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悪い事をしながら善い事をし、善い事をしながら悪事を働く。心を許し合う友を欺して、その心を傷つけまいとする。全く人間とは奇妙な生きものよ……とは鬼の平蔵の心の底からの述懐である。盗賊でも市井の者でもみな普遍の業を心にしまいこみ、矛盾を抱えながら生きてゆく。その虚実を突きながら、情を持って応える人生の達人・鬼平の魅力いやますシリーズ第八巻。「用心棒」「あきれた奴」「明神の次郎吉」「流星」「白と黒」「あきらめきれずに」の六篇を収録。
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Posted by ブクログ 2017年09月05日
本巻でも多くの紙面を充てた「流星」は、平蔵にとっても多くの苦悩を抱えた話だった。部下とその家族の斬殺、押し込みの畜生ばたらきの頻発。火盗改メの動きを見張られているような、平蔵を嘲笑うような事件に心痛める様は、読み手の心も痛くなる。恐らくは平蔵自身も「見張られている」感が常にあったのではないだろうか。...続きを読む「あきらめきれずに」は二つの意が掛けられているのだろうが、左馬之助が結ばれる結末に、少し複雑な気持ちを抱いた。
Posted by ブクログ 2015年10月10日
再読。左馬之助、これこそ少年の心を持ったおっさん。とうとう結婚できたねぇ。又八にしろ次郎吉にしろ友五郎にしろよい盗賊だなぁぁ。良い盗賊ってぇのも変な話だがなぁぁ。
Posted by ブクログ 2013年05月31日
収録された話は、 「用心棒」、「あきれた奴」、「明神の次郎吉」、「流星」、 「白と黒」、「あきらめきれずに」の六篇。 収録篇数が少ないが、それは「流星」のボリュームによる。頭脳派でしたたかな賊に剣客までつくと、ろくでもないことになる。 「兇賊」は平蔵暗殺を企てる賊の話だったが、今回は平蔵の周りの人々...続きを読むを襲い、平蔵を凹ませるだけでなく、その隙に盗みまではたらこうとする話。そんなこともあって、内容が濃い。 そういえば、丹波哲郎主演の『鬼平犯科帳』での、この「流星」では、剣客役に『ルパン三世』の銭形警部役の納谷悟朗 さんが出演されていた。声だけでなく、演技も素敵だった。 さて、「あきらめきれずに」では、またしても岸井左馬之助の純情な面が描かれる。「本所・桜屋敷」以降、左馬之助もお気に入りのキャラになったが、やっと春が来た。よかったよかった。
Posted by ブクログ 2012年05月10日
久々の再読。藤枝梅安や剣客商売など、寄り道したけど、やっぱり長谷川平蔵が一番イイ!久しぶりに読みながら、吉右衛門のドラマを思い出した。小説に忠実なドラマだったなと。 用心棒で小房の粂八が出てきたときは、やたら嬉しかった。あと、お熊婆さんも。
Posted by ブクログ 2018年09月19日
用心棒 あきれた奴 明神の次郎吉 流星 白と黒 あきらめきれずに 「流星」久しぶりに読み応えがあった。因縁の生駒の仙右衛門一味の事件が一件落着。友五郎に対する平蔵の心遣いが温かい。 「あきらめきらずに」左馬之助に待望の奥さんが。でも一筋縄でいかないのが面白いところ。
Posted by ブクログ 2017年06月23日
鬼平犯科帳 八巻目。 今回は、平蔵さんの人への情けがあらゆる章にかかれている。 船頭の友五郎さんへの最後の対応には、ホロリとさせるものがあった。 無事にシャバに戻ってきて、平蔵さんと再会をしてほしいものだ。。 「あきらめきれずに」の左馬之介は、かわいい。少し悩ましい関係になってらだろうに、最後は結...続きを読む婚ができて、ホッとした。
Posted by ブクログ 2016年09月21日
鬼平の魅力を益々感じることが出来るシリーズ第八巻。 六編を収録しているが、なかでも「流星」では火盗改メに関係する者が次々と斬殺され鬼平ピンチに。
Posted by ブクログ 2016年01月30日
今巻も面白かったですー。 今回は、女絡みの事件は少なかったなぁ。 その分、読み始めから没頭できた。 最初の章『用心棒』は、平蔵様お得意のどんでん返しな結末で笑えましたー。 私だったら、自分の身分をすぐ明かしちゃうだろうけど、平蔵様のちょっとした遊び心で制裁しちゃうのはさすが。 『あきれた奴』は、...続きを読む小柳安五郎の独断での解決?で、なんとかめでたしで終わったけど、ほんとラッキーでした。 平蔵様だったら、どうこれを解決するのかなって思う。 今回は左馬さんの出番が多くて面白かったです。 子供っぽく純真でいて、それでいて豪快で良いキャラしてます。 そんな彼の新たな一面が読めた巻でしたー。 久しぶりの改方総出の大事件もあって読み応えあった。
Posted by ブクログ 2010年03月02日
基本的には盗賊VS鬼平の流れだけでよくここまで飽きさせないよなぁ。人が描かれているとかはあるだろうけれど、盗人の種類も多くてすごい。そろそろ過去の事件のどれがどれか分からなくなってきました。問題はないですが(苦笑)
Posted by ブクログ 2009年10月07日
ドラマではない左馬之助の結婚の話「あきらめきれずに」が収録。 その他の作品もドラマとは少し違うないようだが、相変わらずの鬼平ワールドは面白い。
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