ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 古代エジプト人の愉快な日常

    Posted by ブクログ

    めっちゃ面白かったーー。
    まず『古代エジプト人の愉快な日常』という題名だけでもう好奇心くすぐられる。ヒエログリフを読み解いてからというもの、ありとあらゆる文章を翻訳していく作業はかなり興奮するだろうなぁ。
    1400円でこんなにもカラー写真や絵図を差し出してくれるの凄い!本当に、実際のヒエログリフを一つ一つ訳しつつ明示してくれているから、本気で集中して法則を身につけようとするなら、ヒエログリフを読解できるようになりそうなぐらい。ヒエログリフの教科書といっても過言ではない。

    今から4000年以上も前の人たちがお酒や女性に溺れて仕事を欠勤していたり(名前と日付と欠勤理由もちゃんと記録されている)、

    0
    2026年09月04日
  • 筑紫哲也『NEWS23』とその時代

    Posted by ブクログ

    どこまでも自由で熱くて、報道に真剣に取り組んでいた筑紫さんが、一緒に「ニュース23」作っていた金平さんの温かい視点で描かれていく。「ニュース23」前の、「こちらディスク」で、出会った筑紫さんは、画面越しにいつも真っ直ぐに、私たちがさまざまな視点で物事を捉えることの大切さを語ってくれていた。エープリルフールに、宇宙人との交信に成功した、という報道をしたことがあり、とてもびっくりさせられたが、そんなユーモアも許される報道側の自由もあったのだと思う。

    “筑紫哲也の“とあるだけあって、多事争論など、自分の言葉で誠実に、さまざまなニュースへの彼の意見からは、とても学びが多かった。報道されるままに物事を

    0
    2026年09月04日
  • 奇妙な家についての注意喚起

    Posted by ブクログ

    最近たくさん出回っているモキュメンタリーホラーかつ不動産ものですね。これは怖かったです。アタリだと思いました。

    読み方のわからん作者名、調べると、ラノベ畑の人とのことで、それもまた納得というか、ほぼホラー映画を観ているような感覚でページをめくりました。私はけっこう「絵」が浮かんできました。

    内容はそんなに奇抜ではありません。でも怖かったです。面白かったです。

    0
    2026年09月04日
  • 本屋さんのある街で

    Posted by ブクログ

    本屋さんを舞台にした豪華5人の作家さんの物語!!
    どの作家さんも本屋さんや本にまつわるお話で楽しかったし読みやすかったです。
    瀬尾まいこさんの物語の大学生の若者が働く本屋さんに行きたくなりました笑

    0
    2026年09月04日
  • ハヤブサ消防団 森へつづく道

    Posted by ブクログ

    ハードカバーの値段2200円。何年も前に比べて本も少しずつ値上がりしたなぁと思いながら購入。本を読み進めて行くうちに、物価高のこの時代にこの値段でこんなにも熱中して楽しい時を過ごさせてくれるこの本の素晴らしさに敬意さえ抱きました。また何ヶ月かしたら再読しようとワクワクしています。

    0
    2026年09月04日
  • ブラッディダイスの殺人 下

    Posted by ブクログ

    ワシントン・ポーシリーズ、今回は非ミステリ回と言っても過言ではないくらいの内容ですが、相変わらずのストーリーテリングで一気に読ませます。そして第一部完みたいなラスト。次回作が予告されていなかったら最終巻と言われても納得してしまいます。次はそういうことになるのか~!楽しみ~!です。

    0
    2026年09月04日
  • ブラッディダイスの殺人 上

    Posted by ブクログ

    ワシントン・ポーシリーズ、今回は非ミステリ回と言っても過言ではないくらいの内容ですが、相変わらずのストーリーテリングで一気に読ませます。そして第一部完みたいなラスト。次回作が予告されていなかったら最終巻と言われても納得してしまいます。次はそういうことになるのか~!楽しみ~!です。

    0
    2026年09月04日
  • 普通の子

    Posted by ブクログ

    我が子がいじめにあっているかもしれないという親の心理が痛いほど伝わってきて、そして、自分の子供の頃を思い出し読みたいのに読むのが怖いと思いながら読み終えた。

    この内容にドキッとしなかった人はいないのでは?
    映画「怪物」や「でっちあげ」を見た時にも感じた、あの「あれ?これって私にもあったような…」

    事実とはなんなのか。

    それにしても子育てしててほんとに思う。
    子どもって怖いよ。純粋で幼くて、でも浅はかで…それを盲目的にならずに守るのが親なんだろうけど、家族って難しい!

    半端なホラーより抉られ、怖かった。

    0
    2026年09月04日
  • 沖縄決戦 高級参謀の手記

    Posted by ブクログ

    八原博通の考えは、今を生きる私たちから見ても非常に現実的だったのではないかと感じた。八原はアメリカ留学を経験し、実際にアメリカの国力や軍事力を見てきたからこそ、日本軍の考え方に危機感を持っていたのだと思う。
    日本軍について「主観が勝って、客観が弱い」「自信力が強過ぎる」等々といった趣旨で批判している部分は、沖縄戦の結果を知っている現在の私たちからすると、非常に的を射ているように感じた。一方で、大本営は現実の戦力差やアメリカ軍の圧倒的な物量を十分に踏まえないまま、打開しようとしていたように見える。
    八原は実際にアメリカを見て、その国力や軍事力を理解していたからこそ、感情や理想ではなく、現実を見た

    0
    2026年09月04日
  • ファイア・ドーム 下

    Posted by ブクログ

    人間が噂話を好きなのはDNAに刻まれた生存本能という話を聞いたことがあるけど、人間の本能とインターネットって本当に相性が悪いな……とつくづく思った。インターネットに限らずだけど、噂話、特に「『本当は』どうだったの」って言葉はどうしても興味を持ってしまう。
    登場人物や噂が引き起こす出来事に対して嫌気が差すと同時に、お前も無関係じゃない、なり得るんだぞって言われてる気がした。
    「誰も当事者にならないし、反省しない」という噂の性質を理解して、人を傷つける可能性がある噂の扱いに慎重になる人が増えてほしいと思った。
    それと同時にネットリンチを行うような一番読んで欲しい層には届かないんだろうなと思い少し悲

    0
    2026年09月04日
  • 国宝 下 花道篇

    Posted by ブクログ

    昨年映画を拝見。邦画の最高峰として「あんな風には生きられないよなぁ」とその世界観に酔心。
    そこから頃合いを見て原作にトライ。
    上下巻を小分けに少しずつ読み進めて2週間程度で読破したが、重厚感のある濃密な文章なのにさくさく読み進められ、読み終わってしまうのが寂しくなる過去にないほどの充実した読後感。

    芸に取り憑かれた"美しい化け物"としての幕切れは、喜久雄にとって然るべき姿となる。その背中には様々な人たちの夢、献身、悲劇が積み重なる。
    日本人も知らない日本文化の陰陽が魅せる狂気と絢爛を取りまとめた作者に脱帽!!

    0
    2026年09月04日
  • ペット・セマタリー(下)

    Posted by ブクログ

    いろんな方々が言ってることだけど、この小説はホラーであると同時に家族の愛の物語でもあり、胸がギュッとなるような場面がいくつかありました。何が違うのか言葉では言えないけど最近の作品とは、やっぱりなんか違う、初期のキング氏の小説っぼいです。

    0
    2026年09月04日
  • ペット・セマタリー(上)

    Posted by ブクログ

    いろんな方々が言ってることだけど、この小説はホラーであると同時に家族の愛の物語でもあり、胸がギュッとなるような場面がいくつかありました。何が違うのか言葉では言えないけど最近の作品とは、やっぱりなんか違う、初期のキング氏の小説っぼいです。

    0
    2026年09月04日
  • コンビニ人間

    Posted by ブクログ

    はじめての村田沙耶香さんでした。男の自分には居心地の悪い作家さんなのかと思って敬遠してたのですが、本屋さんで見かけた帯に「全世界で300万部突破、全世界が熱狂!」と書いてあったので、そこまで言うなら読んでみようかなと思って買いました。読んでみたら、これいいな、と思いました。新しい推しの作家さんに出会えたような気分です。

    0
    2026年09月04日
  • キム

    Posted by ブクログ

    序盤からがっつり心を掴まれ、そのままハイスピードで読み終わってしまった。
    本の厚みからして長そうだなとは思ってたけど、私はそんなに気にならない、むしろ終わってしまうのが切なくなってしまうほど、キャラクター達に感情移入してしまった。
    コロコロと展開のスピードが速いのと章ごとに転換していく形式なので(元々連載してたからね)、長編苦手!飽きそう!って人でも楽しめると思う。

    修行僧の旅って聞くと過酷だったり質素だったり、険しいものを想像してしまうけど、人の温かさが全面に出ている。何度目頭が熱くなったことか…
    旅の序盤とラストでは旅をしたキムや老僧に限らず、価値観の変化や成長が伺える。そこでまた目頭が

    0
    2026年09月04日
  • 殺し屋の出世術

    Posted by ブクログ

    面白かったー、一気読み!
    最後に行き着くところが結局営業マンであることがシンプルに素敵だった!
    人情深さが滲み出ているところも引き込まれるポイントになっていて終わり方は納得。
    さらなる続編に期待します!

    0
    2026年09月04日
  • 方舟

    Posted by ブクログ

    絶望のクローズドミステリー。
    水位が上がる密室で起きる事件。
    最後の展開は鳥肌立つくらい怖かった。
    人間不信になりそうです笑

    0
    2026年09月04日
  • 血を分けた子ども

    Posted by ブクログ

    タイトルになった「血を分けた子ども」はネビュラ賞等(中編部門)を受賞。ティプトリー・JRの「男たちの知らない女」を想起させる強烈で忘れられない作品。この短編集で著者は、作品の後に「あとがき」をつける試みを編み出した。短編は特に評論家や読者からいろいろな疑問と同時に解釈をされる運命だが、筆者本人の説明を読むことで、私などは、暗雲が晴れる気がして、とてもスッキリして嬉しい。

    0
    2026年09月04日
  • ハケンアニメ!(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    元は女性誌連載ゆえのヒロインとイケメンの組み合わせ、しかし彼女等が相方に抱く苛立ちや羨望の感情は同性の仕事相手にも持ちうるものであり、全ての仕事人の心に届く物語。
    にしてもリデルやサバクを見ると、辻村さんやっぱりこういう話が好きなのが透けるなぁ。

    0
    2026年09月04日
  • クライマーズ・ハイ

    Posted by ブクログ

    1985年8月12日に起きた日本航空123便墜落事故の場所が、群馬県であったことから地元の新聞社に巻き起こった登場人物の葛藤や、組織内の軋轢、人間模様を、元新聞記者の作者だからこそ描ける非常に現実感のある話しは、傑作が保証されていたように思う。

    40年以上前であるから、この生々しい組織内の派閥や上下関係が成り立っているのか、この時代も新聞社の中ではこと本のようなことが毎日行われているのか分かりかねるが、新聞社の毎日の戦いが理解できて興味深く読み進められました。

    一方で、世界一遭難死亡事故が多い谷川岳一ノ倉沢の衝立岩を絡めた人間模様を、時間軸を変化させて、人の想いの振り返りを上手く使っている

    0
    2026年09月04日