【感想・ネタバレ】ナミヤ雑貨店の奇蹟のレビュー

あらすじ

あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。そこに集う、人生最大の岐路に立った人たち。過去と現在を超えて温かな手紙交換がはじまる……張り巡らされた伏線が奇跡のように繋がり合う、心ふるわす物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

コソ泥3人組が逃げ込んだ先は、過去と未来が繋がる不思議な雑貨店。半信半疑で不器用ながらも過去からの悩みに答える3人、言葉に棘がありすぎて、他人にこんなこと言っていいのか?とこっちが不安になりながら読み進めた(笑)でも、それが悩みの主の心を開かせて、人生の道標になっていったのだからすごい。
あたたかい人と人との繋がりやだんだん物語が繋がっていく感覚がとても面白くて気持ちが良かった。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ


過去と手紙で繋がる不思議なお店、ナミヤ雑貨店。
強盗の後、警察からの追跡から逃れるために入った廃墟同然の場所で、3人の青年たちが不思議な体験をする。

私にもナミヤ雑貨店みたいな悩みを相談できる場所が欲しい。
雄治さんみたいに、匿名で顔が見えなくても真摯に向き合ってくれる人が欲しい。
人との繋がりが希薄になってる現代に、ファンタジーであってもこういう場所があったら良いなって思いました。

個人的には、"夜更けにハーモニカを"の克郎と父親の微妙な距離感と不器用な思いやり、"黙禱はビートルズで"の浩介が辿った人生と、今になって知る両親の最期、が特に印象的でした。
ヤキモキするけど優しくて、残酷だけど世界の狭さに感動して。

ファンタジーだけど、問題としては全部現実的で、自分のことと思えるような話もあって、とっても面白かったです。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

じんわりと心が温かくなるような小説です。ひょんなことから「ナミヤ雑貨店」に寄せられた相談に乗ることになり、3人が面倒くさがりながらも答えた回答が、相談者にとっては一生を左右する忘れられないものになる…という温度差にぐっと来ました。社会との関わりを拒絶してきた敦也たちに、社会の温かさを伝えるために、ナミヤ雑貨店は時を超える奇跡を起こしたのかなぁと思いました。

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2025年 43冊目
悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが…。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

感想(⚠️ネタバレを少し含む)
空き巣でありながら根は優しい三人の、配慮に欠けた愚直な手紙によって、相談者が勇気づけられ、精一杯生きていく姿がとても印象に残った。また、雄治がどんなにふざけた相談に対しても、自分なりの答えを一生懸命考える優しさが多くの人を惹きつけたのだと思う。特に最後の白紙の手紙にはとても感動した。この作品を通して、人に相談することの大切さを学んだ。

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2025年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすい、あっという間に読めました。
すぐに飽きて放り出してしまう私にとってはその点ではすごく読みやすくてよかった。

ファンタジーは苦手だけど、クスノキの番人は読めた私。時間を行き来する感じはギリ許容できるようです。でも怪物とか妖精とか出てくるとすーっと冷めてしまうらしいです。

短編集の詰め合わせな感じだけど、最後に、あぁ、ここで繋がるのかという感じになっています。一部無理やり感はあるので、別にあえて繋げなくても良かったのかなとも思えます。それぞれでも十分暖かいので。あと、3人組が手紙の返事を書こう!となる流れがやや強引だった気がします。え?強盗に入って隠れた空き家に手紙が入ってきたら返事書くんだ?そこで一瞬置いてきぼりにされました。

最後の第五章は少しモヤモヤが残りました。こういうタイムリープ系は、未来を変えてはいけない、未来の事を教えてはならないっていう暗黙の決まりがあると思います。最初3人組もそれを守っていたように思いますが、最後の女性には未来の事を事細かく教えています。

それに従った女性は成功するのですが、それって、インサイダー取引ではないですけど・・・ズルですよね?と思ってしまいました。それまでの方は、手紙によって自分の気持ちを確かめたりというきっかけにはなりましたが、未来の確定的なことを未来予知として知って自分の考えを変えるということはしなかったはずです。そこだけが、なんか・・・インチキっぽくてモヤッとしました。

あと、最後に3人組が強盗に入って襲った人が実は手紙を送った人だと気付いて謝りに行く場面。これも、手紙と関係なかったらどうなっていたんだろう?そのまま放置して逃げたのだろうか?と思ったり。手紙を書くことを通じて自分たちの行動を悔い改める感じのニュアンスは伝わってきましたが、これまたモヤモヤが残りました。

ナミヤ雑貨店の店主の方の生き方、息子さんとの親子愛、最後に明かされた白紙の手紙へのお返事は本当に素敵でした。

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2026年01月13日

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