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若き日、平蔵と左馬之助は高杉銀平道場の竜虎といわれ、もう一人又兵衛を加えて三羽烏とも呼ばれたものだった。それから幾星霜…盗賊となった又兵衛、火盗改方の長官・鬼の平蔵、二十数年ぶりの凄絶な対決を描く「高杉道場・三羽烏」。彦十に五郎蔵、粂八の元・本格盗めの男たち、いまはお上の手先だが興が乗り、<昔とった杵柄>に話がまとまってしまう「密偵たちの宴」。ほか「いろおとこ」「見張りの見張り」「二つの顔」「白蝮」「二人女房」の七篇を収録。
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「鬼平犯科帳 でくの十蔵」
2024年6月8日~ 時代劇専門チャンネル 出演:松本幸四郎、市川染五郎、仙道敦子
「鬼平犯科帳 血闘」
2024年5月10日公開 出演:松本幸四郎、仙道敦子、中村ゆり
「鬼平犯科帳 本所・桜屋敷」
2024年1月8日~ フジテレビほか 出演:松本幸四郎、市川染五郎、仙道敦子
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Posted by ブクログ
2021.5.29 再読 いつもの感じですが、 最後 平蔵さんの調子がよくなさそうで 心配です。 あと 昔 盗賊でいま 平蔵さんに 密偵として大活躍のお馴染みメンバーが 企てる話は 面白かった!
平蔵のために日夜働き続ける密偵たちがある日、宴を催す。酒が進み話はあらぬ方向に、真の盗めを世に見せるため密偵たちが動き出す。これが「密偵たちの宴」、若き日の平蔵と左馬之助は高杉道場の竜虎といわれ、もう一人又兵衛を加えて三羽烏とも呼ばれていた、盗賊となった又兵衛と鬼の平蔵の戦いを描く。「高杉道場・三羽...続きを読む烏」
この巻で全体の半分。 今回収録されている話は、「いろおとこ」、「高杉道場・三羽烏」、「見張りの見張り」、「密偵たちの宴」、「二つの顔」、「白蝮」、「二人女房」の七篇。 「いろおとこ」、「高杉道場・三羽烏」、「白蝮」とレベルが高い剣士が登場するが、残念なことばかり。 火盗改には平蔵のほか酒井、沢田と剣...続きを読むの力のある同心がいるが、そんなに多くない。機動力があり、手に余るようならば盗人を斬って捨てることもある火盗改。捕縛も含め、剣の能力に長ける者がもっといてもいいように思うが、なかなか難しいようだ。 私としてはお気に入りの沢田が活躍してくれるので嬉しい。 「密偵たちの宴」は珍しい展開を見せる。そのまま話が進みそうでヒヤヒヤするが、楽しい一話となっている。
いろおとこ 高杉道場・三羽烏 見張りの見張り 密偵たちの宴 二つの顔 白蝮 二人女房
シリーズ半分の折り返し地点、12巻です。読む本がなくなったら兄の蔵書から少しずつ読んでいるんですが、折り返しか…と少し寂しくなる。 鬼平さんの信頼する密偵たちが昔取ったナントヤラで盗みを企てる「密偵たちの宴」が面白かった。思えば最強クラスの元盗人たちが集っているわけで、本気でやれば簡単にできてしまい...続きを読むそうだけど、それを実行してしまうと鬼平さんを裏切ることにならないかい…?とヒヤヒヤした。しかし、鬼平さんにはすべてお見通しなのであった。さすがです!最後、馬鹿な企てをした男たちにくだまいてるおまささんが可愛い(笑) フリー・ランサーの盗人という時代小説にはなかなか登場しないワードが出てくるのがまた面白い。
密偵たちの宴。 四つほどの重箱には、軍鶏を酒と醤油で煮つけたものや、蕨の胡麻あえや、豆腐の木の芽田楽などが詰めてあり、大皿には鯛の刺身がもりつけてあった。 なにげない料理のシーンにも、心惹かれるのが、また鬼平の魅力でもある。
いろおとこ 高杉道場・三羽烏 見張りの見張り 密偵たちの宴 二つの顔 白蝮 二人女房 「見張りの見張り」宗平が昔なじみの長久保の佐助と再会。五郎蔵を尾行する佐助をさらに伊三次が尾行するという面白い図。 「密偵たちの宴」前からこの話は好き。今までにも足を洗った盗賊が血が騒いで再び…というのはあったけ...続きを読むど、今回は平蔵に仕える腕利きの密偵たちの腕試し。せりふのみのシーンが新鮮で、最後のおまさの独白に笑ってしまう。 どちらもやっぱり平蔵には敵わないという印象。 「二人女房」高木軍兵衛の再登場。
鬼平犯科帳 12巻目。 シリーズのちょうど半分が終わった。 今回、「密偵たちの宴」には、かなりヒヤヒヤさせられた。。 平蔵さんの勘働のすごさを侮ってはいけません。。でも、何事もなくてよかったが。。。 「二人女房」では、平蔵さんの身体が心配になった。 シリーズを重ね、きちんと、話の中で年を重ねてい...続きを読むる平蔵さん。 人間だから、いつか。が、くるのはわかっているが、それを想像したくない。 最後に、辰蔵とともに、悲しい気持ちになってしまった。。
「いろおとこ」というよりも女癖 「高杉道場・三羽烏」後付け感バリ2の3人目 「見張りの見張り」密偵が密偵をつけたりする 「密偵たちの宴」おまさ、キレる 「二つの顔」素人女の遊び場が 「白蝮」女剣豪盗賊 「二人女房」軍兵衛、活躍
池波正太郎 著「鬼平犯科帳 12」、2000.8発行、7話。本巻は、やや盛り上がりに欠ける気がしました。
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池波正太郎
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