【感想・ネタバレ】本を守ろうとする猫の話のレビュー

あらすじ

「お前は、ただの物知りになりたいのか?」

夏木林太郎は、一介の高校生である。幼い頃に両親が離婚し、さらには母が若くして他界したため、小学校に上がる頃には祖父の家に引き取られた。以後はずっと祖父との二人暮らしだ。祖父は町の片隅で「夏木書店」という小さな古書店を営んでいる。その祖父が突然亡くなった。面識のなかった叔母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るために林太郎の力を借りたいのだという。

お金の話はやめて、今日読んだ本の話をしよう--。

感涙の大ベストセラー『神様のカルテ』著者が贈る、21世紀版『銀河鉄道の夜』!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ー第一の迷宮ー
仕事がテレビ、ラジオ、講演も...
と言われていた男。
知識を放出することを常に求められていて
本は愛しているけど、ほんの少しだけ最初に純粋に本が好きだった頃とズレてしまったのかなと思いました。
楽しんでいたものが、ノルマになってしまうと
どうしても面白くないですよね。

ー第2の迷宮ー
あらすじ、要約 読書の効率化
要約や結果で物語を知るのもいいかもしれない。
でも、要約されていないものは、結果に至るまでの過程まで知ることができる。
その過程に自分が心を動かされたり、考えさせられることがあるのでは...

ー第3の迷宮ー
自分だったら、本を解放することができない位
真実を言っていると思いました。
何百年前の名著を分かりやすくした現代語訳で読む。
形を変えないと読まれない...
安価でないと読まれない...
売りさばき続けた先に余裕ができれば、本当にしたかったことができたりも...
とかを考えてしまいました。

ー解説・あとがきー
何百年前の名著も、現代人が読んでも心に響くものがある。
ちょっと難しいかもしれないけど、分からないものは分からないなりに読んでみようと思えました

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2026年10月25日

Posted by ブクログ

解説を読み終える頃には、涙があふれていた。そして、唾をゴクリと飲み込んだ。唾を飲むことさえ忘れるくらい、心に深く響いた。

私が本を読み始めたきっかけは、人の気持ちがわかる人になりたいと思ったからだ。以前の私は、他人への関心が薄く、人のことを決めつけてしまう傾向があった。

でも、この本を読んで気づいた。本を読んだからといって、人の気持ちがわかるわけではない。他人の気持ちを完全に理解することなど、できないのかもしれない。

それでも、本を読むことで、さまざまな登場人物の人生を知ることができる。自分とは違う境遇や考え方に触れることで、現実の世界でも、自分以外の人に興味を持てるようになるのではないか。そして、相手の気持ちを理解しようとする人に、少しずつ変わっていけるのではないだろうか。

「本には力がある」。

そのことを、何度も教えてくれる一冊だった。

解説には、読書の三千メートル峰に挑んでほしいとある。

ぜひ、挑戦したい。まずは『神様のカルテ』から、一歩一歩進んでいこう。いつか『百年の孤独』を読み終えることができたら、最高だな。

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2026年10月09日

Posted by ブクログ

夏川草介さん。
本を愛する気持ちがひしひしと伝わってくるお話でした。

あとがきもとても良かった。
変化目まぐるしく殺伐とした現代を如何に生きるか…

「時にはトルストイやカミュや遠藤周作、ゲーテやダンテや漱石を、多くの人に手に取ってもらいたい」
いずれ読みたい。読めるかな。

「一番大切なことは、単に生きることではなく、善く生きることである」(クリトン)

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2026年10月08日

Posted by ブクログ

本を守ろうとする猫?って事で自分は猫が大好きなので、猫の話しならっと思い購入し、猫の話しでもあるけど、本の話しで、読書にハマるきっかけになった一冊です。
主人公の本に対する思い、素晴らしいし、続編も出版されてるのでまた、購入します。

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2026年10月06日

Posted by ブクログ

不思議な猫と書店を営む老人の孫、そして同じ学校の女の子と進んでいく本を守る物語。 祖父が無くなりヤケになる主人公を周りが助け、そして本の力や繋がりで主人公もまた周りを助けていく。 また現代の読書離れや分厚い書物を読まないのを「本が痩せる」という表現をしていて見事なものだと思いました、読書離れに警鐘を鳴らすと共に古き良き本にも着目し視野を広げてくれる作品でもありました。 猫の正体は一体なんだったのか、解釈の余地を残してくれているのが1番の高評価ポイントかもしれません。

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2026年09月08日

Posted by ブクログ

夏川草介さんの考え方を大尊敬しており、その考え方に触れたことへの感動が大きい。
『エピクロスの処方箋』を起点に夏川草介さんにどハマりしており、その延長でこの本も読む。
夏川草介さんみたいになれるように精進してまいります。

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2026年07月27日

Posted by ブクログ

面白かった。古書店店主の祖父を亡くし、叔母と暮らすことになるまでに、本を助ける旅に出る少年の話。
本を読んでいるからこその本への愛と知識と、旅を超えて行くうちに強く、人に優しくなるのがとても素敵だった。
続きがあるみたいだけど、旅は終わったはずなのにどんな話になるのか、楽しみに読んでみたい。

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2026年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本の在り方と、目に見えないものの大切さとその複雑さが語られている。それらをファンタジーな試練を通して主人公は気付いていくのだが…そんなお話。
少しばかり古風な話し方をする相棒の猫がとても好みだ。多分後半は、というより最初からずっと夏川草介さん自身が思っていることを喋っているのではないかと、そう感じるくらいには何故だかとても情緒を感じさせてくれる猫。
作中本を一度しか読まない、読み返すことはもうない、読む量こそが全てだと。そんな人が登場する。
本というものは人の伝えたい思いや考え、世界観が書き記されていてそういった難解なものをただの一読で読み解いたつもりになりもう読んでも得られるものはないと同じ本を二度と開かない。
それは凄く勿体ないことなんじゃないかと思う。
一度読んだ本の内容が変わることはなくとも読み手である自分自身は読み返すときに理解度も見識も心の持ちようも違うはずである。二度三度と読めば得られるものに目を向けてその心の変わり様に得心がいく。
勿体ないとはそういった変化を感じることもなく次へと読んだ量を誇るために駒を進めてしまうその腐った心に、だ。(その人なりの苦心もあり本は好きである筈なのだ)
本書はこういった本への心構えだったりを考えたりすることができる。それが心を育む一助になることも実感した。
作中の言葉で、『息苦しい日常の中で誰もが自分のことで手一杯になり人を思いやる心を失っている。心を失った人間は他者の痛みを感じなくなり、嘘をつき人を傷つけ踏み台にしてもなにも感じなくなる』とあるが、たしかにそうだと思う。この世は生きるに足るものだと私自身は知っているが、今のこの社会が生きるに足るものだとは正直まだ思えない。
それでもこの本を通じて考えた心構えや心根と、人の温かさをもって歩んでいくしかない。そうしてより善い人と社会を築くために自分のできる役割は、この本を何度も読み返すに足るものだと評価することだろう。
本好きならではの引用というか言葉が転がってたりするし作者名の由来だって言われてみればほーんみたいな名前だったりするし。とても好みの1冊と作者だ。

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2026年07月07日

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本を守るとは何なのか。読書の数が偉いのか。読めば読むほど賢くなるのか。もちろん、そういうわけでもないけれど、昨今本を読む人が段々と減っている世の中。難しい、読めないと思う古典でもチャレンジしてみたくなる本。

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

人間の言葉を話すトラネコ。ファンタジー系のSFなのかなと読み進めると、次第に、ああ…なんて面白い題材なんだ!と視界が広がる。
読書家を名乗って、こういう人いるよね(批判ではなく、分かるんだけれど〜…という感じ)と思ったり、自身を省みたり。

コレクション、速読、書籍とは…本を読むということは……
つまるところ、皆、本が好きなんだよね。

医療系ではない夏川草介さんの作品。気がつけばこちらもしっかり、哲学的で現代社会への問いかけもあり、とても良かったです。

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2026年06月12日

Posted by ブクログ

帯にあった、神様のカルテ著者が贈る、21世紀版銀河鉄道の夜!
その通り。そして整理しながら改めて気付かされる本の魅力、いつかまた読もう

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2026年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

凄く読みやすい。

ファンタジーなのに、リアルな懐かしさを感じるのは、自分も本の中での出会いから妄想し、世界を作ったことがある(今もかもしれない)からか。

本が好きな人には刺さる作品だと思う。

どの迷宮も本が好きな人に変わりはなく、ただ求める形が違うだけ、世界の変化によって、変わってしまっただけ…

私はどれかといえば、少し前まで第一迷宮に近かったと思う。

再読はよくするけど、汚してはいけないって意味で神経質すぎたから。

最近は第二迷宮の人も多い気がするし、第三迷宮がきっとあるんだよなぁ…。



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2026年06月09日

購入済み

本は人生の栄養だと思う

最初は何気なく読んでいた物語であったが、読み進めるうちに世の中への風刺といった印象を感じ始めた。そして、振り返ってみると、本から今まで様々な生きる糧のようなものを受け取っていたのだなと知った。後書きを読んで、また読み返してます。

#癒やされる #タメになる #共感する

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2023年10月29日

Posted by ブクログ

所々に散りばめられた、名著の一節がほど良かった。
沢山の本を並べたいだけになってないか。
コスパやタイパを求めすぎてないか。
刺激が欲しいだけなのか。別にどれも悪いことではないけれど、自分の読書はどうだったかな…と
ふと思い返すことができた。
この本にあったら通り、本の力は大きいと思う。私はきっと。まだまだ感じられていないと思うけど 笑

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2026年11月01日

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祖父が亡くなり、遺された主人公。そんな彼の目の前に現れた猫が本を助けるべく迷宮へと誘い出します。 集めることが至高と閉じ込められた本、内容を切り刻まれた本、売りさばかれ消費される本。多くの助けを求める本を救うために、本が好きな主人公は迷宮へ向かいます。 「本には力がある」 本から生きる勇気をもらった。人に優しくすることを知った。自らの芯を持つ大切さを学んだ。本は日々を歩む道しるべを多く示してくれました。 本の持つ力とは、本を読むとは何か、本を守るとは何か。改めて考えさせられました。

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2026年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あまりにも大事な事が書いてあり過ぎた…高校生の頃に出会いたかった。涙
今よりもう少しマシだなと思える人生を過ごせてた気がして仕方ない。

孤独に屈するなかれ
難しいことは新しいことに出会うチャンス。
お金の話はやめて、今日読んだ本の話をしよう。

カッコ良すぎますね。本当その通りだなと。
色々と諦めて生きてしまっている節がありますので、もう少しだけ頑張ってみようかなって思えました。

やはり夏川さんの本はイイ。そして本はイイ。
私はもう人生後半戦に来てる人間だから、この先何年読めるか分からないけど、読めるだけの本を読んで心を豊かにして生きていこうと思います。
そんな気持ちにさせてくれる素敵な本でした。

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2026年10月13日

Posted by ブクログ

本を愛する人と猫が、本を守るために不思議な迷宮へ向かう展開が面白かった。本を読むことの意味や、知識を得るだけではなく「どう生きるか」まで考えさせられた。これからも一冊一冊との出会いを大切にしたいと思う一冊。

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2026年10月07日

Posted by ブクログ

説教臭さといっては筆者には気の毒かもしれないが、メッセージが鼻につき、後半はしつこさを感じるところも正直あった。しかし、本がファスト教養、情報媒体としてのみ消費される、集めることが目的かのような利用のされ方をする、本を自分で読まずともあらすじだけ分かればよいとする考え方や速読法といったものがもてはやされる、お金儲けのための本がどんどん売り出されていく…といった、現代の読書に関わる問題点、違和感を題材に、ファンタジックに読みやすい物語が展開していく。正直耳が痛いと感じるところが多くありました(笑)

筆者の言う、険しい山に登るかのような本を読む、というのは僕にはなかなか頭のレベルが足りないがために難しい。本書のなかで取り上げられている「百年の孤独」なんてのは、ページぎっちりに埋められた文字が乱舞しているのみで、何が書いてあったかよく分からんかったというのが正直な感想だ。

話が本書のレビューというところからは少しそれてきてしまったので、強引にもとに戻したい。
本書はファンタジックな息抜き小説として非常に面白かった。しゃべる猫とともに古書店の奥から異世界に進んでいくなんてむちゃくちゃそそるじゃないですか。
また、本書に散りばめられた作品名、筆者名、メッセージから、もう少し険しい読書へのキッカケを与えてくれる気がせんでもない(いやーやっぱ僕には文字を舐めるだけかな)、「教養」を得るための、本の山を生むための読書ではなく、それそのものの魅力と向き合い、改めて読書を楽しんでいきたいという気持ちになる、単なるファンタジーに留まらない面白さのある作品でした。

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2026年09月23日

Posted by ブクログ

読書好きには刺さる言葉ばかり。
やれ読んだ冊数、やれタイパ、やれベストセラーだとか…。それはもう、「読書」を心から楽しんでいるのかわからないのよ。でも、ちょっと自分も全くそうじゃないと言い切れないと思うので心が痛い。
読書の楽しみは人それぞれだけど、読んだ本から自分が何かを得られたら、それは幸せな事だよね。
作中に出て来たオマージュなどは全然わからなかったので、もっと精進します。

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2026年09月19日

Posted by ブクログ

 昨今、本という存在がいかに苦境に立たされているかが分かる。閉じ込める者、切り刻む者、売り捌く者との対峙を通して、本とは何か、読書とはどういうことか、林太郎はその意味について考えさせられる。
 特に、最後の迷宮は一筋縄では行かない。2000年近い時の壁を越え、2000以上の言語の壁を超えてきた本自身でさえ、本が持つ力について疑問を持ってしまっている。そんな相手に対し、これまで夏木書店で数々の本を読み、祖父から本と人生について多くのことを学び、トラネコとの本を巡る冒険を経た林太郎が、考えに考え抜いて出した答えは「人を思う心」だった。
 著者が林太郎とトラネコの物語を通して伝えたかったことこそ、時代を越えて読まれる名作に触れて欲しい、そして本の力を感じて欲しいという、読者を思う心に満ちたものだと感じた。

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2026年08月25日

Posted by ブクログ

読むのは遅い方なので
早く読みたいと思っていつも読んでいました。
しかし自分に合って無い読み方なので
読んでいる時は理解しているけども
時間が経つと内容が抜けてしまいあやふやになってしまう。

この本を読んで思ったのは
たくさん本を読む事や早く読む事が
大事ではないと当たり前な事を再認識させられました。

一冊をゆっくりと大切に読もうと思います。

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

猫と冒険する心温まるファンタジーかと思いきや、なぜ本を読むのか?という読書への姿勢、観念を問われているような本だった。
「ただただ高く本を積み上げれば、遠くが見えると思っている」
読み終えた本の数だけ、自分の空虚な部分を埋めて成長したような気になっていた自分にとっては、この言葉には刺さるどころか抉ってくるような痛みを覚えた。
けれど、本の力は人を思う力だというひとつの答えが出たように、自分にとっての「本の力」を模索するきっかけも得られた。
三章までは正直、浅くて青臭いなと少しがっかりしていたところもあったが、四章がまさに集大成。
このカタルシスを得るためのあえての軽さだったのか?と思わされた。

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2026年08月14日

Posted by ブクログ

一つ一つの問題解決は浅めの話だけど、終盤の猫とのやりとりが良き。
古典を読みたくなって、モンテクリスト伯を全巻購入してしまった。
猫好き的には好き。

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2026年07月17日

Posted by ブクログ

オススメで見かけて気になって買った本。
初め、何となく世界観が古賀史健さんの『さみしい夜のページをめくれ』っぽいなぁと読みながら思いました。どちらも本の素晴らしさを教えてくれるお話です。

「難しい本に出会ったらそれはチャンスだよ」
「難しいってことは新しいことが書いてあるって証拠だよ」
この言葉に私は嬉しくなりました。
『百年の孤独』は2回読んでもわけが分からなかった。
カミュの『シーシュポスの神話』もコリンウィルソンの『アウトサイダー』も挫折して積読に。

私は読めた時の景色を見たいから、諦めずにトライしようと改めて決意しました。

ちなみに…『星の王子様』は学生の頃読んでちんぷんかんぷんだったけど、大人になって読んだらすごくいいお話でした。

これからも本からたくさんの力をもらおうと思います。

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

本、特に世界の名作と言われる重厚な作品への愛があふれる一冊。
第二の迷宮「切りきざむ者」をなんか見たことあるな…と調べたら、8年ほど前に某女子中の入試問題で使われてた。
ジュニア向けにやさしい言葉で書かれてるけど、文学史に残る名作を読む人が増えてほしいと著者自身が「解説に代えて−−猫が教えてくれたこと−−」で記している。

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

ちょっと星の王子さまっぽい所はあるかな。
童話チックだが、最後の作者のあとがきが全てを表していて、心に残る文章だった。

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2026年06月08日

Posted by ブクログ

ファンタジーなんだけど、ちゃんと本のことを考える切っ掛けを与えてくれる哲学書でもあったような気がします。
作品に他の小説のオマージュやパロディが散りばめられているらしいのですが、私には気づくほどの知識がありませんでした。ネットで調べてやっと分かったのが、主人公 夏木林太郎 は夏目漱石+森鴎外(森林太郎) だと推理できるでした。ふむふむなるほど〜でした。

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2026年06月08日

匿名

ネタバレ 購入済み

読書好き必読書⁉︎

本や読書、小説がテーマになっているストーリーが読みたい人にお勧めです。
読書初心者の方にもお勧めです。
読書の向き合い方、本に対しての思いを、改めて考えさせられます。
主人公の青年林太郎の祖父が言っていた「本を読むことは、山に登ることと似ている」という言葉が、読書に時間と手間をかける理由だなと、しっくりしました。

#感動する #深い #共感する

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2024年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「雪の練習生」と同じソースから知ったはずの本。なんだろう、本に関するムックだったような…

クール系主人公。天涯孤独に近い高校生男子で、本屋を営む祖父が亡くなって、店を引き継ぐわけでもなく、存在すら知らなかった叔母に引き取られることに。
そしてどうせ転校するのだから、と引きこもってたら渋い言葉を話すトラネコがやってきた。
どうでもいいけどトラネコって全部カタカナで書かれるとどうしてもトルネコに空目してしまう。

本の引用を色々覚えている人、尊敬するけど、なんかそれっぽいこと言ってるだけじゃんという思いもある。
自分が全くできないからのやっかみというのも多分にあるけど。

最初のクエストで、本をたくさん持ってる相手に、ダルタニャン物語やナルニア国ものがたりが全巻揃っておらず、これは見せかけだけのショーケースだ、愛がないよ、と山岡みたいなことを言って論破するが、例えショーケースだとしても普通全巻セットで手に入れんか?秘書の仕事がテキトーか?

別のクエストでは、本を切り刻んであらすじだけにしていく相手が音楽を聞きながら作業していたので、音楽を早回しして「どや、一緒やろ?でも嫌やろ?」みたいなことで論破!

なんか説教臭くていやだなぁ。

最後はなんか敵の親玉というか聖書か?という感じの人というか本が出てきて、主人公のガールフレンドをさらったのに、主人公の答えに満足しないと「帰っていい」となり、いやいや、さらった彼女返せよと冷静にキレた主人公が、本は「人を思う心」を教えてくれるんだ、と真の答えを叩きつけて解決!
しかもこれまで解決してきた本を無駄にするやつらも応援しに来てくれるという少年マンガ的展開。

最後はやっぱり引っ越しを辞め、一人暮らしをしながら本屋の営業もしていくことになった主人公。仕入れとかどうするんだろう… まあいいけど。

うーん、心がささくれているときに読んだからか、やっぱりどうしても「しゃらくさいな」感が強くて、面白くはあったけどあまり好きではなかったなぁ。

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2026年10月24日

Posted by ブクログ

読書する事に陥りがちな量の義務感や要約だけで読んだ気になる感覚に対してわかりやすく初心に帰らせてくれる。主人公は引きこもりとの事だが、猫との受け答えにユーモアがあるのがいい。続編があるようなので楽しみだ。

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2026年09月21日

Posted by ブクログ

訴えたいメッセージが明確なファンタジー。世界で翻訳出版されているというが確かに理解されやすいかもしれない。
個人的には登場人物やトラ猫が皆典型的な役割語をしゃべるのが作品全体を子供っぽく見せていてもったいないかもと思った。

P197 君が困っているんだろう。僕が出かける理由はそれd十分なのだと思う

P244 (人を傷つけてはいけない、弱い者いじめはいけないし困っている人がいれば手を貸してあげなければいけないということが)わからない人たちがたくさんいるんです。そう言う人たちに説明するのは簡単じゃありません。理屈じゃないんですから。でも本を読めばわかるんです。理屈で何かを語るよりずっと大切なこと、人はひとりで生きているわけじゃないってことが、簡単にわかるんです」

P250 理屈は置きたまえ。理想を語りたまえ。それが本を生み出す我々の特権だ。

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2026年09月09日

Posted by ブクログ

本と猫、人生の優先順位の最上位が重なってたら、それは読まないわけにはいかない。
結論としては、何か大きく響くものは、残念ながらなかった。
でも、とても読みやすく、登場人物たちもとても好ましく、普通に面白かった。著者の本への愛も、とても強く感じられる。ただ、自分にとって、特別に引っかかるものはなかったというだけ。
続編も予約しており、とても楽しみにしている。

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2026年08月20日

購入済み

期待しすぎた。本を好きな人間が一度なら考えたであろう理不尽を湛えた迷宮に主人公は誘われ、それぞれの迷宮の主を説得していく、という趣旨の物語だが、結局この迷宮も、それぞれの主も、猫も、なんなのかはわからない。説得も、高校生の感情論の域を出ない。児童文学ならよかったかもしれないが、大人の、本を好きだと自覚があるだけの読み手に対する読み物としては非常に薄い。

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2025年09月21日

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