小説・文芸の高評価レビュー
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かつてNHKのドラマを観て感動した大地の子。読みたいと思っていた作品。戦争孤児となった勝男は学校教師陸徳志とその妻淑琴に慈しまれ育つ。敗戦直後に人買いによって奴隷のように扱われる日々、徳志に息子一心として育てられながらも小日本人鬼子といじめられる少年時代、大学は優秀な成績を収めるも研究室には残れない理不尽さ。鋼鉄公司で技術者として誠実に務めるも文化大革命の折、日本人というだけでスパイの冤罪で囚人としての辛い日々を送る。とにかく救いがないくらい悲惨なのである。養父陸徳志がとにかく素晴らしい人、名前のとおり徳の塊。
そして、内蒙古の労働改造所で破傷風にかかり生死をさまよう一心を看護してくれた江月梅 -
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ネタバレ「うるせえ黙れ、と。」
「多様性、という言葉が生んだものの一つに、おめでたさ、があると感じています。」
初手からパンチをくらって最高でした。
不登校児、フェチズム、フェミニストなどといった現代におけるありふれた多様性という便利な言葉への追求かと思いきや、タイトル通り人間の本質的な『欲』や『欲が生み出す傲慢さ』が描かれていたように思います。
読み終わった感想としては、正しさや秩序に対する人間の傲慢さがあとからボディーブローのように効いています。浅はかで傲慢な人間だな、と感じた自分もまた傲慢なんだなと思い知らされています。
わたしは自分にとっての正義を他者に押し付ける人や、自分の意 -
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江戸上がりを見事に成功させ、琉球へと凱旋した一行。中でも花形としての名声を得た了泉は、宴席では荒稼ぎし、盟友雲胡の婚約者を寝取り、愛する母を捨てるなどやりたい放題の日々。やがて清国から冊封使を迎えるにあたり、新たな舞踊形式である組踊を完成させる命を受け、天賦の才を発揮しその真髄に迫る了泉だったが...
清国にも大和にも屈しない為に芸能立国を目指す国師、蔡温。能に着想を得た組踊の完成に心血を注ぐ玉城朝薫。気配を消すことが出来る体質を利用して特ダネを連発する瓦版屋、銀次。天刑病患者の避難所を築き上げた音地戸。
多彩な登場人物たちが奏でる、波瀾万丈、有為転変の一大絵巻に圧倒されるが、なんと言っても -
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ネタバレ綺麗な本だと思った
汚い大人も出て来たけど綺麗だなと思わせてくれたのは語り口調や七竈や雪風を絶世の美形で想像していたからなのだろうか
変わっていく七竈も
変わるのが怖い後輩さんも
変わらず守っていく雪風も
みんな好きだ
七竈はその後どうなったんだろう
女性は特に男性からの見られる事での消費•搾取
見るハラスメントは絶対あると思う
彼女や奥さんと一緒だったとしても
振り向いたり追いかけてまで見てる人もいる
無意識ならなおさらタチ悪い
わたしも田舎の生きづらさから逃げてきた
都会の無関心さは存在否定されてるように寂しく感じる時もあるけど、自分のメンタルが安定している時は1人で自由で楽しい
旭川 -
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本作を読んで、「普通ってなんなんやろ」と強く考えさせられた。
古倉さんは周囲からは異質な存在として見られているけど、合理性に従って生きているという点では、自分たちと大きくは変わらないと思う。ただ彼女は、暗黙の了解や世論、空気といった曖昧で非合理なものをうまく扱えない。その違いが、社会とのズレを生んでいるんやと感じた。
コンビニは、ルールがはっきりしていて、無機質で合理的な空間やと思う。だからこそ古倉さんにとっては一番無理なくいられる場所なんやろうなと感じた。でも彼女は、そこに閉じこもるだけじゃなくて、ちゃんと外の社会にも合わせようとしている。その姿がどこか不器用で、でもすごく人間らしくて、 -
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いやこっちのシリーズも読み始めるんかーーい!
これはもうあれですね
確実にあれですね
内藤了さんハマりましたね
というわけでデビュー作を行ってみたわけだが、これデビュー作は凄いな
もうなんか出来あがってるやん
リアルタイムで読んでたら驚異の新人現る!とか言ってたな
いやーでも最後までドキドキしたわー
あの人死んじゃうんじゃないかと思った
そんな終わり方ヤダなーと思ってたらセーフでした
良かった〜
いやぜんぜん良くないけども
そんな良かった〜思える終わり方じゃなかったけども
サスペンスホラーとしてすこぶる出来の良い作品でした
そして浅い!と思わせといて深いタイトルも◯!
次々行くぜ!
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