小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
読み応えがあった素晴らしい作品
貧しく紡績工場で働く少女が作家になる 彼女を取り巻く人達が素晴らしい
クリスチャンで優しい父親
彼女に星(ステラ)という名をつける
岡山の宣教師のアリスは彼女を可愛がって英語と読み書きを教える
そして工場での仲間と理解ある上司の
もと彼女は小説を書く
いろいろあって東京へ
危ない目にあった時に助けてくれた
(はちまき)彼も一途でいなせな男性
そして書生として住み込みで
書くことを支えてくれた作家のイサ
そして大原孫三郎
絵と文学
人に素晴らしいインスピレーションを与えてくれる
大原家支えた石井十次も出てきた
現職の頃彼について学習した事もあった 懐かしい
ステラの生き方も素晴らしいけど
毎日をきちんと綺麗に生活する大切さを教えてくれる
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Posted by ブクログ
「ポンコツ一家」シリーズ、大好き!シンミリしてしまう部分や面白くて吹き出してしまうところ、どんな思いも出来るこのシリーズがホントに大好きです。
お母さん、亡くなってしまったんですね。この本でしか知らないお母さんですが、私もスゴく悲しい思いになります。すみちゃんとお姉ちゃん、そしてお母さんのエピソードが大好きでした。
認知症だったとのことですが、誰よりもすみちゃんの力になっていたお母さん。これからのお姉ちゃんとの生活も不安があるかと思いますが、どうかファンとして、今後のすみちゃんを見守っていきたい気持ちになります。
お姉ちゃんの純粋さもホントに大好きです。大人になって忘れてしまった感情など思い出させてくれる、ホントに素晴らしいお姉ちゃんです。
今回「最後の2年」だったですが、今後は「お姉ちゃんとの新たなスタート」のポンコツ一家シリーズを楽しみにしています。 -
Posted by ブクログ
自分が仕事でメンタル落ちてて、大好きな本も読めなくって、やっと少し元気になって読んだ本。
大好きな本になった!心に栄養もらえた本。
ゴンママが本当に素敵。
それぞれが悩みや悲しみを抱えている中で、前に進むきっかけをさりげなくカクテル言葉で与えてくれる。
その人にぴったりの言葉が添えられていて、どのお話も心に響いた。
最後のゴンママ自身のエピソードが好きだったな。
いつも周りの人に力を与えているゴンママにも弱いところがあって、そこがまた素敵。強いだけじゃないからこそ、あんなふうに人に寄り添えるのかなと思った。
歯科医のお話に出てくる絵本、ハッピーのドキドキのフレーズも印象的だった。
以前読んだ『虹の岬の喫茶店』にも登場した絵本で、そちらでも好きなエピソードだったから、思いがけない再会がうれしかった。
どちらも大切な人を亡くしたお話で、やっぱり涙が出てしまう。
読み終わって残ったのは温かい気持ち。
人は誰かのちょっとした言葉や優しさに救われることがあるんだなと思った。
ゴンママみたいな人がそばにいてくれたら素敵だな。
私もそんな人になりたいって思う。まだまだだけど。 -
Posted by ブクログ
不完全な大人たちを、それを見つめる子どもの感覚からじっくりと書かれた純文学。芥川賞受賞作。面白かった。
【あらすじ】
主人公は慎(まこと)。小学五年生。両親が離婚し、祖父母が暮らす北海道の団地に二人で身を寄せていたが、小学校に上がる前に公団住宅に引っ越し、母と二人で暮らしている。母はガソリンスタンドで働きながら保育士の資格を取り、引越しを機に就職したものの長続きせず、今は市役所で働いている。そんなある日、映画に行こうと連れ出された車の中で「私、結婚するかもしれないから」と告げられる。慎は驚き、少し黙って「すごいね」と返す。
やがて現れたのは、父親になるかもしれない慎一。手塚治虫のサイン本を持ってきてくれたり、「アイスの蓋はなめるよね」と気さくに笑いかけてくれたりする人物で、慎も取り乱すことなく適度な距離感で彼を受け入れていく。
【感想】
慎が子どもだからといって過剰に悲劇のヒーローぶったり、大人に甘えたりしないのと、母もそんな慎を過度に子供扱いしないのが良い。その距離感が絶妙で、読んでいてドライな中にある美しさのようなものを感じる。慎は子供ながらの無邪気さを持っていないし、母は〝ちゃんとした大人〟ではない。それはこういう生活を通して欠落したものだと思うんだけど、それでもいいじゃんと思わせてくれる。単純に二人を応援したくなった。
子ども独特の鋭さで「お母さんも一人の人間」と捉えているのがすごくて、その感覚が瑞々しさを保ったまま文学として再現されていた。自分も小さい頃、大人を見て「あ、今イラついてるな」「この人とこの人仲悪いな」「壁を作りながら話しているな」などと考えていたのを思い出した。
大人だって完璧じゃなくていいし、子どもだってそんなに弱くない。
実際「大人ってもっとちゃんとしてると思っていたけど、全然そんなことなかった」って、大人になってから気がついた人は多いと思う。
あと、併録されていた『サイドカーに犬』もめっちゃ良かった。こちらは文學界新人賞を受賞し、芥川賞候補作にも選ばれている。こちらも子ども目線で書かれたお話で、家出した母と入れ替わるようにやってきた、父の愛人・洋子さんとの夏の思い出を書いている。
カレー皿にザッと苺を盛ったり、麦チョコを食べながらサバサバと接してくれたりする洋子さんは、主人公の少女・薫にとって、実の母が作った「ルール」の外側にあった。こんなことしても良いんだ、と目から鱗が落ちたように、「自由」に触れていく。 -
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「デイリーポータルZ」のWebマスター林雄司さんによる著書。買取に出向いたBOOKOFF店舗で購入。
Webメディアの「デイリーポータルZ」は長い間愛読していて最近は熱心には読まなくなったものの応援したいので月額有料会員になっている。本書は「デイリーポータルZ 」のノウハウというか基本的な考え方が書いてあるので興味深く読んだ。
「面白がる」というのがキーワードになっており、ディズニーランドとか観光名所と言ったレディメイドの「さぁ、楽しんでください」というものを面白がるのではなく、日常の中のちょっとした見過ごされがちなものの違和感を面白がるという方向性だ。
また記事の書き方についても言及されており、「自分が面白い」と思ったことをどう記事に仕立てるかが分かり易く書いてあった。
私もテーマパークにはあまり興味がなく、旅行に行っても観光名所より現地のスーパーや日常が楽しいタイプなので、なぜ「デイリーポータルZ」が好きなのかの種明かしがされた気分になった。 -
Posted by ブクログ
偉大な音楽家の多く知られていないエピソードを読み興味深く、意外にも等身大で親近感の湧く、音楽家でいらっしゃる以上に人生を指南していただける貴重な本でした。
何をすれば良いのか、進路が分からないと悩む若い方々にも読んでもらいたいなあと感じました。
坂本龍一さんの音楽と共にある哲学こそ見習いたいです。社会のありのままの渦中で一生懸命生きると個人の持つ才能を生かされるのだろうと信じられるのです。その時に努力を伴えば、道は開けるのでしょう。
無論、音楽好きには様々な作曲家や楽曲について深めて知ることのできる面白い本でもありました。
音楽や本の中に生きる坂本龍一さんの真髄を尊敬します。
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