ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 医療Gメン氷見亜佐子 ペイシェントの刻印

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    医師の経験を持つ医療監視員の氷見亜佐子が東京フロンティア病院の高井敦也の悪事を暴く痛快な物語だが、組織の中での想定外の活動に対する周囲の偏見や無視などのバリアを次々と打破していく亜佐子のバイタリティが素晴らしいと感じた。カルテの改竄という医師としての最低の行いを隠蔽しようとしている敦也を、元同僚の飯森や小島らと明らかしていく過程が楽しめた。津舟桃子の存在が亜佐子の重要なサポートになったと思った。吉田伸子の「解説」が要点を的確にまとめており素晴らしい。

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    2026年05月28日
  • ありか

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    瀬尾まいこさんの本からもう一冊ご紹介。簡単にいえば、母と子どもの物語なんだけど、私は子どもがいないから、正直、ピンとは来ないかなと思ったけど、親子の愛情という面では素直に感動した。瀬尾まいこさんはいつも温かい内容の物語が多い気かがする。若いときに読んだ「あと少し、もう少し」を読み返してみようと思った。

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    2026年05月28日
  • ブルックリン・フォリーズ(新潮文庫)

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    60歳を前に終の住処として生まれ故郷のブルックリンに帰ってきた男が偶然に行方知れずの甥に出会い、彼の人生は新たな展開を見せる。

    ポール・オースターは初めて読んだが、思っていたより(良い意味で)馬鹿馬鹿しくて愉快。
    しかし後半になってくると、これでもかと巻き起こる予期せぬ出来事に手が止まらず、一気に読み終えてしまった。小説はこんなこともできるのか。文章は軽快で読みやすくずっと楽しいし、重い話もありながらも温かい気持ちにさせてくれるので万人にお勧めできる名作。

    群像劇でありながら終始主人公のネイサンの目線で語られるが、章で話がまとまっていて短編集のようで飽きさせない。何よりユーモアのセンスとリ

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    2026年05月28日
  • わたしのbe 書くたび、生まれる【電子特典付き】

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    続きが気になりすらすらと読めた!

    ギャルっぽいダンス部の蘭が佑京くん狙いバレバレで入部。
    主人公じゃなくても、これはモヤモヤするー。
    書道部の空気変えないでと思うだろうと共感した。
    でもだんだん蘭の良さにも気づいていって…

    王鐸行書、書道パフォーマンス、知らない世界がのぞけて楽しかった。
    ルッキズムがテーマ。中学生に読んでもらいたいなぁ。
    青春!!

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    2026年05月28日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    満を持して冬期!いやあ、やっぱり面白かった。
    アニメで結末は知ってたんですけど、やっぱり小説のひたひたくるような迫り方はいいんですね。中学生の小鳩くんがちゃんとやな奴で、それをちゃんと自省しているのがとてもよい。

    細かい言い回しで本当にちゃんと犯人が示されてるんだよなぁ。この辺り本当に巧い。
    探偵の真実を暴かないといられない傲慢さにきちんと触れているところが、このシリーズは好き。

    小山内さんの「次善」はもう、「愛してる」でしょうよ!

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    2026年05月28日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    とてもあたたかい話。
    とくに1話と3話の働く女性たちの話は共感した。どんどん自分を押し殺して、社会に溶け込んでいなくてはいけない息苦しさ。登場人物の2人はそれぞれ違う道を進んでいったけど、自分を労ることは共通していて、私ももっと自分を労ってやろうと思った。

    仕事への息苦しさは毎日感じているし、怒りもやるせない気持ちもあるけど、その環境を手放すことがでぎず、もやもや。
    でも、働くってそういうことなのかなとも思って、じっと耐えていたけど
    、それを理由に自分を雑にするのも自分が余りにも可哀想かなと思った。温かい料理で自分を励ましたい。

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    2026年05月28日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    シリーズ4
    最終章なんだけど、
    実は続編あるんだよねん❤️
    それだけで幸せ❤️❤️❤️

    LGBTわたしなりに理解してるし、
    偏見は持っていないつもりではあるけど、
    当人たちにとっては本当に辛いこともたくさんあるんだろう…
    シャールさんもジャダ(呼び捨て)も、
    元々が男性らしい姿形だしね。

    この小説をもっともっと読みたいって思っています。

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    2026年05月28日
  • 何者

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    主人公みんなの裏の汚いところをも優しく包んでくれそうな人間らしさを見させてくれる。
    情景描写とセリフを交えた進み方が映像を浮かばせる。
    朝井リョウ作品もっと読みたい!

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    2026年05月28日
  • お探し物は図書室まで

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    同じ本を読んでも何をどう感じるかは自分次第。
    明るい方向に進めたのなら、それは自分がその準備をできていたから。
    そう改めて思わせてくれる本でした。

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    2026年05月28日
  • コンビニ人間

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    最後が気持ちよかった
    何年か前に白羽が出てきたあたりで辞めて内容が飛んで途中で終わっていた
    今の自分の状況で読み返したらストンと入ってきて一気読みしてしまった

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    2026年05月28日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    読んでいて共感できる部分も多くあった。人間の悪い部分を描いているような感じがし、その描き方が繊細で良かった。
    またいつか読みたいと思える小説。

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    2026年05月28日
  • 満月珈琲店の星詠み~月と太陽の小夜曲~

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    ネタバレ

    満月珈琲店シリーズ第6弾⟡.·
    前回からだいぶ読むのに時間が空いてしまって、登場人物とか忘れちゃってるよー( ˊᵕˋ ;)なんて思っていたら、5巻までの人物相関図が書いてある!!
    こう見ると世間って狭いなぁというかなんというか笑
    今回も冒頭には素敵なイラストたちがあって幸せな気持ちに♡
    満月のランタンパフェ、灯台のパフェなんかが気になるかな(*ˊ˘ˋ*)

    春川出版、新入社員の藤森光莉をはじめ、そのまわりの人々のお話が順番に書かれている。でも5巻までに出てきた人々もちょこちょこ登場したりしていて繋がっている♪

    "自分の心を蔑ろにしない。"
    "自らの心を大切にする

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    2026年05月28日
  • 空、はてしない青 下

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    視点が次第にエミルからジョアンヌ中心となっていく下巻。2人の〝逃避行〟を通して「今このとき」を大事にすること、人は一人では生きていけないことを改めて教えられ、尊厳死について考えさせられた。ラスト数十ページは涙なしには読めず。旅の終わりにジョアンヌが行き着いた真理が胸を打つ。目に浮かぶような自然描写、心に刺さる名言の数々もよかった。

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    2026年05月28日
  • ざんどぅまの影【電子特典「手書きメッセージ」付き】

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    ユタの霊媒師は、なんと比嘉琴子と真琴のおばあちゃんだった。
    ざんどぅまの話がクトゥルフのインスマスの話に出てくる怪異に造詣が近く、ラヴクラフトの嫌な感じを彷彿とさせました。
    しかし、そこはちゃんと澤村伊智さんの舞台です。いったん現実のターンになった途端にガラッと世界の向きが変わります。

    澤村伊智さんの最新刊でしたが、不気味で最高でした。

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    2026年05月28日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    おちかがお勝という仲間を付けたことで、怪異譚に巻き込まれないようになったとは言え、この江戸中の怪異の中には情をかき乱される話が多い様子です。
    おしまさんが元気でうれしい。

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    2026年05月28日
  • カフネ

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    小野寺せつなの無愛想ながらも真の通ったキャラが痛快で魅力的で、でも実際は優しいのだろうなと予測しながら読んでいた。でも物語の後半で、その無愛想は、たった1人の家族の自死、優しくしてくれた叔母の死、自身の重病、やっとできた親友もいなくなった経験から、人と深く関わること、世界を信じること、人生が楽しいものだと感じることを拒絶し、自分を守るための武装なのだろうと気付かされる。

    一方野宮薫子は、当初はヒステリックで押し付けがましく魅力的に感じないキャラだった。でも小野寺せつなとの交流やチケットでの活動を通じて自信を取り戻し、本来の努力家で真面目でパワフルで楽しんで人のために何かをできる人柄が描かれる

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    2026年05月28日
  • 今日のハチミツ、あしたの私

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    ハチミツの甘い香りと蜜蜂の鋭い針。主人公を取り巻く優しい出会いと心無い言葉。読みながら養蜂の世界にどっぷり浸かっていく。何かに夢中になれる人は眩しい。自分で選んだ居場所で楽しく暮らしてほしい。

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    2026年05月28日
  • 雨が降ったら

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    人生に思いがけない雨が降ったら、各々の傘を広げよう。傘は涙も隠せるから、思いきり泣いたらいいんだよ...。読み終えた今、お気に入りの傘をさした登場人物たちがすっきりとした顔をして前に進んでゆく、そんな姿が想像できます。
    人生の歩みが軽くなるような素敵なお話でした!!
    寺地さんの作品大好きなのですが、その中で私は特に大人が主人公の作品が好きな傾向にあるようです。本作に込められた優しさが多くの方に広がっていくことを願います!
    ポプラ社様よりプルーフをいただき拝読しました。

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    2026年05月28日
  • アフター・ユー

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    ネタバレ

    私も主人公とともに、たみはどこかで生きているんじゃないかと思ってしまう反面、いや普通に考えたらもう、と思いながら読み進められました。
    辛かったけど、どこか強く生きていこうと思える作品。
    最後の場面、青さん、泣けてよかった。

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    2026年05月28日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    今回も私の推理は外れた
    読み返すとヒントはきちんと書かれているのに
    今作のヒロインはジェーン・グレイ

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    2026年05月28日