ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 光と糸

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    「世界はは何故これほど暴力的で苦痛に満ちている?それと同時に、何故世界はこれほど美しいのか?」や、人間が内包する暴力性と愛のような真逆の二面性について考え続けているところが忍耐強くてすごい人だと思う。私は人間の醜い部分に絶望して己が同じ人間という生き物である事実に疲れてしまい、考えることを放棄しているから。
    考え続けた人の何かしらの結晶として生み出された作品はこんな形をしているのかと、過去に読んだ物語たちを想った。

    ハン・ガンが二十代の頃に思い浮かべていた2つの問いに胸を突かれた。
    「現在が過去を助けることはできるか?生者が死者を救うことはできるのか?」
    助けるや救うの定義が曖昧だが、直感で

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    2026年09月03日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    ひっそりと佇む夜食カフェに集う人たちの物語。それぞれ他人が知らないだけで、色々なことを抱えているし、それでも体を大切に向き合って生きていく大切さを教えてくれる本。こんなお店に行ってみたいなあと思いました^^
    続編はまだ文庫本が出ていないけど、単行本で購入しようかなと思います!

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    2026年09月03日
  • 旅屋おかえり

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    旅をしたくなる1冊。
    ただ美味しいものが食べたい、景色を見たい、色んな旅の目的はあるけれど
    この1冊を読んでからは「旅をすることで人とのつながりを生む」ことの素晴らしさを強く感じました。

    その旅先で出会う人はもちろん、「いってらっしゃい」と言ってくれる人、そして「おかえり」と言ってくれる人。
    旅って、色んな人とのつながりが生まれるんだなあと思いました。

    とにかく、涙無しには読めない。
    じんわり心が温まる1冊。
    もっとおかえりの旅物語を見たい!

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    2026年09月03日
  • 虎のたましい人魚の涙

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    日常のそういう瞬間あったなあという記憶を、鮮やかに感情豊かに過ごしている魅力的な人の文章だなと思った。彼女の人生を追体験しているような、生々しい感覚だった。わたしも日々忙しいと見逃してしまいがちな、ささやかだけどなんだか大切な気がする瞬間を覚えていたいなと思った。この本を読んでいて、少し思い出したりもした。

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    2026年09月03日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    読み終わると同時に最初の一行からおかわりしてしまうという驚異の作品。これ以上の衝撃を小説から受けたことはない。

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    2026年09月03日
  • 拷問依存症

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    依存性シリーズ4作目。
    今回もめちゃくちゃ面白かった!
    死体の損壊具合といい女性蔑視や暴力といい、胸糞悪いのに、巧みなミスリードに翻弄されて最高でした。
    これ、これからどうなっちゃうの??

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    2026年09月03日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    ネタバレ

    読み始めて、ゆとり3部作の3作目ってことに気づいたけどそのまま読んだ。肛門の話、催眠術、余興、ダンスレッスンなど全部面白くて何度も声を出して笑った。朝井リョウさん面白すぎる。

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    2026年09月03日
  • ライオンのおやつ

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    とても心温まる作品で、我慢出来ずに涙が出た。
    死という物があまり怖くなくなるように感じ、同時に今のこの毎日を大切に過ごそうと思った。

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    2026年09月03日
  • ソウルケイジ

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    多摩川土手に放置された車から、血塗れの左手首が発見される。近くの工務店には大量の血痕。しかし、肝心の遺体は見つからない。姫川玲子ら捜査一課が、死体なき殺人事件の真相を追う。

    前作『ストロベリーナイト』とは、まるで真逆と言っていいほど異なる物語だった。

    エンターテインメント性では前作の方が強いと思う。けれど、どちらが上ということではない。本作は、前作にもあった人間の内面を描く部分をさらに深く掘り下げた、重厚な人間ドラマだった。この振り幅こそが、シリーズ2作目にして姫川玲子シリーズの幅と深みを大きく広げている。

    特に考えさせられたのは、父と子、家族、そして「守る」ということ。

    誰にでも守り

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    2026年09月03日
  • ラウリ・クースクを探して

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    宮部みゆきさんが絶賛してました。読み心地はサラサラと、でも、読後、人生ってなかなか良いものだな、もう少し頑張ってみようかな、と思える作品です。読んでよかった。

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    2026年09月03日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    初のSF作品あまりにも良すぎた、、
    ロッキーとのやりとりも、もはや微笑ましくてロマンしかなかった
    地球はきっとビートルズ届くまでは飢餓や戦争やで大地獄だっただろうけど、これがハッピーエンドなんだろうな

    学生時代理系教科をフル無視して生きて来たので、科学用語が多くてイメージしづらいところは多かった(笑)映画も見てみるとだいぶ理解の助けになって良かった

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    2026年09月03日
  • 旅猫リポート

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    有川浩さんの本に求めていた温かみがここにもある。
    旅猫リポートというだけあって、思ってたより猫(ナナ)が喋る。
    それがまた、ファンタジー感があるというか、ハートフルな世界観にいいアクセントになっていて読みやすい。
    きっと小さい子から大人までハマってしまう作品だと思う。

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    2026年09月03日
  • ゾンビ回収婦

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     舞台は仮想世界、主人公はゾンビ回収婦のNPCとして振る舞うことで、仕事、人格、生きがい、そして世界そのものまで、現実世界では奪われたり得られなかったりしたものを取り戻そうとする。主人公がただひたすらゾンビの屍を拾う描写は、『コンビニ人間』を想起させる。
     グロテスクなゾンビや無機質なNPCが蔓延る仮想世界へずるずる引き込まれていく主人公の姿は、ひらがな多めで、所々格助詞の抜けたソフトな文体とは裏腹に、読んでいてゾッとするものだった。言語化するのは難しいが、良い意味での気持ち悪さに満ち溢れた作品だと思う。

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    2026年09月03日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店③ 思い出の香炉とアロマキャンドル

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    長月天音さんの作品てなんでこんなにあったかい読後感なんでしょう…
    『ほどなく、お別れです』も『キッチン常夜灯』も大好きです。
    『銀座ちぐさ百貨店』泰明小学校近くの銀座のお店で葵くんが広くなった焼き場に立つ姿が見られるといいですね。

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    2026年09月03日
  • 神都の証人

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    戦争中1943年(昭和18年)に始まり、1957年(昭和32年)、1985年(昭和60年)、2004年(平成16年)、そして2022年(令和4年)と5つの時を経て、80年前に父・谷口喜介を殺人犯として冤罪で捕らわれた一人娘・8歳の波子を主な語り手として、彼女を助けた弁護士・吾妻太一、その友人・花田勢太郎から始まる冤罪事件の再審を求める大長編ドラマ。その時に少年だった伊藤捨次郎も父・乙吉の拷問死の真相解明のため協力するが…。そしてその捨次郎が弁護士に、次に捨次郎弁護士の時代に不良少年だった本郷辰治が検事に、更に捨次郎の2人の息子・乙彦、(伊藤)太一が弁護士に、彼らの成長とともに時代を替えて、80

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    2026年09月03日
  • スターティング・オーヴァー

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    三秋さんらしいメリバ。
    元の幸せを取り戻せた訳ではないし、負け犬のままだけど別の形の幸せを知れたのかもしれない。

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    2026年09月03日
  • カフネ

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    薫子が自分と似ていて感情移入しながら読んだ。性格的な所だけでなく不妊治療をして流産した所も。私はその後に子供を産む事ができたが。
    薫子が前向きにたくましくなっていく様子に安堵した。
    薫子とせつなの掛け合いもよかった。
    斗季子が出てくると安心感がある。

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    2026年09月03日
  • 逆立ちの世の中

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    もとは1954年刊のエッセイ集。戯れ文調の15篇。
    軽薄を装いながら、当時の日本の世相に斬り込んでゆく。「暮しの手帖」の花森安治に慣れた人には、多少の違和感があるかもしれない。
    「国会へ行きましょう」「女だけの政治」「サルまねのすすめ」「高価なものと美しいものと」「教祖芸術」「無茶苦茶の茶」「無茶人のおせっかい」「芸術祭おやめなさい」……、etc。「暮し」を欠いた政治や芸術や文化に対する抵抗と批判。スタンスは「暮しの手帖」の花森となんら変わらない。
    (p.s. 当世(1954年頃)の流行りのことばとして「ギョギョ」が出てくる。あれはさかなクンのオリジナルではなかったのだ。)

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    2026年09月03日
  • 高校事変 XII

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    ネタバレ

    平成最大のテロ事件を起こした死刑囚の娘・優莉結衣が主人公のダークヒロインシリーズの第12弾。

    日本、そして世界を影で操り始めた最強最悪の優莉家・長男こと優莉架祷斗と主人公・結衣による最後の戦いを描いたお話。

    最初からフルボルテージで、これまで結衣と関わったあらゆるキャラクター達が交差しながら物語が進んでいきます。
    『高校事変Ⅷ』の時も思いましたが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のような高揚感が再びありました。しかも今回は死刑囚だった父親だけでなく、優莉チルドレンの母親にも焦点が当てられます。これが物語の伏線回収や、大波乱を引き起こすのでとても面白かったです。

    ひとまず今作で結衣が主人公

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    2026年09月03日
  • 鬼平犯科帳[決定版](一)

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    知人の薦めで読みました!

    昔の言い回しに慣れてなくて都度意味とかを調べながら読んでたけど、一つ一つの物語が短いからそんなに読むテンポも落ちずに読めました!

    こういった小説を読んだのは初めてだけど、面白くてぐいぐい読み進めてしまいました笑

    これから2巻探しに行きます

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    2026年09月03日