あらすじ
あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。そこに集う、人生最大の岐路に立った人たち。過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる……張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、心ふるわす物語。
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Posted by ブクログ
未来と過去が同時につながり合うお話。
「過去」と「未来」がお互い予言されあっているのが面白かった。
過去側(1979年)の人間から見ると、9/13の夜から夜明けまでナミヤ雑貨店の悩み相談が復活するのでそれに合わせて手紙を書いて出している所があるが、現代の3人の泥棒視点ではそんなことは知らず、たまたま9/13の夜明けにナミヤ雑貨店に侵入して悩み相談の手紙に対し、オリンピックのボイコットで出場出来ないことなど既に知っていることを返事を過去の人に予言しようとしているー
つまり、現在は過去からの3人の泥棒が9月13日の明け方に悩み相談の返事を書くことを「予言」されており、現在の泥棒3人は、「オリンピックは
ボイコットで選手が出場できなくなる」など、過去の人にはまだ知らない未来を「予言」している。
また、章ごとにそれぞれ全く違う立場の人の状況が描かれているかと思いきや結局はどこかしらでその人達の繋がりがあった点も面白かった。
大学入っても音楽そっちのけで結局中退し、
魚屋を継がず音楽一筋で生きていこうとする
魚屋ミュージシャンや、中学生なのに
親と別れ戸籍も名前も捨てる決意の強さには驚いた。
魚屋ミュージシャンは将来にあんなに情熱も夢もがあったのに、火事で子供を救おうとして若くして死んでしまったが、
それが別の人に影響を与え人気歌手によって紹介されて今までの努力が無駄にはならず良かったねー
という感動を覚えた。
Posted by ブクログ
東野圭吾の作品は今までミステリーしか読んだことなかったけど、この小説も凄く面白かった
それぞれの登場人物の話が少しずつ繋がっていく構成が見事で、全てが伏線だったことに驚きながら読んだ
Posted by ブクログ
読みやすくてあっという間に読み終われた。
初めて東野圭吾さんの本読んだけど凄い気持ちよくどんどん伏線回収されて気持ちいいし読んでて心がなんか温まる作品だった気がします
Posted by ブクログ
東野圭吾さんにしてはめずらしくファンタジー要素のある物語。
相関図がほしいくらい。
丸光園の暁子さんと浪矢さんはどこかでずっとつながっていたから、こそ泥3人のこれから生きていく道を示してくれたのかも。
にしても、こそ泥なのに、相談の手紙に真剣に向き合っていて、本当はいい人たちなんだろうな。
和久浩介の親の結末に驚いたり、魚屋ミュージシャンの方もそうなっちゃうんだ…ってところはあったけど。
時空を超えて手紙のやりとりをする。人生に良い影響を与えていく、というのはよかった。白紙の便せんに対するナミヤさんの回答もとてもよかった。
Posted by ブクログ
登場人物がどんどん繋がっていく様子に読む手が止まらなくなった。相関図がほしいくらい。
火の中で松岡克郎が取った行動が特に印象に残った。
人は選択の分岐点において、頭の中にある出来事や言葉で進む先を決めていく。
私が分岐点に立った時は何を思い出すのだろう?
捉え方を変えることで人生の方向が大きく変わり、時には救われることもある。本書からそのようなことを学んだ。
これからは、自分の人生に起こることを、すこし視点を変えて見てみようと思った。
出来事には全て意味があり、自分の人生のために訪れている。
Posted by ブクログ
伏線回収。
最後にここが繋がっていたのかと感動する。
彼氏がとても面白かったよと勧めてくれて、こういう話が好きなんだと新たな一面を知れた気がして嬉しい気持ちになった。
映画も気になって見たが、本の方が好きだな。
おもしろかった
過去と現在を行き来するため、物語を理解するのに時間がかかる場面があったが、読み終えてみると各々エピソードがありいつまでも読んでおきたい小説だった。
それぞれの物語
ナミヤ百貨店に寄せられる相談内容が、本当に色んな内容で自分の人生と照らし合わせてしまいました。それぞれの相談者の物語が壮絶でどんな質問に対しても真剣に返していく姿が胸を熱くしました。この本を読み終えて自分の人生を改めて考えるきっかけになりました。
ほっこりした
ほっこりするお話しを読みたくてこの作品に手をだしました
すごくよかった 読み進めるほど色んな繋がりがどんどん見えてきて止まらなくなり
最後はすっきりほっこり読後感満足です
その後のエピソードも読みたいなぁ
本編にいれちゃあ野暮なんだろうけど
10年くらい前にすべての紙の本を処分して電子書籍に切り替えた時、電子書籍嫌いの東野圭吾先生は亡くなったものと思って新刊を読むことを諦めていました。
それがまさか 電子書籍化してもらえるなんて!先生を説得してくださった皆様ありがとうございました。
ブランク期間中、情報をいっさい入れていなかったため、この本が通常のミステリーではないことに気づいた時はビックリしましたが、
読み進むほどにじわじわ心に染みる物語でした。
ふざけた相談にも真摯に対応するナミヤさんの優しさに癒されます。
Posted by ブクログ
強盗という立場だけ見れば悪人なのに、困っている人を放っておけない。そんな3人組がどこか憎めなかった。
手紙を送る人たちも、本当は自分の中で答えが決まっている。ただ、不安や迷いがあって最後の一歩を踏み出せず、誰かに背中を押してほしくて言葉を綴っているように感じた。
返事を書く側も、ただ優しく寄り添うだけではなく、時にはかなり厳しい言葉を投げかけることもあった。それでも突き放しているようには感じず、迷い続けて動けなくなっている人に対して、あえて背中を押しているように思えた。
言われた側からすれば簡単には受け止められないかもしれない。でも、ずっと答えを出せずに苦しむくらいなら、自分もあれくらいはっきり言ってほしいと思ってしまった。
さらに、助けられた人がまた別の誰かを支え、その繋がりが次の物語へ広がっていく構成も印象的だった。人との出会いや何気ない言葉が、知らないところで誰かを救っているのかもしれない。
最後の手紙の返事を読んだ時、とても温かい気持ちになった。あの時助けられた誰かが、今度は別の誰かを助ける。そんなふうに、良心は人から人へ伝染していくのだと思った。
Posted by ブクログ
東野圭吾だから面白くないわけがない、と思ったら期待裏切らず。さすが。ずいぶん前に映画化され、何となく設定は知っていたけど、ここまで完成された物語だったとは。
Posted by ブクログ
過去と未来の悩み相談、相談受ける側の入れ替わり、各人の人生転換期の話に別会の人物登場と、作品の面白味があった。でも、過去と未来が繋がった理由が分からなかった
Posted by ブクログ
逃げ込んだ廃屋で、不思議な出来事に巻き込まれていく物語。過去から届く悩み相談の手紙に返事を書いていくという設定がとても面白かった。すべての登場人物がどこかで繋がっており、伏線回収も見事。温かい読後感が残る作品だった。
Posted by ブクログ
時空を超えて届く手紙を通じ、人と人とのつながりや選択の意味を描いた物語。過去と現在が交錯しながら少しずつ伏線が回収されていく構成も見事で、読み進めるほどに引き込まれる。何気ない言葉や行動が、遠く離れた誰かの人生を変えるかもしれないという余韻が残る。サクサクと読み進めることのできる一冊。
Posted by ブクログ
面白かった。
若干のSF感はあまり好ましくないが、ストーリー性が好き。これが奇蹟なのだろう。
真に悩みを解決したい人は、与えられた助言の中に自分の解決の道を探る。
Posted by ブクログ
最終章は、星5!
物語がまとまってて、スイスイ読めます。
奇跡のきっかけとなる二人の話と、それがその奇跡をなぜ起こしたのかは(他の奇跡ではなく)分からなかったけど、奇跡の結果で起きたことは、良いよねと思います。
救ってやるか、栗饅頭。となったのが良いですね。
映画か舞台、観てみたいな。
Posted by ブクログ
あらゆる悩み相談に乗る、不思議な雑貨店が舞台。最初は「ファンタジー?」と思いながら読み進めていたけど、登場人物それぞれのエピソードにも読み応えがあって引き込まれる。手紙を通じて過去と現在、登場人物たちがつながっていく展開も印象的。他の方の感想で「パズルのピースが組み合わさるよう」と見かけたけど、まさにそんな感覚だった。
Posted by ブクログ
昔東野圭吾が好きでよく読んだが、しばらく読んでいなかった。本書は珍しくファンタジー要素があるとのことで興味を惹かれ読んでみた。ナミヤ雑貨店に関わる人それぞれの視点でエピソードが分けられているが、それらは他のエピソードとリンクする形で物語がまとまっていく。
誰もが誰かを助け、また助けられて生きているということが物語のテーマとなっている。完全に誰かに助けられているだけの人もいないし、誰かを助けているだけの人もいないのだと勇気をもらえた。
特に自分にとって印象的だったのは魚屋ミュージシャンの話と夜逃げの話だ。魚屋ミュージシャンは現代人の多くが共感できる悩みなんじゃないかと思う。夜逃げの話は、相談者が最終的にナミヤ雑貨店の回答とは別の選択をして間違っていなかったと思っていることを伝える手紙を一度は書くものの、そのあとに思い直して、真実とは異なる結果を添えて感謝の気持ちを伝える手紙を書いたことが印象的だった。これも一つの誠実さだと思った。
「誠実さ」もこの物語のテーマの一つだと思う。いつでも完全に正しい選択なんてものは存在しない。それでも選択しなければならない局面は人生で何度も訪れる。そのときに誰かに相談できるというのは心が軽くなる。しかしやはり最終的に決めるのは自分で、その選択に責任をもつのも自分である。ただ、問題の渦中にいる自分だけの視点では見えていないものがある。この物語ではナミヤ雑貨店という別の視点から意見をもらうことで、各相談者は自分の悩みとより深く向き合い、選択をしていく。ナミヤ雑貨店の回答がたとえ未熟でも、後から振り返って結果的に正解でなくても、誠実に向き合い一生懸命考えたものであれば、人の心に影響を与えるということが印象深かった。
自分は人との衝突を恐れて心からの誠実なコミュニケーションをとることが苦手だし、すっぱりと何かを決断することも苦手だが、これからは自分の言動に誠実さがあるか?を問いかけ、選択していこうと思った。
得るものが多く、あたたかく前向きな気持ちになれる良い本だった。
Posted by ブクログ
人は誰かに何かを相談する時、既にある程度自分の中で答えは決まっていて、その後押しを欲しがっているというのは確かにそうだと感じた。自分もそうだと思う。ただ、迷いがあるから相談するのであって、相談によって新たな道が見つかったりもするので人に話すのも重要だと思う。
自分の悩みを誰かが真剣に受け止めてくれる、とても羨ましい。
登場人物たちが徐々に繋がっていき、作品世界に引き込まれた。
盗っ人3人組に明るい未来があることを祈りたい
Posted by ブクログ
一言で表せば感涙。素敵な物語だった。
悪事を働いた三人が逃げ込んだ古い家。
そこはかつて悩み相談を請け負っていたナミヤ雑貨店という古い雑貨店だった。
廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から
悩み相談の手紙が落ちて来た。
時空を超えて過去から投函されたのか。
三人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが……
次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。
悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか。
俗に言うSFファンタジー要素を含んだ内容だが、
しっかりと練られた人間ドラマだった。
最初はナミヤ雑貨店を巡る短編集のようなものかと思ったが、
各登場人物たちにはしっかりと繋がりがあり、
その糸を手繰っていき発見する事実に、ページを捲る度に胸が躍った。
東野圭吾という作家を天邪鬼な性格故、敬遠してきたが、
それが如何につまらない意地だったのか思い知らされた。
Posted by ブクログ
良い読後感 時系列が行ったり来たりして、登場人物も複雑に絡み合ってるから真剣に読む必要があったが、それだけの価値がある。
見事に若者を一晩で成長させた物語。
Posted by ブクログ
登場人物が最終的には全員繋がりがあるところが面白かった。最初は読んでいて、今はいつの時代なのかがこんがらがることがあった。インパクトに欠ける。
Posted by ブクログ
ナミヤ雑貨店という不思議な力を持つお店に届く30年前からタイムスリップした手紙を悪ガキが遊び半分で返事をしていくという話から始まった。
悪ガキの相手に全く配慮せずに相手の悩み事をバッサリ切っていく返事に相手も苛立つこともあったが結局その悩みへの返事をいいように解釈し人生がうまくいくと言う話だった。
結局のところ人は元々自分の中で答えを持っていてその答えに自信がないために人を頼る。占いの類も自分にいいことしか信じないように自分の都合のいい解釈で物事を進めていく。
物語の終盤になるにつれて今までの相談者や悪ガキ達が何かの縁で繋がっていることが判明していき綺麗にまとまって終わった。
自分としては少しインパクトに欠ける話に感じた。
Posted by ブクログ
物語の序盤が最後に綺麗に繋がる構成はさすが東野圭吾さんだと思った。
そして、優しい店主の言葉巧みな回答で、相談者が悩みを解決していく物語だと思っていたので、序盤からいい意味で予想を裏切られた。
窃盗犯と思われる青年達が書く返信は、歯に衣着せぬ物言いでとてもキツイ。的外れな意見でもないが、どれも一般的なことを言っている。
だけど、相談者たちは返事を自分の良いように解釈し結論を出す。そして、相談に乗って貰ったらとを心から感謝していた。
悩み相談は相手に何かを委ねる行為ではないし、他人に人生を委ねることはできないことを、本作を読んで再認識した。
Posted by ブクログ
JCON 2026.3.15 スペシャルドラマ、WWW?
山田涼介、村上虹郎
悪事をして逃げ込んだ3人の若者が、廃業した「ナミヤ雑貨店」の郵便受けを通して、32年前の過去から届く悩み相談に返事を書く。時空を超えた手紙のやりとりが、意外なつながりと感動の結末を生むファンタジーミステリー
敦也、翔太、幸平の3人は、ある夜、この古い雑貨店に逃げ込む。そこで1980年の人々から届く悩み相談(魚屋ミュージシャン、迷える子犬など)に対し、手紙を返していく。
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あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。そこに集う、人生最大の岐路に立った人たち。過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる……張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、心ふるわす物語。
Posted by ブクログ
うーん
やっぱり苦手な東野圭吾。今回は思考を変えてナミヤにしたけど、、難しい!
誰かおすすめ教えてくれw
32年前、ナミヤ雑貨店の浪屋というおじいさんが、町の人の悩み相談にのっていた話。だけど現代でこの雑貨店に迷い込んだ泥棒たちが、タイムリープ?してきた手紙の悩み相談を受けることになった‥
あってる?ww
丸光園という養護施設とナミヤ雑貨店がどう関係していて(じいさんと丸光園を立ち上げた金持ち女が昔付き合っていたらしいけど)このタイムリープ?になっているのかよくわからなかった。