小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
前半は読むのが辛かった。自分の体に病気が見つかったとき、「あれが悪かったんじゃないか?」「あのときああしておけばよかったんじゃないか?」とあれこれ考えるのが普通だと思う。ましてや末期がんが発見されたとなれば、後悔や怒りや恐怖や不安などなど、感情の渦に巻き込まれるのは当たり前。著者はそこをストレートに描写しているので、受け止める方はけっこう大変だった。
しかし、さまざまな葛藤や経緯を経て、著者は“自分の命を明け渡す”境地に至るのだ。誰にでもこの奇跡が起こるとは思えないのだが、それはそれぞれの魂の選択ということになるのだろう。
読み終わると希望が見えてくる。“何から何まで自分でなんとかする必要はないし、できないのだ”ということが腑に落ちるからじゃないかな。自分の人生なんだから、自分で責任を持たないといけないんだけど、うまくいかないからってそれは自分だけの責任じゃないし、自分を責め続ける必要もない。どう開き直るのか、教えてくれる本。 -
Posted by ブクログ
仕事において、何が一番重要なのか?
お金?やり甲斐?
そういったものも当然重要だと思います。
けど、それ以前に『楽しいかどうか』と言うことがかなり重要だと思うんですね。
いくら給料が良くても、楽しくなければ続かない。
やり甲斐のある仕事は、必然的に楽しいと思える。
そんなもんなんじゃないでしょうか。
本作では殺し屋とか、反社なんかが出てきますが、中でも主人公をメインとする殺し屋チームは、みんな楽しそうに仕事をしている。
殺し屋だから、当然違法な仕事なのに、楽しそうにやっている。
それでも不思議と不快には思わないんですよね。
結局、合法だろうが違法だろうが、仕事は楽しんでナンボのもんなんじゃないかと思わされました。
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