小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
大好きな比嘉姉妹シリーズ!
ずっとずっとずっと追いかけています!
今回は短編集ですが連作のような形で構成されていました
比嘉家について語られています
どの話もすごく面白いのは当然のこと、これまで明かされてこなかった家族の人物像についても描かれています
こういう家族がいたんだな…と切ない気持ちになりました
短編集なのでスキマ時間に少しずつ読むつもりでしたが、結局一気読みしてしまう面白さです
澤村伊智先生の作品は何を読んでも面白いのが本当にすごいです
ハズレがない安定感があります
本作の時系列的にはどの辺にあたるのでしょうか?
比嘉姉妹シリーズは大好きなのですが、作品によって時系列がバラバラな -
Posted by ブクログ
ネタバレGHQは、日本に民主主義を広めるため、ある実験を始めた。
その実験とは、東京の屋敷に集められた四人の女性に「民主主義のレッスン」を施すことである。日本に新たな価値観が浸透し得るのか見極めるため、日系二世の青年・サクラギが奮闘する。
堅苦しくなく、よみやすいエンタメ小説。
お固そうなテーマでこのボリューム。歯応えのある読書になりそう、と身構えて取りかかったが、かなり読みやすい。美央子、吉乃、孝子、ヤエ、クニと、いずれも個性豊かで、かなり良いキャラクターが揃っている。とても一筋縄ではいかない彼女たちを御しきれず、右往左往するサクラギ先生の当惑顔も癖になる。物語に散見される笑いどころは、まさに朝ド -
Posted by ブクログ
熟した柿の実が自然に落ちるのを待つようにで16年は長いぜ。やっぱり縁ってすごいね、母親ってすごいね。主人公の親友?の鶴子のことだけはあまり好きにはなれなかったけど主人公との境遇の対比が苦しかった。鶴子の空気の読めなさが逆に主人公の辛さを引き立たせてた。途中のお金強盗はまじで腹正しかった。主人公がどんどん自分の境遇と久住呂さん、土居さんを始め人と関係をもつことで精神的に強くなり、介護施設で働くことを決意する。事件のことを思い出してとても辛いし、大変だろうけどその強さを培ってきたのはやはりこの10年がなければ成し得なかったもの。本当に主人公は頑張った。
私が息子のためにできることは働くことだけ、っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ正直、途中までは読みやすくて分かりやすい、親近感を抱きやすい内容が評価されているのかなという印象でした。
でも、後半は物語の展開にも引き込まれ、苦しくて、優しくて、温かくて、気付いたら涙していました。
登場人物それぞれが前へ進みながらも、各々の個性は失われない描写も良かったです。
*心に残ったことば
「何かに拘れば拘るほど、人は心が狭くなっていく
幸せに拘れば拘るほど、人は寛容さを失くしていく」
酔っ払いの
「明日死んでも悔いがないように、百歳まで生きても大丈夫なように、どっちも頑張らないといけないんだよ!」 も良かった^_^ -
Posted by ブクログ
新興俳句の旗手として活躍した西東三鬼を視点人物に、「京大俳句事件」からアジア太平洋戦争開戦直前の時期までを描く。西東が1925年から3年間シンガポールで歯科医院を開業していたという伝記的事実を出発点に、イギリス領シンガポールの中国系住民・インド系住民との対立を軍事侵攻の「弱い環」として利用しようとした陸軍と、「京大俳句事件」以降の俳句統制を貫徹せんとする内務省・特高警察を巻き込んだインテリジェンスの物語として仕立て上げていく手腕はさすがの一言。「京大俳句事件」というのは確かによくわからない事件で、これは改めて調べ直さなければならないのだけれど、石田波郷や三橋敏雄、小野蕪子、高浜虚子ら文学史上
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