小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
ネタバレ532頁というボリュームと思えないほど、読みやすい◎
読んで後悔なしの1冊!
「過去が、あんなに幸せそうだったのに、現在は、なぜこうなった?」
この点が、気になり、とにかく読むスピードが上がり、夢中でページをめくっていました!
オッソーの現在の問題と過酷な生い立ちの部分で、胸が痛くなり、読むのが辛くなるシーンもあった。
だからこそ、2人の恋のシーンが輝いている。
これぞ恋愛小説。
ただ、うまくいくことばかりが恋ではない。
切なくて。
眩しくて。
終わってほしくない、2人の物語。
オッソーと愛。
物語には、現在の2人がどうなっていくまでは書かれていないけど。
2人には、どうか幸せに -
-
Posted by ブクログ
登場人物の色んな感情が渦のように物語をドライブする、
面白いし劇物的中毒性がある小説だった!
長いのにすぐに読み切ってしまった。
8人それぞれの主観で各章が書かれているんだけど、
こんなに属性も思想も違う人物の主観をリアルに描写できるの凄いなぁ、と金原ひとみさんの小説家としてのスキルに脱帽する。
そしてどの登場人物にもさして肩入れはできないが、どの登場人物も自分自身にも共通する人格をもっていて、自分の(心の)醜さを鏡を通して突き付けられているような気もした。
例えば木戸というキャラクターは「アプデできないおじさん」として描かれ、作中で過去の言動が晒されて批判される場面がある。
「当時の普 -
-
Posted by ブクログ
ネタバレ情景が浮かびやすく、とても読みやすかった。
ラストは、この物語の社会全体で見るとハッピーエンドだった一方で、主要人物たちにとっては必ずしもそうとは言えず、複雑な気持ちになった。
その後の展開を想像したくなるような終わり方だったが、すっきりした。続編があっても面白いと思った。
もしかすると、ここまで大規模ではなくても、現代社会にも似たような問題が存在しているのかもしれない。例えば、名前は違っていても実質的には子どものサブスクや人身売買のようなものがあり、私たちの知らない社会が潜んでいるのではないかと考えさせられた。
もし自分がこの物語の世界で一般市民として暮らしていたら、ニュースや記事を -
Posted by ブクログ
ネタバレ海外一位は予想どおり。一昨年の作品は非常に良く、この作品も楽しみにしている。このミスにも入ってくるのではないか。
今年ランクインした作品はほとんど読めてないが、やはり絶対的に邦訳数が少ないからか、二位以下は書店で並んでいるのを見たことがある作品ばかり。気になるのはケイトリン・R・キアナンの「溺れる少女」とサラ・ブルックスの「侵蝕列車」。「侵蝕列車」はそこまで失敗しないだろうけど、「溺れる少女」は書評を読んでいても合う、合わないが顕著に出そうでなかなか手が出せない。
ロバート・ジャクソン・ベネットの「記銘師ディンの事件録」がギリギリランクイン。ホラーか?と思いながら、出版されて間もないにも関
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。