ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 容疑者Xの献身

    Posted by ブクログ

    「東野圭吾といえばこれ」と称される所以を実感させる一作であった。ガリレオシリーズの長編第一作とされる本作だが、映像作品で抱いていた人物像とは異なり、登場人物たちはより人間的で、奥行きのある存在として描かれている点が印象的である。

    読み進めるうちに、物語の重心は単なる事件の解決ではなく、ある人物の切実な思いへと移っていく。「どうか露見しないでほしい」と願いながらページをめくる読書体験は、従来のミステリーとは一線を画すものであった。また、一度証明された数式をあえて“再証明”することの困難さという主題は、論理の世界の奥深さと同時に、自分の知らない領域への知的な驚きをもたらしてくれる。

    物語は極め

    0
    2026年04月14日
  • いちご

    Posted by ブクログ

    荒井真紀さんの絵を見ていると、幸せな気持ちで満たされます。私、いちごが大好きなのです。

    いちごの白い花が赤い実になる過程が、精緻な絵で表現されている自然観察の絵本。

    いちごの種(いちごの実の表面の粒々)が300もあるなんてビックリでした。

    最後には、いちごを使ったデザートがのせられています。

     いちごだいふく  いちごジャムのクッキー
     いちごジャム   いちごのパンケーキ 
     いちごアラモード いちごのアイス
     ショートケーキ  いちごミルク

    どれもおいしそう‼︎ 食べたーい‼︎

    0
    2026年04月14日
  • 八月の御所グラウンド

    Posted by ブクログ

    久しぶりの万城目先生の本!
    ふむふむと読んでいたらいつのまにかファンタジーに突入。8月の御所グラウンドは後半一気に読みました。止まらなくなる感覚久しぶり。でもただのファンタジーで終わらず、その人を想像して、主人公と近しい年齢の彼について思い、想像するところで、私も一緒に想像し、辛さや無念を共に感じることができました。命の大切さを教えてくれます。

    0
    2026年04月14日
  • 同姓同名

    Posted by ブクログ

    めっちゃわくわくしました!
    同姓同名の人が10人近く出てくるミステリーって
    あらすじだけで面白そう!って思い
    読み始めて混乱させられてもというか
    混乱あってこそのこの物語の面白さなのだなと思いました。

    アレもコレも伏線だったの!?ってばかりに色んなトリック?が散りばめられてて最後の最後まで真相が頭の中で理解しかけていた?結末ひっくり返されまくっておもろかった!!!

    展開の面白さだけじゃなくて今の社会、とりわけSNSとの在り方・付き合い方ってところの問題提起もなされてて考えさせられた。

    0
    2026年04月14日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

    Posted by ブクログ

    もう続編はないと思っていたので、見つけて即購入!
    が、大事すぎてなかなか読めず…笑
    今回は台湾に舞台を移した番外編。
    台湾の名所や食べ物、歴史などを通して、お馴染みのメンバーがさらに成長していくお話。
    また台湾に行きたくなった。

    0
    2026年04月14日
  • グレタ・ニンプ

    Posted by ブクログ

    ちょっと控えめな性格の俊貴は、同じビルに勤務する笑顔が可愛いくて穏やかな由依とエレベーターで運命の出会いをし結婚するが、なかなか子宝には恵まれなかった。だが、不妊治療を4年間続けた末、夫婦2人で生きていくと決めた矢先、由依の妊娠がわかり…。

    恋愛小説のイメージがある綿矢さん。なんとまぁ、ぶっ飛んだ作品を書いたものです。そして、私はこの手のものが大好物。

    全編コメディ。でも、女性とはこうあるべきという偏見や男性の育休など、社会的要素も含まれていて、考えさせられることも多い。

    出産を経験した身としては、由依の変化が少しは理解できるけど、こういったコメディ的なものが苦手な方は苦手な作品かな。

    0
    2026年04月14日
  • 鹿の王 4

    Posted by ブクログ

    「鹿の王」というタイトルから、偉大な動物がテーマなのかと思っていましたが、さにあらず。

    人の身体も国も同じようなものだということが大きなテーマ。「人は身体の内でも、外でも共生と葛藤を繰り返しながら生きている」(あとがきより)
    また、命は親から伝わるが、どの命も個性を持った唯一無二の命であり、血のつながりにこだわることなく、共に生き、共に支え合う人の集まりが家族なのだということが描かれています。
    ヴァンとユナちゃん、サエ、トマたちは、血は繫がらないけど立派な家族。最後はとても心が温まりました。

    0
    2026年04月14日
  • 人生を変えたコント

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    せいやのこと、大好きになった。40分くらいで読み終えたけど映画を観たあとのような気分。
    いじめってほんと、単純じゃないんですよね。加害者は明らかにいじめる側なんだけど、本人にも人をいじめたくなる理由って分からないんだと思う。頭を回転させて、努力して、人を苦しめたい気持ちってどこから生まれて、どうやったら消えるんでしょうね。
    せいやが学生時代にいじめられていたこと、円形脱毛症になっていたことは聞いたことがあったけど、予想以上の辛い環境で読みながら泣きそうになった。テレビでニコニコ話してる彼がこんな過去を背負っていたなんて。うれしかったのはオアシスでヤマイと話せた時。結局ヒトはヒトに支えられて生き

    0
    2026年04月14日
  • モモ

    Posted by ブクログ

     2026年3月、本書が邦訳刊行されて50周年を迎えた。主人公のモモは、不思議な力を持つ少女。人の話をじっくり聞くことで心を癒すことができる。物語の序盤では、コミュケーションで大切な、傾聴、うなずき、共感の大切さを再確認できる。やがて、時間泥棒と呼ばれる「灰色の男たち」によって人々の時間が搾取さ、人々が心のゆとりや豊かさを失っていく中で、時間の管理者やカメと共に立ち上がり、奪われた時間を取り戻すための冒険が小気味いい。タイムマネジメントが要求され、生産性向上の名のもとに、効率性が求められ、心身共に疲労困憊の現代社会にあって、50年以上前の物語が現代に問いかけるのは何か。1日の労働時間の短縮によ

    0
    2026年04月14日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    Posted by ブクログ

    直木賞作家、最後の驚顎の逆転劇は驚いた、最後まで読まなかったら、分からなかっただろう、こんかいは、最後まで読めた。素晴らしい作品である。
    自称「銀行検査官……」と名乗る武沢竹夫、中村某の名義借用、筑紫章介、相棒であるテツ、「入川鉄巳といいます」元鍵屋、鍵交換詐欺、高校生まひろ、闇金融、ヒグチさん……、がきデカ、「河合まひろ、スリ、母河合瑠璃江、まひろの姉やひろ、彼氏石屋さん

    bullfinch」の読み方は「ブルフィンチ」です(発音記号:/ˈbʊl.fɪntʃ/)。日本語では野鳥の「ウソ(鷽)

    「ええと、とりあえず紹介しとく。これ、あたしのお姉ちゃんのやひろ。そっちはその彼氏で石屋さん」

    0
    2026年04月14日
  • 傷だらけのカミーユ

    Posted by ブクログ

    まず、まだこのシリーズを読むのは順番通りに読む事を100%お勧めします

    いきなりの、激しい暴行シーン
    また来たか!酷いなと感じた、と、ここから思ってもいなかった、結末までグルグル展開する

    そこまで作り込まれるとは、お見事です♪
    凄いな〜

    0
    2026年04月14日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

    Posted by ブクログ

    衝撃的な内容だった。読んでいてしんどくて。
    なぜ母親はこんな人になってしまったのだろう。
    生まれつきの性格なのかもしれない。
    どうしようもなく狂気。
    母親からあんなことをされたら、自分だったらと
    考えます。
    また父親の無関心さ。
    子供の様子にもう少し関心もってくれてたら
    また違っていたのかもしれない。
    少なくとも母親に強く言える性格なら。
    子供を守れない親って多いのかもしれないと
    思いました。
    多くの人に読んで欲しいと思います。
    因みに自分が同じ立場だったら母親に暴力振るわれたらやり返します。www

    0
    2026年04月14日
  • PRIZEープライズー

    Posted by ブクログ

    著者と編集者の関係を赤裸々に描いた作品。著者の自分の作品や直木賞の想い、その想いを分かち合う編集者の心理が深く描かれて面白かった。直木賞よりも、このミスや本屋大賞の作品を進んで読んでいたので、色々と考えさせられました。

    0
    2026年04月14日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

    Posted by ブクログ

    シリーズものの別冊とは知らずに手に取りました。
    ただの旅物語ではなく、それぞれの心のモヤモヤが取り払われるような素敵なお話しでした。旅行もいきたくなりました。
    本編もぜひ手に取ってみようと思います。

    0
    2026年04月14日
  • 常設展示室―Permanent Collection―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「常設展示室」あまりにも文学として完成されすぎている。
    アガペー、フィリア、ストルゲー、エロス、タナトス、キュリオシティが、流れるように、混ざり合うように、ノスタルジーさえ感じさせる、そんな作品。

    0
    2026年04月14日
  • 露の宿り

    Posted by ブクログ

    日々の小さな気付きの積み重ねが、主人公を大きく成長させた、温かい日常の話し。
    読みやすく、でも中だるみもなく、良い本だった。

    0
    2026年04月14日
  • 青屍 警視庁異能処理班ミカヅチ

    Posted by ブクログ

    どんどん面白くなっていくな
    右肩上がりというやつやな

    ミカヅチ班のメンバーたちの信頼関係が強くなっていくにしたがって、加速度的に面白くなっていく
    わいとの信頼関係も強くなっていってるってことやんな

    いよいよ「悪魔」が近付いてきている気がすーる

    しかしなー
    いるんよな
    好んで悪魔と契約するやつがな
    自分から悪魔に近付いて行くやつがな
    でもってそういう奴は悪魔を操れると思ってんのな
    いや無理やって
    悪魔やで?
    デビルやで?
    デビル雅美やで?

    操るとか無理やわ〜

    0
    2026年04月14日
  • 別冊ダ・ヴィンチ 本棚探偵 本棚を覗けば「その人」が見えてくる

    Posted by ブクログ

    本棚好きにはたまらない1冊。
    なによりイラストが的確過ぎて素晴らしい。
    眺めるだけでうっとりです。
    ほんと好き。

    0
    2026年04月14日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

    Posted by ブクログ

    騙された…!!
    という感じ(どういう感じ)
    人は思い込みによって勝手に都合よく解釈してしまうもの
    それを利用されてしまった…
    読み進めながら「あれ?」「もしかして?」「まさか」とどんどん謎が解かれていく感じが心地よく
    そして最後まで私の心を掴んで離さなかった
    トラちゃんの人間性も私はすごく好きです。

    0
    2026年04月14日
  • 容疑者Xの献身

    Posted by ブクログ

    面白すぎた!!!
    「容疑者Xの献身」というタイトルだけは知っていたけれど、先延ばしになってしまいやっと読めた本!もっと早く読めばよかった!面白すぎて一気読みしました!そして、みなさんの感想を読んでシリーズものだと知ったので、ガリレオシリーズ1から読ませていただきます!たのしみ!

    0
    2026年04月14日