【感想・ネタバレ】書店員は見た！～本屋さんで起こる小さなドラマのレビュー

森田めぐみ

こんなへんてこりんでおもしろい職業ってないかも！

現役書店員さんが、さまざまな悩みを抱えてやってくるお客様に、
ぴったりの本をすすめまくる、
笑いあり涙ありの本屋エッセイ！
今からすぐ本屋さんに行きたくなります！

例えば こんなリクエスト…
・プロポーズするとき指輪と一緒に本を贈りたい
・入院中の本を読まない妻に本をプレゼントしたい
・ワンオペ育児がつらすぎて…
・歴史マニアの彼と旅行に行くことになったが私は歴史に詳しくない
・留学する息子に本を贈りたい
・夫に料理をしてもらうには？
・ワンオペ育児がつらすぎて…
・猫好きな友達に贈る本は？
・ビブリオバトルで「サスペンス」がテーマなら？
・疲れすぎて本も読めなくなったら…


【著者紹介】

森田めぐみ（もりた・めぐみ）

1981年茨城県生まれ。書店員。転勤族の夫とともに引越しをくり返している。現在は、夫、息子、娘、犬１匹、猫４匹と暮らしながら、東京の片隅の書店に勤務中。仕事で扱う重い本の箱に加え、犬猫のお世話で腰を痛めがち。好きなものは、家、動物、おいしいごはんとビール。苦手なものは、グミとキャラメル、ぼーっとすること。些細なことでよく笑いよく泣き、もういい大人なのに、ついふざけ過ぎてしまうことが悩み。「読んでもためにならないことを書く」をモットーに日々の生活をインスタグラムで綴っている。

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この本を知る前に、森田めぐみさんがおすすめされていた他の本を読んでいたところ、森田さんが本を出されていると知り、この本を手にしてみた。
一つ一つは短いのに中身が濃い！
短い文章でいろんな感情や状況が伝わってきてほんわかする！
そして毎回紹介される本！
私1人ではきっと辿り着くことがなかったと思われる本たち。
読みながらメモしながら忙しいながらも一気見してしまった。
ますます、本と本屋が好きになった。

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　知の入口である本屋さんならではの未知や既知との接触と、それいによって起きる感動。新たな知識が成果を広げたり過去を明るく照らしたりするときの感動。

[ブクログ · ★★★★★]

現役書店員の、森田めぐみさんが実際に本屋さんで起こる出来事や人々との関わりをエッセイにした本。

沢山のお客さんとの関わりをとても大切にされていて、よく話を傾聴して寄り添っていて、書店員なのに心理カウンセラーの方ですか？ってぐらいお人好し（笑）
森田さんのことが一気に大好きになりました！笑

どの話もとっても温かくてほっこり。。
個人的には第11話が心に沁みて良かったな〜。

こんな書店員さんのいる本屋さんなら毎日でも行きたいな〜としみじみ思いました。
そして紹介されていて読みたい！と思った本も沢山あり、積読本も数冊あったので、これから読んでいこうと思います！


2025年3冊目。

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あっという間に１日で読めたけど、それ以上に読みたい本がたくさんできてお得すぎる一冊。
本屋さん、憧れるけど、偏った小説ばかり読んでるから、お客さんの質問には答えられないな。

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現役書店員さんが、色んなお客様からの問い合わせを受けたときに、おすすめした本を紹介されています。
書店員時代、”さっきラジオで言ってた本ありますか？”等、難解な問い合わせがあったな～と懐かしく読みました。
紹介されている本も読みたいです。

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6月末で閉店してしまう、くまざわ書店四条烏丸店でやってた「最後だから好きな本売らせてくださいフェア」で見つけて買った本。

著者のコミュ力が高い！
アパレル店員のような書店員…たしかに。笑

ほんまか？とは思う話はたくさんあるけど、
ビブリオバトルの話が１番好きだった。
行ってみたいなぁこの人のいる本屋さん。

[ブクログ · ★★★★★]

はいっ！明日、書店行きます‼︎
「おぉん」
文章力の高さ、憧れる。
おすすめ紹介されている本たちを検索していたら、
なかなか先に読み進めることができない。
でも、それだからゆっくり読めたのだろう。
彼女の勤務姿、見てみたいなぁ。
おしゃべりできるかなぁ。

[ブクログ · ★★★★★]

とても楽しくてサクサク読み進められました
たくさんの本の紹介があって読みたい本がたくさん増えました（笑）
すごくたくさんの悩みにあった本を紹介してくれるのでオススメです！絶対読んだ方が良い！

[ブクログ · ★★★★★]

本屋ではこんなに人間ドラマがあるなんて知らなかったです。また、著者のコミュニケーション力や人間性にも魅力を感じました。
Instagramも拝見し、素敵な家にも住まれていて、ファンになりました！

本の中で紹介されている本を読みたくなります！読みたい本が増えすぎて困ります！！

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現役書店員である著者の森田めぐみさん。
書店で起こるエピソードをメインに、お客さんの心情に寄り添ったおすすめの本を紹介している。

読む前になんとなく予想していたけど、読みたい本がめっちゃ増えた(汗)
部屋に積読いっぱいあるのに…やっぱそうなるよね。。

森田さんのウィットに富んだ表現が心地よい。クスッと笑わせるワード選びだったり、ユーモア溢れる文体だったり、時には自虐的な笑いもw
紹介される本が気になる一方で、とてもほっこりした気分になれた！

この本で出会った気になる本も、少しずつ読んでいこう。っていうか『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』ってどんなシュールなシチュエーション(笑)？
気になるー！

[ブクログ · ★★★★☆]

読みたい本が必ず見つかる本！！！

本屋で起こったエピソードの中で紹介した本を掲載してくれてる。

私の人生にはまだ必要のない介護の本だったりも面白そうで読みたい本に登録した。

[ブクログ · ★★★★☆]

著者の好きな本がおしゃべり感覚で紹介されていて、本への愛も伝わってきて読んでいて楽しかったです。こんなに素敵な書店員さんがいらっしゃったら、本屋さんに通い詰めてしまうだろうなと思いました。いくつか気になる本もあったので、参考にさせていただきます。

[ブクログ · ★★★★☆]

2025.9.14
話がどれも軽くておしゃべりしているような感覚でとても楽しかった。
クリスマスはプレゼント包装する方が多くて忙しいのは母も言っていたな。
そして話しかけられやすすぎるのと知らない人が急に泣いてしまうなんて、優しそうな見た目をしているんだろうなぁ。
ひとつの話ごとにおすすめの本が載っていて、たくさん読みたい本に登録しちゃった！

[ブクログ · ★★★★☆]

家族のよくわからない体調不良が長く続いていて、肉体的にも精神的にも疲れが出ていた時に読んだ本。この店員さん話しかけられすぎと思いながら笑　書店で繰り広げられる話に元気をもらえました。書店が大好きな人、書店に行くだけで元気が出る人はこの本好きだと思う。こんな店員さんいる書店良いな。作中に出てきた書籍も知らないものが多かったので読んでみようと思いました。おかげで家族の体調不良の原因もわかり、皆元気にもなってきて、この本を読めたのと合わせてとても前向きな気持ちになれました。こういうサクッと読めて、楽しくて、心が温まる書籍はピンチの時の心強い助っ人です。

[ブクログ · ★★★★☆]

これぞまさに読書数珠つなぎ！

読んでみたいなぁと感じた本を何冊も登録しながら読み進めました。

自分が好きな本を紹介されている場面では「そうそう！ほんとにおすすめ！」と興奮気味に。

[ブクログ · ★★★★☆]

リアル書店員さんの日々を描いたエッセイ。文章が特に上手い訳ではないと思うのだが、作者の森田さんの人柄なのか、読んでいてとても気持ち良く響いてくる。こんな書店員さんと話したい、お勧めをお聞きしたい気持ちが溢れてくる。多分森田さんが仕事としての接客だけじゃなく、人が好きなんだな、誰かの役に立ちたいんだなって凄くわかるから。次に買いたい本もしっかりメモできた。

[ブクログ · ★★★★☆]

本にいろんなストーリーがあるように、その本に出会うまでに人と本とがつなぐドラマがある。ポチれば届く便利な時代だけど、やっぱり足を運んでしまう。そんな本屋という場所を大切にしたいな。

[ブクログ · ★★★★☆]

事情を抱えたお客さんが求める本を即座におすすめできる能力が羨ましい！世界一話しかけられるということは、とても聞き上手な人なのかな？気軽に相談できる店員さんってとても魅力的。所々笑いが差し込まれているので、エッセイとしてもとても楽しめました。

[ブクログ · ★★★★☆]

世界一話しかけられやすい書店員さんによる日常エッセイ。毎回2〜3冊の本を紹介しているので、何か面白い本はないかなと探している人にも参考になりやすい。
書店を訪れる人との会話から温もりが感じられるので読んでいてほっこりする。学生からシニアまで、抱える悩みが多岐にわたっていて、それだけで多くの物語を読んだ気分になった。こんなふうに本のコーディネートをしてくれる人に出会いたいと強く思った。

[ブクログ · ★★★★☆]

こんな書店員さんがいるんだなあ。この方、書店員じゃなくても対人相手の仕事なら何でも力を発揮しそう。書店で起こる様々な出来事や人生相談に近いもの、、こんなことが書店で起こりうるものなのか？と思うが、この方が書店員だからお客さんも心を開くんだろうな。明るく暖かい人柄が文面からも伝わってくる。

「君の名は」が「名を名乗れ」に変換されてしまうおじいちゃんにほっこり。こういう質問にもありとあらゆる書籍情報などを駆使して回答を見つけないといけないのは大変だけど、きらーんと閃いた時は「よっしゃ！」とガッツポーズものだな。

[ブクログ · ★★★★☆]

どなたかのSNSで拝見して、
気になって読んでみた一冊。
1話の短さや、語感が横書きっぽいなと思ったら
WEB連載していたものだと知って納得。

猪熊弦一郎が、「美術館は心の病院」といったようにだれかにとって本屋さんも心の病院のようなものなんだろうなあと思った。

場面場面で本を進めていくコンシェルジュのような姿もよかったけど、本屋さん以外でも話しかけられたり、美容院で出会った女の子におすすめの本を教えたらのちにメッセージカードをもらったり、ひととひととの間に起きる出来事から著者さんの快活な感じが垣間見えてよかった。

また読みたい本もいろいろ見つかった〜

[ブクログ · ★★★★☆]

ひょんとしたことから書店員になった著者による、
全59話の、本と人を繋ぐエピソードを綴る、本屋エッセイ。
・はじめに
第1話～最終話　各話に、おすすめした本2冊有り。
・おわりに
書店員あるある有り。

思わず天職だなぁと思ってしまいました。
対面で話かけての対応のスムーズなこと。
声をかけるのと、声をかけられるのとの、
両面のフレンドリー感が溢れています。しかも、
レファレンスであり、カウンセラーな面をも見せてくれる。
そして対応できる本のジャンルが豊富なこと。
お客さんの心に添った本のセレクトの温かいこと。
そういえば近所の書店に、購入する本の話で会話が弾む
書店員さんがいて、常連になってた自分がおりました。
残念ながら書店は撤退してしまったけど、
あの時の思い出が懐かしく蘇りました。

[ブクログ · ★★★★☆]

意外とみんな店員さんにおすすめしてもらってるんだなぁというのが最初に浮かんだ。
普通にモールに入ってる大型書店っぽいのに常連さんいっぱいいて世間話してたりするのすごい。

一度来た人がもう一度来て会話するとかおすすめしたプレゼント用の本を受け取った人が今度は来店して、とかすごい密な世界だなとびっくり。

おすすめされてみたいけど、ピンと来なかったら申し訳ないと思うとうーんなかなか難しい。

[ブクログ · ★★★★☆]

どこまでが本当のやりとりなのかわからないが、おすすめしてくれる本が興味深いものばかりだった。数時間で軽い気持ちで読めるので何か読書したいけれど何を読んだらいいかわからない人におすすめ。

[ブクログ · ★★★★☆]

レビューを拝読し、読みたくなった作品。
レビューを拝読したのは結構前なんですけど、読むのを躊躇っていたんですよね。
なぜなら、読みたい本リストも積読も、爆発的に増えてしまいそうだから…( ˊᵕˋ ;)
今年に入って少しずつリストの本を読めているので、このタイミングで手に取った。

現役の書店員である著者が、様々な悩みを抱えて来店するお客さまにぴったりの本をおすすめする、書店エッセイ。

1話3ページほどのお話が59話掲載されている。
コミカルな文体でとても読みやすいし、隙間時間に読むのにもおすすめ。

お客さまの様々な悩みに、まるで自分のことのように考え、 寄り添い、笑い、時には涙し、おすすめ本を選書する森田さん。好きだぁ。
そして、おすすめ本のジャンルの幅の広いこと！
小説、絵本、エッセイ、漫画、詩集、短歌集、新書、ノンフィクションなどなど。
もちろん、内容もちゃんとお客さまにお話されている。
こんなにたくさんの本の情報が頭の中に入っていて、的確におすすめできるなんて…書店員さんってすごすぎる。
私も森田さんと、本のお話をしてみたいなぁ。

合間の「書店員あるある」も、ほっこりしたイラストで好きだった。
書店員というお仕事に少しだけ詳しくなれたような気がする。

自分と似たような悩みを持つお客さまには共感したし、それに対する森田さんの言葉に励ましてもらえた。

本書を読み終えた後、WEBマガジン「だいわlog.」で連載をされていることを知り、最新まで一気に読みました！
そちらもよかったー。
ジャンル問わず読みたい本がめちゃくちゃ増えたので、ゆっくり読んでいきたい。

✎︎＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

娘よ、いつか君も知るかもしれないが、母親って世界一涙もろい生き物なんだぜ。（p.33）

年下イケメンとの恋愛漫画は、現実を忘れさせてくれるファンタジーだからね（p.156）

年を取っていても今日がいちばん若いんだから、新しく始めてもいいのよね（p.169）

節約＝我慢ではなく、生活を楽しむための土台だと思えば良いのかもしれません。（p.184）

けんかするってことはいいことですよ（p.217）

ネットでポチればすぐにポストに本が届く時代ですが、それでも書店にはいつだって予期せぬ特別な出合いが待っていますよね。（p.221）

[ブクログ · ★★★☆☆]

　なんとまあ、本屋さんに行った方々が、次々と著者の森田めぐみさんに、本屋さんに来た目的を伝えて、どんな感じの本が欲しいとか、おすすめの本を尋ねたり、本当にびっくりです！
　そのような人たちがこんなにいるの？本の内容より気になります。スマホで「○○○おすすめ」とかで検索するから、それと同じ感覚でしょうか。

　いやいや、そんなことはないでしょう。これは、森田めぐみさんのコミュニケーション能力の高さのあらわれではないでしょうか。
　森田めぐみさんに、ちょっと話しかけられ誘導されて、知らず知らずのうちに話してしまうのではないでしょうか。恐るべし！森田めぐみさん。

　森田めぐみさんの凄さは、多種多様なリクエストにちゃんと答えを出しているところです。
　しかも、ほとんど2冊の本を提示して、お客さんに選択の機会を与え、しっかりサポートします。

　森田めぐみさん、こんなに知識があってコミュ力が高いなら、ご自身で書店を開業されたらどうかなと思ってしまいます。自ら選んだ本を扱う小さな書店なんかどうでしょう。

　そんな本屋さんなら、ピッタリはまれば入りびたってしまいそう。もう、行くたびに2冊ずつどんどん勧められて買ってしまいそうです。
　すご～い、書店員を見た！、ですね(笑)

[ブクログ · ★★★☆☆]

＜目次＞
略

＜内容＞
石川県のショッピングモールの中にある、大手系書店の丸眼鏡のおせっかいなおばさん店員が著者。すぐに客に話しかけ、またよく客を観察して覚えてる（感心してしまう）。多分自分はちょっと嫌だけど、そのうちに慣れて話に応じてしまうだろうな。それはいいとして、さまざまな場面でいろいろ悩みを持つ客に勧めた本を最後に紹介。自分とは嗜好が違うので、読みたい本はあまり無かったけど、こんなススメ方もあるんだね。

[ブクログ · ★★★☆☆]

本って人生の指標なんだなと改めて感じた。辛いことがあったとき、まるで自分が世界で1番不幸のように感じてしまうけれど、長い歴史の中で自分と同じようなことを経験してきた人がきっといる。それに同感したり、解決のためのヒントを得たりすることができるのが本。

普段あまりエッセイを読むことはないけれど、著者のキャラクターに惹かれてスラスラと読んだ。この本を読んでいたら、本屋は人生のお悩み相談所みたいだなと。今、街の本屋さんがどんどん消えていっているけれど、ネットではなく、リアルな本屋のあるべき姿はこんな形なのかなと思った。こんなに話しかけてくれる書店員さんがいる本屋さんに行ってみたい！！書店員さんって本好きが多いと思うから、おすすめの本を聞いてみるとか本の話をしてみたいけれど、なかなかハードルが高い...。

[ブクログ · ★★★☆☆]

さくさく読める本でした。
さすが、書店員さん！
実用書、漫画、小説、詩集etc ジャンルを問わず、いろんな本を紹介してくれます。
本屋さんに訪れる人に垣間見える人生に本を通して寄り添っていました。
読んだ本の内容をすぐ忘れてしまう質なので難しいと思うけど、本屋さんで働いてみたいと思いました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

書店員の著者と顧客とのやり取りが軽妙に描かれている。本が好きで、接客が好きな筆者の個性があふれていて、楽しい。
紹介されている本の幅が広く、読みたい本がまた増えてしまった。