ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 丘の上の洋食屋オリオン 雨上がりのごちそう

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    目の前に続いていく道は
    歩いてきた道から続いている。
    進んで行くし
    変わっていく。
    その後ろには
    自分の足跡があり
    宝物のような思い出がある。

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    2026年07月16日
  • アンコの丸かじり

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    追悼東海林さだおさん
    最後まで衰えないパワーだった長寿連載「あれも食いたいこれも食いたい」。その書籍版「◯◯の丸かじり」は全48巻で絶筆となってしまった。

    食に関するエッセイ。イラストと合わせ毎度毎度クスリと笑わせてもらえた。過去の記事でも特に野菜、果物のデザインに関する考察が最もマンガ家視点で面白かった。

    新規のコラムはないが、過去の大量の連載を遡りまだまだ楽しんでいきたい。

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    2026年07月16日
  • 此の世の果ての殺人

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    『ちぎれた鎖と光の切れ端』を読んで、あまりの面白さに作者を調べると、デビュー作の文庫本があると知りすぐに購入しました。最後に近づくにつれて泣ける場面もあって、ミステリーに留まらない素敵な作品でした。新作出るたびにずっと買いたい。

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    2026年07月16日
  • モモ

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    ネタバレ

    ずっと途中で止まっていたのだけど、8歳の息子が2日で読んじゃったので、負けるかと読破。
    驚くほど面白かった。
    愛すべきキャラクターたちと、ぶっ飛んだストーリーと普遍的なテーマ。
    直接どこが、とかはわからないけど、初期の村上春樹感も。
    誰もが話をしにくるモモは「風の歌を聴け」の「僕」みたいだし、亀のカシオペイアは「羊男」だし、灰色の男たちは「やみくろ」だし。

    ひとまず灰色の男たちにめっちゃ時間泥棒されて操られてる気がするので、たまに読み返そうと思った。

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    2026年07月16日
  • 今日未明

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    絶妙なバランスで嫌な気分にさせるのがすごい。
    ニュースを深掘りしているような、、とにかく誰の日常にもありそう感で引き込まれる
    一気にオーディブルで聞いた。

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    2026年07月16日
  • 方舟

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    読んだ本の中で1番面白かったミステリー
    2日で読み切り。
    大どんでん返しが本当に面白かった
    自分もまんまと嵌められていたし、2周目を早く読みたいなぁと言う気持ちになった。
    自分ももしその場にいたら犯人を責めるだろうと思った
    展開が速く、理解しやすい構成でどんどんと読み進められた。

    結局人間は自分が1番可愛い、エゴが強いものだと再認識させられた

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    2026年07月16日
  • 金田一耕助の間取り

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    2026年。
    金田一耕助が活躍する小説13を選んで、それぞれ舞台になった場所、家屋の間取りを絵図している。楽しい。
    あとは、金田一耕助の住まい。大森、緑ヶ丘。横溝正史が岡山に疎開したときのとか。

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    2026年07月16日
  • 多類婚姻譚

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    25歳、女、地方出身で関西在住、独身、彼氏なし、業務委託で働く個人事業主。
    ぶっ刺さりすぎて軽く病む。笑
    どのお話に出てくる男性もみんな都合良すぎないか笑

    「婚姻」に悩む全ての人に読んでほしいと思う。
    他人の価値観や考え方を頭ごなしに否定したり、「理解できない」と決めつけて歩み寄ろうとしないのは避けたいと思った。

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    2026年07月16日
  • 空、はてしない青 下

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    気づいたら1週間で上下完読していた。登場人物それぞれの心情が交互に綴られていたり、日記が添えられていたりするからか、自分も物語の登場人物になったかのような気分で読み進められた。

    だんだんとエミルとジョアンヌが互いに心を開き、心の奥に秘めていた辛い過去を共有し、互いがありのままの姿で入れるようになっていくその過程を見るのが楽しく読むのがやめられなかった。

    死について考えさせられるが、それと同時に生きることの尊さ、美しさも教えてくれるそんな一冊だった。自分は死を迎える時どんな人、どんな環境に身を置きたいのだろうか、考えるきっかけになった。

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    2026年07月16日
  • アンチ・グッドモーニング

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    ネタバレ

    めちゃくちゃおもしろかった。現代の理不尽さに、心の中で中指を立てながらも粛々と周りからの期待に応え続ける主人公。彼女の心の内側に対して共感しかなくて爽快だった。ハハ!っと笑えるところもあり。

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    2026年07月16日
  • ブラック・ティー

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    女の罪を描いた10編の短編集。
    他人の忘れ物で生計を立てる『ブラック・ティー』、東大卒のエリートとの披露宴会場に捨てたはずの元カレが来ちゃう『寿』、中学でいじめにあう姉を助けたくて弟が誘拐しちゃう『誘拐犯』が怖かった。

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    2026年07月16日
  • 京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う

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    力は充分にあるのに多気女王が千年蠱を払えなかった理由が今回明らかに。
    そして澪は新たな決意を。
    次巻は騒がしくなりそうな気配があるけど果たしてどうなるのか。

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    2026年07月16日
  • ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験

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    宇宙飛行士に必要な資質、
    なるというその覚悟、知らなかったことがしれて
    読んでよかった!

    向井万起男さんの本も良かったけど
    同じぐらい良かった。
    なんだか私も頑張ろう、と清々しい気分になる本です。

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    2026年07月16日
  • 星野源論(新潮新書)

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    大好きな星野源を、星野源ではない他者が語る。

    人物批評はいくつか読んできたけれど、同じ時代を生きている人物の現時点までを深い洞察で語る本書はとてもアナーキーだな、と思った。

    内容も良かった。「うんうん、そうそう、分かる分かる!」と懐かしい気持ちとともに納得するところもあれば、「そういう切り口で捉えることもできるのか、おもしろい!」と、改めて源さんの幅の広さ、先の見えない奥行きを感じることができて楽しかったし、ハラハラもした。

    戸部田さん、つやちゃんさん、すごい論考を書いてくれてありがとう。まだまだ源さんを好きになれそうです。

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    2026年07月16日
  • 777 トリプルセブン

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    多分伊坂幸太郎の作品は全て読んでいると思うが、相変わらず彼の作品は読んでいて楽しい。毎回売れるのはよくわかる。時間的に映画化したらヒットするだろうと思える。それぞれのキャラクターの名前も個性も際立っている。読んでいる時間を楽しく過ごせるという意味では、コミックや映画の感覚に近い。会話がこんなふうに相手とできるセンスがあればといつも思う。人がどう思うかは気にしないで楽しめる作品。

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    2026年07月16日
  • 警視庁公安部外事課~スパイ・テロを水面下で阻止する組織の実態~

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     スパイを阻止するため、尾行や人脈形成を軸に話が進んでゆく。ハイテクな方法かと思いきや、地道な調査や関係構築を行っており驚いた。
     後半の外交分野も含めて話が面白く、満足のいく内容であった。スパイを取り締まるのに法律が無いので、別の法に当てはめるのは重大な問題である。話の中でもその苦労が伝わってきており、迅速な法整備の必要性を感じた。

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    2026年07月16日
  • 月曜日の抹茶カフェ

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    デビュー作の「木曜日にはココアを」の続編みたいな内容。出てくるお店も人も、前作を読んでいると「あの時のあの人だ!」ってなる。ひと月ずつ進んでいくエピソードで、前の月にちらっと出てきた人が主人公になるのも同じで、読んでいて楽しい。装丁もすてきで、買ってよかったって思う本が増えた。

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    2026年07月16日
  • 水車小屋のネネ

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    2026.7.16
    穏やかに進む、姉妹と周りの方、そしてヨウムのネネの生活(人生?)のお話。
    18歳の理佐が入学金を母親に使われ、母親の彼氏に虐待を受けている8歳の律を連れて生活していく。
    ネネを取り巻く人たちがみんな親切で温かい生活だった。ネネ、賢くてかわいくて大好き。会話してみたい。
    周りの優しさで生きてきた律がそれをまた周りの人に還元していくのが素敵だった。それを考えていると研司くんが東北に行くとき、泣いてしまいそうになった。

    “自分はおそらく姉やあの人たちや、これまでに出会ったあらゆる人々の良心でできあがっている。”

    “自分が元から持っているものはたぶん何もなくて、そうやって出会っ

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    2026年07月16日
  • ツミデミック

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    ネタバレ

    コロナ禍は私たちの毎日や常識を変えた。
    それを思い出させてくれる本。
    読み終わるのがもったいなくて、ちびちび読みました。

    人間ってこんな醜いのかな、と思うと同時に、そんなものかもしれないという思いが同居する。
    謙虚であることが正しいわけじゃない。正論が正しいわけじゃない。

    文庫書き下ろしの「わたしの春」、最高でした。
    著者の思いがたくさん詰まった傑作でした。
    改めて、直木賞おめでとうございます。

    以下はお気に入りの文の引用です。
    「この人は、わたしが楽をしたら自分が損をするとでも思ってるんだろうか。」
    「パニック状態で身勝手な言動を取ってしまったんじゃなく、人間性の地金があらわになっただ

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    2026年07月16日
  • 宙ごはん

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    登場人物たちの人生が「ごはん」によって照らされる物語だった。
    主人公はもちろん、周りの人々もそれぞれの問題に向き合い、成長していく。
    その姿を見て、成長するには時に周りの助けを借りることも大切だと感じた。そして、いくつになっても人は成長できるのだということを学んだ。

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    2026年07月16日