小説・文芸の高評価レビュー
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大学生の頃の自分に読んで欲しい。
ちょうど、卒業論文を前に教授から言われた言葉
「過去の研究を踏襲し、そこに1つ自分のオリジナリティを付け足しなさい」
当時はその必要性・プロセスをよく理解できなかったし、自身の思いつきや閃きなど何の役にも立たないなどといじけていた思いがあった。
そんな時にこの終盤、先人への思いを馳せる研人と出逢っていたならば。そう思わずにはいられなかった。
この物語では、多くの人の(勿論人生を捧げたような先人達の努力が身を結んでいるところが多いが)積み重ねが「GIFT」という魔法を意味あるものにしました。
あの時の自分も、たとえ卒業までの間だとしても1人の研究者となってい -
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10年以上前の書であり、戦争という面では世界情勢は当初より良くない方に傾いている。が、しかし本書内容は色褪せていない。
戦後の兵士たちの武装解除、親族•家財•職を失った市民達の自立、これら無くしては本当の平和は訪れない。この戦後処理には他国の支援が必要である。しかし支援は過剰になってはならない、あくまでも現地の市民が自発的に自立してくように誘導しなくてはならない。この作業は危険かつ頃合いが難しいので、著者のような実地経験豊富なプロフェッショナルが必要である。なんと言っても驚かされるのは、著者が戦争やテロのないこの国の人日本人であることである。
高野秀行さんの作品をよく読むが、彼が危険な国、例 -
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すごく良かった。
田村カフカくんは自分の過去と向き合うため、森深く入っていく。
ナカタさんとホシノさんは入り口の石を求める。
予習としてオイディプス王を読んでいてよかった。読んでなくても全く問題ないけど、近親相姦という展開の意味合いを受け止めやすい。
カフカくんの章は現在形(言う。見る。)、ナカタさんの章は過去形(言った。見た。)で展開していることに気づいた。
カフカくんの場所は、不確かな壁の世界に似たものがあり、惹きつけられた。大島さんとの会話も。
ナカタさんとホシノさんのかけ合いが好き。終盤は想像してなかった展開だったけど、空気さなぎ感があった。
村上春樹はやはり影が好きですね。 -
Posted by ブクログ
腎不全の方の終末期、看取りの問題を取り上げており、透析の闇を赤裸々に綴ってくれております。
ガンの見取り、ホスピスなどは国策として進んでいるが、末期の腎不全の方の対応は希薄な状況です。
腎不全になったら透析をしなければならないという固定観念ができていると感じています。
特にDrは透析はやるべきものという考えが強いかもしれません!特に血液透析ですね。
これだけ血液透析ができる場所が増えてますし。
腹膜透析という選択肢が、出来るように在宅で生活の質が高いまま最後を迎えられるように、どんどん増えていくべきだと感じております。
是非、今の腎不全の医療・看取りについて知ることが出来る本です。
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Posted by ブクログ
起承転結の潔いほどの“承”の巻
次々現れるこれまでの館たちのモチーフにここまで館シリーズを読んできた醍醐味を味わっている
この館が建つ「大猿の跡」と呼ばれる湖について少々モヤモヤしていたので、今回の解説を読み非常に腑に落ちました。
エドガー・アラン・ポウ『モルグ街の殺人』と江戸川乱歩『D坂の殺人事件』の話、どちらも最近読んでいるので記憶に新しく興味深かった。“開放的な日本家屋を〈密室〉にすることにいかに工夫を凝らしたか”
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第二部(承前)
間奏曲 三
第三部
第十二章 混沌の朝
第十三章 疑惑の扉
第十四章 無音の鍵盤
第十五章 無意味の意味
間
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