小説・文芸の高評価レビュー
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『アルジャーノンに花束を』を読んで、「知識がない方が幸せだったのか」「知識は人を幸せにしないのか」ということを強く考えさせられた。チャーリーは知能が高くなることで、それまで気付かなかった周囲の悪意や、自分が笑い者にされていた事実を知ってしまう。その結果、以前よりも苦しむ場面が増えたように感じた。
私自身も最近、人のSNSのストーリーをかなり非表示にしている。今は家事や育児に追われ、自分の時間も限られているため、人の楽しそうな姿や成功している様子を見ると、どうしても羨ましさや焦りを感じてしまうことがある。そう考えると、「知らなければ傷つかずに済むこともある」というチャーリーの葛藤に共感した。
た -
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あまりにも静かで言葉足らずな登場人物たちだけれど、ものすごくたくさん話をした気がする。大きな出来事なんてほんの数回しか起きなかったし、描写の一つ一つが繊細だけど発見に満ち溢れていている様が、読むほど疲れる。でも、読むほど癒される。
小川洋子さんの新作「サイレントシンガー」を読んだばかりなので、言葉や心ををチェスの一手に込められる主人公が、サイレントシンガーのあの子ともリンクする。
静かであること、言葉を尽くさないこと、言葉という枠組みで相手や世界を断じないことの尊さを、小川さんはずっと書いてるんだな。
それにしても私たちはおしゃべりすぎる。この本に出てくる人たちのように、言葉足らずだけれど -
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ネタバレ読み始めたときにエリンが結婚して子供もいるという描写にイアルの存在を感じられなくてちょっとショックだったの。
個人的にイアルが大好きで、エリンとイアルがくっつけばいいなぁ。と思っていたのに、エリンの相手について序盤は明かされてないですよね??
わたしの読み落としかなぁ…。
エリンの相手がイアルじゃないと勝手に思い込んでただけ?
でも、何故かエリンの相手はイアルじゃない。って思いながら読み進めていたら
イアルじゃーーーーん!!!!!
となりました後半です(笑)
スタンディングオベーションです。
え、マジ?ほんと?ありがとう…と天を仰ぎたかった(不審者になるのでやめたけど。)
闘蛇や王獣に関する -
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タイトルにもあるように『母という呪縛 娘という牢獄』は母に縛られ続けた約30年間の苦しみを一人抱えた娘。そして上に立つ人間であることを強制し、期待を裏切られ、理想とは違う娘に30年間囚われ続けた母。互いが互いを縛り、囚われ続けていた。
この作品は、孤独であることの恐ろしさを示し、高崎あかり氏が「理解すらされない」「この苦しみは私以外誰もしていない」と思ってしまったところに今回の事件を招いた原因があるのではないかと感じる。
そして「良かれと思って」という好意的な行動であっても、決して関係性を良くする潤滑油として働かないことを強く示しているなと感じ、妙子さんのように娘のためにしている行動に「 -
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ネタバレ表紙の次ページに差し込まれている書がたおやかで優美だ。見れば見る程にほれぼれとする。作者は文中に書道には人生で助けられたと書いているが、書道になじみのない自分が見惚れているぐらいだから、納得がいく。
文章も上品で丁寧な言葉遣いで書かれており、まるで近くで話を聞いているような錯覚に陥る。また、「ネコをかぶる」など可愛らしい表現もあり、夫である溥傑が述べているように天真爛漫なところが感じ取れた。満州国皇帝の弟との婚姻、満州国での生活、敗戦後の満州国崩壊における流浪の日々と、徐々に胸が苦しくなるような出来事が続くが、親戚や身近な人達との交流が鮮やかに表現される場面も多く、暗さ一辺倒ではない。流 -
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ネタバレ共感しすぎて笑えてくるくらい、それに最後にはじわっとくる読後感だった。短編集ならではの、登場人物がつながってるのも良かった。(シバサキは結婚式をした沙希、毛利=アオイ?、麻雀と同窓会に杜本が両方いるとか)同じ登場人物でも、呼び方が違ったり考えていることを話したり、色んな見方ができたのが面白かった。
結婚式とかで自分が何かに選ばれない、でも期待してしまう。写真を義務のようにとって残すことでみんな楽しんだことを確信しようとする。
大人になったら大人の付き合い方も生まれる。ちゃんとした友達を線引する必要はない。自分から誘っていると虚しくなるのまじで分かる。でも誘いたいと思った人が連絡しないといけ -
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ネタバレ櫂はだんだん弱くなっていって、暁海はだんだん強くなっていったように感じた。
ただ、暁海が強くなれたのは親が離れてくれたことも大きいと思う。櫂も親から離れられていたら、また違う人生になっていた気がする。
先生や瞳子さんの存在は本当に大きかった。最後に暁海が櫂に会えたのも先生のおかげだと思う。本人たちがそれでいいと思っているならそれでいいという先生暁美夫婦の考え方が好きだった。島の人たちにどう思われるかより、自分たちがどう生きるかを大切にしていた。
この物語を読んで、人は一人では生きていけないんだなと思った。櫂には絵理さんや植木さんがいて、暁海には先生や瞳子さんがいた。親以外に支えてくれる大 -
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久しぶりにやられたと思ったミステリーでした。タイトルや表紙にあるネタバレには絶対惑わされないようにと言い聞かせて読み進めましたが、終わってみれば見事に先入観を捨てきれないままだったと気付かされました。いくつか騙されずに読めたものもありますが一つ一つの丁寧な伏線回収に魅せられました。多少強引な気がする箇所もありましたがそれが登場人物の持つ特性によって上手くカバーされています。何件も本屋を探し回った甲斐はあったと思う1冊でした。冒頭だけ読んで次の日に回そうと思っていたのに文章も当然ながら登場人物も一人一人丁寧に書かれており、結局最後まで一気に読み進めてしまいました。
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壮大な大河ドラマでも見てるかのごとし
ページをめくる手が止まらなかった
夫を亡くし、再婚した女性の、淡いプラトニックな恋物語かと思いきや、そんな単純ではなかった。
後半で、様々などんでん返しが。
俊輔のモラ夫ぶりが言葉一つ一つですごく伝わる
主人公には、多々イライラさせられた
特に、最後の野々宮の決断に対してとった態度
普通、野々宮の決断には理解できると思うが、、
幼稚だよね
実写化するなら、、
さわ 森田望智、徳永えり、河合優実、中村ゆり
野々宮 ディーン・フジオカ、中村倫也、玉置玲央
森山未來、松村北斗、宮沢氷魚
俊輔 高嶋政宏、渡部篤郎、上川隆也、内野聖陽
で、どうで
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