【感想・ネタバレ】口に関するアンケートのレビュー

あらすじ

口に関するアンケート 背筋(せすじ) 「近畿地方のある場所について」(KADOKAWA)で2023年にデビュー。同作が「このホラーがすごい! 2024年版」にて1位に。近著に「穢れた聖地巡礼について」 (KADOKAWA)など。

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SNSで話題沸騰した『近畿地方のある場所について』の背筋先生による短編ホラー! ※ただのホラーではない

とある大学生グループが心霊スポットで肝試しをした。その後、そのうちの一人が自殺してしまった。
さあ、何故でしょう?

すみません、60ページほどの短編なので、あらすじで言えるのはここまでです。笑
このお話は最初から最後まで登場人物たちが語り手となっており、当時のことについて証言しているような形となっています。
そして最後にアンケートがあります。 皆さん、“必ず”答えてくださいね。
最後の問いに答えたとき、この本の仕掛けに気づき、もう一度読まずにはいられなくなるでしょう。



私はもう、○○の鳴き声が怖いです。では、失礼いたします。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読むのが遅い自負のある自分でも1時間とかからずに読めてしまった短編作品ではあるものの、凝った構成と描写のうまさによって満足感のある結末を迎えてくれる。
一見謎なタイトルも、読み終わる頃には色々な意味の鳥肌に変わる。もし音読していたらと思うと背筋がぞくっとする。
映画も観てみたくなった。

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まず本の見た目に衝撃を受けた。中身もとても短く本を読み慣れていない私には非常に読みやすかった。最後のアンケートでおおよその意味を教えてくれたため、考察力があまりない私でもホラーを感じた。途中文字の色が変わる意味が分かった時は怖かった。ただそれでも全ての意味は理解できず、考察サイトを巡回して考察をかき集めた(それも楽しい)。こんなに小さな本が映画化するのがびっくり。どのように89分もの映像作品にしているのだろうか、気になる。

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初めて読んだのは映画「近畿地方のとある地域について」を観たくらいなので、少し前。
最後のアンケート問7で「なるほどぉ」と思った記憶がある。
今日(2026/07/05)、映画を観てからまた原作を読み返したが、やはり原作の方が面白い。
あの短さで(小ささで笑)よく書けている。
私の好きな納得感あるホラーではないので星3と迷ったが、赤文字への納得感と再読したいと思う気持ち(映画を観たいと思う気持ちも)が芽生えたことから、星4とした。
背筋さんの作品は好きなんだと思う。

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2026年07月05日

ネタバレ 購入済み

背筋さんの中で1番好き

相変わらず怖い。けど赤文字ってそういう事なの、、ってなってゾワゾワした。またトイレ行けなくなるなら読み返したくない。

#怖い

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2025年05月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 最後の翔太の語りで印刷の工夫の意味に気づきました。怖さが増しました。
アンケートのページは考察、理解の良い助けになるなと思いました。
短編でサクッと楽しめるホラーでした。この内容でタイトルが『口に関するアンケート』なのは(もちろん良い意味で)オシャレだなと思いました。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「近畿地方〜」と「穢れた〜」を読んでおり、「近畿地方〜」は映画も観ました。
同じ作家さんでまたすぐ映画化すごいな!と思って気になったのと、小さなペーパーバックの装丁が可愛くて購入。

一応モキュメンタリーホラーのテイストかな?
短い文量できれいにまとめられているし、読み進めるうちに話の繋がりが見えてきて、ちゃんとホラー。
お話全体としては充分満足だとは思うのだけど、何だか物足りない気もする。(理由は後述します)
最後のアンケートは、ネタバラシとしてとても親切だし、結局あの5人がどうなったのかというのは第三者的に描かない限り描けないので、その手法としてアンケートというのは面白いと思った。


以下、完全ネタバレ(解釈も含む)


【「呪われた木」について】
元は普通の木だったものが、神社で恐らく御神木として扱われる(お願いごとをされる)ことを繰り返すうちに、本当に力をもった「御神木」になった。
神社が無くなったあとも「御神木」は人の願いを叶える木として存在し続けた。
そのうち、人の不幸を願う人が増えた…のか、「不幸を願ったら叶う」ということを噂する人が増えたのか、「呪いの木」として扱われるようになったことで、「御神木」は「呪いの木」になってしまった。
そして、表記のブレにより「呪いの木」は「呪われた木」になり、幽霊が出るという噂もセットになってしまった。
あくまでも「人がそう扱う、人が人にそれを伝える」ことが、一時は御神木であった木を禍々しいものにしてしまった、というのはホラーあるあるですが、人の業を感じられて好きです。


【杏はどうなったのか】
ここはかなり私自身の解釈が含まれています。
端的に言えば、杏は「呪われた木」の一部になってしまったのかなと。
「呪われた木」の噂は、「あの木は人を食う、そのせいでこの木で首を吊った人がいて、その幽霊が出る」といったもの。
翔太の「お願い」が(ご丁寧に「セミのように」の部分まで)「呪われた木」によって叶えられ、土を掘り、木に登って死んだ杏。
この時点で杏は「呪われた木に出るという、首を吊って死んだ噂の幽霊」にされてしまった。
こうして「人から」与えられた噂の通りに、木はさらに力をつけてしまった。つまり、噂は事実になってしまった。


【なぜ5人は呼ばれたのか】
杏と一緒にいた3人はともかく、残りの2人は杏の死と無関係であり、「死んだ杏の恨み」だとしたら筋違いだと感じる。
だから、5人を呼んだのは杏ではなく、「木」である。これが、上述したように「杏は呪われた木の一部になった」と私が解釈した大きな理由でもある。

「呪われた木は、人を食う」
その噂通りに5人は呼ばれ、首を吊ることになった。
こうして、噂通りの「呪われた木」が完成してしまった。
ここで恐ろしいのは、木が5人に「木と関わりをもった日のこと」を語らせたこと。
それがスマホに記録され、こうして出版され多くの人に広まることにより、多くの人が「呪われた木」のことを知り、また話すだろう。そして中には、噂を確かめようと実際に肝試しをする者も現れるだろう。木はもはや「噂通りに人を殺す」力を持ってしまっているから、被害者は増え続け、それがさらに噂として口伝され、木はより強い力を持ち…というサイクルが始まってしまうのではないか。
しかし、その始まりの元はと言えば「人の噂」である。口は災いの元ですね、と。



こうしてつらつらと書きながら考えてみると、やっぱり短さの割によくできたお話だなと思う。
ではなぜ、私はこのお話に「何だか物足りない気もする」と感じたのか。それはたぶん、このお話が「呪われた木」の「はじまり」だけを描いているからなのかな、と思った。

力を強めた「呪われた木」は、これから多くの人の命を奪い、不幸を振りまくことになるんだろうなあ(呪怨の呪われた家のように!関わるもの全てを!)と予感はさせるものの、読者の想像の域を出ない。
とても品の無い言い方をすると、もっとこの「呪われた木」に関わって死んでゆく人たちの様子を見せてほしい…!という邪な気持ち。

それは、5人の死がものすごくサラッと描かれているからってのもあるかな。いや、最後のアンケートでネタバラシという都合上仕方ないんだけどさ!
もっと怖がったり苦しんだり、呪いから逃れようともがく様を味わいたいのよ。それが、何かこう、木に導かれるままに話して、「じゃあ、さよなら」ってな感じに死んでいく。
ホラーならやっぱり、「死にたくない死にたくない」と無様に逃げ惑ったりとかさあ!自分だけは逃れるために仲間や家族を売ったりとかさあ!死ぬ瞬間はもっと苦しんだりお門違いな相手に恨みをぶつけたりさあ!そういう醜い人間を見たいのよ…と思うのは私だけかもしれませんが!


概ね面白かったのですが、個人的な好みの問題で☆3つとしました。笑

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

呪われた木。願いを口にした翔太の呪いは元カノの杏に。文字が色が変わってたから日焼けしたのかな?と思ったら最後のアンケートでそんな情景の所だったとは。
サラリと読めるホラー

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく短いし続きが気になるからまっという間に読める。ただ結局すごくスッキリして終わる訳ではなく、考察を調べたり、考えたり…。

色々見た上での私の解釈
・呪いや信仰は物体そのものではなく、人々の想いや口承から生まれる

霊園の木は元々お祈りの対象だったが、人を呪うなど悪い願いにも使われるようになる

呪いの木と呼ばれるようになる

噂が広まり少しづつ形を変えて、呪われた木と呼ばれるようなる

幽霊が見られると人が来るようになる(でも本来の木の力は人の願いを叶えること)

呪いに使えると知った翔太が4人を誘って、竜也が死ぬように呪いをかける

竜也が木の前を通らなかったことで杏に呪いがかかって亡くなる

オカ研の2人が杏の霊を見て通報し、杏が見つかる

真実を知って復讐したいという杏の願いを聞き入れた木が関係者たちを木に集めて話を聞く(本筋)

真実を語ったら台を蹴って死んでいく(赤文字は死ぬとき)

杏が錯乱時に落としたスマホに録音される

このスマホからまた呪いが拡散される…?

・オカ研の2人はこのスポットは割と有名なのに行った人は周りにいないと言っていた
=木が目当てで行った人たちは既に亡くなっている

・アンケートで創作怪談の内容を他の人に伝えようと思いますか?とある
=この話を私たちが誰かに話すことによって、その話が拡散していく過程で創作という本質が剥がれていき、聞いた人の恐怖などによってまた呪い的なものが生まれるかも…(読者たちが災いのもとになるかもね)

概ねこの理解。んー意外と深い!

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2026年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私の読解力や想像力が足りないのか、あんまり怖くなかったなあ。アンケートの最後の設問で、ああそういう状況だったのね、と分かったんだけど、各人が全部話し終わるまで、○○ない?恐怖が、各人の話しぶりからは伝わって来なかったなあ。
映画のCMが今流れてて、板垣君が必死で謝っているのは、監督の想像する恐い恐い○○さんが迫ってくる姿に対してなのかなあと、私なりの想像をしています。
この本を読んで、アンケートに答えた人は、登場人物と同じ運命となるなら、恐いかなあと思いました。

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

薄いので、40分くらいで読み終わりました。
感想というより、備忘録です。

1. 翔太(杏の元カレ、竜也のために木に呪いをかける)
2. 竜也(杏の今の彼氏、翔太と話したく木には行かない)
3. 杏(木に呪われる)
4. 美玲(霊感的なものあり)

数日後、オカ研の健と颯斗が墓場の木の幹へ。
杏の幽霊らしきものを見る。杏の遺体発見。

ラストは杏が死んだことによって翔太は、あの木の幹に死に行った?木に呼ばれた?

読み終えた後は、結局なんなの?って感じでしたが、時系列を狂わせることで、最初から幽霊がいると思わせるところは良かったです。でも、問7の意味とは?小説内の赤文字の意味は?私は、思っていたより楽しめました。映画も見に行ってきます!

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2026年07月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まぁ、面白かったけど、ちょっと皆さんの解説見ないと状況がわからなかった…ということで星3です。


それぞれの登場人物が自分視点で物事を語っていくのは面白い。矛盾を見つけて、コイツ怪しいな…とかね!そして真実が紐解かれていくのはよかった。
けど、なんだろなー。物語の設定?というか結局なんだったの?って部分が、割と読者に考察させる要素が多すぎて世界観が掴みきれない気がした。
もっと真実を教えてくれてもいいのでは?ってかんじ。
でも、最後のアンケートで答え合わせするのはユニークだったし、文字の色で語り手の状況を表現するのも面白い。

読みやすいから、小説初心者さんには、こんな小説あるんだーー!って新しい扉を開ける、おすすめの作品かも!


※以下はわたしのはて?だったポイント

まずなんでオカ研の2人まで巻き込まれなきゃいけなかったのか。
それは、杏自体が呪いをかけてたからなのかー
最後の翔太の文章をなんとなくそれっぽいこと書いてありましたが、正直それだけではわからないので読書に考えさせる部分なんだろうな〜と理解。

じゃあ、結局この木は願い事を叶える能力があったってことだよね…?
人々の噂や言い伝えで捻じ曲がってしまった木のイメージ?というか象徴は、結局元々願いを叶えられる木として存在していたってことでいいのかな?笑
まぁ、、じゃないと杏が呪いにかかるわけないからそういうことかー。

ってこと?笑

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2026年07月02日

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