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Posted by ブクログ 2017年09月05日
本巻は親子の情、火盗改メと盗賊の内通合戦、男と女の難しい縁、と何とも盛り沢山な内容であった。怨恨から子を誘拐した賊を、当初疑われていた実の親が見つけるとは小説ならではなのだが、読んでいる間はするりと読み手の懐に入ってくる。恐ろしいことだwww「妙義の團右衛門」でしてやられた平蔵だったが、馬蕗の利平治...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月16日
鬼平も19巻。いつもいつも盗賊の話ばかりでよくも続くものだとも思うのだが、今回は少し毛色が変わっている印象。
かどわかされる子供。昔のかたきを取る老婆。逃げた女房との離れられぬ因果。引き込み女の悲しい最期。
最後は鬼平が事件を解決するわけだが、いろいろと趣向を凝らしている。
19巻も書いて...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月13日
幼児誘拐犯は実の親か?卑劣な犯罪を前にさすがの平蔵にも苦悩の色が…。ある時は鬼になり、ある時は仏にもなる鬼の平蔵の魅力を余すことろなく描く力作6篇。
コロナ禍でモヤモヤする最近だが、鬼平犯科帳の映像化というニュースが飛び込んできた。平成の時代を中村吉右衛門版で楽しんできた私には、今から配役を自分なり...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月02日
霧の朝
妙義の團右衛門
おかね新五郎
逃げた妻
雪の果て
引き込み女
「妙義の團右衛門」また密偵が一人…。分かっていながら読み進めるのはすっきりしない。
「逃げた妻」「雪の果て」木村忠吾の馴染みの店、治郎八に通う浪人 藤田彦七との話。
「引き込み女」おまさが女賊 お元と再会。引き込みのはずなのにま...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
いつも思うのだが、池波正太郎は女性を魅力的に書くことが出来る作家の一人であると思う。
どんな女性であっても、池波正太郎に掛かると魅力的な女性へと変貌するのである。
男性よりも、女性の方が色鮮やかに描かれていて、読みながら唸ってしまうのだ。
御用聞きの富造の女房でおろくという女性。
決して、ほっそり...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月16日
鬼平犯科帳 (19)
ここのところ、密偵の方が亡くなってしまう事が続く鬼平シリーズ。
「妙義の團右衛門」では、敵に探っている事がバレてしまい、密偵・馬蕗の利平治が命を落としてしまう事に。
シリーズの内容的に、登場人物が命を落としてしまうのは仕方のない事なのですが、やはりやりきれないですね。
「逃...続きを読む
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