ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 向日葵の咲かない夏

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    すべての意味がわかって、そうだったんだーと脱力。ラストを救いと見るか冷徹で残酷と見るかは人それぞれ。

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    2026年09月26日
  • 透明な夜の香り

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    作品の世界観に完全に引き込まれました!
    本を読んでいてここまでのめり込んだのは初めてでした。
    実際に朔のような人間がこの世界にいたら人生ハードモード。
    いつもはハーブの香りは好きじゃないけど、この本を読んでいた期間はスッキリした清涼感ある香りを無意識に探してしまいました笑
    そしてご飯が美味しそうすぎるよ!!

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    2026年09月26日
  • ゾウに魅かれた容疑者 警視庁いきもの係

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    なかなか壮大なストーリー。
    言葉遊びがどんどん高度、否、強引になってきて、もはや分かっててやってるだろう感。そこを楽しんだり流したり、テンポを削がないように読み進めた。

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    2026年09月26日
  • ババヤガの夜

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    暴力・暴言に溢れたハードボイルド作なのに、どこか味わい爽やか。依子の人物像がとんでもなく魅力的で、尚子との物語がまだまだ見たい!ってところで終わってしまって寂しい。あっという間に読み終わった。

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    2026年09月26日
  • 猫を処方いたします。4

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    心温まるネコストーリー。人の悩みって案外小さいんだなと思わせてくれる。ちょっとしたきっかけが必要で、そこに猫はピッタリとハマる。今作もいい話だったなあ。シロも戻ってきてハッピーだった。心先生の伏線を残して終わったので、次がどんな展開になるのか楽しみだけど、別れの予感もあって複雑な気持ち。大好き度❤️❤️❤️❤️

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    2026年09月26日
  • プロトコル・オブ・ヒューマニティ

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    人の内面を描写する話。
    過去の名だたる純文学の話に並ぶ名作だと思う。
    あなたのための物語も良かったが、この本も良い!

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    2026年09月26日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    本当におもしろかった!!
    続きが気になって仕方ない、こんな本に久しぶりに出会えた。そして、映画は原作に忠実に作られていると思った。

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    2026年09月26日
  • 見えるか保己一

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    あと5cm背が高ければ。あと少し鼻が高ければ。あと少し胸が大きければ。男に生まれれば。女に生まれれば。誰もが思ったことがあるであろう願望。それさえ叶えば、完璧な人間になれると思っているが、奇跡的に叶ったとして、完璧な人間にはなれない。

    目さえ見えれば。という願望をそれと同じだと、健常者の私が言ってしまうことは適切ではないのだろうけど、叶わない願望としたら同じこと。目明きであれば果たして保己一が望んだことをすべて実現できたか。

    目明きと同じ土俵に立ちたい、どこまでがんばったら、なぜ目暗が学問をすることが奇跡だと思われ、神聖化されてしまうのか、普通の人間だと思ってくれないのか。痛いほど伝わってくる。

    あるラジオDJ(日本人)とアメリカ人の夫との子が学校で、見た目が外国人であることからか、日本人と同じように扱ってもらえない。些細なことで大げさに褒められ、みんながやっている義務(掃除や宿題など)から外される。親が何度訴えても、特別扱いをやめてくれない。諦めて沖縄に移住したと言う。

    慣れの問題か。女性、外国人、障害者、子ども、などなど、「弱い」「自分と違う」とされる対象に対して、自動的にフィルターをかけてしまうのだと思う。人生あと何周したら、何にも影響されず、人の人間の中身だけを見られるようになるだろう。とりあえずこの人生で、できるところまでがんばってみたい。

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    2026年09月26日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    村上春樹の本は以前に挫折した事があったのだけど、本の装丁がシンプルで可愛かったので買ってみた。
    アリクイとジャガーのシールがついてきた。
    可愛い。

    アリクイが出てくると安心する。
    後半は出てこなくなって、少し寂しいような気がした。

    不思議の国のアリス感があって、読みやすかった。
    好きなタイプのお話しだった。

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    2026年09月26日
  • 夜のピクニック

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     私にとって青春小説は、胸が苦しくなるものである。大人になってしまって、あの頃はもう取り戻せないと諭されるから。
     夜通しの行事なんて聞いたことがないし、もし私が当事者で、やれと言われても仮病を使って休んでしまうことが容易に想像できる。そんな生き方をしてきたから『やる』を選択した彼等彼女等に嫉妬する。ただ、もし今、本書を読んだ余韻に浸っている今なら、これまで避けてきたイベントみたいなものにも積極的に参加したいと思える。
     1,200人近く参加したとあると、描かれなかった大多数のことを想像してしまう私である。ある場所で誰某は付き合ってもしくは別れて。誰某はただ1番を目指して走って。誰某は早々に根をあげて。誰某は抜け出して。登場した数人の前方後方で、そのようなこれまたドラマがありそうだなと勝手に想像して、勝手に楽しませてもらった。
     大人の青春を描いた作品があれば、教えていただきたい。
     

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    2026年09月26日
  • カフェーの帰り道

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    すっごく素敵な世界観
    読み始めて数ページで「もうすでに好きだ」と!

    短編集だけどそれぞれの登場人物のその後も後々描かれてて思わぬところで知れる楽しさとワクワク感

    戦争時代ってこともあり別れや食糧難、敵国に対する思いも描かれててつらい部分や泣けるところもあったり。
    セイちゃんがしっかり生きててくれてほっとしたり。

    私の好きな登場人物は「園子さん」でした。
    聞かれたら素直に住所も言っちゃうけど年齢聞かれると堂々と嘘を、、
    住所はだめよって注意されると息吐くようにほろほろと嘘が出てくる出てくる。笑
    園子さんに対して冷たくあたる人もいる中、嫌な態度も取らずなんなら、相手にしてないですわって感じで堂々としててとてもかっこよかった!!
    逞しく勇ましい姿がとっても素敵でした。

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    2026年09月26日
  • 戦場で笑う 砲声響くウクライナで兵士は寿司をほおばり、老婆たちは談笑する

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    「戦争」、いつも思うこと。命じる側、戦争で儲かる側は絶対、戦地には行かない。行かされるのは・・・。
    そして、いつも思うこと。こういった体制を壊していくためには、庶民の一人一人が賢くなって、そういったカラクリを見抜き、選挙といった形で平和の思いを反映させていくと。これに尽きる。。

    〈本から〉
    「遺体を一体一体掘り起こして、死亡理由を調べる必要があります。虐待や拷問を受けたと思われる遺体もすでに発見されています」
    戦争犯罪調査官は語った。これまでに445人の遺体が確認された。手首を結束バンドで縛られた遺体や、子どもの遺体までもが見つかった。ロシア軍が侵攻しなければ今も生きていた人たちだ。恐怖、悲しみ、怒りという感情を封じ込めて撮影に専念する。私がやるべきことは、ここで起きた悲劇を記録することだ。カメラだけが私の正気を保たせ、力を与えてくれる。

    略奪、強姦、殺人、軍の腐敗など第二次世界大戦中からロシア軍は変わっていない。

    その日の夜、私はホテルのベッドに横たわり放心状態になっていた。肌に染み込んだ死臭は気にならないが、墓地の光景が次々と頭に浮かびまったく眠れない。手首を縛られて殺された若い女性、老女の姿は心の奥底に留まり、帰国後もしばらく私を苦しめることになるとは、この時は思いもよらなかった。

    「敵とはいえ、彼らにも親や友達がいて、様々な人生を送っていています。たった1発の銃弾がその命を奪ってしまう。むろん敵も同様で、それを承知でこちらを攻撃しています。戦場で敵を殺すことについて、モラルを考えては駄目です」

    “戦時下のウクライナで生きるには「笑い」がなければ精神がもたないよ“

    タブレットを見ながら無言で操作し、爆撃が命中しても感情を表さない二人。破壊される光景を見ながら、ついさっき私の目の前で装填された爆弾が一瞬で人間の命を奪ったのだと考える。日本でも農薬散布などで使われるドローンとタブレットという身近なツールで、建物を簡単に破壊してしてしまうことに戦慄を覚えた。これが現代の戦争なのだ。

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    2026年09月26日
  • おむこさんは殺人鬼

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    短編作品らしいどんでん返しが気持ち良いです。
    どのお話もポジティブな展開、清々しいラストが多くて、
    読後感が爽やかなのも魅力です。
    すいすい読んでしまえました。
    長編をじっくり読む方が好みなのですが、こんな短編集ならまた読みたいです。

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    2026年09月26日
  • 竜馬がゆく(二)

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    竜馬は、藩邸の門を出た。
    空は、雲ひとつない。


    月が雲間から吐き出された。
    風が出ている。
    薄の穂の群れが、銀粉を噴きだすようにそよいだ。

    こういう背景描写が好きだなぁ。

    いよいよ竜馬が脱藩した。家族もなみなみならぬ決心が要っただろう。この本では、伝家の宝刀を渡したのは2番目の姉さんだった。心が動かされる一場面だった。

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    2026年09月26日
  • 半導体 尖端覇権の興亡

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    日本の半導体産業の歴史を企業側だけでなく政府の対応も含めてよく取材している。

    自国を守る考えがどんどん各国で進んでいると感じる。

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    2026年09月26日
  • コンビニ人間

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    いわゆる「普通」というものは、時代や社会が変われば簡単に変わるものであり、いつの時代も変わらない普遍的なものは無いだろう。

    ただ、普通の形は変われども、その時代、社会にとっての普通というものは存在しており、それに馴染めない人が一定数いるのも当然。

    恵子と白羽はそんな普通に馴染めない二人であり、恵子は自分が普通でないことを理解しながら自分の生きる道を見つけていく。

    白羽は他人に不平不満を撒き散らす自分勝手な人間であり、都合良く他人に頼り自分の力で生きようとしない。家族から疎まれるのも当然だが、良く見ると身近にいそうな人間なのが怖い。

    一番怖いのは、悪気なく良かれと思って普通を諭してくる周囲の人達かも知れない。ただ、周囲の人達が諭すのも分かる気がする。多様性が大事と言いながらも、多様過ぎるのも考えものか。
    そんな取り留めのない事を考えながら読み終えた。

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    2026年09月26日
  • 影法師

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    頭の先まで鳥肌がたった。
    世にこの本を超える友情はないと断言できる。もうこれ以上の本に出会える気がしない。圧倒的な星5個だった。

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    2026年09月26日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    ネタバレ

    どの話も面白かったけど個人的には「埋め合わせ」が一番好き。
    主人公の策略を同僚が乗っ取って騙される感じがゾッとして良かった。

    「ミモザ」は普通に胸くそで元彼が嫌いすぎるけどこれも面白かった。

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    2026年09月26日
  • 甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ 完全版

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    犯人は【4年前に死んだ男】。

    犯行現場に残されるのは、4年前に死んだ男のDNA。
    しかもその男は鷹央が死亡診断した男だった。
    診断が間違っていたのか?
    犯人は一体誰なんだ。

    最後まで犯人は誰!?とモヤモヤした気持ちで読み進め、最後にはスッキリ。
    今作もおもしろかったです

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    2026年09月26日
  • みずいらず

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    連作の短編集の形式で、いずれもすごく良い内容だった。少し極端なところもあるかなと思ったが、どれも最後はいい結末で落ち着く。最後の章だけ雰囲気が少し違ったが、これもまた良かった。夫婦に限らず、相手への想像力が大事だということがよくわかる。

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    2026年09月26日