ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 世界の涯てを生きるあなたへ 寺山修司詩集

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    詩を人生の相談相手のように悩みごとにわけている
    多くの詩の中から自分で自然に悩み事に分けるのが理想だが、詩集が身近なものでなくなった今、このようなスタイルが詩を身近なものにするきっかけになる

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    2026年01月02日
  • 言語化するための小説思考

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    作家によって異なるのかもしれないが、小説家がどう考えて小説を書いているのか、興味深い内容だった。書きたいものを書いているのかと思ったら、思った以上に読書のことを考えて書いているとのこと。伏線についての考え方も面白かった。

    書きながら考えて行くというのが驚きだった。
    自分も「問い」が浮かんだら、書き終わらなくても良いので小説を書いてみても良いかもしれないと思った。
    日常の何気ない会話の中にも小説のネタは眠っているのかもしれない。そのネタから問いをたて、掘り下げて行く行為が小説なのかな?
    小説とは論理的な行為なのだということもわかった。
    自分も小説を書いてみると、より本書の内容を実感するののでし

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    2026年01月02日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    初めて小説家をすごいと思った。
    登場人物全てを別の人が書いたみたいだ。
    自分は誰に近いかと考えて、でもちょっと違うと思った。
    自分が全く理解できない考え方の人物さえ、分かるような気になってくる。

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    2026年01月02日
  • クロエとオオエ

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    有川ひろ先生の物語がずっと大好きで、3日ほどで読み切ってしまうほど夢中になりました。
    有川ひろ先生と言えば!の王道ラブコメで素敵なお話でした。
    ジュエリーには全く縁がなくイメージが掴めないかも、、と最初は思いましたが斬新な挿絵で現実と物語の境界がぼやけて…!
    今後の2人をずっと見ていきたい気持ちになりました。

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    2026年01月02日
  • 国宝 上 青春篇

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     「~であります」「~でございます」という語りが狂言回しになって物語を進め、その途中で登場人物がセリフを語ることによって、読む者に臨場感を与えています。
    [これは、歌舞伎の太夫の語りと同じ手法なんですね。本作品そのものが歌舞伎作品のようになっているかのようです♡]
     ご丁寧にも、登場人物の動作を説明し、そのあとにセリフを言わせるという段取りの良さです。
     (どこでもよいのですが)例えば、107ページの地の文とセリフの流れを抜粋してみますと、

     ~前略~ いつの間にか徳次も目を覚ましておりまして、
    「三味線の音やね?」
    と耳を澄まします。
    「坊ら、おはようさん!」
     とつぜん枕元の襖が開いた

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    2026年01月02日
  • リミナルスペース

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    バックルームに代表されるリミナルスペース的な恐怖空間について、ネット以前のキリコあたりからビデオゲーム、現代のSNSに至るまで豊富な図版入りで解説する。
    廣田龍平「ネット怪談の民俗学」でリミナルスペースについて知って、やっべ全然ついていけてないぜと焦っていたので勉強になった。
    ソフトカバーフルカラー大判で図版が多く、こういう本は手元に置きたくなってしまう。

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    2026年01月02日
  • グラスホッパー

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    目の前で押し屋という殺し屋に妻の敵を殺されてしまう。復讐が先を越された!悔しい!と押し屋を追いかけて居場所を突き止めたら、他の殺し屋たちも押し屋を探して集結してきた。殺し屋同士の殺し合いだ!という話。

    高校生の頃に読んで社会人になって再読。一回読んだはずなのにまた騙される。大人になってから読んでも面白かった。

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    2026年01月02日
  • 汝、星のごとく

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    とてもおもしろかった
    多様性というか、みんなが好きな様に生きられれば、もっと不倫とかが、世の中に溢れるだろうな
    しかし、北原先生はすごいと思う

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    2026年01月02日
  • それはそれはよく燃えた

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    タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。

    ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。

    でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。

    クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい

    私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷

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    2026年01月02日
  • 何故エリーズは語らなかったのか? Why Didn’t Elise Speak?

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    大好きなWWシリーズ、この巻が出てからもうすぐ2年。森博嗣の浮遊工作室はサイトの更新が2026年8月が最後なので、この巻がWWシリーズの最後になるのかな。

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    2026年01月02日
  • キッチン常夜灯

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     ご飯もの+ほっこり小説は好きなのだが、なかなか考えさせられる作品であった。「生き方も仕事も、自分の身の丈に合ったものにしようと思っている」
    オーナーシェフ城崎恵の言葉が刺さる。南雲みもざの成長物語でもある。飲食業のウラも知ることが出来る。

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    2026年01月02日
  • トライロバレット

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    乾いた鉄みたいな作品だなと感じました。
    最初は変身という帯に機龍警察のような特撮ライクな話かと思ってたら重厚なクライムサスペンスでした。
    アメコミ的ヒーローとかダークファンタジーでは無いような気がします。キック・アスみたいなイメージなんでしょうか。それにしても骨太すぎる気がします。子供には読ませられません。

    鋭い狂気が誇張されてエンタメになる前に塊で出されてきたような感覚です。
    さぁ狂ってクールな主人公が登場です!はい!ここが見せ場!とかが無い。

    淡々と内面の狂気と向き合い、超えては行けない線を散歩のように超えていくいい意味でエンタメ性のない暴力と狂気が味わえます。
    映画のタクシードライバ

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    2026年01月02日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    やはり成瀬ワールドが炸裂!愛のタカチは様々だけど、成瀬を中心に繰り広げられる愛あるコミニケーションが楽しく、それがこれからもずっと続くんだよな~、としみじみ。
    また社会人になった成瀬に会いたい〜!

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    2026年01月02日
  • 追憶の鑑定人

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    土門さんと年越し♪
    2年連続 ଘ(੭*ˊᵕˋ)੭*

    シリーズ三作目

    土門誠は〝最後の鑑定人〟と呼ばれる民間の科学鑑定人で、能力は高いが愛想は一切なく、気難しい孤高の鑑定人といった雰囲気。

    でも今回は〝モンちゃん〟と呼ばせてもらいたい

    今作品では学生時代の友人が次々に登場し、土門さんってこんなに親しい友人がいたんだ!
    と思わず驚いてしまった。
    その友人の一人で理学部教授の猪狩愛が「モンちゃん♡」と呼んでいる。
    えっ?そんな可愛いキャラだっけ?
    と思うけど、妙にしっくりくるんだな。

    四編からなる連作短編集で、途中までは正直ちょっと物足りないなぁ、と思っていた。
    でもでも!
    最後の【灰色

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    2026年01月02日
  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ

    暁海も櫂も、親から自由になればいいと誰もが思うのに、それができない。「楽しかった記憶」や「自分がいないとこの人はダメになる」という呪縛がそうさせる。
    関係を切り捨てることは、自分の半身を削ぎ落とすような痛みがあるのだと思い知らされます。
    ​「お金があるから自由でいられることもある。たとえば誰かに依存しなくていい。いやいや誰かに従わなくていい。」
    ​これは決して強欲な意味ではなく、「自分の人生の手綱を自分で握るためのコスト。」
    愛や夢を語る前に、まず自分の足で立つための「床」が必要であると思う。非常に現実的で、かつ誠実な生存戦略。暁海が最終的に選んだ生き方も、この「経済的な自立」が大きな鍵となる

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    2026年01月02日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ

    初のSF小説
    ロッキーの強調したいときに3回言葉をくり返すところとか、グレースの困難に直面したときにまずオーケー。ってゆうところとか、キャラクターに愛着が湧いて、物語にのめり込みやすかった。
    ヤオ船長の銃をグレースが最後に使うんじゃないかって後半ハラハラしたけど、そうならんくてよかった〜(-。-;
    科学的な話は全く分からんかったけど、その辺の答え合わせも楽しみに映画も絶対観る!!!

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    2026年01月02日
  • 星を編む

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    前作の「汝、星のごとく」を読み終えてすぐにこの作品を読んだから、前作のトーリーも思い返しながら読むことができてとても面白かった。前作ではあまり触れていなかった、植木・二階堂の裏側や櫂が亡くなった後の暁美や北原先生、周りの人物たちの人生を堪能することができた。

    大人になるに連れて考え方や価値観、他者に対して抱いた印象や感情などは変わることが色々な場面で出てくる。それらが、世間一般的でいう“普通”と外れているかもしれない。その“普通であること”が自分の抱いたものと違う時、他者の意見に左右されてしまうことも多々あると思う。実際に、他者の目を気にして“礼儀があって優しくて何でも出来る人”でいることを

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    2026年01月02日
  • 森沢カフェ

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    ⭐️森沢カフェ
     ほっこりする、ゆるほわエッセイ。読むと元気になる。
    「幸せのハードルは低く、でも志は高く」「幸福の絶対量を増やす行為は、上機嫌でいること」「言葉が人生を創る」「読書という体験は、あなたの人生を素敵にしてくれる」ハッピーになる金言に満ちている。

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    2026年01月02日
  • 気分上々

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    全9編の短編小説。長いものもあれば、数ページだけの作品もありますが、どれも抜群の読み応えがあった。その中でも特に楽しく読めたのは「ヨハネスブルグのマフィア」とタイトルでもある「気分上々」。
    「ヨハネスブルグのマフィア」
    かつての恋人(?)と10年越しの再会なのに、それを感じさせない大人な会話が魅力的。とりあえず、このマフィアの睡眠法を試してみたい。後、寿司を頼むときは「イカエビタコ」にしたい。
    「気分上々」
    タイトルそんなところから!?と思ってしまった。思春期ならではの甘酸っぱい悩みや葛藤に、自分もこんな時期があったなあ、と共感。あの頃の男子の頭の中、確かにこんな感じだったかもしれない。

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    2026年01月02日
  • 運転者 未来を変える過去からの使者

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    日々の小さな行いが、誰かに尽くしたいという願いが、全てに繋がっている。日々お金や将来の不安、他人との比較と闘っている人々にとって、なかなか現実感がない話かもしれないけど、とても大切なことを教えてくれる本です。上機嫌でいること、色々なことに興味を持つこと、貰った恩恵より少しだけでも多く残してあげようと思うこと。そう考えるだけで、人生の見方が変わるかもしれない。何かに行き詰まっていたり、苦しい思いをしている人に、ぜひ読んでいただきたい本です。

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    2026年01月02日