ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 告白

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    初の湊かなえさん作品!“イヤミスの女王”と呼ばれているだけあって、スカッとするようでいて「うわぁ…」となってしまう結末にゾッとさせられた。登場人物それぞれが違った自己顕示欲を抱えていて、それが間違った方向に向かったときの恐ろしさを強く感じた作品だった。文章の形式も今までにあまりない形で新鮮でおもしろい。次々と映像化されているのも納得。大ファンになりました。

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    2026年02月12日
  • 杉森くんを殺すには

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    友人の自殺ほどショッキングな出来事は経験したことはないけれど、それでも心が折れそうなほど落ち込んだり悲しんだりした事は私の人生でも何度かあった。その度に悲しみから目を逸らして逃げ回った結果
    モヤモヤした引きずった感情だけが残るという記憶があったので、作中の「私は私の人生を生きていく」というヒロの言葉が、悲しみとしっかり向き合い自分の人生を取り戻してこれからも生きていくんだというヒロの強い決意に逞しさ感じてとても感動した。また自分とのコミュニケーションの時間を作る大切さを改めて知ることが出来た作品だと思う。
    本書では杉森くんを殺す理由をリスト化して自分の内面を整理していたが、日々の生活でもモヤモ

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    2026年02月12日
  • 三日間の幸福

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    こ、こんな都合のいい話が……あってもいいよなぁ。いいんだ、ハッピーで後腐れもなくて。2人が幸せならそれで良いし、他のことは考えなくて良い。クスノキの家族やら経歴やらの説明が薄いのも好印象。

    この世へのこだわりが無くなったことで世界が美しく見えてくる場面が印象に残った。覚者の感覚だ。

    自分の将来を悲観して寿命を売ったのに、過去の人間関係に縋るのは確かに自己矛盾。逆に、自分の将来を充実させてくれるのは今までの人間関係である。ならば鍛えるべきは人間関係の構築と維持スキルなのだけど、さて私はどうだろうか。

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    2026年02月12日
  • 正欲(新潮文庫)

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    おもしろかった
    ここまで人の考えや思想について深く考えたことなかった。
    自分には想像つかないような考え方、思想が死ぬほどある、誰も簡単に人のことは理解できない、しようとするのは難しすぎる。いい本やった。

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    2026年02月12日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    素晴らしい いやー。騙された。
    書籍でしか味わえない、トリック。
    点と点がつながってからは、一気読み。

    読み始めから、もう読者を騙してた。
    主人公が老人だったと分かったときは、本当にびっくりした。

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    2026年02月12日
  • 春から夏、やがて冬

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    ものすごく面白かった。
    ミステリーというか、どんでん返しというか。
    平田の真意がわからないまま、終わってるのだが、それが気持ち悪くないというか。
    かなり引き込まれて途中からやめられなくなりました。

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    2026年02月12日
  • ひきこもり家族

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    物語に吸い込まれ…気が付いたら読み終わっていました。
    物語だけど、現実にありうる場面もありそうで。
    どこで何がきっかけで家から出られなくなるか分からないし、反対に何がきっかけで出られるようになるかも分からないよなって。
    周りはどう働きかけたらいいのかな?

    つらい場面もあります。でも、とにかく最後は大知たちを応援した…!
    スピード感のある物語!面白かった!

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    2026年02月12日
  • 天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(3)

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    いよいよ最終巻!天下の秀吉軍10万相手の大喧嘩が始まる…。合戦の描写はなかなかカッコよく描かれていて、政実率いる九戸党の魅力を余すところなく味わえる。また、史実でも九戸政実の乱は籠城戦なのに短期、しかも偽装和議による皆殺しで終了するのでいろいろ腑に落ちないのだが、著者の想像がそのあたりを無理なく埋めている。
    武者として生涯を全うしたい九戸政実に対して、蒲生氏郷は中央政府の中関管理職としての側面が強く書かれているのも興味深い。10万の兵なら東北の田舎侍など簡単に蹴散らせる…とはいかず、南部信直をはじめとする東北勢の手間や浅野長政との微妙な距離感、そして秀次や秀吉の性格、更には豊臣政権の未来。それ

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    2026年02月12日
  • 杉森くんを殺すには

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    映画化されると聞きまた読み返したい。
    重いテーマだが、読後は希望が持てるもので満ち足りた思いがした。
    自虐的な思考ループに入る前にこの小説を読めば、つらい気持ちを客観視できてよいのではと思った。
    文章が軽妙洒脱で読みやすい。

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    2026年02月12日
  • 星屑

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    ネタバレ

    性格も声も全く違う二人を見守りながら読んだ。心を痛める程の痛々しい展開はなくてそれが更に良かった。試練に会おうとも二人なら乗り越えられる、そんな安心感があり心が乱れ過ぎる事なく読めた。これからの二人が気になる所で終わってしまったので続きがあるなら読みたい…。真由もミチルも二人とも大好き。反する性格もそれがまた良いのかも。冒頭の文がラストにあるのも涙が出そうになった。

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    2026年02月12日
  • 何者

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    ネタバレ

    朝井リョウさんはこれで2冊目。「正欲」で衝撃を受けて、またしっかり心に重たい一撃を喰らった。

    大人の仲間入りをした自分たちには、過程なんて誰も評価してくれない。同じ視線を見てる人はいない。
    瑞月の言葉が頭から離れない。

    今回の登場人物、全員違ったが全員リアルに描写されすぎている。読み進めながら、あんな奴いたな、とその顔が思い浮かんでしまうくらい特徴を掴んでいた。かく言う自分も知らないうちに「観察者」になっていて、「何者」にもなれていないのかな。

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    2026年02月12日
  • 帰れない探偵

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    10年後世界がどうなっているかと言う近未来もの。主人公は探偵だがやってることはスパイにも思える。物語はいきてかえりしなので感動的だが、焚書を逃れるサタイアとも読める。

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    2026年02月12日
  • 暁星

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    悲しい。
    多分しばらくは寝れないね…けどこういう読後感が1番好きだったりする

    悲しいけど愛と優しさが残った。
    2人だけが知る真実をわたしも忘れない

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    2026年02月12日
  • ニッポン華僑100万人時代 新中国勢力の台頭で激変する社会

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    ここ2回の選挙は「外国人問題」が否応なしにテーマになっていたが、
    この本は、ある意味その根拠となる内容になっている。

    学歴をつけるため、と、日本の美大に入る学生、
    子供にバランスの良い教育をと、小学生時代からサピを目指す親、
    シャッター通りの店を買い取り賑わいを取り戻す街、
    中国人が団地に入ることで若返り活性化する
    なんてのはかわいい。

    問題は、
    商店街組合に入らぬまま店を買い取り営業し好き勝手やる中国人、
    地方の歴史ある建物をリゾート目的で購入しながら目算が違うと放置する中国人、
    民泊目的で好き勝手やる中国人、、、

    いい中国人もいれば、エコノミックアニマルよろしく金だけのために動く中

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    2026年02月12日
  • 人魚が逃げた

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    ネタバレ

    ファンタジー寄りのお話しでした。最初の話が最後の話と繋がっていたのが良いです。互いにすれ違う2人の内面が知れて良かったです。

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    2026年02月12日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    ネタバレ

    一気に読んじゃいました。科学者特有の回りくどい思考経路や鎮静後の意識の回復過程など、とてもリアルで引き込まれました。

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    2026年02月12日
  • 人間失格

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    学生時代に読んだ時は、これ私の事言ってる!?とかめちゃくちゃ共感したけど、大人になって読むと葉ちゃんしっかりしろよ!!と叱咤してしまいそうになった。文章がじめじめヌルヌルしてて心地がいい。埃くさい暗くて狭い部屋に入ったような妙な安心感がある。

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    2026年02月12日
  • 深夜のラジオっ子 ──リスナー・ハガキ職人・構成作家

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    ・小さな違いで変化をつける。

    ・自分がこう思うんだとちゃんと話せる人。

    ・自分の言葉を持っていて、世の中を、客観的に、クールに、迎合しないで見ていることができる人。そして、リスナーの気持ちを察する人。
    上から目線にならない人。

    ・売れる人、売れたいと思っている人と仕事をする。

    ・同性のファンを作る。

    ・構成作家、ディレクター、パーソナリティの三角形のバランス。

    ・作家は思いついたことをバンバン言う仕事。

    ・ラジオを聴くという行為は、単純に面白いトークや音楽を聴くというだけではなく、パーソナリティの考え方や興味を一つのカルチャーとして受け止めるということ。

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    2026年02月12日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    思っていた以上に話しが展開していき、読後の
    満腹感が尋常じゃない。よくぞこれほどまでに書きあげたな、とポジティブな意味で呆れた

    あまりにも面白すぎて視野狭窄のようになり、
    だいぶ梶井真奈子とその食歴に魅入られていた
    あやうく次の犠牲者になっていたかも

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    2026年02月12日
  • 何者

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    自己投影しながら読んでました。
    内政的なキャラ一人一人の言動が自分に刺さりました。
    現実では本音をぶちまける瞬間がないからこそ、あの場面での居心地の悪さはいい意味で読むに堪えなかったです。
    読むに堪えなかったけど、だからこそそこが今の私に投影され、一番刺さりました。

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    2026年02月12日