小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ本作を読み、獣の奏者を初めて読んだときのように、恐ろしく作り込まれている緻密な設定に胸が躍りました。植物の名前や、職業名。全く聞き覚えがない言葉たちなのに、読めば読むほど物語の世界へと惹き込まれていく。
まるで自分がその世界で暮らしているかのように、実際に自分の身の回りで起こっている出来事かのように感じます。
そんな世界観だけではなく、人間同士の関係、
人間と命ある存在との関係性にも夢中になりました。ルクランにはどんな秘密が隠されているのか。ジェードはルクランを守れるのか。なぜ蝶は…。神官たちはこの現状をどう乗り越えるのか。読み進めるほど、わたしはジェードに感情移入してしまいました。ルクランが -
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ネタバレprizeで初めて村山さんの作品を読み、
その次に読んだので、柔らかそうなお話も書かれる方なんだなと意外に思いました。
印象的だったのは、院長の北川がモンゴルで暮らしていたという箇所。獣医師になるきっかけなど、モンゴルで遊牧民と〜、と獣医師がテーマになっている物語で読んだことなくてすごく新鮮でした。作中で父親の病気で日本に戻ってきたとありましたが、北川はおっとうのように、モンゴルで働こうとは思わなかったのか。「日本」で獣医師を目指したのには理由があるのかなど、もっと読みたいと思いました。
また、動物だけではなく、人間同士の関係性も読み応えがあり今後の深雪はどういうふうに進んでいくのか。土屋との -
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ネタバレ
めちゃめちゃ泣いてしまいました。
2025年終わりも近づいて、まだこんな作品があったのか…!と衝撃を受けました。
これは物語だけど、
物語じゃなくて実際に経験している人、した人がいるはなし。大人であっても、なぜ自分が…と思ってしまうがん。ましてや幼い子供がかかるなんて、本人も家族も想像できないぐらい辛いことだと思います。
こんなに医療が発展していても、まだまだ治すことのできない病気があるということを改めて思い知らされますし、それが自分の家族だった、自分の好きな人だったときの衝撃たるや。
先日もがんで亡くなられたまだ学生の方が、
X上で様々な人に影響を与えていました。
なのでこの作品が世に出 -
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ネタバレ成瀬がついに最終巻!!
大学生になった成瀬はいったい、、?!
と思いましたが、ところ変わっても成瀬は成瀬でした。
新しい友を得て、京都でも成瀬パワー大全開!
滋賀のことももちろん忘れず、京都でもびわ湖大津観光大使として大活躍。
本当にこれで終わり?と何度も思ってしまうくらいに面白くて楽しくて。
成瀬の大学卒業だったり、島崎との会話だったり、正直もっと見たかったというのが本音です。
しかし、物語はここで終了だけど、成瀬は200年後も300年後もきっと変わらずいてくれる。
(いつの時代の人が読んでも面白い人が主人公だ!と思うはず)
成瀬ありがとう!!そう思えるくらいに潔くすっきりとした終わり方だな -
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推理だけでなく、登場人物の人間模様まで克明に描き切る著者の手腕に舌を巻いた。
そして誰もいなくなったからアガサ作品に入り、本作が2作目の初ポワロでした。
推理を楽しむあまり、作者の罠にしっかりとかかってしまいました。
ポアロや人間模様に翻弄されて、作者の掌の上で踊らされておりました。
ミステリーという触れ込みで読み始めたものの、圧倒的な人間関係の濃さに驚いた。
犯人と思しき目星をつけるも、ポアロの一言で何度もひっくり返されてしまった。
一筋縄ではいかないうえ、翻弄されるのを楽しんでいる自分もいた。
事実と思っていたことを、いともたやすくひっくり返して、真実を暴く。
もしかしたらミステリー -
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「風の酒」を作る実話を元にした作品。とんでもなく美味しいお酒に出会った時に、人生を変えるきっかけが起きる。この物語は沖縄のサトウキビを使って、なんてことない普通のOLである主人公、伊波まじむが沖縄産のラムを作る物語である。そもそもお酒はどうやって作られるのか?ラムとはどんなお酒なのか。登場人物の多くが知らない、飲んだことないといった描写もあり、馴染みのない読者でもつい飲んでみたくなるような表現力が印象的であった。
発想から実現までの数々の困難と、どうやって作られていくのか。主人公の信念が周囲を巻き込み、1つの目標に向かって進んでいくことに思わずページをめくっていた。読み終わった後は「風の酒」