ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ツミデミック

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中にはなしかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗った。過去の記憶と目の前の女の話に戸惑う優斗はーー「違う羽の鳥」  調理師の職を失った恭一は家に籠もりがちで、働く妻の態度も心なしか冷たい。ある日、小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人からもらったという。隼からそれを奪い、たばこを買うのに使ってしまった恭一は、翌日得意の澄まし汁を作って老人宅を訪れるがーー「特別縁故者」  先の見えない禍にのまれた人生は、思いもよらない場所に辿り着

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    2025年12月09日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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    autumn522akiさんの本棚から

    おお!遂に市川憂人さん本領発揮か!という一冊
    良かったわ〜
    こいつを読み逃さなくて

    やっぱ秋さん本棚頼りになるわ〜w
    ひまわりめろんの本棚なんかチェックしてる場合じゃないのよ実際

    という訳でね
    「量子力学」ですよ
    SFに振り切ってきたんかな?とちょっと思ったんですが、何のことはない市川憂人さんお得意の特殊設定ミステリーでした

    だがしかーし!
    そこの特殊設定のところが、めちゃくちゃガチンコでハードSF陣営も真っ青
    ハードSF陣営の概要知らんけど

    めちゃくちゃ勉強したんでしょうな
    それにもう地頭のレベルがちゃうんやろな
    さすが東大工学部出身

    それ

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    2025年12月09日
  • 入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください 2

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    ほのぼの系ホラーって言うんですかね。
    正統派なホラー小説ではなく、ラノベ版ホラー小説です。恐怖感はなく、グミを食べる隣人と怖い話をする物語です。
    雨穴さんや背筋さんとは全く違った雰囲気で、一巻を読んでからずっと二巻を待っていた程に素敵です。
    新しい登場人物や謎が増えて、ますます今後が楽しみです。ゆっくりと過ごせる年末年始に是非読んで頂きたい作品です。

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    2025年12月09日
  • マルチの子

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    こわい。こういう世界があるのか。この本を読んで現状が分かっていれば、うまい話には罠があることに警戒できるが、知らないと飛びついてしまう人も多いかもしれない。読んでよかった。

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    2025年12月09日
  • グロテスク 上

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    女の悪い部分がよくかかれていました。
    同性に感じるイライラや、意地悪をされて感じるモヤモヤをよく言語化されて、作家先生はすごいなと思いました。

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    2025年12月09日
  • 聖剣アルスルと傷の王

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    第1作目で狩った「走訃王」から作られた大剣「走る王」の力はアルスルを助けるだけでなく、その独りよがりとも言える強い愛情を向けることでアルスルへの呪いともなります。

    最初は周囲から認めてもらいたい、愛情を注いでもらいたいと悩んでいた少女が、自分の力で人生を切り拓く経験を重ね、いろいろな人と出会い、「見返りをもとめずに愛情を注ぐこと」を覚えたことで、結果として周囲から愛されるようになってゆく姿は何度でも読み返したくなりますし、応援したくなります。
    走訃王との関わり方を見てもアルスルの成長が感じられますし、伴侶であるルカや主君と仰ぐヴィクトリアとの関係性も素敵です。

    三体目の六災の王・地動王とい

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    2025年12月09日
  • 犬を拾った、はずだった。2 わけありな二人の新婚事情

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    面白かった〜

     続編を希望します!
     全編書き下ろしです。結婚後に住まうことになった辺境領の領地経営を、次期領主夫妻としてお勉強していたら、気づいてしまった土壌改良の余地。
     ヒーロークロちゃんが、ヒロインマリスさんの機転でサクッと解決しますが、ここでクロちゃんの力技が入ります。物理でボキッと… その犠牲者は神代の高位種族… 笑〜
     この種族のその後も気になるし、二人の間に生まれた子ども(いにしえの英雄の名前持ち)とたのしい仲間たち(クロちゃんの部下)の破天荒さももっと拝読致したく。
     もう一度申し上げます。
     続編を希望します!
     ただ、何故に1巻と表紙絵が同じなのでしょう… 2という数字と白い縁取りで区

    #ほのぼの #笑える #ハッピー

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    2025年12月09日
  • このミステリーがすごい! 2026年版

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    去年に続き、楽しく読んだ。これからの定番にしたい。
    巻末のリストを見ると、好きな作家の新作があまり無かったことが目に見えてわかった。来年に期待!

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    2025年12月09日
  • 悪女について

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    肉の小路ニクヨ様のおすすめで読みました。
    成り上がっていく女性とは、どうゆうものか勉強になりました。
    ニクヨ様の言われた言葉で、「図太く生きるには上品というベールをまとうことが重要」
    これが、心に刺さりました。

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    2025年12月09日
  • ぼくには笑いがわからない

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    どうしようもない恋心と、笑いへの探究心の物語。

    言語学を学びながら一人の女性に恋をする大学生「耕助」と、大学のお笑いサークルで注目を集めるコンビのボケ担当「四郎」。似ているようで違う性格の、どこか同じ痛みを抱えた二人が、それぞれの場所でもがきながら「笑い」と向き合っていく。

    現実に打ちのめされても足掻き続け、理不尽に揉まれても自分の「ことば」から逃げなかった姿が、真っ直ぐで純粋だった。不器用なのに、どうしようもなく格好良かった。

    似たり寄ったりな不器用さを抱えた二人が、お笑いを通して惹かれ合っていく関係性もとても魅力的だった。立場が違っても、相方でなくても、どこかソウルメイトのように感じ

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    2025年12月09日
  • 殺し屋の営業術

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    おもしろかった。一気に読みました。主人公を途中から応援したくなってしまった。最後の謎解きもお見事です。さすが。ノルマ達成。さらに一億上乗せするなど、最後の結末と合わせてさすがです。

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    2025年12月09日
  • 双頭の悪魔

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    二つの話を同時に読んでる感じが良い。
    マリアがあの村に受け入れられたのがまず納得いってないけれど、美女ならまぁしゃあないか?そしてあそこまで他人に迷惑をかけてるマリア、もう大人なんだからさぁ…って。
    香水のトリックや郵便物のトリック、この作者のトリックは突飛なものじゃなくて好き。

    分厚さも気にならないくらい面白かった。

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    2025年12月09日
  • リラ荘殺人事件

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    ネタバレ

    久しぶりに全然解けなかった!
    ストーリーも面白い上に、どんでん返し(でも現代のよくある「どんでん返し」ではない)の連続でトリックも犯人もわからなかった…!
    わたしにとってはこの時代の作品は文体が読みやすく、世界観に没入できる。
    過去一番大好きなミステリー小説になった。
    これを機に昭和ミステリーに浸っていくことになる…。

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    2025年12月09日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    前半部分が面白すぎる
    物理学や化学に触れたことある人もそうでない人もワクワクしながら読んでけると思う。

    大学の研究室を少し思い出してサイエンスの面白さを感じた
    下巻は下巻で良いのだけど、上巻が面白すぎたので色々な人に勧めたい作品

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    2025年12月09日
  • 秘仏の扉

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    法隆寺夢殿の秘仏、救世観音像の扉を開けた者たちの物語。

    小川一真 写真家。アメリカで写真を学び写真館を営むがやがて日本を代表する写真家となる。

    九鬼隆一 九鬼家当主。福沢諭吉に師事し、文部省官僚となる。宝物調査の責任者。

    千早定朝 法隆寺の住持。没落していく法隆寺を支える。救世観音を開けた男。

    アーネスト・フェノロサ 東京大学のお雇い外国人教師。三井寺の僧侶に戒を受ける。

    岡倉覚三 文部省御用係。九鬼の妻との醜聞で全てを失う。

    町田久成 薩摩出身。イギリス留学経験者。日本の博物館設置に奔走。

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    2025年12月09日
  • 孤島パズル

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    ネタバレ

    中盤で犯人わかっちゃいました! パズルも解けちゃいました!
    SAWもでてくるんかいな!!! 結局弾が体に残ってしまった謎は言及されなかったなり。
    推理もパズルもあたっていたし、面白かった!
    動機も納得だし、あと江神先輩がかっこよすぎて…!たまんないわ…

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    2025年12月09日
  • さようなら王子様、どうか私のことは忘れてください

    ネタバレ 購入済み

    好きな人に冷たくされて傷つくヒロインが好物なのでとてもささりました!ヒロインがとにかく相手を好き過ぎてたまらなく可愛い。しかも裏切られたのに自分の行いが彼と家族を破滅させたことを責めて後悔して、やり直して身を引く姿に泣けました。それに比べて王子に取り入った嬢がお粗末過ぎたのが残念。こんなに浅はかなのになぜみんな騙される?!王子も単細胞で好みではないけど秘宝で時戻ししたのは主人公への想いがあったからこそと思うと、紆余曲折の末のハッピーエンドで良かった。王子にはもっと傷ついて反省してほしいけど!

    #切ない #泣ける

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    2025年12月09日
  • コメンテーター

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    伊良部先生シリーズ大好きです。
    めちゃくちゃなようだけど、伊良部先生は名医ですね。

    「NO」をいわない伊良部先生にメンタル弱いわたしも読んでいると心が軽くなるような気がします。

    何をするにもいい加減さは必要ですね。

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    2025年12月09日
  • 罪の声

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    最初はミステリ物と思ってました。実際に起きた事件(グリコ.森永事件)を題材に作られた作品でした。実を言うと私自身あれだけの大事件なのに余り覚えてません。最近になってTV番組で放送されるので多少興味を持ちました。実際まだ犯人はわからずじまいです。最後はある意味被害者達の心情が描かれてました。本人は何も悪くないのに。この作者の他の作品も読みたくなりました。

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    2025年12月09日
  • 心霊探偵八雲3 完全版 闇の先にある光

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    ネタバレ

    分かりやすい文章と、テンポのいい場面転換と会話て成り立っているけれど、内容はかなり重い。

    一番印象に残ったのは、神山が里佳を拒絶してしまったことが自殺の引き金だったということ。
    私はどうしても同性として里佳目線で考えてしまうけれど、シーンの中で後藤さんが言っているように全力で支えたい気持ちがあってもふとした拍子に拒絶してしまうこともあるだろうとハッとした。
    神山もつらい立場だよね。
    勝手な人間が起こした一つの悲しい出来事がどんどん広がって負の感情が蔓延していく、それをわかりやすくも強く印象に残してくれたストーリーだった。

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    2025年12月09日