小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
表題作を含む6作の短編集
・海の見える理髪店
海の見える辺鄙な所にある理髪店
その理髪店を訪れた客である「僕」に、店主は髪を切りながら自らの過去を語り始める
昔やっていた店には大物俳優や政財界の名士が訪れてきたというが、今は何故こんなところで営業しているのか?
「僕」がわざわざ訪れた理由とは?
やはり表題作だけあって面白いし、人情味に溢れている
特に、店主が最後に髪を整えるところがいい
果たして、その行為は職人の気持ちだけではなかっただろうと容易に想像できるような余韻
・いつか来た道
中学の美術教師で画家だった母
そんな母のいる実家に、弟の充の説得もあり十六年ぶりに帰った娘の杏子
か -
Posted by ブクログ
ネタバレ【あらすじ】
熱を帯びた薫りは、絡みついて、重く残る――。
『透明な夜の香り』『赤い月の香り』に続く、「香り」三部作、ついに完結。
江戸時代から続く京都の香老舗・瑞雲堂。社長の娘である真奈には、飛びぬけた香の才能を持つ妹・丹穂がいた。亡くなった彼女の遺体を荼毘に付す際、あたりを満たしたのは、するはずのない最高級の沈香・伽羅の薫り。
葬儀から数か月後、真奈の前に「伽羅の骨」を探す男・新城と、生前の丹穂との約束を果たしに来たという調香師・小川朔が現れ……。
香りのサロンを開く前、二十代の朔を描いた前日譚にしてシリーズ最終作。
【個人的な感想】
前の2作が大好きで、3作目も読んだ。
私は前の2 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私もいつも二番目だからそこが刺さって読み始めたらもっと色んなものが刺さった。
私も足りてない人間で、解決しないといけない人間だし、もしかしたら私の母親もお父さんの墓前で謝っているのかも。ヤメテ
結婚=幸せとは思ってないけど、それでもやっぱり心のどっかで結婚もろくに出来ない自分っていう劣等感はほんのり常にある。
誰かの一番になって、愛して愛されたい欲求は人間から切り離せないものなんだろうね~。
思い出が染み付いた料理を倦厭するんじゃなくて、昇華してまた美味しく食べられる様に。
一緒に桃子ちゃん達が私の気持ちを代弁してくれるから心もちょっと軽くなる。
これまじでどっかのお店やって~~❗
行くん -
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Posted by ブクログ
直木賞受賞作! 『スモールワールズ』が大好きなのですが、一穂さんの短編はやっぱり好き!!
ツミデミックという罪とパンデミックを掛け合わせたタイトルもセンスが良すぎる…。
読むとコロナ禍で感じていた違和感や理不尽さ、鬱屈とした気持ちが蘇ってきました。
違う羽の鳥→客引きのバイトをする主人公が中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗る女と出会うお話。ラストは解釈が分かれそうでした。ちょっぴりホラーで不思議な読み心地。
この話の罪だけ、曖昧に感じました。(私だけかな…?)
ロマンス⭐︎→とあることからミーデリにはまる主婦の話。展開がぶっ飛んでるし、登場人物も胸糞な人が多い!夫よ…、いい加減にして -
Posted by ブクログ
全19巻となる北方水滸伝を読んだ者だけが楽しめる、最高の一冊。
水滸クロニクルを頷きながら読んで、年表と人物辞典で感動を振り返り、編集者からの手紙でめちゃくちゃ笑い……え?笑う???
とにかく最高。裏話大好き民なので大歓喜→
三国志読本も途中まで読んでいるんだけど、こちらはやっぱり担当編集者である山田裕樹氏の存在がデカい。北方謙三氏をデビュー時から知っていて、お互い遠慮なしのやり取りが最高に良き。この編集者だからあの水滸伝なのかもな、と思えるぐらい、すごい。
ラストの大沢在昌氏との三人の対談とか→
とても良い。三人の仲良さが垣間見えて最高。
あと、「作者から読者へ」のコーナーも好き。北方