ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 同志少女よ、敵を撃て

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    読み終わったときの余韻が体に響いた
    戦争、平和についてよく考えるきっかけになった
    ぜひ、読んでみて欲しい

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    2026年01月01日
  • いつか、あの博物館で。アンドロイドと不気味の谷

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    久しぶりに読んだ朝比奈あすかさん。

    中学に存在するヒエラルキーや進路選択を通して、中学生の瑞々しい、荒削りな思いや行動が描かれていて、あっという間に読み進められた。

    あらためて、朝比奈あすかさんは子供時代の、はっきり言語化できない微妙な心理を表現するのが上手いなと思った。

    読み終わって心が温かくなる、いい作品でした。

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    2026年01月01日
  • 白魔の檻

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    「禁忌の子」に続く城崎響介シリーズ第二弾。

    研修医・春田芽衣の視点で書かれているが、前作同様探偵役は城崎先生。
    事故死と区別がつきにくい殺人事件から大地震、さらに第2、第3の事件が起きていく。

    最初に登場人物と病院の配置図が8頁使って掲載されているが、その時点ではピンとこない。事件が起きる度、また城崎先生の推理の度に確認が必要かも(^_^;)

    事件は難解で、結末は意外な展開になる(と私は思った)が、最後まで集中力が途切れることなく読めた。
    環さんの言いかけたことは何だったのか、深山さんは回復できたのか、遠山さんは娘と会えたのか等、置き去りにされた疑問は残っているが、とにかくシリーズ次回作

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    2026年01月01日
  • 一夜―隠蔽捜査10―

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    2026年初読み。
    とても暖かい気分で読み終えました。
    あの竜崎さんにこんな感情あったのか・・・・感心感心。
    大好きな竜崎さん、もっともっと、惹き込まれてしまった。
    また会いたい・・・・・と、
    今年もたくさん楽しく読書しよう!

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    2026年01月01日
  • エピクロスの処方箋

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    「スピノザの診察室」の雄町先生のシリーズ。

    前作同様、京都を舞台に大病院ではない医療の日々が風情豊かに描かれている。
    今回のメインの問題に行くまで、訪問医療での対応など人の命とは、人生とは何かを考えさせられるような展開が続く。

    そして、雄町先生は「医療では、人は救えないんだよ」と言う。

    雄町先生と同じ医者を目指し始めた甥っ子の龍之介君のこれから、花垣さんが目指すところ、飛良泉教授のたくらみ、寅重さんはどこにかつ丼を食べに行くのか、南先生の4月から2年間原田病院でどう成長していくのか・・・次のシリーズがただただ楽しみだ。

    スピノザを読んでない方にはまずそちらから読むことをお勧めしたい。な

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    2026年01月01日
  • 成瀬は信じた道をいく

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    新年のスタートにふさわしい本だと思った。
    このシリーズは前向きに元気になれる。
    2026年も良い年になりそう。


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    2026年01月01日
  • 魔眼の匣の殺人

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    前作に引き続き一気に読み切ってしまうほど面白かったです!
    またしても犯人が割り出せず悔しいと思いつつも、読んでいての違和感はあったのでもう少し考察するべきだったと思う一方で、先が気になってどんどん進んでいく感じでした。3作目も必ず読みます。

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    2026年01月01日
  • 科学者とは何か(新潮選書)

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    非常によい本 題名からはつまらなそうだが、読んでみると大変興味深い。コロナ禍や環境問題を考えるときに、感じていた科学者への頼りなさの原因が、この30年前に書かれた本にズバリと説明してある。著者の村上陽一郎はすごい知性である。

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    2026年01月01日
  • 此の世の果ての殺人

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    ネタバレ

    状況がSFなのに/状況がSFだから、登場人物のパーソナリティが輝くミステリー小説。解決しても世界も誰かも救われないのがよい。すき。

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    2026年01月01日
  • 今、空に翼広げて

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    山本悦子さんの児童観と日常の描き方がすばらしく、ぐっとひきこまれた。

    ミステリーみたいな大事件は起きなくても、毎日の日常が、子どもたちにとっては大きな事件。毎日を生きて人と関わっていく中で、自分の心を素直に表現して成長していく、そんな日常を描いているだけなのに心をつかまれた。
    さらに、いわゆる「社会問題を訴える本」と構えているわけではないのに、十分身につまされる。

    わたしの感嘆ポイント3つ。
    1 異学年集団の子どもたちが、それぞれに自分を表現しながら自分の役割を果たしていること

    2 ティアラちゃんのママがつばさくんの大ばあちゃんを助けた場面 (最後の場面には出てこないけど、ちゃんと存在

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    2026年01月01日
  • 魔法を描くひと

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    読み終えてから感情の行き場に困るような、読んでいる時は苦しいけど、読んで良かったと思える物語だった。
    「女性だから、採用しない。採用しないから、女性が増えない。女性は無能だから女性が増えないと思われる。女性の意見に耳を貸してもらえなくなる。」悲しいループ。女性だからと抑圧され、女性だからと厳しい目にさらされ、四人で作ろうとした作品さえも、生きている時は日の目が見ることはなかった。
    現代に生きる真琴も、「子なし独身女vs妊娠子連れ女」「非正規雇用vs正規雇用」の構図に頭を悩ませる。
    今は、逆に「多様性」と言いすぎて、「女性率を上げないと」と、企業に登用されたり、大学にも女性枠があったりと女性優位

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    2026年01月01日
  • 水を縫う

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    女らしさ、男らしさの押しつけにモヤモヤしたり、抗いながら人として、親として、成長していく家族。

    特に刺繍が好きでお姉さんのウェディングドレスを作ろうとする弟の清澄は、いわゆる男らしくはないかもしれないけど、「普通はこう」というジェンダー的な抑圧を感じながらも、その馬鹿馬鹿しさを見抜いて同調しないことを選択できる強い子だと思った。

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    2026年01月01日
  • ディープフェイク

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    序盤で引き込まれて一気読み。NETに偽の情報を投稿され、社会から追われる立場になってしまった教師が、犯人を割り出し汚名返上するために頑張る話。AIの進歩やSNSの広がりで顔の見えない繋がりが便利でもあるが、それを悪用される可能性がある現在のNET社会は恐ろしく感じた。正に今こそAIでなく人間の本来の優しさや心が問われる時代だと痛感した。

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    2026年01月01日
  • 冬虫夏草(新潮文庫)

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    『家守綺譚』の続編。行方不明のゴロー(犬)を探す旅に出る征四郎。行く先々で出会う不思議な出来事。河童や天狗が当たり前のように出てくる。前作と合わせて、読書とガーデニングが趣味という人には絶対おすすめ。寝る前に一遍ずつ読んでいくと良い夢見られるかも。

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    2026年01月01日
  • 金環日蝕

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    12/30に読み始め、結構ページ数もあったので、年跨ぎになると思っていたが、あまりの面白さに大晦日の内に読み終えてしまった。

    知人の老女がひったくりに遭う瞬間を目にした大学生の春風が、その場にいた高校生の錬とともに犯人を追いかけるも、もう少しというところで取り逃がす。しかし、犯人が落としたストラップに見憶えがあって…という出だし。
    二日間だけの探偵コンビを組むことになった春風と錬の距離感も好ましい、爽やかな学園ミステリーと見えたお話だったが、もう一人の主要人物・理緒が登場する段になっていきなり緊迫感を増した。
    そこから二つの話が結びつくまで、いや結びついてからも、思いもかけない展開が続き、ま

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    2026年01月01日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    この人の文章力はとにかくすごい。
    EU離脱に関して”地べた”目線で書き上げられた別の本を読んだ際にはその目線の鋭さと優しさに感嘆したが、本書ではさらに中学生の感性にまで寄り添っていている。それでいて、描かれるテーマ・投げかけられる読者への問いは鋭く、何度もハッとさせられた。

    中学生の”ぼく”が、こんなにも洞察に満ちており、時に達観していたり、時に素直に思い悩んでいることを母ちゃんに打ち明けたりととても素敵な少年。
    まさにこの親にしてこの子あり、本当に素晴らしい子育てなのだと思う。きっと、なにものも押し付けず、対等に向き合っているんだろうなと勝手に想像して尊敬する。

    英国に限らず世界の分断は

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    2026年01月01日
  • ホテル・アイリス

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    老翻訳家と少女の性。倒錯的でありつつも美しい愛の物語の結末は残酷で、とてもよかった。老翻訳家に躾けられた少女は、これから先、セックスで満たされることはあるのかな。

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    2026年01月01日
  • 月の立つ林で

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    ゆっくりと空を見上げて月を眺めることは普段なかなかありません。仕事に追われて、未来を憂いて、しんどい気持ちでいっぱいになると中々自分以外の外に目を向けることができないです。
    この本を読んで、月を通して誰かの優しさに気づいたり、誰かと同じだと心強く思ったり、支えられている愛されていることに気づいたり、そんな気持ちを持てました。ポッドキャストは聞いたことがありませんでしたが、新しく挑戦する1つとして聞いてみたいです。

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    2026年01月01日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    シジュウカラのことが好きになってしまった。こういう動物の生態に関する本は初めて読んだけど、著者の鈴木さんの、鳥たちへの情熱が伝わってきてとてもおもしろい。あと、貰ったキャベツをひと玉一日で食べ切ろうとしたりする生命力というか忍耐力...?もおもしろい。笑

    私は言葉が好きで、だからこそ言葉を持たない・意思疎通ができない動物には興味がもてないのだと思っていた。でもシジュウカラには言葉があるということを知り、動物や言語そのものに対する見方が変わってしまった。それは外国語を使ってはじめて外国に友達ができた日の衝撃と感動に似ている。言語とはなんだろう。口から音が出ると知った動物が、それを使って何かを他

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    2026年01月01日
  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    上巻は青春小説かな、と受け取ったが下巻はさらに目まぐるしい展開で、芸に生きた男と女たちの大河ドラマだった。下巻は喜久雄と俊介の確執になるかと思われたが、そうはならなかった。俊介には過酷な運命が待ち受ける。息子の一豊を喜久雄は託されるが、一豊も痛恨のスキャンダル。丹波屋のピンチ。娘の綾乃の自宅の家事…。栄光と挫折の繰り返しに、通底するのは喜久雄の芸に対する執念。まだまだ続きが見たい思い。
    久々にすばらしい読書体験だった。

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    2026年01月01日