小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレこの作品は「汝、星のごとく」のキャラクターたちが小説世界に生きていることを証明した。「春を翔ぶ」では北原先生の過去について描かれた。知るほどに株が上がるのが北原先生という人物だ。人は守るために自分の何かを失わなければならない。そして自由になることは難しく、幸せになれるとも限らない。それでも守るために、自由になるために、動き続けなければいけない。やはり彼らは作品の中に生きている。「星を編む」では生前の櫂を支えた植木と二階堂の2人に焦点が当てられる。櫂の残した「汝、星のごとく」は、彼らの助け無しには成立しなかっただろう。そして「汝、星のごとく」は間違いなく暁海にとっての「星」となった。その後も彼ら
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角田さんの描く食べ物って、本当においしそう!いろんなおいしいものを実際に食べたような気になる、幸せいっぱいなエッセイだった。
肉好きだという角田さんの愛する「塩、胡椒してグリルした」羊や、あまりのおいしさに仰天したという「サイボクのゴールデンポーク」はもちろん食べたくなるし、来る夏に茄子やトマトやオクラを食べるのが楽しみになる。
食べたことないかもしれない鱧も味わってみたいなあ。「鱧を湯に落とし、十五秒で引き上げて食べるのがいちばんおいしい」らしい。ぱっと引き上げ、タレにつけて食べると、「やさしく、やわらかく、ゆたかな味」がするなんて、なんて素敵なのでしょう。
いくらの醤油漬けを作ったり、 -
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本当に読んでよかった!…ただ日本近代史の知識がないと、なかなか大変。スマホで調べたり、詳しい人に聞いて学びながら読み進めた。
向学心のない学生時代だったせいもあるだろうけれど、近代史って習うのが学年末近くだからなんだか適当に教科書を読んで終わりって感じだった記憶。
詳しく説明されるのは原爆と東京大空襲くらい。
これってどうなんだろう。
そんな授業だったから【日本=被害者】っていうイメージでいた。
だけど読んでみたら、客観視できていない外交と、うまく言えないけれど他国に対してあまりに偉そうな態度で、引き返すチャンスなんてこんなにたくさんあったのかと驚きしかない。
登場人物はみんな一般庶民から -
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ネタバレ
料理の本質を見出せば、無限にレパートリー増えるのでは?
料理を理屈っぽく分類
I 料理のレパートリー
ソテー&ソース
油で肉or魚を焼く→鍋から出して、残り汁に具材と汁を入れて伸ばす(デグラッセ)→かける
煮込み
酒に漬け込んだ油で肉or魚を焼く(リソレ=旨みが後述のスープに逃げすぎないように)→具材と汁を入れて煮込む→味付け
→上記二つは本質的には同じ調理法。パラメータを変えるだけで無限のレパートリー
「ひとつの本質が時と場合に応じてさまざまに異なる姿を見せるだけ」
・カツレツ=コトゥレット(仏côtelette)。元々の意味は「骨付き肉」
・「ソース」の語源は「ソルト」。塩は -
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ネタバレーひとりでも大丈夫だけど、誰かと大丈夫になってみたい。
ー居場所は自分の感覚の中にあると捉えること
誰かとの関係性の中に求める居場所は脆い
ー他人に言われる価値観は、タイムワープしている人出ない限りみな人生1回目の感想なのだ
言葉選び遊びが、朝井リョウに近いおもしろさで(お腹弱いし笑)、しかも丁寧な暮らしなのか壮大な暇つぶしなのか、この1日をめいっぱい生きるひたむきさを感じた!
かわちぃとか若者言葉使ってるのもいい笑
「自意識」と向き合う、抱きしめることでセルフラブを貫くことができる。
自分の生活を無条件に愛そうと自信をくれる文章だった。 -
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今まで読んできた小説とは一線を画す技巧を凝らす作品である。物語展開で作品に引き込まれるのでなく、小説の表現方法で心つかまれる体験は初めてかもしれない。
たった二日間の出来事を登場人物たちの内省を中心に物語を組み立てる手腕はさることながら、ある人の心理描写がいつの間にか他の人の思考に置き換わり、溶け合う。さながら、長尺一本撮りの映画を観ているよう。しかし、読者が触れるのは登場人物たちの発話や表情ではなく、内なる独白なのである。この奇妙な感覚は本作との出会いに感謝せざるを得ない。
各主要人物たちは総じて魅力的だが、個人的なベストはラムジー。なんといっても女々しい。「同情を強いてくる飽くなき欲望 -
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問題
次の文章を読み、家族の幸せの形を、文章中の言葉を使って40字以内で答えなさい。
通っている塾のテストで出てきた問題を前に、小学6年生の長谷川十和は固まってしまう。
優しい父と楽しい母、可愛い妹。周りから見れば「幸せな家族」に見えるはずの長谷川家だが、どうしてか十和は理由もわからずイライラと心の荒みを感じる毎日を送っていたからだ。
小学生最後の夏を前に、十和の感情が爆発。
今の状況から逃げ出すため、地元の東京ではなく、あえて大阪の私立中学を目指す決意をする。
最初はひねくれた動機だったものの、だんだんと真剣に合格を目指し努力を重ねていく十和。
特に関係がギクシャクしていた父とも、受験勉
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