【感想・ネタバレ】鬼平犯科帳(八)のレビュー

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2022年02月06日

個人的に大好きな同心の小柳。
大きな悲しみと喪失を経験が、平蔵もあきれる程、肝の座った仕事をやり遂げさせる。
優しさを失わず、強くなっていく小柳がカッコイイ!

#胸キュン #感動する #カッコいい

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Posted by ブクログ 2017年09月05日

本巻でも多くの紙面を充てた「流星」は、平蔵にとっても多くの苦悩を抱えた話だった。部下とその家族の斬殺、押し込みの畜生ばたらきの頻発。火盗改メの動きを見張られているような、平蔵を嘲笑うような事件に心痛める様は、読み手の心も痛くなる。恐らくは平蔵自身も「見張られている」感が常にあったのではないだろうか。...続きを読む「あきらめきれずに」は二つの意が掛けられているのだろうが、左馬之助が結ばれる結末に、少し複雑な気持ちを抱いた。

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Posted by ブクログ 2013年05月31日

収録された話は、
「用心棒」、「あきれた奴」、「明神の次郎吉」、「流星」、
「白と黒」、「あきらめきれずに」の六篇。
収録篇数が少ないが、それは「流星」のボリュームによる。頭脳派でしたたかな賊に剣客までつくと、ろくでもないことになる。
「兇賊」は平蔵暗殺を企てる賊の話だったが、今回は平蔵の周りの人々...続きを読むを襲い、平蔵を凹ませるだけでなく、その隙に盗みまではたらこうとする話。そんなこともあって、内容が濃い。
そういえば、丹波哲郎主演の『鬼平犯科帳』での、この「流星」では、剣客役に『ルパン三世』の銭形警部役の納谷悟朗
さんが出演されていた。声だけでなく、演技も素敵だった。
さて、「あきらめきれずに」では、またしても岸井左馬之助の純情な面が描かれる。「本所・桜屋敷」以降、左馬之助もお気に入りのキャラになったが、やっと春が来た。よかったよかった。

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Posted by ブクログ 2012年05月10日

久々の再読。藤枝梅安や剣客商売など、寄り道したけど、やっぱり長谷川平蔵が一番イイ!久しぶりに読みながら、吉右衛門のドラマを思い出した。小説に忠実なドラマだったなと。 用心棒で小房の粂八が出てきたときは、やたら嬉しかった。あと、お熊婆さんも。

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Posted by ブクログ 2023年03月09日

「用心棒」強くなれ。
「あきれた奴」でも他にもっと良い方法があったのでは
「明神の次郎吉」いい奴なら盗賊すな
「流星」大捕り物。流星は出ない
「白と黒」エロと亀
「あきらめきれずに」左馬之助、お静と夫婦に

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Posted by ブクログ 2018年09月19日

用心棒
あきれた奴
明神の次郎吉
流星
白と黒
あきらめきれずに

「流星」久しぶりに読み応えがあった。因縁の生駒の仙右衛門一味の事件が一件落着。友五郎に対する平蔵の心遣いが温かい。
「あきらめきらずに」左馬之助に待望の奥さんが。でも一筋縄でいかないのが面白いところ。

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Posted by ブクログ 2017年06月23日

鬼平犯科帳 八巻目。
今回は、平蔵さんの人への情けがあらゆる章にかかれている。
船頭の友五郎さんへの最後の対応には、ホロリとさせるものがあった。
無事にシャバに戻ってきて、平蔵さんと再会をしてほしいものだ。。

「あきらめきれずに」の左馬之介は、かわいい。少し悩ましい関係になってらだろうに、最後は結...続きを読む婚ができて、ホッとした。

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Posted by ブクログ 2016年09月21日

鬼平の魅力を益々感じることが出来るシリーズ第八巻。
六編を収録しているが、なかでも「流星」では火盗改メに関係する者が次々と斬殺され鬼平ピンチに。

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Posted by ブクログ 2016年01月30日

今巻も面白かったですー。
今回は、女絡みの事件は少なかったなぁ。
その分、読み始めから没頭できた。

最初の章『用心棒』は、平蔵様お得意のどんでん返しな結末で笑えましたー。
私だったら、自分の身分をすぐ明かしちゃうだろうけど、平蔵様のちょっとした遊び心で制裁しちゃうのはさすが。

『あきれた奴』は、...続きを読む小柳安五郎の独断での解決?で、なんとかめでたしで終わったけど、ほんとラッキーでした。
平蔵様だったら、どうこれを解決するのかなって思う。

今回は左馬さんの出番が多くて面白かったです。
子供っぽく純真でいて、それでいて豪快で良いキャラしてます。
そんな彼の新たな一面が読めた巻でしたー。

久しぶりの改方総出の大事件もあって読み応えあった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月02日

『大川の隠居』の友五郎が再登場して嬉しかったのですが、事件に巻き込まれた行く末は切ないものがありました。 『あきれた奴』『明神の次郎吉』など、人の情を感じられる話が多く、鬼平っていいなぁと再認識した次第です^^

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Posted by ブクログ 2010年03月02日

基本的には盗賊VS鬼平の流れだけでよくここまで飽きさせないよなぁ。人が描かれているとかはあるだろうけれど、盗人の種類も多くてすごい。そろそろ過去の事件のどれがどれか分からなくなってきました。問題はないですが(苦笑)

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Posted by ブクログ 2009年10月07日

ドラマではない左馬之助の結婚の話「あきらめきれずに」が収録。
その他の作品もドラマとは少し違うないようだが、相変わらずの鬼平ワールドは面白い。

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Posted by ブクログ 2011年08月15日

何度読んでも面白い、ページを捲るのが待てない。少し間を置いて、薄ら内容を忘れた頃に読むのが良い。以前、全巻持っていたが置き場所に困り、古本屋にはらってしまった。以後、馴染みの古本屋やブクオフで見つけては、買ったり買わなかったり。一度読んでいるから、何処から読んでも、忘れていた内容を思い出す。

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Posted by ブクログ 2009年10月04日

あきれた奴では、同心の小柳安五郎が又八という捕らえた盗賊を逃がし、自分がその責めを負って変わりに牢獄に入るというお話。
仇を討った、又八は再び、盗賊改メ方に舞い戻ってくるという、走れメロス的な展開です。
安五郎と又八に通う心の交流が何とも、男っていいよなぁ〜と思わせる。

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Posted by ブクログ 2020年04月05日

鬼平犯科帳 (8)

「流星」:上方の“生駒の仙右衛門”と関東の“鹿山の市之助”が手を組み、鬼平さんを苦しめます。
その手段は、火付盗賊改方の同心の家族を次々に殺害しつつ、強盗もするという卑劣極まるやり口で、流石の鬼平さんも「おれのもっとも痛いところを衝いてきた」と青ざめる程・・。
勿論、ここまで“...続きを読む鬼の平蔵”を怒らせて悪党たちが無事なはずはありません。終盤の怒涛の捕り物に胸がすく思いでした。

「あきらめきれずに」:鬼平さんの剣友、左馬之助さんの純情さが良いですね。幸せになって頂きたいです。

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Posted by ブクログ 2017年10月18日

久々に鬼平さんの続きを読む。
左馬之助の実直さが好ましい。最後には惚れた娘と添い遂げられてよかったなぁ。平蔵夫婦も一安心だろう。しかし元旦那と未だに手を切れてない風?なお静さんで大丈夫なんだろうか、と少し不安になる。
「流星」では以前平蔵に粋ないたずらをやらかした大川のご隠居が再登場。穏やかな余生を...続きを読む過ごしていたはずの爺っつぁんが卑劣な勤めの片棒を担がされたのには胸が痛んだ。そして平蔵の情けが泣ける…。
悪党どもが一網打尽にされるところは何度読んでもスカッとするし「神妙にせよ!火付盗賊改メ長谷川平蔵である!!」に毎度しびれる。安定して楽しめる鬼平シリーズです。

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Posted by ブクログ 2016年02月13日

鬼平犯科帳。
この人の小説に出てくる食べ物は、どうしてあんなに美味しそうに思えるのか、いつも不思議。

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Posted by ブクログ 2011年09月28日

「あきれた奴」容疑者を信用して牢から連れ出し、逃がすなんてあり得ない。「あきらめきれずに」盗賊の首領に再度言い寄られずるずると逢引を繰り返すお静さんが左馬之介と結婚した。何の御咎めもないのが不可解。11.9.28

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Posted by ブクログ 2011年06月19日

用心棒おもしろい。こういう話好きだ。
ちょこちょこでてくる友人岸井左馬之助が最後の話では嫁をもらっていた。

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