ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • スミルノ博士の日記

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    おもしろかったーーー!!!

    名探偵レオ・カリングが携わった事件記録。
    仮面舞踏会があった夜、1人の女優が殺害される。
    その仮面舞踏会に行っていた法医学者・細菌学者の権威として知られるワルター・スミルノ博士が事件に巻き込まれて行く。

    後半ぐらいで「なんかこの人、ヤバない・・・?」的なちょっと異常な、と言うか何かが微妙におかしい行動から読者には犯人が判ってくるのだけど、それをどう名探偵がどう証明していくのかがおもしろい。
    江戸川乱歩や横溝正史も愛読した一冊だそうだが、納得。

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    2026年10月09日
  • 晴れの日の木馬たち

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    読み応えがあった素晴らしい作品
    貧しく紡績工場で働く少女が作家になる 彼女を取り巻く人達が素晴らしい
    クリスチャンで優しい父親
    彼女に星(ステラ)という名をつける
    岡山の宣教師のアリスは彼女を可愛がって英語と読み書きを教える
    そして工場での仲間と理解ある上司の
    もと彼女は小説を書く
    いろいろあって東京へ
    危ない目にあった時に助けてくれた
    (はちまき)彼も一途でいなせな男性
    そして書生として住み込みで
    書くことを支えてくれた作家のイサ
    そして大原孫三郎
    絵と文学
    人に素晴らしいインスピレーションを与えてくれる
    大原家支えた石井十次も出てきた
    現職の頃彼について学習した事もあった 懐かしい
    ステラの生き方も素晴らしいけど
    毎日をきちんと綺麗に生活する大切さを教えてくれる

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    2026年10月09日
  • ポンコツ一家 最後の2年

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    「ポンコツ一家」シリーズ、大好き!シンミリしてしまう部分や面白くて吹き出してしまうところ、どんな思いも出来るこのシリーズがホントに大好きです。
    お母さん、亡くなってしまったんですね。この本でしか知らないお母さんですが、私もスゴく悲しい思いになります。すみちゃんとお姉ちゃん、そしてお母さんのエピソードが大好きでした。
    認知症だったとのことですが、誰よりもすみちゃんの力になっていたお母さん。これからのお姉ちゃんとの生活も不安があるかと思いますが、どうかファンとして、今後のすみちゃんを見守っていきたい気持ちになります。
    お姉ちゃんの純粋さもホントに大好きです。大人になって忘れてしまった感情など思い出させてくれる、ホントに素晴らしいお姉ちゃんです。
    今回「最後の2年」だったですが、今後は「お姉ちゃんとの新たなスタート」のポンコツ一家シリーズを楽しみにしています。

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    2026年10月09日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    自分が仕事でメンタル落ちてて、大好きな本も読めなくって、やっと少し元気になって読んだ本。
    大好きな本になった!心に栄養もらえた本。

    ゴンママが本当に素敵。
    それぞれが悩みや悲しみを抱えている中で、前に進むきっかけをさりげなくカクテル言葉で与えてくれる。
    その人にぴったりの言葉が添えられていて、どのお話も心に響いた。

    最後のゴンママ自身のエピソードが好きだったな。
    いつも周りの人に力を与えているゴンママにも弱いところがあって、そこがまた素敵。強いだけじゃないからこそ、あんなふうに人に寄り添えるのかなと思った。

    歯科医のお話に出てくる絵本、ハッピーのドキドキのフレーズも印象的だった。
    以前読んだ『虹の岬の喫茶店』にも登場した絵本で、そちらでも好きなエピソードだったから、思いがけない再会がうれしかった。
    どちらも大切な人を亡くしたお話で、やっぱり涙が出てしまう。

    読み終わって残ったのは温かい気持ち。

    人は誰かのちょっとした言葉や優しさに救われることがあるんだなと思った。
    ゴンママみたいな人がそばにいてくれたら素敵だな。
    私もそんな人になりたいって思う。まだまだだけど。

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    2026年10月09日
  • 人生が二度あれば

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    読みやすかったです。
    人生設計を元に人生をやり直していくというのは中々定番ではありますが、タイムスリップしてってところでは中々無いのかなと思います。
    読んでいて、男尊女卑であったり、女はこうあるべきみたいな考え方が今の時代と合わなくて、でも昔はそれが当たり前だったからこそ、雅美の疑問はさぞ分かると思いました。

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    2026年10月09日
  • 星を掬う

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    文句なしの⭐︎5です。
    町田先生の中では一番好きな作品です。
    個人的にはこれが本屋大賞。

    認知症のことや介護のことを知れてすごく勉強になりました。本人も周りも辛すぎる。

    自分の人生は自分で責任を取らなければならない。本当にその通り。忘れないよう時々読み返したいです。

    そして、いつも適切な距離感をとってくれていた自分の母に感謝しなければならないと思いました。

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    2026年10月09日
  • 余命一週間の探偵として

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    書評で面白そうだったので読んでみた。
    シリーズものではなく、この一冊で完結する。
    タイムリミットもので、時間の制約がある中での捜査が緊張感を持って描かれている。

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    2026年10月09日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    前巻同様、奥行きのある緻密な世界観の中で、後半にかけて話もどんどん進んでいって面白かった。

    どこかで、壁に囲まれた街のイメージが駒場に重なるという話を聞いて、なるほどなあと思った。読者の置かれている状況によって作品に対する感覚が変わり、別の時点で読むと異なる味わいが出るのは良い作品と思う。

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    2026年10月09日
  • いばら姫とおやすみ。【電子特典付き】

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    カクヨムで完結済み。主人公がすっとぼけ天然誘い受けお姉さんなんだけど、ギリギリセーフ……いやアウト?ぐらいで頑張って耐えてるのが最高に良かった。いばらは健気で可愛い。思わず古の呪文が出ちゃう。末長く爆発しろ。

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    2026年10月09日
  • テミスの不確かな法廷

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    ネタバレ

    大人になるほどに持って生まれた特性への自覚や理解をひろげてきた。どう周囲と自分が異なるのかを意識しながら悪戦苦闘する日々を過ごしています。

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    2026年10月09日
  • 新幹線から見えたすき家へカレーを食べに行く

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    「普段の生活の周りにはまだまだ知らない楽しいことが転がっているのかも」と、読んでいてワクワクするような本。

    多分それを見つけるためには、勇気というかある種の鈍感さというか、そういうものも必要なのだと思うけど、それを知らないままというのはもったいない気がする。

    自分でも何かしてみたくなる、そんな素敵な一冊だった。

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    2026年10月09日
  • 月の立つ林で

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    伏線というか、リンク貼りまくりで後半は怒涛の回収展開で今回も楽しめました!野口聡一さんの解説も興味深く読みました。

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    2026年10月09日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    読んだのはもう10年以上前だけど、あの一文で受けた衝撃は今でも鮮明に思い出せる。ミステリーにハマったきっかけの本。

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    2026年10月09日
  • 屍人荘の殺人

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    すごく読みやすかった。
    かと言って内容が薄いわけではなく、設定も面白かったし登場人物も分かりやすい。

    とてもハラハラする。

    最後に…明智ぃぃぃぃ!!!!と叫びたくなった笑

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    2026年10月09日
  • 愛するあなたに憑かれたい

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    魅惑的だがドラッグに溺れるサイラスに惹かれるエリン。関係を断つ直後にサイラスが死亡。呵責の念から死後世界と交信できる「ゴースト」なるドラッグにハマってしまうホラー作品です。意外性もありストーリーが面白いですが強い描写には注意。ハリウッドで映画化決定。

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    2026年10月09日
  • 猛スピードで母は

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    不完全な大人たちを、それを見つめる子どもの感覚からじっくりと書かれた純文学。芥川賞受賞作。面白かった。

    【あらすじ】
    主人公は慎(まこと)。小学五年生。両親が離婚し、祖父母が暮らす北海道の団地に二人で身を寄せていたが、小学校に上がる前に公団住宅に引っ越し、母と二人で暮らしている。母はガソリンスタンドで働きながら保育士の資格を取り、引越しを機に就職したものの長続きせず、今は市役所で働いている。そんなある日、映画に行こうと連れ出された車の中で「私、結婚するかもしれないから」と告げられる。慎は驚き、少し黙って「すごいね」と返す。

    やがて現れたのは、父親になるかもしれない慎一。手塚治虫のサイン本を持ってきてくれたり、「アイスの蓋はなめるよね」と気さくに笑いかけてくれたりする人物で、慎も取り乱すことなく適度な距離感で彼を受け入れていく。

    【感想】
    慎が子どもだからといって過剰に悲劇のヒーローぶったり、大人に甘えたりしないのと、母もそんな慎を過度に子供扱いしないのが良い。その距離感が絶妙で、読んでいてドライな中にある美しさのようなものを感じる。慎は子供ながらの無邪気さを持っていないし、母は〝ちゃんとした大人〟ではない。それはこういう生活を通して欠落したものだと思うんだけど、それでもいいじゃんと思わせてくれる。単純に二人を応援したくなった。

    子ども独特の鋭さで「お母さんも一人の人間」と捉えているのがすごくて、その感覚が瑞々しさを保ったまま文学として再現されていた。自分も小さい頃、大人を見て「あ、今イラついてるな」「この人とこの人仲悪いな」「壁を作りながら話しているな」などと考えていたのを思い出した。

    大人だって完璧じゃなくていいし、子どもだってそんなに弱くない。
    実際「大人ってもっとちゃんとしてると思っていたけど、全然そんなことなかった」って、大人になってから気がついた人は多いと思う。

    あと、併録されていた『サイドカーに犬』もめっちゃ良かった。こちらは文學界新人賞を受賞し、芥川賞候補作にも選ばれている。こちらも子ども目線で書かれたお話で、家出した母と入れ替わるようにやってきた、父の愛人・洋子さんとの夏の思い出を書いている。
    カレー皿にザッと苺を盛ったり、麦チョコを食べながらサバサバと接してくれたりする洋子さんは、主人公の少女・薫にとって、実の母が作った「ルール」の外側にあった。こんなことしても良いんだ、と目から鱗が落ちたように、「自由」に触れていく。

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    2026年10月09日
  • 「面白い!」を見つける ――物事の見え方が変わる発想法

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    「デイリーポータルZ」のWebマスター林雄司さんによる著書。買取に出向いたBOOKOFF店舗で購入。

    Webメディアの「デイリーポータルZ」は長い間愛読していて最近は熱心には読まなくなったものの応援したいので月額有料会員になっている。本書は「デイリーポータルZ 」のノウハウというか基本的な考え方が書いてあるので興味深く読んだ。

    「面白がる」というのがキーワードになっており、ディズニーランドとか観光名所と言ったレディメイドの「さぁ、楽しんでください」というものを面白がるのではなく、日常の中のちょっとした見過ごされがちなものの違和感を面白がるという方向性だ。

    また記事の書き方についても言及されており、「自分が面白い」と思ったことをどう記事に仕立てるかが分かり易く書いてあった。

    私もテーマパークにはあまり興味がなく、旅行に行っても観光名所より現地のスーパーや日常が楽しいタイプなので、なぜ「デイリーポータルZ」が好きなのかの種明かしがされた気分になった。

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    2026年10月09日
  • ししりばの家

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    最後まで不気味な怖さが続いてとてもとても面白かったです。こんな怪異もあるんだな、と一つ賢くなりました。

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    2026年10月09日
  • 音楽は自由にする(新潮文庫)

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    偉大な音楽家の多く知られていないエピソードを読み興味深く、意外にも等身大で親近感の湧く、音楽家でいらっしゃる以上に人生を指南していただける貴重な本でした。
    何をすれば良いのか、進路が分からないと悩む若い方々にも読んでもらいたいなあと感じました。
    坂本龍一さんの音楽と共にある哲学こそ見習いたいです。社会のありのままの渦中で一生懸命生きると個人の持つ才能を生かされるのだろうと信じられるのです。その時に努力を伴えば、道は開けるのでしょう。
    無論、音楽好きには様々な作曲家や楽曲について深めて知ることのできる面白い本でもありました。
    音楽や本の中に生きる坂本龍一さんの真髄を尊敬します。

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    2026年10月09日
  • 世界中から人が押し寄せる小さな村~新時代の観光の哲学~

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    観光地の観光業を営む人々にも観光地を旅行する人々にも本書の哲学のような意識改革が必要と感じました。
    観光地仕様に作られた旅行ではなくその土地の人々の本当の暮らしを知ろうとする本物志向の考え方をもっと持つことで、その哲学を育てたいです。
    観光業に於ける哲学を掘り下げた本書のような本は案外と少ないのではないでしょうか。

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    2026年10月09日