あらすじ
あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。そこに集う、人生最大の岐路に立った人たち。過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる……張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、心ふるわす物語。
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Posted by ブクログ
東野圭吾さん追悼で未読の作品を、と読みました。
相談事をお店に投函すると時空を超えて返事が届く「ナミヤ雑貨店」。
丁寧な「奇跡」なプロットと、心の深いところに届く優しかが胸を打つ。
相談の手紙を書いた人全員が、幸せになってほしい。そして、お返事を書いた人も。
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序盤からぐいぐい惹き込まれるめちゃくちゃ面白い作品でした。あり得ないような不思議な世界なんだけど、出てくる登場人物の反応は現実的なのでそのギャップがいい。あとみんな手紙の文面が妙に文学的に感じてそれも面白かったです。
最初は子供向けのファンタジーかなと思っていたけど、ファンタジーはファンタジーでもどの年代が読んでも共感する物語でもありました。時系列が前後するところは多少複雑ではあるけど、そこは東野さんの小説だから理解しやすい。伏線回収が気持ち良すぎて、さらに心温まるラストは美しすぎてため息が洩れました。
またこの映画版の主題歌Rebornはこの物語の為に書き下ろされた山下達郎の名曲で、この曲をセリが歌うシーンには号泣でした。
Posted by ブクログ
過去と未来が繋がる不思議な世界観、それがナミヤ雑貨店と丸光園の子供達が複雑に絡み合い一気に読んでしまいました。努力は報われる、人は信じるに値する、今はなかなか声高に言い切れない価値観を思い出させて貰える優しい1冊でした。東野圭吾さんは心の温かい方だったんだ、と改めて強く思いました。もっともっと作品を読ませて頂きたかったです。心からご冥福をお祈り申し上げます。
Posted by ブクログ
心よりご冥福をお祈りいたします。
未来と過去を手紙を通じて繋がる話。
1つ1つの物語が丸光円と雑貨店を通じて繋がっていくところ、悲しい出来事でもそれがきちんと残されていくこと、読みながら心が温かくなり不思議な世界ながらもその世界に引き込まれていきました。
それぞれの伏線が回収されていくたびに、
ああやっぱりかぁ、うわぁ、
といった感情が掻き立てられましたが最後の手紙の場面では、
これもちゃんと意味があったの!?
みたいな気持ちの高ぶりが最高潮に達しました。
どんな助言を受けても自ら考え、その出した答えを信じ行動する気持ちがないと何も生かせない。
この奇跡のような体験を通じて彼らの未来もきっと明るいものになると感じました。
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いろんな人生が交錯(しかも時代も戦前から近年までまたぐ)し、それぞれの人生が自分の意思でその人のストーリーになっていくところを体験できる。切ない人生もあるが、いずれの人もその人なりのその時点での正解を見つけて一生懸命生きていて、心が温まる。人生にちゃんと向き合い、運命を受け入れ、自分に素直に、自由に悔いなく燃えて生きていくことこそが大事なのだと思える本。
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東野圭吾さんの訃報を受け、我が家で勝手に始めた東野圭吾フェアの1冊目。
何気に初読みだった。
現代と過去をつなぐファンタジー要素もある作品。
冒頭の章で、3人組があまりにファンタジックな状況を理解し受け入れるのが早すぎる(順応性が高過ぎる)気はしたものの、読んでいくうちに、登場人物たちが、それぞれこうつながってくるのか!という構成の妙には素直に感心しかない。
心に温かさが残る傑作。
Posted by ブクログ
空き巣犯が逃げ込んだナミヤ雑貨店。
そこに投函されていく相談。
主人公達がそこに逃げ込んだのは偶然か運命か。
登場人物がどんどん繋がっていき、途中からはこの人はどこに繋がってくるんだろうかとわくわくしながら読んでいました。
最後に伏線を綺麗に回収していく様子と無駄だと思う文章が1文もないまさに奇跡のような小説でした。
一つ気になったのは、空き巣犯達が答えてた質問に対してのお礼が過去のナミヤさんにいってることもあると思うんだけど、それってナミヤさんは答えた記憶が無いけどお礼だけきてるってことなんですかね。
浪矢(なみや)さんの「ナヤミ相談」という発想がまず巧い。
「でたらめな相談でも一生懸命考えて書く。人の心の声は、決して無視してはいけない」
という言葉と
「今がどんなにやるせなくても、明日は今日より素晴らしいのだ」
という言葉を心に留めておきたいと思いました。
時代は行き来するものの、読者を置き去りにはしない。
一つひとつの物語には苦しみや葛藤がにじむが、それらを丁寧に回収していくので、読み終えた後は晴れやかな気持ちになれました。
人の悩みに向き合い続けた店主の強い祈りと希望を表した言葉だと感じました。
ラストの白紙の返事は、迷える若者たちへのメッセージだったんでしょうね。
こういう作品に出会うために私は読書を続けているのだと思いました。
下手くそでも、自己満でも、一生懸命考えてレビュー書いて今日より素晴らしい明日に向かって進んでいきたいと思いました。
Posted by ブクログ
まさに訃報の前日に読み終えたところでした。
東野圭吾さんの作品でベスト5に入るくらい、素晴らしい物語です。複数のエピソードが徐々に絡まる物語の構成が圧巻でした。子供がもう少し大きくなったら是非勧めたい一冊です。
東野先生、たくさんの素晴らしい物語をありがとうございました。
Posted by ブクログ
悩み相談の手紙を入れると翌朝には回答が来るナミヤ雑貨店に纏わる不思議な物語。根っからの悪人ではない強盗を働いた若者3人組が、真剣に返事を考える姿が微笑ましい。手紙なんてもう何年も書いていないが、手紙だからこそ真摯な想いがより伝わるように思う。魚屋ミュージシャンと夜逃げ少年の話が印象的。家族が揃ってさえいれば、どんな困難も乗り越えて行ける。この言葉は忘れずにしまっておきたい。東野氏のほっこり系ファンタジーもいいけど、私はやっぱり重めのテーマでもっとドロドロした人間模様を描いたミステリの方が好き。
Posted by ブクログ
終わり方が綺麗過ぎる最高の一冊!!
雑貨店なのに、悩み相談を受け付けている不思議なお店ナミヤ雑貨店。そして、そこに身を隠す空き巣3人と悩みを相談に訪れる人々のお話。
どんな人も誰かの役に立てる!そう思わせてくれる作品でした。実際に存在していて、今もどこかの誰かの相談に乗っているのではと考えるだけでワクワクします。
シビアな描写もありますが、読後は心温まった気がします。東野圭吾さんの描くヒューマンドラマは教科書に載せるべきだとずっと思っています。
Posted by ブクログ
だいぶ前に映像を先に観ていたのですが、本はまだでした。
ファンタジーっぽいお話ではありますが、とても良かったです。出てくる人達が繋がっていくのが、読んでいてとても楽しく心揺さぶられました。どんな世代の方にもお薦めできる1冊でした。
Posted by ブクログ
時代を超えて手紙で繋がる人の想いに、心が温まりました。
AIが発展してるこの時代からみると、直筆かつ自分の言葉で書く手紙は、書く人読む人の背景を読み解き、相手を想い合う気持ちが伝わる「手紙ならでは」の良さが改めての発見です。
小学校の頃、よくお友達と手紙交換したな〜懐かしい思い出です。
不思議な世界に入り込み、温かな気持ちになれる素敵なストーリーでした。
おもしろかった
過去と現在を行き来するため、物語を理解するのに時間がかかる場面があったが、読み終えてみると各々エピソードがありいつまでも読んでおきたい小説だった。
それぞれの物語
ナミヤ百貨店に寄せられる相談内容が、本当に色んな内容で自分の人生と照らし合わせてしまいました。それぞれの相談者の物語が壮絶でどんな質問に対しても真剣に返していく姿が胸を熱くしました。この本を読み終えて自分の人生を改めて考えるきっかけになりました。
ほっこりした
ほっこりするお話しを読みたくてこの作品に手をだしました
すごくよかった 読み進めるほど色んな繋がりがどんどん見えてきて止まらなくなり
最後はすっきりほっこり読後感満足です
その後のエピソードも読みたいなぁ
本編にいれちゃあ野暮なんだろうけど
10年くらい前にすべての紙の本を処分して電子書籍に切り替えた時、電子書籍嫌いの東野圭吾先生は亡くなったものと思って新刊を読むことを諦めていました。
それがまさか 電子書籍化してもらえるなんて!先生を説得してくださった皆様ありがとうございました。
ブランク期間中、情報をいっさい入れていなかったため、この本が通常のミステリーではないことに気づいた時はビックリしましたが、
読み進むほどにじわじわ心に染みる物語でした。
ふざけた相談にも真摯に対応するナミヤさんの優しさに癒されます。
Posted by ブクログ
東野圭吾さんの作品で読んでみたかった物語。
コソドロ3人と昔『ナミヤ雑貨店』と関わった、これからの生き方に悩む人たちとの『手紙』とのコミュニケーション。
もとはナミヤ雑貨店の爺さんがはじめた悩み相談。
そういった観点を持つ人っているのかなぁ。今を生きるのに必死だからなぁ。
赤の他人様の人生を背負い出すと病みそうなのも事実。
爺さんがどこまでの思いを持っていたのは推測だけど、
爺さんの「人の心の声は、決して無視しちゃいかん」というのは、人情深さを感じ取ることができた。
コソドロ3人、なんだかんだ『手紙』のやりとりが続くと、気持ちがだんだん変わっていくのが微笑ましい。
「今がどんなにやるせなくても、明日は今日より素晴らしいのだ」
いろんな環境で生活し、人と出会い、好きなことに打ち込めること。
従順に進めばまだしも、どこかで衝突し人生の選択に迫られることがある。
そういう状態になった時、自分では解決できないこと、誰かに話せる場所を求める。
それが『ナミヤ雑貨店』と関わった、これからの生き方に悩む人たち、そして読んでいる自分たちにも教えてくれたのかな。
人生、まだまだ捨てたもんじゃないね。
リアルにあったらポストに投函してみたいものです。
Posted by ブクログ
それぞれのエピソードでどんな返事になるんだろう?と想像するけど、どれも想像つかない回答でずっと楽しく読むことができた。
冒頭が悪事を働いている描写だったから少し身構えたけど、全体の雰囲気は優しくて暖かい気持ちになれた。
本当にどこかで小さな悩み相談があったらいいなと思った。
Posted by ブクログ
ファンタジーは普段あまり好まないけど、東野圭吾さんの代表作とのことで。
色々繋がるんだろうと予想はつくけど、面白かった!嫌な人がほぼ出てこないところも良き。
たくさん泣きました。
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面白かった!けど、いろんな人がいろんな場面で時代を超えて(?)出てくるから、丁寧に読まないと混乱する。時系列が前後するし、そもそも登場人物の名前を覚えるのがあまり得意ではないので、少し戻って読み返したりが必要だった。
Posted by ブクログ
読み終わって、しばらく余韻が残った。
この物語を読んで、私が強く感じたのは、
「運命」と「人の人生」、そして「言葉の力」についてです。
人生には、自分では気づかないところで、誰かとのつながりが生まれている。
自分が何気なくかけた言葉。
何気なくした行動。
そのときは大したことだと思っていなかったことが、もしかすると誰かの人生を変えるきっかけになっているのかもしれない。
逆に、自分自身も知らない誰かの言葉や行動によって、人生の方向を変えられているのかもしれない。
そう考えると、「運命」というものは、最初から決められているものではなく、人と人との出会いや、言葉や行動の積み重ねによって少しずつ形づくられていくものなのかもしれない。
そして、人の人生は、その人だけのものではない。
誰かの人生に影響を与えながら、自分の人生もまた、誰かから影響を受けている。
だからこそ、普段何気なく発する言葉を大切にしたいと思った。
自分にとっては「何気ない一言」でも、誰かにとっては、一生忘れられない言葉になるかもしれない。
読み終えて、「自分はこれまで、誰かの人生にどんな影響を与えてきたんだろう」そして、「これから誰かの人生に、どんな言葉を残していけるだろう」
そんなことを考えさせられた一冊でした。
Posted by ブクログ
東野圭吾さんの訃報を受け、まだ読んでいない作品を探し読んでいます。
有名な作品だけど、映画も小説も見たことがなく、初めて読みました。
心が温まるファンタジー
1番印象に残ったのは夜逃げの話かな。
Posted by ブクログ
東野圭吾さんが亡くなったとのことで、これまでほとんど手をつけてなかった東野さんの作品を呼んでみた。
心がじんわりあたたかくなる再生の物語。東野さんって優しくて熱い人なんだろうなと思わされた。
Posted by ブクログ
良い意味で東野圭吾さんっぽくないと言うか
タイムスリップと手紙と言うノスタルジーに心温まるヒューマンストーリーだったと思います。
映画は山田涼介くんと西田敏行さんが素敵な演出でした。
Posted by ブクログ
どう悩みを解決するのか
彼らのおかれた状況は?
という意味ではミステリといえるかもしれない。
タイトルからもっと救いのある話かと思っていた。
結構悲しい話だと覚悟して読んで欲しい。
Posted by ブクログ
自分に正直に生きて、いい事や人のために生きれば、絶対に神様は見捨てないということを教えてくれる話しだった。
みんなそれぞれ悩みがあるが、地道にやっている 悩みがあるのは、私も同じだ。
地道に正直にやっていこう
Posted by ブクログ
色々な人が出てきて最後には全て繋がるような物語はよくありますが、さすが東野圭吾さんといったところでしょうか。
軽く読めはするけれど、よくある似たような物語とは違う、変な勢いのない確かなもので構成された物語という印象です。
私は人の名前を覚えるのが苦手なので全ての伏線を回収はできなかったかもしれません。
必ず読んで欲しいとは思わないけれど、読んで損をするような本ではありません。
変に前向きにさせられたり、最後の方は伏線を回収するために強引に丸く収めたり、結びつけたり、全てハッピーエンド!みたいな感じではないのがこの本の好きなところでした。
Posted by ブクログ
手紙で悩みを相談すると、帰ってくるといわれている雑貨店にまつわる人々の話。
いくつかの悩みにまつわるストーリーが重なっていく。
ほっこりした読後感と時空を越えるストーリーは少しファンタジー要素を感じた。
「心温まる東野圭吾作品」って珍しい気がする。