小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
母性というタイトルの通り、母親が思う娘への思いと娘が思う母への想いが描かれる。この本には主に母親と娘の2人の視点で物語が進む。その描写方法だからこそ2人の人間がそれぞれ感じ合うことは全く違っているし、親子のすれ違いがはっきりとわかるような物語になっている。
世の中の女の人には娘か、母かの2種類の女の人しかいないという言葉がでてくるが、そのまんまの意味というわけではなく、側から見たら親子でも母親は誰かの娘であるということである。母親になっても娘な女の人もいる。その典型的な例がこの本に出てくる母である。
母は思い通り育ってくれない娘に対して負の感情を募らせているが、私は共感できなかった。
母は -
Posted by ブクログ
ネタバレ新年最初の本として、タイトルのイメージから選んだ。
読み始める前には全く想像できなかった展開と余韻がここにあった。
何という衝撃だろう。
帯「フィクションとノンフィクション、2つの物語がつながったとに見える景色とは」とは、どういうことなのか。
あらすじから「宗教二世による襲撃事件」の話のはずなのに、「星を守りたかっただけ」という言葉に結び付く理由は??と。
暁闇=容疑者による手記
その罪は許されない。
けれど、奪われたもの、憎しみ、絶望を感じつつ、なぜその道を選ばなければいけなかったのか、遺された者が人生を捨てる必要はなかったはずだと憐れみを感じ、寄せられる辛辣なコメントに怒りを覚えるこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ有名な犯罪小説8作(赤い館の秘密、殺意、ABC殺人事件、殺人保険、見知らぬ乗客、溺殺者、死の罠、シークレット・ヒストリー)になぞらえて、殺人が繰り広げられていくお話です。
直近で読んだ作者の他の作品、「9人はなぜ殺される」が面白かったものの若干もやもやが残ったのでこれはどうかなぁと思いつつ読んだところ、こちらは完全に私好みでした!
やっぱり犯人と被害者との間に強い動機がある方が読みごたえがあると言いますか。「9人…」は逆恨み系の話だったので、面白かったけど動機が薄いなぁと思ってしまったんですよね。
※ここから盛大なネタバレ含みます※
もちろん「ABC殺人事件」が登場するので -
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ネタバレ戦国大名や幕末の志士を主人公にした小説が目立つなかで、司馬遼太郎にしてはめずらしく、民間人である廻船商人・高田屋嘉兵衛を主人公にした長篇小説。この高田屋嘉兵衛という人物については、わたし自身はゴローニン事件の一方の当事者として、日本史ですこしだけ習った記憶があったが、ラクスマンやレザノフといった海禁政策下におけるほかの来航者と、それに対して幕府がどのような対応を行ったかという一聯の流れのなかで教わるため、個個の案件や人物については詳しくは知らない人が多いのではないであろうか。わたしもほとんど名前だけしか知らない状態で読み始めたが、この嘉兵衛という人物がじつに魅力的で、なぜいままでもっとよく知ら
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ネタバレ戦国大名や幕末の志士を主人公にした小説が目立つなかで、司馬遼太郎にしてはめずらしく、民間人である廻船商人・高田屋嘉兵衛を主人公にした長篇小説。この高田屋嘉兵衛という人物については、わたし自身はゴローニン事件の一方の当事者として、日本史ですこしだけ習った記憶があったが、ラクスマンやレザノフといった海禁政策下におけるほかの来航者と、それに対して幕府がどのような対応を行ったかという一聯の流れのなかで教わるため、個個の案件や人物については詳しくは知らない人が多いのではないであろうか。わたしもほとんど名前だけしか知らない状態で読み始めたが、この嘉兵衛という人物がじつに魅力的で、なぜいままでもっとよく知ら
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ネタバレ戦国大名や幕末の志士を主人公にした小説が目立つなかで、司馬遼太郎にしてはめずらしく、民間人である廻船商人・高田屋嘉兵衛を主人公にした長篇小説。この高田屋嘉兵衛という人物については、わたし自身はゴローニン事件の一方の当事者として、日本史ですこしだけ習った記憶があったが、ラクスマンやレザノフといった海禁政策下におけるほかの来航者と、それに対して幕府がどのような対応を行ったかという一聯の流れのなかで教わるため、個個の案件や人物については詳しくは知らない人が多いのではないであろうか。わたしもほとんど名前だけしか知らない状態で読み始めたが、この嘉兵衛という人物がじつに魅力的で、なぜいままでもっとよく知ら
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ネタバレ戦国大名や幕末の志士を主人公にした小説が目立つなかで、司馬遼太郎にしてはめずらしく、民間人である廻船商人・高田屋嘉兵衛を主人公にした長篇小説。この高田屋嘉兵衛という人物については、わたし自身はゴローニン事件の一方の当事者として、日本史ですこしだけ習った記憶があったが、ラクスマンやレザノフといった海禁政策下におけるほかの来航者と、それに対して幕府がどのような対応を行ったかという一聯の流れのなかで教わるため、個個の案件や人物については詳しくは知らない人が多いのではないであろうか。わたしもほとんど名前だけしか知らない状態で読み始めたが、この嘉兵衛という人物がじつに魅力的で、なぜいままでもっとよく知ら
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ネタバレ戦国大名や幕末の志士を主人公にした小説が目立つなかで、司馬遼太郎にしてはめずらしく、民間人である廻船商人・高田屋嘉兵衛を主人公にした長篇小説。この高田屋嘉兵衛という人物については、わたし自身はゴローニン事件の一方の当事者として、日本史ですこしだけ習った記憶があったが、ラクスマンやレザノフといった海禁政策下におけるほかの来航者と、それに対して幕府がどのような対応を行ったかという一聯の流れのなかで教わるため、個個の案件や人物については詳しくは知らない人が多いのではないであろうか。わたしもほとんど名前だけしか知らない状態で読み始めたが、この嘉兵衛という人物がじつに魅力的で、なぜいままでもっとよく知ら
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ネタバレ戦国大名や幕末の志士を主人公にした小説が目立つなかで、司馬遼太郎にしてはめずらしく、民間人である廻船商人・高田屋嘉兵衛を主人公にした長篇小説。この高田屋嘉兵衛という人物については、わたし自身はゴローニン事件の一方の当事者として、日本史ですこしだけ習った記憶があったが、ラクスマンやレザノフといった海禁政策下におけるほかの来航者と、それに対して幕府がどのような対応を行ったかという一聯の流れのなかで教わるため、個個の案件や人物については詳しくは知らない人が多いのではないであろうか。わたしもほとんど名前だけしか知らない状態で読み始めたが、この嘉兵衛という人物がじつに魅力的で、なぜいままでもっとよく知ら
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Posted by ブクログ
正月早々、深夜までやめられず一気読み。
最近で一番夢中になって読んだ!とリアルの友人からも聞いていたけれど、本当にすごかった…!
あと2週間後くらいに直木賞発表だから、今読むとめちゃめちゃリアルに感じる!
内容は帯の通りなのだけど、いわゆる文壇エンタメ小説。文芸界隈をめちゃめちゃリアルに描きつつ、出版社や作家のモデルがわかりやすくて、もちろんそこも楽しめるポイント。
でもこの本のテーマは承認欲求との向き合い方。
作家の天羽カインだけじゃなくて、周囲の編集者や新人作家にもそれぞれの承認欲求があって、飲みこまれて破滅していく人もいる…
人間関係が怖くもなった。おすすめ。 -
Posted by ブクログ
大好きな湊かなえさんの新刊!
こちらも待ってましたー‹‹⸜(*ˊᵕˋ* )⸝››‹⸜( *)⸝›‹‹⸜( *ˊᵕˋ*)⸝››
湊さんが、「これまでの作品のなかで、一番好きな作品になった」と仰っていたこともあり、読む前から期待値爆上がりでした!
フィクションとノンフィクション。
2つの物語がつながった時、見える景色とは…?
構成が独特。
なぜこの構成なのか…読後に改めて考えてみると、この構成にも湊さんの思いが込められていそうですね。(ネタバレになりそうで、詳しくは書けないですが)
読み始めて、あの事件を想起させる内容でめちゃくちゃ驚いた。
序盤は内容が内容なだけに、読みづ