケート』が7問あり、ここで答え合わせというか、この小説の事実が明かされるかのように、リードされていき、そこで、あれ?と、読書中に何となく引っかかっていた違和感とつながる感じがしてドキッとなります。
今度はもう一度、時間、名前、肝試しの順、人物相関等メモしながら読み返し、そうか!となりました。
文字の色も変えたりして、さすが!
なるほどね〜そうきたか。
短編としての完成度はすごく高いです。
読みやすい、テンポも良い。
今まで読んでいた小説とは全く違うけど、これが活字離れの進んだ現代における新しい小説の形なのかもしれない。
表紙からネットで購入
背筋さんの書籍が好きなので、もう少し長くて考察を沢山したかったです。ですが、表紙が自宅での保管が何か心がそわそわするので、買うのをためらっていたのですが、ネット書籍で購入できて良かったです。
Posted by ブクログ
知人にお借りして拝読。よく考えるなー、というのが率直な感想です。もちろん怖い話がメインですが、怖い話を聞いて、あー怖かったで終わらないのが、背筋版というか令和版と言った感じですね。怪談話を単に本にしているだけではなかなか売れない時代にはなってるんでしょうか。わずか60ページの短い本ですが、上手いこと出来ていて楽しめました。本からYouTube(ポプラ社)へも派生連動してます、こういうのも今時ですねー。
うーん…
口コミで興味惹かれて買ってみたけど、肩透かしです。
確かに最後は、えっ?となりますが、読み返しても納得できるものではなく、こうかなってこじつけるしかない。
テクニックには多少驚きますが、うーん…でしかない…