あらすじ
靭公園にある『ピクニック・バスケット』は、笹子と蕗子の姉妹が営むサンドイッチ専門店。お店を訪れるのはちょっとした悩みを抱えた個性的なお客さんたち。読むと心がほっこり温まる、腹ペコ必至の物語!
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靱公園の近くのサンドイッチ屋さん。
と言う内容に惹かれて手に取りました(関西人なので)ご飯よりパンが好きで、特にサンドイッチは自分でもよく作って食べるのでどんどん読み進めました^ - ^
最近はオシャレな映えるサンドイッチも多くて、もちろんそれも美味しいんですけど、昔ながらのたまごサンドやハムサンドが登場するとほっこりします。
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ある出来事がきっかけで食べれなくなったもの、あの味が恋しいけど今はもう食べられないもの、、など。そんなお客さまの悲しい思い出を変えるために、店主の笹子さんは思い出の食べ物を使って、その人に合ったサンドイッチを作ってくれます。
本文より
「よく知ってる料理だからこそ、サンドイッチになってると食べたくならない?知らない食べ物より、なんだかわくわくすると思うの。親しんだ食べ物が、とびきりよそ行きに、おしゃれしたように見えるでしょう?」
美味しそうなサンドイッチが次々出てくるので、とってもお腹が空きます。そして何より、どのエピソードも感動するのでウルウルしながら、読みました。登場人物は、みんな個性派ですが、ほのぼのしてて、やり取りが楽しそうで、仲間に入りたくなります。
「思い出のとき修理します」シリーズが大好きだったので、久しぶりに谷瑞恵さんの作品を読んで、過去と今を繋ぐ感じとか、思い出をテーマにされる感じがやっぱり良いなと思いました。
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サンドイッチ好きなので読みたかった本。
少し切なくて、でも最後はサンドイッチのように、ふんわりと心温まる作品だった。
4つ目の「はんぶんこ」がよかった。
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ほっこりとして穏やかなお話。
ひとつひとつ、想いを込めて作られたサンドイッチたち。
近くにあったら常連になる気持ちわかる。
お客さんの思い出から新たなメニュー作ってくれるのもいいな。
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サンドイッチ、食べたくなる!
読みやすくて、ほのぼのする物語。家族を思いやる人たちの温かさがどの話にも散らばっていて、生きてくことっていいなと思わせてくれます。
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うん、好きですこの話(*´ω`*)
サンドイッチをキーワードに紡がれる人間ドラマ…コレの前に読んだ『スーツケースの半分は』は割と重めのエピソードも有ったのですが、それに比べて各話とも気楽にサクサク読めました\(^o^)/
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一人一人のお客さんに寄り添ってサンドイッチを作る、あったかーい物語。
出てくるサンドイッチが全部美味しそうで、久々にサンドイッチを作った。トーストに挟んだだけなのに、美味しい〜〜っっ
もうすぐお花見の季節。サンドイッチを作ってお花見したいなあ〜(*^^*)あとパン屋さんにもひさびさに行きたくなった!あのパン屋さんのいい匂いをまた嗅ぎたい( ´ ▽ ` )
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シリーズ1作目。
姉妹で営むサンドイッチのお店。お客さんの要望に応えたり、思い出の味を再現したり。おいしそうだし、サンドイッチブームの私にはとてもよかった。
谷先生は色んなシリーズが進行しているので、他のシリーズも進めてほしいものだが、タイミングとかいろいろあるだろうし、気長に書いてくれたらうれしいな。
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ほっこりという言葉がぴったりはまる素敵な物語でした。
とにかく美味しそうなサンドイッチの数々!思い出の味ってあるよなあと思い出させてくれますし、しっかり者やひょうきん者など惹かれる登場人物たちもたくさん出てきます。淡々としていつつ飽きることがありません。
とにかく美味しそうな笹子さんのサンドイッチ、靱公園に食べに行きたい。。
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サンドイッチの専門店『ピクニック・バスケット』は、大阪の靭公園にある手作りサンドイッチ店。
姉の笹子が3年前に始めた店を、妹の蕗子が手伝うようになった。
お客さんの思い出の具材をはさんで再現してくれたり、けんかしてしまった友人との仲直りのきっかけになったり、笹子の作るサンドイッチは、どれもふんわりと優しくて美味しそう。
靭公園や天満の商店街といった大阪の実在する場所が出てくるけど、常連客の小野寺さんもパン職人の川端さんもほんわかした雰囲気で、おっとりした姉の笹子と明るくしっかりものの蕗子と、この先恋に発展したりするのかなぁ。
思いやりに溢れた、とっても優しい姉妹の物語です。
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サンドイッチという食べ物だけで
こんなに深いお話が作れるのは凄いなあ。
そして何より、この作者さんが
サンドイッチの事をとても好きで
描いてるんじゃないかなとも思った。
笹子さんの周りにいる人たちが
サンドイッチ店を営むのに必要不可欠で
来るお客さんからメニューを考案していく
という関係性がいいなあと思った。
こんな具がいいんだよねえという
お客さんに対して
作ってみましょかと言ってくれる
そんなサンドイッチ屋さんが
家のそばにあったらいつも通っちゃうなあ
普段のおかずをサンドイッチにするだけで
特別になるでしょ?という
考え方が素敵だなと思ったし
サンドイッチを愛してないと
そういう考えにはならないよなあ
サンドイッチから始まるこの話は
とてもとてもあたたかい気持ちにさせてくれました
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サンドイッチは不思議だ。ふだんの味がちょっとよそ行きになる。外へ持ち出して親しい人と分け合って食べたくなる。
たまごサンドが食べたくなる話だった
「ピクニック・バスケット」が近くにあったら通いたくなると思う。
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玉子焼のサンドイッチ、私もたまたまこれに当たってびっくりしてなんかうーんて思った経験あり。美味しいけど私の求めていたものと違う、と。慣れ親しんだ料理もサンドイッチになるとまた違ったものになる。この本に出てきたサンドイッチみんな美味しそう。
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パンのようにふんわりした、ほっこりする本です。
笹ちゃんが作るサンドイッチが、誰かの思い出を優しく包み込み、また新しい思い出に変えていく。
そんな優しい物語です。登場人物も表情豊かで、それぞれの思いを抱えています。順番にひとりひとりに焦点をあてて、サンドイッチを混じえて物語が進んできいます。読んだあとはサンドイッチが食べたくなりますよ。
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【あらすじ】
靭公園で小さなサンドイッチ専門店〈ピクニック・バスケット〉を姉妹で営む笹子と蕗子。
お店にやって来るお客様のちょっとした変化や悩みを抱えている様子を見ると放っておけない姉妹が織りなす人間模様を描いた連作集。
【感想】
書店で見かけて購入したのが本シリーズの3冊目でした。
1、2冊目は在庫切れのようで、電子書籍で購入したのですが、初めて読む作者さんだと思っていたら、以前に読んでいた『思い出のとき修理します』の作者さんでした。
お店を訪れるお客様や定連さんたちとの交流を描いていて、ほっこりします。
欲を言えば、登場するサンドイッチの紹介がもう少し詳しく書かれていたら、もっと嬉しかったかな。
次も楽しみです。
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馴染みのある料理や思い出をパンにはさむと新しい料理になる。今まで考えたこともなかったサンドイッチの魅力を描きながら、ほのぼのとした優しい雰囲気に癒された♡
一点、〖タマゴサンドが大きらい〗の中盤から後半にかけての某女性二人との会話を読んでた時に、「これはどっちの女性の発言なんだ?」っていうのが分かりづらくてちょっと混乱したかな。他はとてもほのぼの読めました✩.*˚笹ちゃんは絶対もてるし可愛い!基本的にみんな小野寺さんに辛辣でちょっと笑っちゃったw
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思い出のおかずがサンドイッチになるとちょっと違った視点で向き合わせてくれる、個人的には「え〜そうかなぁ?」という感じで現実感が乏しいけど、物語としては実際効果を発揮しているから読む分には面白かった。
おかずがサンドイッチになってるような変わり種を食べてないから想像出来ないのかもしれない。
それかパンが普通だから?なんの変哲もない食パンにおかず挟んでもおかず味のサンドイッチやんとしか想像できない悲しみ。
笹子と蕗子の姉妹は二人で一緒にやってるのがバランスいいんだろうなぁと思う。
笹子だけだとイラッとする事があるかもしれないし、蕗子だけだと面白みに欠ける気もする。
続編あるようなので、次は男性陣との関係にでも変化があるんだろうかと予想しながら読むことにする!
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『おそろいの黄色いリボン』が好き。
先に『ふれあいサンドイッチ』を読んでいたので、小野寺さんのコロッケサンド好きの理由も分かったし、笹ちゃんと蕗ちゃんの関係も深く知れて良かった。
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店を訪れるお客さんが抱えるものを、会話から引き出しサンドイッチにして癒したり新たな一歩を踏み出すきっかけを与えたりする不思議なサンドイッチ屋さん。ほっこりするお話の数々で、読み終わったら優しい気持ちになれました。
こんなサンドイッチ屋さんが近くにあったらいいなぁ。
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あまり興味がない人というか、むしろ、苦手に近い人のことを急に気になり出すことってあるよね〜笑笑
女子あるあるかな〜!!!
それにしても、作中に出てくる、たまごサンドが美味しそうですぐ自分で作っちゃうあたり。。。
これだから、美味しそうな小説読むと、食欲が高まり、ダイエットが明日からになるんだわ!笑笑
Posted by ブクログ
食べ物ってその人の思い出なんだなと思いました。思えば私も今は亡き祖母の作ったカレーやとんかつ…味はもう10数年前の事ですから忘れましたが、私にも料理の思い出があったなと思い出させてくれた本でした。
卵焼きのサンドイッチ聞いたことなかったので、あったら食べてみたいです。
とても心が暖まるお話しでした。