あらすじ
あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。そこに集う、人生最大の岐路に立った人たち。過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる……張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、心ふるわす物語。
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Posted by ブクログ
すごい…壮大!!!!!!
入りはミステリーだった
東野圭吾といえばミステリーでしょ
この本もそうなんだ
そう思いながら読み進めた
しかし急にファンタジーになる
タイムスリップ、ワープ、この手の話は苦手だ
現実離れした話はのめり込めないからだ
だけど今回は 読んでみよう そう思えた
だって東野圭吾だ 単純なファンタジー話ではないでしょう
最後まで完走したいま 本当にその通りだと思った
時系列ぐっちゃぐちゃで
どういう順番で何が起きたのか
読み終わってもうまく組み立てられない
でもよくできている
こんなにぐっちゃぐちゃなのに成立してる
全部が繋がっている
月のウサギさん
魚屋アーティストさん
ポール・レノンさん
迷える子犬さん
皆さんの手紙の内容を読みながら
自分の人生を振り返ることができたのも良かった
いまわたしだったらなにを相談するのだろう?
既婚推しにリアコ気味なこと
肥満で我慢ができない性格のこと
貯金も苦手で計画的な生活ができないこと
でも最後に思った
どれも大した悩みではない
生きている限りなんにでもなれるなと
明日からの未来が少し明るくなった気がした
Posted by ブクログ
誰かに相談してみることが重要であること、人は与えて与えられてを繰り返すこと、悔いの無いよう自分を信じて生きていくことの大切さを読んで感じた。
人生でもっと早く読んでおきたかったと思う1冊だった。
Posted by ブクログ
未来と過去が同時につながり合うお話。
「過去」と「未来」がお互い予言されあっているのが面白かった。
過去側(1979年)の人間から見ると、9/13の夜から夜明けまでナミヤ雑貨店の悩み相談が復活するのでそれに合わせて手紙を書いて出している所があるが、現代の3人の泥棒視点ではそんなことは知らず、たまたま9/13の夜明けにナミヤ雑貨店に侵入して悩み相談の手紙に対し、オリンピックのボイコットで出場出来ないことなど既に知っていることを返事を過去の人に予言しようとしているー
つまり、現在は過去からの3人の泥棒が9月13日の明け方に悩み相談の返事を書くことを「予言」されており、現在の泥棒3人は、「オリンピックは
ボイコットで選手が出場できなくなる」など、過去の人にはまだ知らない未来を「予言」している。
また、章ごとにそれぞれ全く違う立場の人の状況が描かれているかと思いきや結局はどこかしらでその人達の繋がりがあった点も面白かった。
大学入っても音楽そっちのけで結局中退し、
魚屋を継がず音楽一筋で生きていこうとする
魚屋ミュージシャンや、中学生なのに
親と別れ戸籍も名前も捨てる決意の強さには驚いた。
魚屋ミュージシャンは将来にあんなに情熱も夢もがあったのに、火事で子供を救おうとして若くして死んでしまったが、
それが別の人に影響を与え人気歌手によって紹介されて今までの努力が無駄にはならず良かったねー
という感動を覚えた。
Posted by ブクログ
物語の序盤が最後に綺麗に繋がる構成はさすが東野圭吾さんだと思った。
そして、優しい店主の言葉巧みな回答で、相談者が悩みを解決していく物語だと思っていたので、序盤からいい意味で予想を裏切られた。
窃盗犯と思われる青年達が書く返信は、歯に衣着せぬ物言いでとてもキツイ。的外れな意見でもないが、どれも一般的なことを言っている。
だけど、相談者たちは返事を自分の良いように解釈し結論を出す。そして、相談に乗って貰ったらとを心から感謝していた。
悩み相談は相手に何かを委ねる行為ではないし、他人に人生を委ねることはできないことを、本作を読んで再認識した。