ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 愛には少し足りない

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    ネタバレ

    タイトルに全てが繋がった

    結婚してる身としては正直共感がたくさんあった…
    麻紗子の死は本当にびっくりしたが麻紗子の生きた方ってかっこいいと思う自分さえいた

    優子と卓之には正直引いた
    早映は結婚前に沢山自ら選びベッドに男と入ったがそれによって得るものと代償がまさかですごかった

    一気に読んでしまった

    早映にとっての幸せってなんなんだろう
    結婚したがこの先またポワゾンに行ってしまうのではないかとソワソワした
    ポワゾンではなくても夫婦生活で辛いとき現実逃避してしまうのではないかと思った

    人は二重人格

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    2025年12月10日
  • 凍りのくじら

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    audible⭐︎
    一気に聴いちゃいました!
    今は余韻に浸ってます…付箋回収中…
    涙あり、友情、恋愛、親子。最後はホラー?
    とにかく物語が盛り沢山でもう一度読みたくなる!
    子供がドラえもん大好きで、一緒に全部の映画を観たことも思い出した♡
    何年も前に出版した本とは思えない!

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    2025年12月10日
  • 消えない月

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    普通の恋愛、誰もが経験するような出会い。と思いきや、どんどん展開していく。静かに、不気味に。いつのまにこうなった?と叫びたくなるほど、気づいたらとても怖いことに。これは誰もがありうることでは?この作家さんの心理描写がわかりやすくて読みやすくてよかった。この本で初めて知った作家さんだけど別の作品も読みたい。

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    2025年12月10日
  • 地上の楽園

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    帰還事業は、国家承認の拉致事件だったんですね。朝鮮は怖い国なのですね。とても、読むのがつらい物語でした。こんなにひどい国が存在するのでしょうか?フイックションとは言え、かなり現実に近いものでしょう?抑圧された人民は、なぜ、反旗を翻さないのでしょうか?なぜ、金王朝は3世代も続くのですか?本当の朝鮮の暮らしが知りたいものです。でも、地上の楽園でないことだけは間違いないようですね。

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    2025年12月10日
  • エモい言葉の日常

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    20代の頃の恋愛を思い出しながら。
    好き。が溢れ出た瞬間、どれだけあったかな。

    「彼氏さん!〇〇が飲みすぎて家に帰れないので迎えにきてください!」って知らない人から電話がかかってきた。気がついたら着替えて靴履いて駅に向かってた。いざ迎えに行ったら意外とケロッとしてて。でも喋るたびにウイスキーの香りがして、「いや、どんだけ飲んだんや」って。懐かしい。
    次の日、全力で謝罪してくるのも愛おしかったり。

    うわあ、いいなあ20代。羨ましい。

    「また会える?」ってめちゃくちゃいい。
    この世から言葉が失われるとしても、この言葉だけは残してほしい。

    LINEが普及して、自分の言葉を、体温を乗せて、人に

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    2025年12月10日
  • 正欲(新潮文庫)

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    多様性ってなんだろう。正しいってなんだろう。
    悶々としながら読んでました。

    私には少し重く、読むことにすごく時間がかかったけどとても面白かったです。

    けれどあまりに自分の中で複雑な気持ちが溢れてしまって終盤は泣きながら読んでました。

    私の中で正解はまだ見つかってないけど、
    視野が少しだけ広がった気がします。

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    2025年12月10日
  • 文身

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    読み返しても結局どれが真実でどれが虚構かわからない。
    こんなどんでん返しをくらえたことを心地よくさえ思う。

    人の感情のの泥臭い暗い部分を存分に描き切った佳作。

    この作品が映画化するなら日本アカデミー賞で何部門も受賞するような歴史的な作品になること間違いないのではと思うけど、今の俳優さんで庸一を演じることができる人がいるのかどうか。でもそうなるといいなと思う。

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    2025年12月10日
  • 能面検事の死闘

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    南海電鉄岸和田駅で無差別殺人事件が発生。
    七名を殺害した笹清政市は、自らを<無敵の人>と称する。

    数日後、大阪地検で郵送物の爆発事件が発生。
    被疑者<ロスト・ルサンチマン>は笹清の釈放を求める。

    不破俊太郎一級検事も新たな爆破に巻き込まれ。
    連続爆破事件は止められるのか。
    <ロスト・ルサンチマン>の真の目的は?

    大人気検察官シリーズ第三弾。

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    ドラマでも放送されていて、ちょっと見てしまった。
    自分の頭の中の登場人物と少し違った感じやった。

    小説では、冒頭から読んでられへん

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    2025年12月10日
  • 海辺のカフカ(上)(新潮文庫)

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    「この世界において、退屈でないものには人はすぐに飽きるし、飽きないものはだいたいにおいて退屈なものだ。そういうものなんだ。僕の人生には退屈する余裕はあっても、飽きているような余裕はない。大抵の人はその二つを区別することができない」

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    2025年12月10日
  • 神に愛されていた

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    どっ直球な本でした。
    本好きにはたまらない一冊だと思いました。
    こういうタイプの本で手元に残しておきたいと思う本は久しぶりでした。
    読み終わった後も熱を持っていて、魂が揺さぶられる感覚があります。
    読めたことが幸せでした。

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    2025年12月10日
  • 豊臣家の包丁人

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    ネタバレ

    表現は悪いけど、序盤は「信長のシェフの焼き直しか…」とガッカリしていたけど、中盤『孝行飯』から一気に深みが加速して最後は爽やかに〆られた。大河ドラマ前に読めてよかった

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    2025年12月10日
  • 塩狩峠

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    人を愛するとはどういうことか。キリストの教えを交えつつ少年時代からの信夫の心情や考えの変化が描かれる。信夫は立派で、ふじ子さんは美しくて大変癒された。人間なかなかこうなれるものではない。信仰心の強さを感じた。

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    2025年12月10日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    人を愛するとはどういうことか。キリストの教えを交えつつ少年時代からの信夫の心情や考えの変化が描かれる。信夫は立派で、ふじ子さんは美しくて大変癒された。人間なかなかこうなれるものではない。信仰心の強さを感じた。

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    2025年12月10日
  • 硝子の塔の殺人

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    知念先生の本は大好きでよく読んでいます。
    最後のどんでん返し!さすが知念先生!!!でした。
    面白かったです!

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    2025年12月10日
  • わたしの言ってること、わかりますか。

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    とあるこども新聞で「中学受験に出そうな本」として紹介されていた。おー亜和ちゃんすごい(←スーさんのSNS等の投稿で勝手に存じ上げているのに、親戚のおばさん気分の読者)と読んでみた。

    なんとなくどのエッセーが受験に出そうかわかるわ、と思いつつ、話によっては際どい話題も出てくるので、こども新聞記者よ、全部読んだのかよと思った。

    誤解がないよう言っておけば、どの話も亜和さんの選んだ言葉で綴られていて、気持ちの展開が手に取るようにわかり、おばあさんの姿形まで想像でき、しかもちゃんとオチがある、最高の短編集。私もこんな素敵に日本語を操ってみたい!と思わせてくれる。

    例えば人が投げた言葉に傷つけられ

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    2025年12月10日
  • 霊応ゲーム

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    約10年前に読んだ強烈な読書体験を思い出して再読。
    リチャードの歪んだ愛と執着心と憎悪にゾクゾクするほど惹きつけられる。
    これでもかというくらいに負の連鎖が続いて読後感は悪いのに夢中になってしまった。
    パブリックスクールという単語に惹かれる方はぜひ読んでほしい。

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    2025年12月10日
  • 文学は何の役に立つのか?

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    ぶっちゃけ、難しかった。ふわっと読めるような本ではなかった。わかりやすい、でも結局色々理解はしたけど、それといった結果には辿り着けなかった。ふわぁっとした概念(?)が生まれた(?)
    面白かった…。

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    2025年12月10日
  • 暁星

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    大感動

    最近この手の、物語を視点を変えて語り直す手法の小説を何作か読んだけど、本作はとりわけ良かった

    後半の『金星』の言葉遣いが好みだった

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    2025年12月10日
  • 侵略日記

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    両国の歴史問題を少し勉強してから読むと理解しやすいのかなと思いました。
    戦争は人の命だけではなく、人類社会とは全く関係のない動物へも被害が出てる事に気づきました。

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    2025年12月10日
  • 暁星

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    ネタバレ

    オーディブルにて。

    湊かなえさんにしてはという言い方は良くないが、救いのあるような綺麗な話。それこそ、闇の中の星、のような。
    そしてどうしてもあの事件と結びつけて考えてしまうのだが、山上被告にも星があったのか、救いがあってほしい、と思う。
    自分でコントロールできない運命って辛いし、親子の縁なんて切りたくても切りきれないと思う。
    こういう話が辛くて刺さる。

    ※最後に読むべき終章が途中にあるため注意

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    2025年12月10日