ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ライオンのおやつ

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    面白さ ★★★★★
    学び  ★★★★★
    共感度 ★★★★☆

    当たり前だと思った日常がとてつもなく愛おしく、そしてありがたく感じられるようになる

    人生の終わりを迎えるために瀬戸内にあるホスピス「ライオンの家」にやってくる主人公
    そこで出会う様々な人との出会いを通して、生きるということ、そして死ぬということを見つめていく

    主人公の心理描写がとてもわかりやすく、序盤から結構胸にくるものがあり本を読みながら泣いちゃったのは初めてかもしれない…

    いまを大切に生きていくことの大事さを教えてくれる良作だった

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    2026年10月07日
  • 流星の絆

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    あらすじ
    なにものかに両親を殺された兄2人と妹
    流れ星を見に 夜中に抜け出して 帰ってくると 人生が180度変わった。

    その3人が大人になった時
    未だ見つかっていない犯人を突き止めるため
    あらゆることをして 突き止めた。

    突き止めた犯人が まさかの。。。


    感想として

    まさかの犯人が 最後の最後までわからなかった東野圭吾トリック
    犯人を突き止めるための 作戦は

    読んでる方が
    いつバレるのかとドキドキで仕方がなかった。

    本当に こんなことでバレずに過ごすことができるのかと思うと
    正直怖くなったけれど。

    この3兄妹の行方はいかに。。。

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    2026年10月07日
  • 汽水域

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    フリーライターのなぜ書くかみたいな作品。
    読み応えあった。

    安田は息子の海斗を連れて釣りに来ていた。4年前に離婚した妻の子だ。
    安田はフリーライターだ。3人を殺して4人を負傷させた深瀬礼司容疑者の事件を調べることになった。事件は亀戸駅の歩行者天国で起こったようだ。犯人は取り押さえられて、死刑になりたいと言っていたようだ。

    車の中に海斗を残して行ったのだが、車に戻るといなかった。血の気が引いた。コンビニにいるというので迎えに行く。

    大阪まで来て、約束していた元同級生に取材を断られるが、SNSで一緒に死なないかと言ってきた人間が犯人だったというアリサに会って取材できた。遠足のしおりみたいな自殺のタイムスケジュールを送ってきたので、つい会ってみる気になったという。だが話しているうちに勢いがなくなった。

    シリーズで任せたいと言われて安田は喜ぶ。犯人は高校を中退していて、父のギャンブルによる借金と出奔が原因で働かなきゃいけないという。その頃淀川には通り魔がよく出ていた。

    元恋人だという佐田清夏に連絡を取る。高校中退後の足取りがつかめて、工場で一緒に働いていた人と連絡をとる。

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    2026年10月07日
  • 星の王子さま

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    キツネと王子の関係についてはこの本を読んだ皆が感銘を受けた部分だと思うのであえて他の登場人物に視点を向けたい。
    王子が地球に来る前に訪れた小惑星に住んでいる点灯係と地理学者の対比が美しかった。
    点灯係は何年もランプ式の街灯をつけて消す仕事についている。昔は朝、火を消して夜つけるだけだったが、惑星の自転が早くなった今は1分ごとにつけて消している。火の寿命はわずか1分。
    「はかない」の頂点であろう。
    一方、地理学者は「はかない」ことに興味を一切持っていない。
    彼にとって大切なことは何年も、何十年も、何百年も姿形をほとんど変えることがない山や海、川であるのだ。
    どちらも大切な考え方であるし、どちらの物体も大切にしていかなければいけない。
    ただやはり、現代人に不足している考え方、それは点灯係としての意識なのだろう。

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    2026年10月07日
  • 葵の紋を継ぎまして。

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    とても面白く興味深かった。
    このうな本を出してくれた出版社や作者に感謝。
    徳川慶喜の子孫なんて雲の上のような存在ですが、当然人であり、生活があり、苦労や大変なこともある。
    そこも書くんだということも、赤裸々に書かれているし、お墓の維持コストや歴史の重み、躾や教育、生活エピソードの一つ一つ、お金事情など学べることが多かった。大富豪というより名家であり、名家に生まれるとこういう感じなのかと。
    慶喜と言う人物や日本の歴史について改めて思いを馳せてもっと知りたいと思った。

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    2026年10月07日
  • アルケミスト 夢を旅した少年

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    2026/9/29 書評・要約
    ▪︎得たこと
    人生を変えるには慣れ親しんだものと訣別する必要がある
    学ぶ方法は一つしかない、行動すること
    何かを望んで行動すれば、必ず協力してくれる人や機会に恵まれる

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    2026年10月07日
  • 黒牢城

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    第166回直木賞・2026年6月映画化。
    表紙デザインとタイトルで「ホラーかも…?」と読むの避けてたけど、大好きな歴史もの✖️ミステリーの組み合わせで最高だった。
    一つの命が軽すぎる戦国時代、何を理由に戦うのか。何のために死ぬのか。
    勝算が薄れていく籠城戦、それぞれの正義、荒木摂津守村重と黒田官兵衛の知恵比べ。傑作だった。

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    2026年10月07日
  • チョコレートコスモス

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    恩田陸さんの事細かな人物像の書き方により、舞台など見たこともない私でも、登場人物の感情や心の変化、その人が置かれている環境や背景を鮮明にイメージしながら、その世界に浸りながら読むことができました。

    そして女たちも自分の中に宇宙を持っている。
    この宇宙というのは、人が見たものや経験してきた事で作られる世界観で、良くも悪くもその人自身がその物の見方を信じている。という意味かと思いました。

    私はそういう独自の世界観を持った人が好きで、憧れています。

    もっというと、その物の見方を周りに見せるのではなく、その見方で世の中を俯瞰しながら見て、時々飲み込まれて、また戻ってきて、の繰り返しが生きる事なのかなと思います。こう考えると、自分の心をかき乱してくれる人や出来事との出会いは、貴重なのだと知る事ができました。

    恩田陸さんの本は、いつも私を違う世界へ連れて行ってくれます。本当に素晴らしい。

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    2026年10月07日
  • 星を編む

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    ネタバレ

    まごうことなき星5。櫂がこの世を去った後の、残された人たちの想いや人生が詰まった物語。

    この本には、血のつながりを超越した家族の絆が詰まっている。他人から見るといびつかもしれないが、当の本人たちにとってはそれが当たり前で、何より、本当の血のつながりよりも強固な関係を築いていたのではないかとすら思う。

    暁海よりも誰よりも、北原先生の人生が描かれていた。前作では描ききれなかったであろう、北原先生のすべてがここにある。

    『汝、星のごとく』を読んだ人は、絶対に、絶対に本著を読んでほしい。

    「ああ、これを含めて『汝、星のごとく』は完結したんだなあ」と、胸がじんわりと温かくなると同時に、とてもさびしくなった。この先はきっと描かれない。

    こんなに素晴らしい作品に出会えるからこそ、私は読書をやめられない。またこんな作品に出会いたい。

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    2026年10月07日
  • 人生を変えたコント

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    ネタバレ

    せいやの昔の体験が書かれていることは知っていたけど、ここまで生々しくて壮絶だとは思わず衝撃の一冊だった。せいやは本当に強い、だから今もここまで人を惹きつけるんだと感じた。全編通して、せいやの強さ、愛や安心を感じる瞬間、青春の眩しさ、いろいろなものに心を打たれて泣きっぱなしだった。
    どんな理由があっても絶対にいじめは許されないし、いじめてる側の環境や悩みも全部無くなって、人がみんな愛に溢れた世の中だったらいいのにと心から思う、けどそんな簡単な問題じゃ無いこともわかる。
    この本を読んで救われた人もたくさんいると思う。せいやよく頑張った!!!

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    2026年10月07日
  • レモンと殺人鬼

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    5転ぐらいしたのかな?というくらい展開が変わりました。個人的には最後まで犯人が分からなかったので楽しめました。

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    2026年10月07日
  • 失くしても、また

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    フィクションと知りながら、この本の中に出てくる本や作家を検索してしまう。

    読むことができないから、想像が膨らんでしまう。

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    2026年10月07日
  • ハイエナ 警視庁捜査二課 本城仁一

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    政治家の贈収賄事件を追う刑事が、警察官僚である息子の不始末をきっかけに特殊詐欺に潜入捜査をすることになる物語。
    本書が描く特殊詐欺の世界は、想像していたよりも暴力的で、しかも「悪」の底が見えない恐ろしさがある。
    最後はパズルのように人間関係がぴったりと嵌まっていくのだが、爽快感はない。
    どの選択をしても本城には救いがないのだ。

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    2026年10月07日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    とても読みやすく元気をもらえる本。やはり有名になるだけあるのかなと実感。
    いろんなことに挑戦していく成瀬。突飛なことを思いついて自分自身を貫く様子に刺激を受けた。私も何か突出できる部分欲しいな、でも成瀬みたいにはなれないなと思ってしまう。
    支えてくれる友達が周りにいるのも素敵だな。
    地元っていいな。

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    2026年10月07日
  • 殺し屋の出世術

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    おもしろい。
    どの業界においても「営業テクニック」は必要だ。
    スキルとしてもっておいて損はない。
    そしてなにより、殺人請負会社だろうが一般企業だろうが仕事を楽しめて、自分を成長できることは大切だ。
    そうゆう部分での殺し屋たちの成長を見られたのはよかった。
    って続くのか!?続くのなら楽しみにしたい!

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    2026年10月07日
  • 沈黙

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    7月の五島と長崎の旅の間に映画を観たことがきっかけで作品を読むことに。

    紙で小説を読んだのは久々でしたが、やっぱりページをめくるというのはいいなと再度認識しました。そして今回の発見は「映画は目で見えるものを表現、再現できるが、臭いは届けられない」ということ。遠藤氏の小説の中には、どれだけ百姓たちが不衛生な生活をしているか、どれだけ臭いかってことが事細かに描かれていて、それは映画では感じることができなかったな、ということです。

    でも、小説を読んでる時の方が、その不快感を十分に感じることができました。作家は臭いを届けるのに力を入れてたと思います。結構グロい表現が多かったですね。人糞や、吐瀉物の中に埋める顔とか、特にコンフェッションを農民から聞く時、その口臭が酷いこと、尿で濡れた箱のような場所に閉じ込められるとか。乾いた町のどこにも牛糞の匂いが立ち込めているとか、今までの時代劇のどれにもそんなものを感じさせるものがなかったです。

    なぜ応えのない神を盲目的にあそこまで信じることができるのか。殺されるという恐怖に勝る信仰の強さを宿すまでに、どうやって宣教師は人々を洗脳することができたのか?単にバイブルを読むだけでそうなるとは考えられない。そんな問いの答えが明らかになったようでした。

    拷問に耐えうる時、彼らは自身をキリストの経験に重ねて恍惚を得ていたのかもしれませんね。


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    2026年10月07日
  • すべての、白いものたちの

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    深くて大きな、どうしようもできない喪失を抱えて生きる。そんな悲しみのただ中にある人間にとって、世界はどのように映り、言葉はどのように紡がれるのだろうか。

    ページをめくりながら、涙があふれてきた。作者のとてつもない喪失感と一瞬、シンクロしたような気がした。この作者を通して、世界を見たような気がした。奇跡的な読書体験。

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    2026年10月07日
  • 傲慢と善良

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    婚活、それだけでなく人生において、対峙したくない自分の考え方を浮き彫りにさせられる作品。自分と重なるところも多く、夢中で読み進めた。

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    2026年10月07日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

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    最高のドキドキハラハラエンタテイメント!

    幼少期に一度観てずっと覚えていた映画。
    覚えていたのは雨水管を歩くシーンと最後の親指のシーンだけでタイトルは知らなかった。

    ある日、会社の上司と堺雅人の話をしていたら
    「ゴールデンスランバー」が1番好きと。
    気になって調べたら、ぐんぐん記憶が繋がって思い出した。あれがゴールデンスランバーだったのか!
    居ても立っても居られず映画の配信を探すも全く無し。
    退勤後に本屋へ行き即購入。

    当時のワクワクがそのまま蘇る骨太なストーリーと演出にページを捲る手が止まらない!

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    2026年10月07日
  • GOSICK VIII 下 ──ゴシック・神々の黄昏──

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    ネタバレ

    大好きなシリーズの完結巻(続きも出ているそうですが)なので、感想を。

    ヴィクトリカが、痛がりなのに、何も持っていけないからと、身体に久城の日本の家の住所を刺青して、言葉もわからない日本で久城の家にたどり着くエピソードは忘れられません。

    「金髪」が特徴として探されていたヴィクトリカが覆いを外したら、銀髪になっていたため助かった、というエピソードも読んで衝撃を受けました。

    このシリーズの中でも私は2巻の占いのエピソードが好きなのですが、
    自分たちがこの先もずっと一緒にいられるか、をそれぞれが相手のいないところで占って、大きな嵐で離ればなれになるだろう、だが、心はずっと離れまい、という占い結果だったわけですが、
    二人の思いの強さで嵐を乗り越えて再会できるという結末に大感動でした。

    過去に読んだ本の中でも最高の過去の巻からの丁寧な積み重ねと驚きのバランスが秀逸な納得のラストシーンでした。

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    2026年10月07日