小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレまず引き込まれたのは、出だし。
主人公が待ち合せているのは、死んだ弟の元恋人。
そんな物語今までに読んだことがない。
しかもその女性は遅れてきても悪びれもなく、つっけんとした態度のまま。
あとからこれは、どんなに待っても帰ってこなかった父を思い出してしまうからなのではないかと、カフネの社長の推測で知った。
カフネとは
ポルトガル語で愛しい人の髪の毛にそっと指を通す仕草のこと。
家事代行業者のカフネ。
社長さんが愛しい子供たちの髪の毛を撫でるような、そんな時間が大切にできるように。精神的にも体力的も家事をする余裕がない人たちに少しでも息をつくまを与えられるように作った会社。
自分自身ちょう -
Posted by ブクログ
ネタバレ辻村小説の壮大なミステリー作品を読ませていただきました。「ファイア・ドーム」これまた、良いタイトルですし、作品の構成もすばらしいと思いました。2019年の人たち(今現在の我々)はSNSやネットなどの情報に振り回されて、1994年の人たちは噂や憶測やデマに振り回されて、この小説に出てくるような事件が起こってしまったと思います。さらには、2つの出来事を天秤にかけてどちらを優先するかということを読者の自分に問われているような気もしました。
「新聞記者」と「小学校の新任教師」というカップルも上手い組み合わせを考えたもので、素晴らしい小説でした。
読んでる途中で「光汰朗くん、戻ってこーい」と応援し -
Posted by ブクログ
殺し屋シリーズの最新作です。
ずっと文庫化されるのを待っていて、決まってからグラスホッパーから読み返し、準備万端で挑みました。
(単行本が、重くてうまく読めないので2023年から何度書店で悩んだことか)
さて、内容ですが、天道虫くんが出てきます。ありがたいことに、色々な登場人物が繋がってくるので、その世界にいるような、自分も登場人物かのような感覚で読み進められます。殺し屋シリーズは、新たな推し(ここでこういう表現でいいのか不明)の殺し屋が出てきますが、いつも最後は同じで。それが寂しくもあるのですが、きちんとその気持ちが昇華されるような、作品作りをしてくださって感謝しかないなぁと改めて感じた一
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