29歳、今日から私が家長です。

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韓国読者が選ぶ2023年 若い作家1位! 2024年 韓国でドラマ化 決定!

凛々しい娘、美しいおじさん、珍妙なおばさん。韓国で注目の気鋭作家が、家父長制の先の家族を描いた”これから”のホームコメディ! この小説は家父長でも家母長でもない娘が家長(家女長)で主人公。厳しい祖父が統治する家で生まれた女の子・スラがすくすく育って家庭を統治する。作文を家業に家を興した娘が、一家の経済権と主権を握る。?家父長の家では決してありえないような美しくて痛快な革命が続くかと思ったら、家父長が犯したミスを家女長も踏襲したりする。家女長が家の勢力を握ってから、家族メンバー1に転落した元家父長は、自ら権威を手放すことで可愛くて面白い中年男性として存在感を表す。スラはどの家父長よりも合理的で立派な家長になりたいと思っているが、スラの家女長革命は果たして皆を幸せにすることができるだろうか。


著・文・その他:イ・スラ
1992 年、ソウル生まれ。有料メールマガジン「日刊イ・スラ」の発行人。ヘオム出版社代表。大学在学中からヌードモデル、文章教室の講師として働き、雑誌ライターなどを経て2013 年に短編小説「商人たち」で作家としてデビュー。著書にエッセイ集『日刊イ・スラ』(原田里美、宮里綾羽訳、朝日出版社)、『私は泣くたびにママの顔になる』、『心身鍛錬』、『まめまめしい愛』、『とにかく、歌』、『すばらしき人生』、インタビュー集『まじりけのない尊敬』、『新しい心で』、『創作と冗談』、書評集『君は生まれ変わろうと待っている』、共著に書簡集『私たちの間には誤解がある』(以上すべて未邦訳)などがある。インスタグラム: @sullalee

翻訳:清水知佐子
和歌山生まれ。大阪外国語大学朝鮮語学科卒業。読売新聞記者などを経て、翻訳に携わる。訳書に、キム・ハナ、ファン・ソヌ『女ふたり、暮らしています。』、キム・ハナ『話すことを話す』『アイデアがあふれ出す不思議な12の対話』(以上、CCCメディアハウス)、朴景利『完全版 土地』、イ・ギホ『原州通信』(以上、クオン)、タブロ『BLONOTE』(世界文化社)などがある。

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29歳、今日から私が家長です。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    川を渡るなの標識とかミュータント・タートルズとかめっちゃ好き。ドラマ化決まってるそうなのでとても楽しみ!他の著作も読みたい。

    0
    2025年02月14日

    Posted by ブクログ

    イ・スラによる『29歳、今日から私が家長です。』は、先日KBOOKラジオで紹介されていた一冊。著者が、今月開かれるKBOOKフェスティバルにも参加するとのことで、早速読んでみた。

    イ・スラは、2018年に著作『日刊イ・スラ』が韓国で爆発的な人気作となった新鋭作家だとか。
    本作『29歳…』は、日本で

    0
    2024年11月28日

    Posted by ブクログ

    娘スラが社長で母ボキと父ウンイが従業員で、娘が家長の家族の物語。

    淡々とした語り口が心地良くて、ユーモアがあって明るくて時にちょっと泣ける。こんな家族っていいなと思える。3人の暮らしぶりは著者の自伝的要素が含まれており、エッセイを読んでいるように気楽に読めて楽しい。
    イ・スラさんの書く文章が本当に

    0
    2024年07月22日

    Posted by ブクログ

    家父長制の時代が音を立てて崩れていく。そんな予感させる物語だった。29歳で両親を雇って家長になったスラ、心からかっこいい。家父長制という言葉が死語になり、《男女参画社会》が本当の意味で成立することを心から望む。

    p.210 ともかく、それが印刷だというスラの答えはもっともだ。作家を生み出した技術

    0
    2024年06月30日

    Posted by ブクログ

    イ・スラさんの自伝的小説。
    29歳のスラは、作家兼個人出版会社の社長で、母・ボキと父・ウンイを従業員として雇用している。家族であり、職場仲間である3人の何気ない日常から、『家族』という小さな社会の在り方について考えさせられました。『家父長』ならぬ『家女長』となったスラが、祖父や祖母、父や母の生き方を

    0
    2025年01月08日

    Posted by ブクログ

    가녀장의 시대(女家長の時代)。スラは、長女だ。弟が一人いるが既に家を出ている。それで父母と一緒に生活しているが、娘としてではなく女家長(가녀장)として暮らしている。スラは家を買い取って昼寝出版社を立ち上げ、父のウンイと母のボギを従業員として雇っているのだ。自身は作家として本を書きながら、父母は、そ

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    29歳のスラは自ら出版社を経営しつつ売れっ子作家として活躍する女性。
    苦手な家事を両親にまるごとお願いしているけれど、まさか自社で雇用しているスタイルだとは。
    家族の物語のようだけど、淡々としつつユーモラスがあり、時代の革新を感じさせたりするお仕事ものとして読んだ。

    父だから、母だから、娘だから、

    0
    2025年01月02日

    Posted by ブクログ

    読書記録61.
    29歳、今日から私が家長です。

    作家・出版社の長としての娘が両親を社員として雇い、書店との受注処理や在庫管理など出版社の業務と共に、父は掃除洗濯、母はその才能を活かし料理台所仕事を担当し月給を得て、娘である社長が給料(専従者給与)として支払う

    家事労働を外注して対価を払うのは当然

    0
    2024年08月20日

    Posted by ブクログ

    斬新!
    「風の時代」をめちゃくちゃ反映している人物設定。
    著者は占星術を意識しているのだろうか!?と思うほど、占いの型にハマった人間関係です。

    この作品では「風の時代の」のこんなところが盛り込まれていました。

    ・個性、個人、といった個を大切にする
    ・合理的な考え、ものの見方
    ・今までの家族の在り

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

    自分が一家を支えるという気概、両親への愛と尊敬が伝わってくる。また、両親がとても可愛げがあって能力も高くて素晴らしい。

    0
    2025年11月18日

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