小説・文芸の高評価レビュー
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75歳女性の読書友達の方から孫に読んでほしい本と言って紹介されて読んだ。
科学は一部のエリートだけのものではなく、ただ純粋に知を追求して学ぶことの魅力に気付いた人すべてに開かれているべきだという藤竹先生の静かだが揺るぎない信念に触れて何度も涙ぐみそうになった。
そこには年齢も性別も境遇も関係なく、ただ知りたい、学びたいという意欲を大歓迎する、上から目線ではなく一緒になって学ぼうとする、そんな先生に出逢えたこの定時制の学生は嬉しかっただろうなと思う。
本当はもっと学びたかった、学校に行きたかった、そん ないろんな思いを抱えてきた定時制の学生の一人一人のエピソードが涙ぐましい。集団就職のおじ -
Posted by ブクログ
ネタバレ家族や民族、故郷、愛する人への気持ちが美しい文章で綴られていて、じんわりと胸があたたかくなりました。
病と向き合うこととは…ということを考えさせられ、国家、民族間の複雑な駆け引きやミステリー描写も面白かったですが…
私は、登場人物が親しい人を思う心、あたたかな感情が感じ取れるシーンがとても好きでした。
サエさんとヴァン、ユナちゃんのその後が読みたい…と思いましたが、きっと3人は私が心配するまでもなく日々それぞれの日常を懸命に生きているのでしょう。それを想像させれくれる終わり方も私はよかったと思います。
個人的に、ヴァンとホッサルが最初に出会ったとき、ヴァンの言葉にホッサルが胸を打たれたこと -
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面白かった。さくっと読めて、ぞわっと手軽に不気味さ、おかしさを摂取できる作品。
ホラーではないけど、おかしな日常。
普通の日々と、おかしな日常がグラデーションで繋がって、あれ?という違和感を感じたらそこでお話が終わる……というモヤモヤの残る短編集だった。
特に表題作は意味不明すぎて、こわい……
どういうこと?普通の人だよね?どういうこと?と思っていたら、最後の会話。
「」じゃなくて、『』なのが不気味すぎて…
『冷たい大根の煮物』はなんかちょっと切なくなった。
今村さん、こういう「なんとなく不気味で、ちょっと違和感のある作品」を描くのが上手な印象。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
とうとう読み終わってしまった。映画から入って小説買って今の今まで楽しみにしていたプロヘメ…!
映画と原作は結構違いがありましたね、違いというか結末までの流れが小説の方が丁寧に書かれてますね。いやね、あの太さの小説を2時間半に凝縮して且つ小説以上の盛り上げ所を作った映画は超すごいと思いますよ!映画美の追求です。でも小説だって負けないです!映画版だと「あれ?これはいいのかい?」みたいなとこが小説だと丁寧に矛盾なく書かれてた印象です。
映画を観た人はぜひ読んで欲しいです。観てない人もぜひ読んでそこから映画を観て欲しいです。
以下ネタバレ含む感想です。
映画だとハッキリ描かれない心情なんかが小 -
Posted by ブクログ
下巻の後に上巻の感想を書く暴挙です。
地球を巻き込む話なのに主人公はとっくに宇宙に放り出されているため、あくまで主人公視点で物語が明確になっていく、こんな面白い書き方をできるのはこの作者だけなんじゃないかと思います。
先に映画見てるんで結末も全部わかってるんですけど、それでもワクワクするんですよね、ちょっとミステリー要素も混ざってるのかな、謎を追求していく、そしてテンポよく答え合わせがされる点もスッキリします。
あとロッキーが小説版の方がクールです。映画のロッキーも可愛くて好きですがこっちの方が頼れる天才エンジニアっぽくて良いですね
ストレスフリーに読み進められます。映画と違う点もちょ -
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ネタバレ一章までの感想:
夏帆→これまで恵まれてきたと言いたいような記載だけど、普通に物語開始時点で26歳にして絵本で身を立ててるからヤバいんだよな
佐原→キモすぎる。最悪。頭いいだけの馬鹿は社会に出てくるな。東京のキモい高学歴高収入低身長イケメンの最悪詰め合わせセット。言ってることもありがちだし、つまんないから消えてくれていいですよ
町田さん→上の二人を引き合わせたのどうかしてる、っていうか編集者ならちゃんと佐原を見抜けよ
二章までの感想:
おっ、面白くなってきたんじゃない?
アリクイの言われるがままに引っ越すし密輸するし人(の形をしたもの)を殺すし。おかしいはずなのに、なぜだかそうしてしまうの分 -
Posted by ブクログ
面白いという言葉が正しいのかはわからないけれど、私にとっては強烈に心に刺さる一冊でした。
自分自身で気がついていながら、事実を自分の都合の良いようにねじ曲げたり、見えないふりをしている事象を、驚くほど華麗に言語化し、内側に持っている膿を気持ちが良いほどに外に出された気分になります。
4つのお話に出てくる出来事は犯罪なのかと問われれば犯罪ではないし、そこまで怖い思いをしなければならないほど酷いことをしたのか?と言われれば違うかもしれない。
しかし、誰しも同じように無自覚、もしくは無自覚のフリをして他者を傷つけていないか?また逆に傷ついた経験から心にシコリを抱えていないか?
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