ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 冤罪の深層 追跡・大川原化工機事件

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    改めて事件の詳細を知り、ここまで酷い冤罪は見たことも聞いたこともない。公安刑事の出世欲エゴと、検事にあるまじき未必の故意は刑事罰を与えるべきレベル。こんなお粗末な公安架空ストーリに巻き込まれた企業・個人には、かける言葉もない。さらに民主主義国家とは思えない人質司法の闇も深い。

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    2026年03月27日
  • こころの読書教室

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    河合隼雄先生の著書でしかも文学作品を臨床心理学者の視点から解説ということで、絶対に面白いだろうと買って何年も前に読んだ本。内容がやっぱりとても面白く、当時本書で紹介されている本を片っ端から読みたいと思いつつ、結局時間をつくれずにいた。

    最近ようやく少しずつ読書の時間を確保できるようになり、積読してあった『ねずみ女房』を読み、ふと思い出して本書のねずみ女房について解説された部分を再読。
    読みが深くて面白い。自分で読んだだけでは得られなかった解釈に触れられた。こういう読書の仕方も楽しい。
    本書に載っている本を少しずつ読み進めていきたい。

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    2026年03月27日
  • 水車小屋のネネ

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    「ここにいる人たちの良心の集合こそが自分なのだ」助け合いながら生きていくという、失われてしまった人とのつながりが長い期間にかけて描かれている。成長・成功とか言っているさみしい人が多い中、本質的な人のつながりに語り掛けてくる物語だと思った。

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    2026年03月27日
  • 休む勇気 人生で一番大事な仕事は「思い出づくり」

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    「休むこと」と「いつか来る人生の終わり」をリンクして書かれた1冊。
    結婚し、母になり、家族以外の友達や仲間と過ごす時間が激減し、娘からは「ママって親友いるの?」と聞かれたことも。
    家族との思い出は、積極的に作らなくても、一緒に住んでいる間は作れる、作りやすい。でも離れて暮らす親との思い出、学生時代の友達との思い出は、自分から積極的に働きかけないと作ることが難しい。
    今は体調を崩し、療養中だが、元気になったら、家族以外の人に会いに行こうとこの本を読んで思いました。

    谷口さんの本は、行間が広くて読みやすくて好きです。

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    2026年03月27日
  • エピクロスの処方箋

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    よ、読み終わってから続編だと言うことに気づきました(汗)
    本作が読みたいと思っていて、ひとまず過去作をと思い「本を守ろうとする〜」を読んだ印象として話は分かりやすいけど難しい表現や語彙も多いなぁと言う印象があったので医者ものと言うこともあり読むの大変そう!と、身構えていました。

    ですが本作を読んで心底良かったと、そして感銘を受けました。(続編と知らなかったくせに)
    袖に書かれていたエピクロスと言う哲学者の話にふーんぐらいで読み始めましたが、読んでいくと何と言うか日本と言う文化と非常に相性の良い精神性と言うか。
    本作は話の面白さと哲学のバランスが非常に心地良く、すっと飲み込むことが出来ました。

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    2026年03月27日
  • キネマの神様

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    面白かった。映画をもっと観たいと思わせてくれる本だった。ここで感想を書いてあるのもこの本の影響です。

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    2026年03月27日
  • 想いをつなぐメス―俺たちは神じゃない3―(新潮文庫)

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    麻布中央病院の剣崎と松島の外科医ベストコンビを中心に周りの有能スタッフにも恵まれていて最高のチームで難しい手術に挑む。かっこよすぎる!

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    2026年03月27日
  • 私たちの人生レシピ~女3人しあわせ朝ごはん~

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    こちらは表紙買いした作品でした。
    とーっても読みやすく、面白かったです。
    40歳独身の瑠璃、朱音、翠がルームシェアをする。
    ルームシェアの決まりは『朝ごはんを一緒に食べる』『自分の機嫌は自分で取る』の2つ。
    各章の朝ごはんがどれも美味しそうでした♡
    たしかに自分の機嫌は自分で取るの大切かも。それによって一緒に住む人に迷惑かからないもんなあ、、、
    女の友情はハムより薄くない!!
    朱音がそれを証明してくれてよかった!!

    千咲さんの作品に出会え、よかったです^_^

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    2026年03月27日
  • Another (上)

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    ネタバレ

    見崎がモロ幽霊やないかと思いながら読んでいたので主人公がやたら鈍感だなあなんて考えていたけど違った 
    そういえばホラーミステリーでしたこれ

    自分の見えている世界を信じた主人公が正しかった

    全方位に対して理不尽な呪いだなあ 
    死者そんだけ出てるんなら学校の存続自体危うくないかって考えたけれど学校含む3年3組が存在し続けるような効力も呪いのうちに含まれているのかもしらん

    見崎にも主人公にもまだ引っかかる要素あるし続きが気になる 面白い

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    2026年03月27日
  • あの図書館の彼女たち

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    すごい物語を読んでしまった、というのが、読後すぐの感想だ。
    時が経てば経つほどにあの時その時のいろんな場面が甦り、言葉にならなかった気持ちが象られていく。
    どんな揺れ幅も固唾を飲むしかない緊迫が続く今、1人の司書の人生を通じて見る「戦争」は、心がひりつくほどに身近にある。
    間違いなく、自身の2026年を飾る一冊であり、生涯を通して読み返す本だ。

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    2026年03月27日
  • 君が最後に遺した歌

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    ネタバレ

    道枝駿佑が実写をするというので、もう一度読んだ。後半はずっと泣いていた。
    余命1年半と言われて子供に会うために生きて、最後には願っていた海にも行けて良かったねと思うと同時に、ずっと幸せに生きていて欲しかったとも思った。春人と再開する場面も感動的で、どの場面を切り取ってもいい作品。

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    2026年03月27日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    素晴らしい家族の愛、でもどこにもスーパーマンが出てこない普通の家族。しかしながら、それぞれが凄くゆるく愛が深いのだ。単なるバンドやろうぜ!小説ではないよ。普通の人の推し活、でも生きる力を与えてくれる。
    登場する人物が、みんな素敵なのが良いな。

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    2026年03月27日
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

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    警察組織をあまり知らなくても楽しかった。組織内の政治的なかけひき、縦割りな感じがリアル。竜崎は変人といわれていたけど、まっすぐで有能な感じがすきで気に入りました!シリーズ読もう。

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    2026年03月27日
  • 黄色い家(下)

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    何と言ったらいいか。
    久々に没頭して引き込まれた。
    こんなはずじゃなかった、どこかで引き返せたのか。
    正当化し続けることで生きていけることもあるのか。
    その世界にはその世界の人間同士の特殊な絆があって、それぞれに守りたいものがあって、でも普通の世界には戻れない。
    引き返したい時にはもう遅い。
    最後はそれを受け入れていくしかなかったのか。
    どこで歯車が狂ったのか。それでも大切な人には変わりない、どうしようもない自分の人生に必要な人だった。

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    2026年03月27日
  • イン・ザ・メガチャーチ

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    ネタバレ

    「自分を使い切ることが今の時代に手に入れられる唯一の正解であり、"幸せ"なのです。」

    「これまでは、間違いさえしなければ、何となく正解の部屋に入れました。でも今は正解の部屋自体がないから、たとえ一つも間違わないでいたとしても、ただ"間違わなかった人"になるだけなんですよね。そこには何の加点もない。だからもう何をするにも、自分はこうやって間違うって腹決めて脳みそ溶かして動くしかないんですよね。」

    自分の不安を言い当てられて腹の奥が重くなった一方で、これからどう間違っていこうか、少しだけワクワクさせられた。
    でも間違いである以上、自分でその間違いを正当化

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    2026年03月27日
  • 彷徨う者たち

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    宮城県警シリーズ3弾(完結編)
    笘篠誠一郎、蓮田刑事が登場

    蓮田刑事目線の物語だからだろう‥
    公主混同過ぎて犯人の殺人動機に共感出来なかった
    遺族を亡くした方は天災が相手だから
    家族が無事だった人への八つ当たりもわからなくは無いが理不尽だと思うが
    現実にありそうだ

    次はどんな小説か読もうと彷徨う者たちか
    中山七里さんの作品が楽しみ、

    メモ‥『護られなかった者たちへ』第1弾
    『境界線』第2弾


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    2026年03月27日
  • 生きるぼくら

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    人間の芯の強さ、自然の温かさが伝わってくる作品でした。
    人生とつぼみの2人が玄関で名札をつけておばあちゃんを待つの、好きだな。

    人生は母ちゃんに心配かけたくないとの気持ちでいじめに耐え抜いたのだかは本当は強い子。
    きっと、いつかは立ち直ることが出来たのだろう。
    でも、立ち直るきっかけがマーサばあちゃんでよかった。温かい人たちに囲まれて、米づくりをして、人との繋がりをより感じられたと思う。

    いじめ、引きこもり、認知症、介護、若手不足
    これだけの問題が出てきてるのに重すぎず、心温まる作品はほかにないのでは?

    炊き立てのお米で作る大きいおにぎりが食べたくなるね。

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    2026年03月27日
  • 愛の夢とか

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    短編集。短中編くらいのものもある。
    どれもそれぞれ別の女性が主人公でそれぞれの人生なんだなと思うが、どこかお花のイメージが共通してある感じがした、
    好きなもので作り上げた家を引き払うことになり、でも未練が残って戻ってきてしまい、特に思い入れが強かった庭に埋めてもらう「お花畑自身」や、心配性の妻が早くに亡くなってしまった仲睦まじい夫婦のその後(とその感覚)を描いた「十三月怪談」など、軽やかで飄々ともしているけれどテーマとして重みもあるものが印象的だった。

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    2026年03月27日
  • 粋 北の富士勝昭が遺した言葉と時代

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    大関貴ノ花の大ファンだった私にとって、北の富士は敵役。
    なんといってもあの「かばい手」の相撲の印象がある。
    昭和47年1月場所中日八日目千秋楽の一番。
    はて、私はこの相撲、ライブで観ていたのだろうか?
    当時まだ小学生、、、生の記憶なのか、その後何度も放送されるビデオ映像を、
    あたかもその場で観ていたように記憶しているのか、、
    いずれにしても北の富士は敵役だった。
    そんな北の富士の言動を、NHK相撲アナウンサーだった著者、藤井康生さんが、
    捕り続けていたメモをもとに、北の富士の自伝に仕立て上げたのがこの本。

    北海道から上京、なかなか目が出なかったが、親方が代わったころから勝ちだし、
    横関へ、そ

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    2026年03月27日
  • 空、はてしない青 上

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    半ば勢い任せに始まった旅の中で、美しい景色や人との出会いに自分を見つめ直していく主人公。ほとんどの小説を一気読みすることが多いけど、これは読み進めるのが惜しくて数日に渡ってゆっくり読んだ。
    ジョアンヌのバックグラウンドなどまだ明らかになっていない部分も多く、下巻でどうなっていくのか気になる。

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    2026年03月27日