ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • SOUL 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

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    ネタバレ

    今年最初の一冊。
    死刑囚が他にも殺人を犯したと告白したことから、始まる本編。
    虐待から始まる殺人の連鎖の果ての死刑はあまりに切ない。
    しかし、罪は償わなければならない。

    その最後の願いを調べることは果たして正義なのか? とも考えてしまったけれども、よんで良かったと思う一冊でした。

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    2026年01月02日
  • 生殖記

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    生存本能、生存戦略、そして辿り着いた生存超越。体の中の細胞たちが命を繋げと休むことなくささやく世界では、私たちの心や悩みさえも、種を存続させるための効率的な仕組みの一部のように感じられます。これまで当たり前だと思っていた生きる意味が、実は生物としてのプログラムに過ぎなかったのかもしれない。そう気づいた時、物語は単なる生物学の話を超えて、一人の人間の尊厳を問いかけてきました。

    ​作中を通じて感じたのは、自分という存在の多面性です。ある側面では社会の仕組みに適合するマジョリティとして振る舞いながら、別の側面では誰にも理解されない切実な孤独を抱えるマイノリティでもある。私たちは常にその両端を揺れ動

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    2026年01月02日
  • 一次元の挿し木

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    おもしろい!
    200年前の人骨のDNAが失踪した妹と一致して…というあらすじからものすごく興味を惹かれる。細かな章立てと一人称視点で進む物語、緻密に張り巡らされた伏線など、読者を飽きさせず読みやすくする工夫が随所に見られた。登場人物のキャラクター性もインパクトがあって、物語に思わず入り込んでしまった。
    後半の超展開や若干のクサい台詞回しが気になったが、全体からすれば些細なものだし、このミス大賞も納得の最高峰エンタメ小説だった。
    ミステリーというよりはSFサスペンス?のようなジャンルになるかも。

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    2026年01月02日
  • 静おばあちゃんにおまかせ

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    ネタバレ

    玄太郎氏の絡まない静さんも素敵だった…!
    ラストは円と一緒に泣いてしまった。行かないで、おばあちゃん…

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    2026年01月02日
  • 群青の魚

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    ネタバレ

    2026.01.02
    本書の良さは序盤は人によってはクドイと感じるくらい丁寧に、登場人物の日常を明らかにするための背景描写があり、かつ、終盤には疾走感のあるイキイキとしたアクションが描かれるという小説としてのバランスの良さにある。
    ネタバレになるが、確かに、ある登場人物の女性は「男を見る目がない」と思うし、男は女性の前で見せる顔とは違う顔で生きているのだなとも思う。これに対し、男性たちは良い人、悪い人、いろいろだが、「そうだよな」と腑に落ちる行動をとるところにも納得感がある。登場人物それぞれの心と行動のありようが人間らしく描かれることに好感を持っている。

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    2026年01月02日
  • 成瀬は信じた道をいく

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    流石の行動力でした。眩しいね。
    相変わらずというよりパワーアップした個性の成瀬を肯定する人が増えてきたのがとても嬉しく楽しく読みました。

    やっぱり島崎を大事に思っている成瀬にちょっと泣きました。島崎、嬉しいよねえ(o^^o)
    やりたいこと全部盛り!の大晦日、成瀬の新年もキラキラ輝く一年になるのが目に浮かぶようです。

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    2026年01月02日
  • 殺し屋の営業術

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    面白かった。
    全然人間味のないと思ってた鳥井が、どんどん人間らしく?感情を出したりするのも見れて、飽きることなく読めた。
    フィクションとはいえ、鳥井の営業術は勉強になることもあったし、ノルマ達成に向けての緻密な作戦は相当考えられたものだった。
    続編が出たらまた読みたいと思った。

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    2026年01月02日
  • 奇のくに風土記

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    ネタバレ

    「生きとるものは、そう容易く括れんのよ」
    実在の本草学者、畔田翠山(幼名十兵衛)を主人公にした、少し幻想譚も混じった歴史小説。

    主人公は人との交わりが下手、自分の感情を表情や言葉にするのが苦手で、嫌いな言葉だが今ならコミュ障と揶揄されるタイプの人物。だが、その観察力や洞察力や粘り強さなど、本草を学ぶ素質に溢れており、師匠の桃洞先生はしっかりとそれを認めていて、導いていく様子はとても良い。

    桃洞先生の孫、良直がまたいい味出してるんよねぇ、要らんことばっかり言うし、しゃべり方はケンカ腰が常で否定から会話を始め寄るし、どっちか言うたら彼の方がコミュ障っ気があると思うんだが…。それでも、コメディリ

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    2026年01月02日
  • ブレイクダウン

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    元陸上自衛隊員で芥川賞作家という異例の経歴の砂川氏。名前は存じ上げていたが、著書は初読。舞台設定が日本だとストーリが如何にも荒唐無稽ではあるが、ベトナム戦争での明らかにできない日米間闇協定というグレーゾーンや、ソ連・ロシアとの関係性に翻弄される北方漁民たちの苦節を確りと描きつつ、これでもかと繰り広げられるアクション・バイオレンスの連続は500頁の大著とは思えない面白さ。他著作も読んでみたいと思った。

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    2026年01月02日
  • Wi-Fi幽霊 乙一・山白朝子 ホラー傑作選

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    Wi-Fi幽霊を読んでいて昔白装束の集団が電磁波の事を言っていたような。この本を読んで思い出したけど今も活動しているのだろうか。そして死ぬ瞬間にも走馬灯のように駆け巡るのは電磁波が流れているとは…
    他の短編は山白朝子のは読んだのだがなんとなく覚えているので懐かしく思いながら読み乙一は初めて読むので自分には向いてない内容だなぁと思うけど山白朝子のは好きなのは何故なんだろうと同じ作者なのに別人格が書いている感じがする。

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    2026年01月02日
  • 傲慢と善良

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    私が書いた本なのかなと思うほど主人公の心理や感情が自分自身と重なっていた。
    読んでいて面白いけど自分のダメなとことかも含めて全部を暴かれていってる気がした。

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    2026年01月02日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    今年の箱根駅伝迄には読みたいと思い立って、年末に購入した一冊。間に合ってよかった!
    駅伝経験がない、でも素質も結束力もある10人が補欠が1人もいない状態で箱根駅伝に挑戦する。スポーツとは自由で平等な場所であり、改めて、、そういう場所でないといけないんですよね。あり得ない設定ではありますが?、予選会のあたりから笑いあり、涙ありで引き込まれて一気に読めました。今年から駅伝の見方が変わるかも。

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    2026年01月02日
  • カフネ

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    家事という日々直面する終わりのない仕事とどう付き合っていくか、考えさせられた。斗季子さん主人公でもう1冊書けそうだなと思った。

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    2026年01月02日
  • 暁星

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    新興宗教と癒着のあった大臣が刺殺される事件。
    物語は2部構成で、前半は犯人の手記、後半は事件当時、現場に居合わせた作家によりノンフィクションの小説。同じ事件が2人の視点で書かれていることは珍しくないが、フィクションとノンフィクションになっているのが目新しく感じた。最後の一文、読み終わると、思わず感嘆の声が…。
    そして、すぐに最初のページに戻って、読み返したくなる小説。めちゃくちゃ面白い。
    おそらく現実に起こった事件からインスピレーションを受けて書かれた物語だと思うが、作家さんの想像力、いくつかのピースで、こんなにも心に残る物語を作りあげていく力に圧倒される。

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    2026年01月02日
  • 人生の道しるべ

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    私が作家でいちばん大好きなのでは宮本輝さん。
    吉本ばななさんと、作家の世界観を語り合う対談集。二人の高度な作家魂をほんの少しでも理解できて嬉しかったです。

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    2026年01月02日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    本を開いた一文目から引き込まれた。
    自由な生き方をする成瀬は勿論、それに付き合う島崎の生き方も魅力的。
    視点の移り変わりが多いが自然で一気に読めてしまう。
    是非、膳所市に行ってミシガンに乗ってみたい。

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    2026年01月02日
  • 新装版 タイム・リープ〈下〉 あしたはきのう

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    どうしてもっと早くこの名著に出会えなかったのだろうか。
    そう思って、新装前の表紙を確認したら、過去に『このラノ』あたりで見たことがある作品でした。
    表紙の力ってすごいですね。

    全編通して、1週間の出来事といった感じなんですが、その短い期間で信頼関係を築いて物語が進んでいく感じが実に気持ちが良いものでした。

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    2026年01月02日
  • 白日の鴉

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    痴漢冤罪に対する展開と世の人の反応を圧倒的リアルに描写して考えさせられる。
    誰でも当事者になる可能性がある恐怖を感じました。
    刑務所の中の描写がリアルで刺激的でした。
    ストーリーは最後までどうなるか分からず引き込まれます。

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    2026年01月02日
  • 暁星

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    明けましておめでとうございます♪
    今年もよろしくお願いします(*^^*)

    こちらは 昨年読み終わってたけど、レビュー間に合わなかった作品(-。-;
    どうもレビュー溜めがちで。。
    今年はもうちょっとチャチャっと出来るようにしたいなぁ~←(きっとムリ~)

    これなんか凄かった〜!
    読んですぐ まだ記憶に新しいあの銃撃事件が頭をよぎった。
    母親が新興宗教にのめり込んでしまった、いわゆる宗教二世のお話。

    ちょうど山上被告の裁判員裁判も始まったとこで、すごいタイミングで読んでしまった。
    あの事件をモチーフにしてるのは明らかだけど、もちろんこれはフィクション。
    ごっちゃにしちゃいけないよな〜

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    2026年01月02日
  • 旅屋おかえり

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    情景を想像しやすいよう、角館や内子の画像を検索して読み進めました。
    マハさんの書く文章は素敵ですね。
    私も旅をしたくなりました。

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    2026年01月02日