ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 成瀬は信じた道をいく(新潮文庫)

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    「成瀬は天下を取りに行く」では、とても読みやすかったけれど、なぜこれが本屋大賞かとも思った。が、2巻目を手に取り、まんまと成瀬の魅力にはまった。解説でミルクボーイの駒場さんが、成瀬の見た目が定かでないと言われていたけれど、確かに本の表紙の成瀬と本の中での成瀬とは、ちょっと違う気がするし、だけれどもどんな容姿かと言われると説明しづらく。3巻目文庫を待たずに買っちゃおうかな。

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    2026年07月14日
  • 海の見える理髪店

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    表題作を含む6作の短編集

    ・海の見える理髪店
    海の見える辺鄙な所にある理髪店
    その理髪店を訪れた客である「僕」に、店主は髪を切りながら自らの過去を語り始める
    昔やっていた店には大物俳優や政財界の名士が訪れてきたというが、今は何故こんなところで営業しているのか?
    「僕」がわざわざ訪れた理由とは?


    やはり表題作だけあって面白いし、人情味に溢れている
    特に、店主が最後に髪を整えるところがいい
    果たして、その行為は職人の気持ちだけではなかっただろうと容易に想像できるような余韻


    ・いつか来た道
    中学の美術教師で画家だった母
    そんな母のいる実家に、弟の充の説得もあり十六年ぶりに帰った娘の杏子

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    2026年07月14日
  • 燻る骨の香り

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    熱を帯びた薫りは、絡みついて、重く残る――。
    『透明な夜の香り』『赤い月の香り』に続く、「香り」三部作、ついに完結。

    江戸時代から続く京都の香老舗・瑞雲堂。社長の娘である真奈には、飛びぬけた香の才能を持つ妹・丹穂がいた。亡くなった彼女の遺体を荼毘に付す際、あたりを満たしたのは、するはずのない最高級の沈香・伽羅の薫り。
    葬儀から数か月後、真奈の前に「伽羅の骨」を探す男・新城と、生前の丹穂との約束を果たしに来たという調香師・小川朔が現れ……。
    香りのサロンを開く前、二十代の朔を描いた前日譚にしてシリーズ最終作。

    【個人的な感想】
    前の2作が大好きで、3作目も読んだ。
    私は前の2

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    2026年07月14日
  • 風のベーコンサンド 高原カフェ日誌

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    読んでるだけで食べたくなる、そんな小説。柴田よしきさんは食べ物の描写が上手です!
    高原出身の人、主人公と同じように東京から高原に来た人、さまざまな人生が主人公・菜穂が経営するカフェで交差します。
    ここに出てくるベーコンサンドを食べたい!!!
    (レタスやトマト、マヨネーズを入れない。パンを焼いて、フライパンから出したベーコンを脂をきらないでのっけて、芥子ちょこっと!)P46

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    2026年07月14日
  • 臨床の砦

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    新型コロナウイルスの第3波のときの臨床現場の話で、リアルな記録としても、後世に残すべき小説だと思う。夏川さんの世の中に対して発信しておくべきという真摯な思い、感銘を受けます。

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    2026年07月14日
  • タイム・アフター・タイム

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    高校生だった尾崎颯都久遠愛。20年の時を超えて仕事で偶然再会。そして蘇る高校時代。燃え上がるような恋。

    すごく良かった。過去に何があったかジワジワと分かる。その衝撃。青春っぽいパートは中学生の頃読んだ片岡義男の読後感を思い出した。

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    2026年07月14日
  • 東京地下レトロ雑貨店へようこそ 地下迷宮街の危機

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    今回も面白かった!蓮華のお店のレトロな品々の不思議な力によって救われる人たち、地下迷宮街の最大の危機にはハラハラ、ドキドキした。

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    2026年07月14日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    ネタバレ

    私もいつも二番目だからそこが刺さって読み始めたらもっと色んなものが刺さった。

    私も足りてない人間で、解決しないといけない人間だし、もしかしたら私の母親もお父さんの墓前で謝っているのかも。ヤメテ
    結婚=幸せとは思ってないけど、それでもやっぱり心のどっかで結婚もろくに出来ない自分っていう劣等感はほんのり常にある。
    誰かの一番になって、愛して愛されたい欲求は人間から切り離せないものなんだろうね~。
    思い出が染み付いた料理を倦厭するんじゃなくて、昇華してまた美味しく食べられる様に。
    一緒に桃子ちゃん達が私の気持ちを代弁してくれるから心もちょっと軽くなる。

    これまじでどっかのお店やって~~❗
    行くん

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    2026年07月14日
  • 青い壺

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    有吉さんといえば中学生の頃、笑っていいとも!の有名なコーナーをジャックした強烈な思い出が笑
    (皆さんわかりますかね?)
    それから約40年後!に初めて作品に触れました
    数年前に一度読みかけたのですが、退屈な昼ドラを見ているようで気持ちが入り込めず、2回目の挑戦でしたが、今回はすんなりと作品の世界に入り込む事ができました
    今に比べると遥かに終戦から時間が経っていない時代背景を感じた点や、今と大して変わっていない感情の移り変わりの対比が面白かった

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    2026年07月14日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    読み終わり。二人の会話がとても面白かったのでサクサク読めました。二人とも頭が良いのとそこまで感情的にならないこと。会話のテンポが良いのでストレスにならないんですよね…。ロッキーのお口が悪いのも可愛い^^最後のロッキーの「ぼくはとても、とても、とても、しあわせ」に泣けてしまった。相棒もの良いですね、最高でした^^

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    2026年07月14日
  • 私たちの世代は

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    冴の母親のような気を使ってるのに使ってないフリが上手にできる大人になりたかった

    小学生の心晴の気持ちも母親の気持ちもどっちも理解できるけど、やっぱり子どもの気持ちを優先してあげたい気持ちが勝って心晴の悔しさが身に染みた

    26.7.12-14

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    2026年07月14日
  • 屍人荘の殺人

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    ネタバレ

    クローズドサークルという王道にゾンビを掛け合わせることで斬新なミステリー小説として楽しめた。犯人は予想通りだったけどトリックはゾンビものならではのもので面白かった。個人的には比留子さんより明智さんのほうが好感が持てたので次作読むか悩んでます。

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    2026年07月14日
  • そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

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    未だにこれを超えるミステリーを私は知らない。
    ミステリーの最高傑作。
    どんでん返しという言葉はあまり好きではないが、まさにあれはそういうことなのか。
    指示語が多くなってしまったが、やはりこの結末を用意できるアガサ・クリスティは天才と呼ぶしかない。

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    2026年07月14日
  • ツミデミック

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    直木賞受賞作! 『スモールワールズ』が大好きなのですが、一穂さんの短編はやっぱり好き!!
    ツミデミックという罪とパンデミックを掛け合わせたタイトルもセンスが良すぎる…。

    読むとコロナ禍で感じていた違和感や理不尽さ、鬱屈とした気持ちが蘇ってきました。

    違う羽の鳥→客引きのバイトをする主人公が中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗る女と出会うお話。ラストは解釈が分かれそうでした。ちょっぴりホラーで不思議な読み心地。
    この話の罪だけ、曖昧に感じました。(私だけかな…?)

    ロマンス⭐︎→とあることからミーデリにはまる主婦の話。展開がぶっ飛んでるし、登場人物も胸糞な人が多い!夫よ…、いい加減にして

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    2026年07月14日
  • ブティック

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    M&A関係の小説はいくつか読んだことあるけど、実務を踏まえた専門的な内容でありつつ、文章がスッと入ってきてノンストレスで読める作品は初めてだった。自分の仕事にど真ん中で関係するテーマなこともあり、読んでいて熱い気持ちになった。

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    2026年07月14日
  • N

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    読む順番によって物語が変わるのは新感覚で面白いと思った!!
    もう一回、一から違う順番で読みたいです。

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    2026年07月14日
  • 新世界より(上)

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    面白すぎるし、先が気になりすぎる。
    この調子でまだ中、下とあると思うと、どんな展開になるのか予想がつかない。どんどん読んでいこうと思う。

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    2026年07月14日
  • 骨と肉

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    ネタバレ

    読みやすく、面白かった。犯人の目星がついていても、なお面白かった。

    タケルがコトコに「今夜中に帰る」と言ったとき、これはフラグだ!!!って思ったんだけど全然違った。無事でいてくれてよかった。

    最後の描写の「きい、きい、きい」が不気味すぎる。まさかタケルもああなるっていう伏線…?!違うよね

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    2026年07月14日
  • 替天行道/北方水滸伝読本

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    全19巻となる北方水滸伝を読んだ者だけが楽しめる、最高の一冊。
    水滸クロニクルを頷きながら読んで、年表と人物辞典で感動を振り返り、編集者からの手紙でめちゃくちゃ笑い……え?笑う???
    とにかく最高。裏話大好き民なので大歓喜→

    三国志読本も途中まで読んでいるんだけど、こちらはやっぱり担当編集者である山田裕樹氏の存在がデカい。北方謙三氏をデビュー時から知っていて、お互い遠慮なしのやり取りが最高に良き。この編集者だからあの水滸伝なのかもな、と思えるぐらい、すごい。
    ラストの大沢在昌氏との三人の対談とか→

    とても良い。三人の仲良さが垣間見えて最高。

    あと、「作者から読者へ」のコーナーも好き。北方

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    2026年07月14日
  • タイム・アフター・タイム

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    めっっっちゃくちゃよかった。分厚いのにずっと飽きが来なく、始まりから終わりまで全てが良かった。タイトルオッソーと久遠にしたいくらい笑。最後の沖縄に帰ってからのチャンプとのやりとりがとにかく泣ける。私も流産経験あるから尚更に。はぁ…もう一回読み直そうかなと思うほど好きだったし、これ書いてる今も涙出てくる。運命とかそう言うの信じないけど、すごくいい、全人類におすすめしたい

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    2026年07月14日