ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 同志少女よ、敵を撃て

    Posted by ブクログ

    話の側はアニメ的なのに登場人物の心理や戦争の描写はとてもリアリティのある小説だった。

    シャルロッタが実はお嬢様だったり、天才スナイパーのアヤが汚部屋だったりキャラクターの設定が特にアニメらしいと思った。正直難しそうな内容かとちょっと心配だったのでとっつきやすくて助かった。

    狙撃訓練の様子や狙撃するときの感覚はリアリティがあって本物の戦争を疑似体験することが出来た。

    話の構成もとても親切で順番に読んでいるだけでセラフィマの心情の変化に共感しながら読み進められるようになっていた。

    タイトルを回収するところで感情がブチ上がる。その後セラフィマの本当の敵が誰かが判明してからはどうしてこうなった

    0
    2026年05月27日
  • シークレット・オブ・シークレッツ 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっぱりダンブラウンは裏切らずに面白い。上下巻で長いけれど、今のところ登場人物も多くない。マップと登場人物のページがあるのでわかりやすいです。
    早朝のジョギングから始まり、ジェットコースターの展開なのに上巻が終わった時はまだ午前10時過ぎかな?とりあえず上巻の最後の方でラングドンとキャサリンが会えて良かった。大使館はどうなの?下巻が楽しみ。

    0
    2026年05月27日
  • 流浪の月

    Posted by ブクログ

    良い作家さんに出会えました
    心情の描写がとても細かくてわかりやすので入り込んでしまいます
    また、スリリングな場面もあったり、ゆったりと癒されるような時間の描写もあったり
    全く飽きさせない展開が最後まで続きました
    男女間に定義付けしない縛られない自由な関係性もあるのだという事以外にもこの本からいろいろな事を学びました
    ありがとう

    0
    2026年05月27日
  • 地面師たち ファイナル・ベッツ

    Posted by ブクログ

    前作は、ハリソン山中に家族を殺された辻本の目線で、関西弁を使う司法書士の後藤や手配師の麗子など魅力的な地面師たちがいて、途中から地面師を応援してしまった。今回は元Jリーガーのギャンブラー稲田の目線と、ハリソンを追う刑事のサクラを中心に話は描かれる。ハリソンの異常さが際立つ話でした。

    0
    2026年05月27日
  • 作家で食っていく方法

    Posted by ブクログ

    今村翔吾さんの本は、リズムがあって読みやい。
    小説の構成の組み立て方や、言葉の選び方など技術についても語っているし、ご本人が語っている通り根性論についても熱く話されている。非常に論理的な根性論だ。
    作家で食っていく方はもちろん、〇〇で食っていくこと全てに通ずるものがある。特にクリエイターは必読。

    0
    2026年05月27日
  • みずいらず

    Posted by ブクログ

    いろんな家族の形があるんだなぁと思いながら読み進んでいきました。飽きることなくテンポよく読めたのと内容もかなりおもしろかったので星5にしました( ᵕᴗᵕ )
    『薄情者』『交換日記』が私的によかったですがその中で特にお気に入りなのが『いつまでもあると思うな。妻と金』これはちょっと泣いちゃいました( ; ; )

    0
    2026年05月27日
  • さとりをひらいた犬 ほんとうの自分に出会う物語

    Posted by ブクログ

    なんと禅的な思想が感じられる本でしょうか。
    これまで禅の本を読み漁りましたが、それを犬の物語として上手にまとめている。
    しかし、この本が書けると言うことは、筆者は本当に自分を見つめることができているということ。
    筆者の情報をみると死の宣告から、奇跡的に病を乗り越えた経験をお持ちのようだ。
    もう少し、筆者の本を読み漁りたいと思いました(^-^)

    0
    2026年05月27日
  • ふる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    不思議な展開だし、大阪弁のリズムが心地いいしで、引き込まれる小説だった。

    空から降ってくるように、フワフワと書いてある文字、おもしろい。
    「ヘルメッ!」「じゃかましわ。」の会話、私も好き。
    新田人生は、ちょっとこわい。
    白いふわふわしたもの、は、結局のところなんだったんだろう? 
    それが最後はしんしんと、雪のように降ってくる。そして、それを見てはっきりと、花しすは安心するのね。

    それは祝福が、花しすに舞い降りた瞬間。
    自分も女だと、今、はっきり受けとめて、周りの女とも、あらためて共に、この世を生きてみよう。同じ女として、今この時を生き抜こう、と確信した瞬間。

    こういう小説には、初めて出会

    0
    2026年05月27日
  • 有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER

    Posted by ブクログ

    この世界の「事実」と「虚構」を彩る解釈の行方は

    S &Mシリーズの最終巻、みな最初手にしたとき思ったことはこの本分厚すぎないかと、まるでパンかのようにと。といった題名にちなんだ冗談はさておき、犀川先生と西之園さんのむず痒いやり取りも最終巻となりました。正直いうと分厚さを感じないほどの魅力たっぷりな構成、トリック、引き込む文章力があり、最後を彩る素敵な一冊になっているものだと思う。

    これまでにさまざまな殺人や密室、そしてトリックがあった中で今回の仕掛けはこうきたかといったもの。確かにそれに気づけばもうそのトリックしか成立しないのではないかというスッキリ感は文字通り我々読み手を見事に欺

    0
    2026年05月27日
  • 未来の私へ贈る、君と紡ぐ今日の物語

    Posted by ブクログ

    恋って傍から見るともどかしいけど、本人達からするとある意味戦いですよね。

    好きだけど今の関係を大切にしたい気持ちは分からんでもないけど、下手したら永遠と友達だからなあ。

    まあ、お互い気を使い過ぎてすれ違わなくて良かったですよ。

    失敗は失敗でも彩羽ちゃんに渡したくてわざと失敗したと分かった時のときめき。きゅんとする。

    0
    2026年05月27日
  • 雨が降ったら

    Posted by ブクログ

    「雨が降ったら傘をさせ」当たり前の言葉が、
    こんなに沁みるとは。
    40代なかば、人生晴ればかりではなく、
    雨の日も突然の嵐だって経験した。
    考え過ぎてしまう年齢だからこそ、冒頭のシンプルな言葉をもう一度思い出し、背負っている荷物を一旦下ろして、傘をさし、長靴を履いて、水たまりをジャブジャブ歩いてみたい。

    0
    2026年05月27日
  • 掃除屋 プロレス始末伝

    Posted by ブクログ

    映画"The Wrestler"以降、トップレスラー候補から一歩引いたレスラーを書く映画や作品が出てきた。ピークを過ぎた肉体、過去の所業の葛藤。ストーリーはある意味ありがちかもしれない。でも僕らは今の光輝くリングも好きだが、その裏の影もみんな大好きだよ。

    0
    2026年05月27日
  • いただきます。 人生が変わる「守衛室の師匠」の教え

    Posted by ブクログ

    久しぶりの喜多川泰さんの本。喜多川さんの本の中でも、これは好きなベスト3に入るかもしれない。

    作者がこれまで何度もその著書の中で言ってきた「いただきます」に対する思いが、この本でも主軸となり語られていた。

    特に心に残ったことは二つあった。
    一つは人としての幸福のあり方。

    人間は沢山の物や人とつながりを持つことで生かされている。(何か一つの食べ物が、自分の口に入るまでに関わっている人)を考えてみても、ものすごい数の人の手がかかっているのがわかる。
    そのつながりの中に生きていると認識し、その中で自分も何かの役割を担う。誰かの役に立つ。そうすることで、社会と沢山の人とのつながりの中に居続けるこ

    0
    2026年05月27日
  • 未来

    Posted by ブクログ

    「未来から届く手紙」という導入は、どこか幻想的で、ファンタジーのような物語を予感させた。
    しかし読み進めるうちに突きつけられるのは、虐待やネグレクト、性暴力といった重い現実の話でした。

    綺麗事だけでは片付けられない環境の中で、それでも彼女たちは必死にもがきながら、自分たちの未来を切り開こうとしていく。その姿が強く胸に残った。

    “負の連鎖”という言葉は簡単だけれど、その裏には傷つき、助けを求めることすらできずにいる人たちがいる。この作品は、そんな痛みを容赦なく描きながらも、最後まで「未来」を手放さなかったように思う。

    私は仕事柄、児童相談所の子どもや高齢者の方々と接する機会がある。現在まさ

    0
    2026年05月27日
  • 月の立つ林で

    Posted by ブクログ

    長年勤めた病院を辞め、鬱々とした想いを抱える元看護師、芸人になる夢を諦めきれない配送ドライバー、娘の結婚と妊娠に動揺する自動車整備士、自立を願う母子家庭の女子高生、仕事と家庭のバランスに悩むアクセサリー作家。そして、5人が聴いているポッドキャストの「ツキない話」。それぞれの人生が少しだけ交わることで、それぞれが前向きに生きることができるようになって、次の章に繋がる。細い糸で物語同士が繋がり合うような綺麗な構成の優しい小説だった。日常を描いた物語を穏やかな気持ちで読みたい方にお勧めしたい素敵な小説だった。

    0
    2026年05月27日
  • 映画ノベライズ(LOVE SONG)

    Posted by ブクログ

    ストーリーももちろん良いが、とにかく美しい文と言葉に溢れている。こんなにも心が動く恋愛小説を読んだことがない。何度読み返しても新鮮に胸の奥をくすぐる様な繊細な心理描写が最初から最後まで書き込まれている。皆指す感情は同じなのにこれほどまでに多彩な表現で書けるのかと驚いた。

    0
    2026年05月27日
  • 天上の葦 上

    Posted by ブクログ

    ついに三部作上巻
    いつもの三人組が大きな闇の中へ
    今回はミステリアス鑓水の過去が少し明らかに
    ちょっと話が途中難しくて離れかけたけど
    やっぱり面白い!先が全然わからない!まだ上巻!すごいボリューム!少し休憩していざ下巻へ

    0
    2026年05月27日
  • 成瀬は信じた道をいく

    Posted by ブクログ

    成瀬リターンズ。
    京大入試にもいつもの成瀬。平和堂のレジ打ちバイトでも平常運転。極め付けは琵琶湖観光大使の活動!とにかくぎっしり成瀬が詰まってて最高。
    この本読むまでは、書評や感想で成瀬に会えてよかった!ってコメントがよく分かってなかったし、すごい抽象的すぎる表現だなと思ってたんだけど。いやー、成瀬に会えてよかった。ほんまそれ。

    7月に初の舞台化ということで、動く成瀬を見にチケットゲットしました。舞台の脚本は一巻と二巻から構成されるらしいので、見に行く前にちゃんと読めてよかった。もう一回くらい読んでから舞台みたいなー。

    0
    2026年05月27日
  • たゆたえども沈まず

    Posted by ブクログ

    ゴッホ兄弟の深い繋がりを感じるストーリー。
    お互いを思うがゆえに、悩み深くなってしまう兄弟。それをとりまく思いやり深い人たち。にもかかわらず、悲しい結末となってしまう。
    後世ゴッホが世界的有名な画家になることは、わかって読んでいても、
    なんだか、悲しいなぁと感じました。

    実在する人物と架空の人物を巧みにおりまぜながら展開していき、物語に自然に引き込まれます。
    当時の印象派の画家たちの様子やヨーロッパでの浮世絵への興味などを知ることができたのもよかった。

    0
    2026年05月27日
  • 冗談

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    好きな女の子の気を引こうと軽率な冗談を書いたために人生が狂ってしまった男の話。1950年代から60年代のチェコが舞台で、当時の歴史を踏まえた上で読むとチェコの歴史と主人公の姿がダブる。タイトルは主人公が書いた手紙を指すとともに、人々を翻弄する歴史も指している。

    かつては冗談では済まされなかった手紙も自由を求める機運が高まる時代なら見逃される。しかし犠牲になった人生はやり直せない。誰もその償いをしてはくれない。ただ忘却されるのみ。かつては許されなかったことも時代が変われば問題視されない。価値観の変化、それが歴史の冗談だ。

    登場人物たちの行動がことごとくその意図を裏切られる展開はコメディのよう

    0
    2026年05月27日