ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 不思議な羅針盤(新潮文庫)

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    梨木さんの日常を語るエッセイ。家の周りで咲く小さな花や人とのつながりを、優しく鋭い目で見つめ、温かい言葉でつづる、何気ない暮らしの羅針盤。
    梨木さんはふと歩いてみた隣との細い境、手入れのされていない庭で一綸やっと花をつけて咲いている貝母を見つける。
    この花は束にして活けるとお互いの巻きひげでまるで縛りあって立っているかのように見える、そういう生き方から無理をしない、寄りかかれるものがあれば寄りかかってみる、状況に合わせて生きていく姿勢を感じる。

    そしてサステナビリティー(持続可能性)という言葉に気が付く、よく見かけるようになったその言葉はやがて時代の波に流されていくだろう、生きていく間にはさ

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    2026年02月14日
  • 童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇

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    宮沢賢治は何度読んでも、いくら読んでも良い。心に響く美しい言葉に出会えるから。どれも面白かったが銀河鉄道の夜が初めて見るバージョンかつ、すごく印象的なパートが接続されているためにそれを読むだけでも価値があった。なんだかちょっと文体が賢治に影響されている気もする。

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    2026年02月14日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    上巻に続き冗長な科学的前提の解説から徐々に感情的な要素が増えていき、壮大なドラマとして一気にラストまで読み進めました。SF好きなら是非必読を

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    2026年02月14日
  • I

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    私はゲオスミン→ペトリコールの順番で読みました。
    たぶん救済ルートだと思います。自信無いけど。笑。
    これを考えた道尾さん改めて凄いと感じました。1回じゃなんとなくしかわからない。2、3回読み直したい作品です。

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    2026年02月14日
  • 救いたくない命―俺たちは神じゃない2―(新潮文庫)

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    剣崎と松島の凄腕外科医コンビ第二弾。
    中山さん自身が外科医でもあるので、臨場感が凄いです。医療系の話は好きなのでサクサク読めました。
    1番印象に残ったのはやはり書名にもなっている「救いたくない命」。患者がどんな人間でも救うことが医者の矜持。矜持を持っている人は素敵ですよね。

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    2026年02月14日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

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    ドラマでは東野圭吾さんの観ることができますが、本では自信なくて、でも、私でも読める本はないかと探したら、ナミヤ雑貨店の奇蹟と出会うことが出来ました。
    不思議な気持ちで読み終わりました。
    何回も読みたくなりました。
    私は、オリンピックの所が好きです。
    ミステリー苦手や読めない人でも東野圭吾さんの本読みたい皆さんにオススメしたい本です。

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    2026年02月14日
  • 俺ではない炎上

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    読み終わった後の達成感?やばい!!!
    久々にのめり込んで読んじゃった!SNS使わない方だけど、改めて怖い世界!あー面白かった!

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    2026年02月14日
  • よくがんばりました。

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    ネタバレ

    どうしようもない父親から、母子が逃げ出す。
    よくある設定で、父と息子の確執が物語の主軸というのもあるあるです。

    それなのに、父・哲治が死亡したという連絡が、警察から届いたことから、主人公の嘉人の、父親の見る角度が変わっていく過程が、違和感なく描かれています。
    それも単純に「実はいい人だった」というドンデン返しでもなく、次元と超えた二人の和解というファンタジーに走るでもない。

    主人公の進路を方向づけた、恩師とのまさかの再会や、その恩師と哲治の意外な接点、貸本屋が存続し続けたことは(そんなことあるかなぁ)でしたが、総じて人の見方を今よりも多角的に変えていこうと思われるには、十分過ぎるほどの感動

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    2026年02月14日
  • 神様

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    ネタバレ

    主人公の名前が最後まで分からない連作短編。名前がなくても、この人のやわらかいまなざしは一貫していて居心地が良かった。
    一話ずつご近所さんたちが登場して、ちょうどよい距離感でそれぞれ交流して、だんだん季節が巡っていくのが良かった。こんな風に付かず離れず穏やかに周囲と関わって生きていけたら、幸福な人生と言えると思う。少し寂しい別れもあるところが良い。
    人間社会で暮らす熊、梨の妖精、叔父の幽霊、河童、壺の魔人、鬼、人魚。色んな存在が世界を共有していることが不思議で可愛くておおらかで、少し怖い。
    生きることに疲れたらこんな本を読みたいと思わせてくれる、どこかあたたかい作品だった。

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    2026年02月14日
  • 本を守ろうとする猫の話

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    いやー、いいよ、ほんと。

    一つのことに対しても、
    色んな考えがあると、改めて思いました。

    著者名が、夏目漱石みたいだった。

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    2026年02月14日
  • 株式会社タイムカプセル社 新版 十年前からやってきた使者 (喜多川泰シリーズ)

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    感動しました。
    タイムカプセル=未来への手紙どんな話なんだろう?と思いと、喜多川泰さんの本と言う理由で選びました。
    タイムカプセルに憧れていたので、私も書きたいと思いました。
    相手が思っていること、自分が思っていることが違うとすれ違ってしまい、上手くいかないこともあるから気をつけないといけないと教えてもらえました。
    届け先不明になった未来の自分への手紙の配達してくれる話なんですが、その人達の話を知ることが出来て、感動や素敵な話やこんな時はどうしたら良かったのかな?など考えさせられることもありました。
    あとがきも印象強いです。
    これからも本を読んでいきたいと思いました。

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    2026年02月14日
  • アガサ・レーズンと借りて返さない女

    購入済み

    謎がいっぱい。

    なんか突然前作から俄然面白い。
    最後の最後までかなり詰め込んでアガサと犯人たちが動き回る展開だ。
    最後の数ページまで緩ませずにしっかり読むミステリーって最近なかなかお見かけしないのでは。

    #ドキドキハラハラ #深い #シュール

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    2026年02月14日
  • あれも食いたいこれも食いたい 丸かじりヒットパレード

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    週間朝日に1987年から連載されていた人気エッセイ。週刊誌の終了で連載は終了してしまったが。その選り抜き版。
    かなりご高齢な筆者だがそのパワーは衰えを知らず、一定のテンションと高品質を保ち続けるのが素晴らしい。
    本書のあとがきで知ったが、今でも朝日新聞beで筆者のエッセイが連載されているという。そちらの単行本化を楽しみに待ちたい。

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    2026年02月14日
  • いつか月夜

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    寺地はるなさんの『いつか月夜』を読み終えた。ページを閉じた後も、心の中で余韻が静かに波紋を広げている。そんな読後感に包まれる作品だった。



    タイトルに込められた意味
    『いつか月夜』──このタイトルは「いつも月夜に米の飯」という諺から来ている。月明かりに照らされた夜、温かい米の飯。何不自由ない生活、満足のいく暮らし。しかし、人生はそう上手くは行かない。そんな現実への洞察が、このタイトルには込められている。

    美しくも切ない、この諺の響き。寺地さんが選んだこのタイトルは、物語の本質を見事に言い表している。


    深夜のウォーキングが導く「人生の旅」
    主人公の實成が歩くのは、深夜の街。
    静寂に包ま

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    2026年02月14日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    圧巻としか言いようがない。
    「推し」を中心に様々な要素が入ってくるのに、それでもきちんと「推し」からはブレない物語も圧巻でしたし、今どきの本だなって感じました。
    読み終わった後も興奮が覚めあらないくらいなので、いい読書時間になりました。

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    2026年02月14日
  • 湯気を食べる

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    菊の天ぷらおいしそうすぎる!
    読むだけで味を感じるし、それがおいしいから実際に食べたいと思える。
    ひとと一緒に暮らして、ご飯を作ってもらったり作ったりしたいなと思った。
    鍋つゆをお土産にするの、真似させていただこう〜

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    2026年02月14日
  • 本棚には裏がある

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    ネタバレ

    酒井順子さん好きなので読みました。
    読書好きな人と、どんな本を読んでいるのか語り合うのって楽しいですよね。
    好きな人、尊敬する人がどんな本を読んでいるのか知りたいものです。
    いろんなジャンルの本が片っ端から紹介されていて、次から次に、「あれも読みたい、これも読みたい」と思って本棚登録しちゃいました。

    これからの読書にかなり影響を与える本です。

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    2026年02月14日
  • ハゴロモ

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    どん底から少しだけ生気を取り戻しはじめて別に辛くもないし苦しくもないどうしようもないわたしの心にすっと手を差し伸べてくれるような本だった。すこし心が軽くなりました。

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    2026年02月14日
  • 舟を編む

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    言葉の美しさ、日本語の奥深さを改めて実感する1冊。
    分からない言葉が出てきたらネットで調べたらすぐに答えに辿り着く便利な時代になった今、紙の辞書を1ページずつ捲りながら目的の言葉を探し当てる…ということを久しくやっていないなと気付かされ、紙の辞書で自分の手に馴染むものを探したくなった。

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    2026年02月14日
  • ウスビ・サコの「まだ、空気読めません」

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    以前、「サコ学長、日本を語る」という本を読んでとても共感したので、こちらも読んでみました。
    まだ空気が読めないそうです笑。日本の、空気を読まなきゃいけない感じについて、論じてあります。日本の文化・風習について、「なんでやねん」と突っ込みたくなることがたくさん書かれていて、日本人でも「そう、それな!」と共感します。不思議やね。そこをちゃんと、疑問に思って「なんでやねん」と言うべきじゃないですか、というのがサコ学長の考え。本当に、ごもっともです。
    最近は「コミュニケーション能力」がどうのこうのと言われますが(もうそれも古くなったのかな?)、サコ学長の主張を読んでいると、私たちがよく使う「コミュニケ

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    2026年02月14日