ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 虹いろ図書館のへびおとこ

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    主人公の成長がよかったです。
    また、全て読み終わったて表紙を見返してみるとこれは…となりました。よく見てみて欲しいです。

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    2026年05月07日
  • 破戒(新潮文庫)

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    被差別部落出身の主人公が,自分の生まれを隠して教師として働いていく。しかし,ある事件をきっかけに「自分の出生」を明らかにする方へと選択していく。

    明治のご一新後,新平民と称されて平等になったはずの被差別部落の人々は,差別の中で生きていたし,未だに,その差別は残っているのではないか。

    Audibleで,再度,聞き直す。
    本棚を見ると,岩波文庫の『破戒』が並んでいたので,おそらく学生時代に買って読んだものと思われる。丑松という名前もしっかり入っていたし。

    ところで,「破戒」とは「破壊」ではない。念のため。

    破戒…戒を破ること。受戒した者が戒法に違うこと。

    本小説で破った「戒」は,「出自を

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    2026年05月07日
  • 平家物語 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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    301P

    「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅雙樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。おごれる人も久しからず、唯、春の夜の夢のごとし。猛きものもついにはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。」

    —『平家物語』作者不詳著

    「聖徳太子の十七箇条の憲法に、「人間はみな心を持っている。人間の心は、ものごとにとらわれる性質がある。あちらが正しければ、こちらは誤っている、こちらが正しければ、あちらは誤っている、と、決めつけてしまうが、正しいか誤っているか、その判断の絶対基準は人間が定めることはできない。お互いに賢くもあれば、愚かでもある。賢と愚とは一つの環のようにつながっていて、両者が分かれる端とい

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    2026年05月07日
  • 三千円の使いかた

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    三千円あれば何ができるか。豪華な食事も、遠い旅も難しい。その小さな額に人生の価値観を映し出した。節約とは、ただ我慢することではない。将来への備えであり、家族への思いやりでもある。登場人物たちは金額以上に、自分が何を大切にしたいのかを問い続ける。金は生き方を映す鏡だと気づかされる。財布の中身より、使う人の心のほうが、人生を豊かにも貧しくもするのである。

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    2026年05月07日
  • 人文知は武器になる

    匿名

    購入済み

    この時代に大切な本

    深井龍之介さんがCotenラジオで繰り返し発信されていたことを、山口周さんとの対談で明解にわかりやすい事例を挙げながら紹介されていました。
    時代が急激に変化している今だからこそ必要な認識。

    #深い #タメになる

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    2026年05月07日
  • 獣の奏者 I闘蛇編

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    「地に足のついた日本のファンタジー」と言われて一番初めに思い浮かべる作品。当初は2巻完結だったが、その後3,4巻が発売された。幻獣に近いものを取り扱っているにも関わらず物語の中には生態系が息づいており、それらが政治とも密接に関係している。リアリティのある緻密な設定の一方で、描写としては雄大な構図の場面も多くあり、ファンタジー色もしっかりと感じられる。また、食事の描写が非常に上手い作家さんなので、読んでいて作中の料理を食べてみたくなること必須。その場合には、同氏のレシピ本「バルサの食卓」に近い料理が掲載されているため、オススメしておく。

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    2026年05月07日
  • 横道世之介

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    僕は、大学生活を書いた物語が好きだ。のんびりとしたというか、時間の扱い方や、人間との付き合い方が自由な感じがすてきで、ああこんな風な生活を四年も過ごせるなんて素晴らしい事だと思う。なめらかな文章と、素敵な題材。シンプルな平皿の様な趣がある。

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    2026年05月07日
  • スピーチ

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    緑川ミキのキャラクターが良い!何を考えているか掴めない初登場から、節々に見える想いや熱いものを感じ取る。過去の情報が加わることで、より理解が深まっていき、虜にさせられている。刑事三ツ矢シリーズといい、著者の描く人物の言動に毎度深く共感させられて引き込まれる。

    重苦しい展開ながらも、謎が謎すぎて、真相を知りたい一心でページを捲らされるストーリーだった。あるあるフレーズだが、「事実はひとつだが、真実は人それぞれ」を物語を通じて感じさせられる。皆が自分の物語を生きていて、その事実をどう捉えるか?どう見るか?はそれぞれ異なり、それぞれに感情移入していると、何が正解・不正解かの境界がわからなくなってく

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    2026年05月07日
  • おふとんかけよう。言葉もかけよう。 きっとあしたも大丈夫

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    何かを完璧にこなせたことは一度も無いはずなのに無駄に完璧にこだわって、いつも一人で沈んでしまうわたしのお守り♩

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    2026年05月07日
  • 東京結合人間

    匿名

    購入済み

    甘美なるロジックの応酬

    多重解決ミステリの妙手──白井智之氏ほどこの評価が相応しい作家はいないのではないか。
    本作もその才能が遺憾なく発揮されており、舌の肥えたパズラーファンを唸らせること必至の傑作多重解決ミステリである。
    エログロインモラルという茶目っ気が少々気になる方もいらっしゃるだろうが、そこを押してでも読む価値はあると確信している。
    ぜひお手に取って白井ワールドを堪能していただきたい。

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    2026年05月07日
  • 燻る骨の香り

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    大好きな『香り』シリーズの完結編。
    静かな文章なのに、読み進めるほど胸の奥に重たい感情が沈んでいく作品だった。
    人の記憶や執着、孤独が骨の匂いのようにまとわりつき、不気味さと切なさが同時に残る。
    読後もしばらく世界観から抜け出せず、静かな余韻が長く心に残った。

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    2026年05月07日
  • カフネ

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    読み進めるほど、薫子とせつなが好きになってくる。
    もう2人のやり取りが、最初から好きなんだよな。
    特に好きなのは、
    「そんなことをする人間がいるんですか?びっくりですね」「あら、よろしかったら洗面所へお行きになって?すぐに会えましてよ」
    です。

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    2026年05月07日
  • 向日葵の咲かない夏

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    読み始めて、妹3歳のくせに大人びてるなあ…という違和感から始まって、続々と現れてくる謎と疑問。
    ラストに向けての次々と明るみになる小気味良さの前では、陰鬱な描写があっても気になりませんでした。
    シャドウ読んだ時も思ったけれど、人間心理を表現されるのがとても上手いですね。

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    2026年05月07日
  • 一次元の挿し木

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    4か5か迷いましたが、5で。
    読みながらSFなのか、単にミステリーなのか、もしかしてホラー?と楽しく読ませてもらいました。
    とても読みやすく構成されていて、頭の中で整理しやすかったです。結末についてはコメントが難しいですが、そんな感じもアリかなと思いました。

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    2026年05月07日
  • 正欲(新潮文庫)

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    理解してあげられるという傲慢さと理解なんてされるわけがないなんて考える諦観さの軋轢を書いたような作品。
    自分でも自分のことを気持ち悪いと思う、望んでこんな形で生まれてきたわけではない。そんな登場人物たちの心情を読むごとに今ならこの人たちを理解してあげられると自分の中で傲慢さが増してくる、でも絶対に理解はできないのだろう。
    ただ、どんな事情があれど、自分を理解してくれたり同じ境遇の人たちが近くにいてくれることで明日を生きる理由になっていく。
    正解である唯一の拠り所が多数派であるということは本当に情けないが、そうだよな、、となった。
    明日から何かできるわけでもないけど、そういう人達がいるということ

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    2026年05月07日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    重い内容だったけど主人公の過去が
    気になって一気に読み終わった。
    虐待描写は読んでいて信じられない気持ちで、
    今まで自分が知ろうとしなかった部分を
    突きつけられたような気がした。
    最後の1ページがとても良かった。

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    2026年05月07日
  • リバース

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    おそらくミステリというジャンルを認識して初めての作品。ミステリ特有の読後頭を殴られたような衝撃が癖になり、見事ミステリにハマるきっかけをくれました。

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    2026年05月07日
  • なんとかしなくちゃ。 青雲編

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    最初は日常ものかと思ったけど・・もう世界観に惹き込まれた。すべてのキャラがたっていて、かわいらし!!
    途中のナレーションみたいな流れも好き
    朝ドラ、わかる

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    2026年05月07日
  • 百年の時効

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    史実に即した事件、モデルとなった実在の人物や企業など、昭和から令和につながる歴史とフィクションを織り交ぜて楽しめた。
    仕事の都合で一気読み出来んかったけど、一気読みしたらもっと緊迫感とか楽しめたと思う。
    再読したい本。

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    2026年05月07日
  • カーテンコール!(新潮文庫)

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    私の人生に、必要な一冊でした。まだ20数年しか生きていないけれど、その後の未来の責任を取るのは自分であること、だからこそ明るく暖かい方向に自分を誘導する権利があること。「家族が、自分にとっての毒にもなり得る」この言葉を読んだ時、ハッとした。私がいつしかかけた家族への言葉、感情、そして私へ向けられたもの、そのどれもが、相手も自分も傷つけ心身へ蓄積していく毒になっていたのではないかと思った。解毒は簡単にはできないだろうと思うけれど、方法を模索して行動に移してみることはできるから、私は周りの人たちと自分の解毒をしていきたいと思う。
    多くの人に読んで欲しい。私は、この本に少なからず救われました。

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    2026年05月07日