ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 告白

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    本編を通して、ずっと気持ち悪さがつきまとう作品。何年振りかに読み直したが、やっぱり感想は当時と変わらず。なのに、一気読みしてしまうくらい、登場人物の心情を丁寧に描写し、惹きつけられてしまう魅力を備えた作品だった。

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    2026年08月14日
  • 宙わたる教室

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    75歳女性の読書友達の方から孫に読んでほしい本と言って紹介されて読んだ。

    科学は一部のエリートだけのものではなく、ただ純粋に知を追求して学ぶことの魅力に気付いた人すべてに開かれているべきだという藤竹先生の静かだが揺るぎない信念に触れて何度も涙ぐみそうになった。

    そこには年齢も性別も境遇も関係なく、ただ知りたい、学びたいという意欲を大歓迎する、上から目線ではなく一緒になって学ぼうとする、そんな先生に出逢えたこの定時制の学生は嬉しかっただろうなと思う。

    本当はもっと学びたかった、学校に行きたかった、そん ないろんな思いを抱えてきた定時制の学生の一人一人のエピソードが涙ぐましい。集団就職のおじ

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    2026年08月14日
  • 一次元の挿し木

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    ストーリー展開から伏線の回収まで、とても綺麗!モヤモヤ感があるのに読みやすいし、最後も良い。久々に読み応えのある本に出会えた感覚。

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    2026年08月14日
  • 三国志 五の巻 八魁の星(新装版)

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    五巻。袁紹の死、跡目争い、劉備&徐庶。
    軍門(曹操 vs 袁紹、程昱 十面埋伏の計)
    勇者の寄る辺(張飛、董薫、招揺氏、張飛 vs 張衛)
    生者と死者(袁紹の死、伊籍、徐庶、劉備 vs 曹仁、八門金鎖の陣)
    制圧の道(袁家跡目争い、張衛、黒山 張燕)
    戦のみにあらず(張燕降伏、洪紀、成玄固、太史慈の死)

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    2026年08月14日
  • GOAT Summer 2026

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    本当に毎回ありがとうございます、の気持ち。
    今回は裏テーマに「ホラー」があるのでは?と思うくらい、少しホラーみのある作品が多かった。

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    2026年08月14日
  • 奇面館の殺人(下)

    購入済み

    十角館から始まってようやく奇面館まで辿り着きました。ついにわたしも館シリーズ10作品目の刊行を待つひとになりました。
    奇妙な集いの奇妙な前提が最後に明かされましたが、「してやられた感」はなくすんなり飲みこめました。

    #ドキドキハラハラ

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    2026年08月14日
  • 看守の流儀

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    ちょこちょこ読み出して,昨日ロンドン行き帰りの電車で最後まで一気読み.1話1話の中でも反転があっておしろいけれど,最後に,全話を通しての面白い伏線回収が待っていて...1話1話の最初にあるプリズンダイアリーの意味も繋がる.一人一人の人間も丁寧に描かれていたし,大満足の一冊でした.

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    2026年08月14日
  • タイム・アフター・タイム

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    何だこの小説は。めちゃめちゃ最高じゃないか。何なんだ、この青すぎて濃厚な青春は。大なり小なり誰にでもある青春の思い出に重ね、自身の青い時代も思い出す。そして誰しもが若き日の経験を経て今に至る。好きになればなるほど、一緒にいればいるほど、自分たちの居場所がなくなっていく。実にうまい表現だなぁと思った。それでも思う、当時その子を好きになって本当に良かったと。

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    2026年08月14日
  • 鹿の王 4

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    ネタバレ

    家族や民族、故郷、愛する人への気持ちが美しい文章で綴られていて、じんわりと胸があたたかくなりました。
    病と向き合うこととは…ということを考えさせられ、国家、民族間の複雑な駆け引きやミステリー描写も面白かったですが…
    私は、登場人物が親しい人を思う心、あたたかな感情が感じ取れるシーンがとても好きでした。

    サエさんとヴァン、ユナちゃんのその後が読みたい…と思いましたが、きっと3人は私が心配するまでもなく日々それぞれの日常を懸命に生きているのでしょう。それを想像させれくれる終わり方も私はよかったと思います。

    個人的に、ヴァンとホッサルが最初に出会ったとき、ヴァンの言葉にホッサルが胸を打たれたこと

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    2026年08月14日
  • とんこつQ&A

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    面白かった。さくっと読めて、ぞわっと手軽に不気味さ、おかしさを摂取できる作品。
    ホラーではないけど、おかしな日常。
    普通の日々と、おかしな日常がグラデーションで繋がって、あれ?という違和感を感じたらそこでお話が終わる……というモヤモヤの残る短編集だった。

    特に表題作は意味不明すぎて、こわい……
    どういうこと?普通の人だよね?どういうこと?と思っていたら、最後の会話。
    「」じゃなくて、『』なのが不気味すぎて…

    『冷たい大根の煮物』はなんかちょっと切なくなった。

    今村さん、こういう「なんとなく不気味で、ちょっと違和感のある作品」を描くのが上手な印象。

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    2026年08月14日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    いやぁーほんとに面白かった!
    時代物でこんなに読みやすくエンターテイメントな小説は初めてかも。
    これは絵になる!
    映画化したくなるのも頷ける。
    映画観てないけど観たかったな。
    舞台化も観たい!

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    2026年08月14日
  • 坂の途中 おいしいコーヒーのいれ方 VII

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    勝利のモヤモヤ回。マスターに激しく同意しました。
    読んでて少ししんどいかも??次回は楽しくすらーっと読めるといいな。

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    2026年08月14日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    ネタバレ


    とうとう読み終わってしまった。映画から入って小説買って今の今まで楽しみにしていたプロヘメ…!

    映画と原作は結構違いがありましたね、違いというか結末までの流れが小説の方が丁寧に書かれてますね。いやね、あの太さの小説を2時間半に凝縮して且つ小説以上の盛り上げ所を作った映画は超すごいと思いますよ!映画美の追求です。でも小説だって負けないです!映画版だと「あれ?これはいいのかい?」みたいなとこが小説だと丁寧に矛盾なく書かれてた印象です。
    映画を観た人はぜひ読んで欲しいです。観てない人もぜひ読んでそこから映画を観て欲しいです。


    以下ネタバレ含む感想です。
    映画だとハッキリ描かれない心情なんかが小

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    2026年08月13日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    若いピアニストのコンテストが題材で、事前知識もさほど無かったが、すんなりと読めた。いろんな天才がせめぎ合う世界でそれぞれの悲喜交々に惹きつけられた。音楽って素晴らしい、若者の一生懸命さも素晴らしいと心温まる作品。

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    2026年08月13日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    下巻の後に上巻の感想を書く暴挙です。

    地球を巻き込む話なのに主人公はとっくに宇宙に放り出されているため、あくまで主人公視点で物語が明確になっていく、こんな面白い書き方をできるのはこの作者だけなんじゃないかと思います。

    先に映画見てるんで結末も全部わかってるんですけど、それでもワクワクするんですよね、ちょっとミステリー要素も混ざってるのかな、謎を追求していく、そしてテンポよく答え合わせがされる点もスッキリします。

    あとロッキーが小説版の方がクールです。映画のロッキーも可愛くて好きですがこっちの方が頼れる天才エンジニアっぽくて良いですね

    ストレスフリーに読み進められます。映画と違う点もちょ

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    2026年08月13日
  • 夏帆―The Tale of KAHO―

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    ネタバレ

    一章までの感想:
    夏帆→これまで恵まれてきたと言いたいような記載だけど、普通に物語開始時点で26歳にして絵本で身を立ててるからヤバいんだよな
    佐原→キモすぎる。最悪。頭いいだけの馬鹿は社会に出てくるな。東京のキモい高学歴高収入低身長イケメンの最悪詰め合わせセット。言ってることもありがちだし、つまんないから消えてくれていいですよ
    町田さん→上の二人を引き合わせたのどうかしてる、っていうか編集者ならちゃんと佐原を見抜けよ

    二章までの感想:
    おっ、面白くなってきたんじゃない?
    アリクイの言われるがままに引っ越すし密輸するし人(の形をしたもの)を殺すし。おかしいはずなのに、なぜだかそうしてしまうの分

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    2026年08月13日
  • 楽園

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    夕木先生は、動機、必然性、そう言った部分を非常に重視する作家さんだなと思う。こうせざるを得ないよね、というところの論理の作り込みがすごいので、トンデモ設定なのに気づけば「まあ殺すしかないか…」と納得(?)してしまう。 「あの人が犯人だろうけど、、、でもそこまでするか?」という違和感と共に読みすすめていくのだが、最後は正にそうせざるを得なかった理由がパズルのようにピタリとハマる。(方舟の時と同じ!) すっかりファンです

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    2026年08月13日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    面白いという言葉が正しいのかはわからないけれど、私にとっては強烈に心に刺さる一冊でした。

    自分自身で気がついていながら、事実を自分の都合の良いようにねじ曲げたり、見えないふりをしている事象を、驚くほど華麗に言語化し、内側に持っている膿を気持ちが良いほどに外に出された気分になります。

    4つのお話に出てくる出来事は犯罪なのかと問われれば犯罪ではないし、そこまで怖い思いをしなければならないほど酷いことをしたのか?と言われれば違うかもしれない。

    しかし、誰しも同じように無自覚、もしくは無自覚のフリをして他者を傷つけていないか?また逆に傷ついた経験から心にシコリを抱えていないか?

    よく考えてみる

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    2026年08月13日
  • ハウスメイド

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    面白い!!!翻訳物はちょっと苦手なんだけど、これは文章にクセがなくて読みやすかった!!
    ドキドキしたよー
    ひとつ失敗したのは、なぜかハウスメイド2と合わせて上下巻だと思いこんでいたので、まだまだ話が続くものだと思っていたらふと終わって肩透かしをくらったこと。

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    2026年08月13日
  • 瞬きすら許さない

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    ネタバレ

    刑事とAIのコンビものミステリー。
    刑事であるキャットは、AIの判断により夫を亡くしており、AIの研究者であるオコネド教授は、警察の人種差別による偏見で兄が有罪判決とされた過去を持つ。
    そんな相反する2人が協力して事件を解決していくこととなる。
    現代では一般人でもAIを利用する世の中だが、人間の感情や直感とAIによる論理的な判断のどちらが正しいということではなく、状況適合的な判断で付き合っていく必要があると感じた。
    最後には、AIであるロックも人間味が出てきていて、続編が楽しみだ。

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    2026年08月13日