小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
綿矢さんの短編集!どの作品も主人公の内面がひたすらに深掘りされているのですが、話す言葉と脳内で考えていることのギャップが面白い!
綿矢さんのユーモアと鋭さが今作も輝いている!
ふかわさんの解説もとってもよかったです!!
眼帯のミニーマウス→プチ整形をしたら職場でいじられた主人公のお話。ネイル後の段々爪が伸びていく様を爪が笑っていると表現するのが面白い。
整形イジリしてくるお姉様グループに対して「整形の定義は厳密なくせに、プライバシーにはカジュアルすぎ?」と脳内で話す言葉はその通り過ぎてもはやくらいました。
神田タ→YouTuberのファンになった主人公の話。この作品が1番共感できず、展開に -
Posted by ブクログ
根拠のない噂から始まる事件。
行き交う憶測に心無い言葉。苦しめられていく表現はあまりにも生々しい……。
本は分厚く上下巻あるため、読む時間を割かないと読み進められそうにないなと思ったが、そんなことない。どんどん飲み込まれ、上のラストは特に続きが気になってそのまま下のページを開いてしまうほど本当に面白い作品。
手に取る際には絶対に、どんなに金欠でも上下巻セットで買った方が良い。
登場人物の人間らしさ、犯人の傲慢さ、事件内容の残酷さ……すべてがリアルで、ノンフィクションだと言われても信じてしまいそうな表現は素晴らしい。
事件を知った無関係な者が、前のめりに興味関心が湧く姿。時が経てば忘れてし -
Posted by ブクログ
『僕はイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読んで、ブレイディみかこさんの本をもっと読みたくなり、小説ジャンルから本書を手にした。
ストーリーは主人公の少女、ミアの厳しい日常と、彼女が手にして読み進める、日本の大正時代の活動家、金子文子の自伝とを交互に行き来しながら進む。どちらも貧困で、家族にも恵まれず、厳しい。そして、ミアの日常は、『僕はイエローでホワイトで…』で描かれる現代イギリスと地続きで、登場人物たちにもどこか既視感を感じる。
ミアやウィルや、ゾーイに、『僕は…』で垣間見られた著者自身や息子さんや配偶者、近所の素朴な人たちの横顔を感じる、それだけにシングルマザーの母親が依存症や精 -
Posted by ブクログ
巻を重ねるごとに面白くなっていく成瀬あかりシリーズ。主人公は紛れもなく成瀬。
魅力的な点を言い表すことは難しいが、とにかく生き方が見ていて気持ちがいい。
そして、周囲を巻き込んで色々なドラマが起きていく。周囲に変化をもたらし、成瀬自身もまた変化していく。
これは続けて全部読むべきだと思う。
これにて完結とのことで、名残惜しいが腹八分目が1番程よいとはこのことを言うのかもしれない。
いや、もっと続いてほしかった。
でも、あのラストの美しさと心にじんわりと残る感情は何にも変え難い。学生から大人までどんな人でも楽しめる作品だと思う。成瀬あかりに出会えて本当に良かった。 -
Posted by ブクログ
ひかりちゃんが信じられないくらいかわいい。
よって星5です。
冗談はさておき、文句なし星5。
私は瀬尾さんの本をいくつか読ませてもらっているけれど
どれも「家族というのは血のつながりではない」
ということを伝えてくれている感じがして好きだ。
でもよく考えたら家族の基になる夫婦がそもそも他人同士なのだから、
血のつながりだけが家族じゃないって、当たり前なのかもな。
私自身はかっこつけて甘えるのが下手で
結局親しいママ友も出来ずじまいだったけど、
三池さんみたいな人だったら友達になれたかな。
あんなさっぱりしてる人の隣にいると
どこか申し訳ない気持ちになったかもしれないな。
あとできるとしたら