小説・文芸の高評価レビュー
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過去に起きたひとつの事件、その親族がまたしても行方不明に、、、
物語はとある街の中で起きた過去の2つの事件と新たに起きた1つの事件が主軸となり、各関係者が絡まりあって展開されていく。
担任の教師と教え子が、とある日の夕方に出会い、二、三言 言葉を交わし見送った、何処にでもあるシーンを起点に、日常が一遍する……
翌日以降、教え子は行方不明となり担任の教師は最後の目撃者として、対応の仕方を問われる。
事件の謎を通して担任の教師と被害者の家族、街中の人々を『噂・憶測・推測』が引き起こす炎が包み込みタイトル同様の街が1つの【ファイア・ドーム】となる。
上巻読後にストーリーを振り返りつつ思い返して -
Posted by ブクログ
読み終わったあと「いい話すぎる!」と鳥肌が立つぐらい好きな話だった。
ゴーストも話自体は好きだったが、最後の人間関係の部分でそれはないと思うような話も出ていたため、今回の話はみんな幸せって感じだった。
佃社長が伊丹のお願いを突っぱねた時、そんなムシのいい話あるか!と自分も一緒に怒っていたが、最後の決断は佃社長の漢気ももちろんあるが、開発者全員が「救おう」と言ったことが本当に嬉しかった。
どんなことがあれ、目的が一緒というのが佃品質のいい所だと思う。
怒りや憤りは行動のきっかけにはなるが、最終着地にはならないんだなというのを肝に銘じたい。 -
Posted by ブクログ
感動した。涙が出たが、読後感はスッキリしている。心に明るい日差しが差し込んでくるような感じ。刺さったフレーズをいくつか紹介したい。
「幸せというのは、自分が幸せであると気づくこともなく、ちょっとした不平不満を漏らしながらも、平凡な毎日を送れることなのかもしれない。」
「そんな簡単に、自分の生き方を変えることはできないもの。でも、自分の人生を最後まであきらめずに変えようと努力すること、そのことに大きな意味があるのだと思った。」
「人生には、何回でもおかわりしていいことと、そうではないことがあるんだということが、わかったのだ。」
「ろうそくって、消える瞬間が一番美しく感じるんだけど、人もそうなのよ -
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ネタバレ去年の「天空遊園地まほろば」が素晴らしかったので、今年も続編が出ると聞いて楽しみにしていました。
今回は4話の短編でしたが、どれも素晴らしくて目頭が熱くなりました。
・記念日のスケートリンク:主人公はテレビ局のプロデューサーで毎日毎日忙しい日々を送っていたが、あるとき、自分が企画した番組が大ヒット。いちやく局を代表するプロデューサーになった。プライベートでも結婚して子供ができて幸せな日々を送っていたが・・・
・ヒーローの急流すべり:主人公は看護師免許はあるのに無職の女性で実家で暮らしていたが、主人公の姉が実家をリフォームすると言い出す。自分は実家から追い出される恰好になってしまって・・・
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ものすごく迷ったけれど星5
あまりに辛い話だったので、どの部分に5をつけたらいいのかわからないけれど、あかりさんを応援したい気持ちが大きくて5!
ノンフィクションだと思わずに、読み始めてしまい、あかりさんの自筆の手紙の写真のところで、やっとノンフィクションだと気付くという。。
実話と物語では受け止め方が全然違うわけで、一瞬身構えたが、読み進めることに。
途中、あまりにひどいお母さんの仕打ちに目を背けたくなるほど。信じられない罰の与え方に、同じ母親として許せない思いで、気持ち悪くなった。
でも、自分はここまでではなくとも、娘の自由を奪っていないか?娘は顔色を見ていないか?と我が身を振り返った -
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ネタバレ小川洋子さんの小説はどれも落ち着いた不思議さがあって大好き。その不思議さにも2種類あると思っていて、教科書に載っている作品のような、奇跡みたいな不思議さと、不気味とも奇妙とも言い難い不思議さ。この本にあるお話はどちらも後者に近いような気がする。私はそういうお話がとてもとても好きなので、しみじみ楽しめました。
どちらの短編も、何かに執着してしまう女性の話だった。でもその執着が悪いものではなくて、スルスル絡みついて離れない仕方のないものみたいな印象を受けて……それがすごく好きだった。
「薬指の標本」はよりゾクゾクする美しさで、読んだあとの余韻がすごく心地よかった。糸を引く不気味さ。でもすごく綺麗 -
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生理用ナプキンを着用してみた男性作家こと滝沢さんの新刊。
これまで滝沢さんの著作は何冊か読んでおり、歴史小説と生理時に着用するナプキンを作ることを組み合わせた『月花美人』など今まで歴史のなかで描かれてこなかった、女性の生活やその時代の困難さを照射した小説を書かれている方だと認識している。
その滝沢さんの「今一番、熱いお仕事小説誕生!」という触れ込みで話題の本書だったが、お仕事小説があまり好きじゃない私でもものすごくおもしろかった。
しかも女性バディものだし、その女性たちの仕事のライバルも女性なのである……。うれしい。
お仕事小説といえば代表的なのは池井戸潤だと思うが、あのあたりの作品になかった -
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一穂ミチさんと坂木司さんをお目当で手に取った。
一穂ミチさんはらこの中でもちょっと異色の作風だったけれど、苦いのに苦しいのにどこか暖かみを感じた。人と仲を深めるのって難しいな。
坂木司さんは、エンターテイメントを感じて面白かった。登場人物みんながいいキャラしている。
三浦しをんさんは、こういうのをこのアンソロジーで読みたかったんだよ!これだよ!これ!と、読んでいてクスっと笑ったり、ちょっと心がじんわりしたり、本屋ってやっぱりいいなと思わせてくれた。
凪良ゆうさんのは1度読んだことがあるストーリーだったから、新作を読みたかった。
本を売る人、買う人、書店との繋がりがある人、それぞれのストー -
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成瀬の第二弾。文庫本が出ていたので購入。
成瀬の自分の信念に従い生きる姿とそれに触れることで、自分の生き方を見つめなおす関係者の姿が描かれる。
本作では、特に成瀬の父親の話が印象的だった。周囲のことを考えすぎて、勘違いな方向へ突っ走るお義父さん。成瀬のロジカルで戦車のような直進性とは正反対だが、こういうおおらかな父親の愛の中で、異彩を放つ存在の成瀬は安心して、歩みを進めてこられたんだろうなと思った。
成瀬が、NHK紅白にでることを国家秘密のように受け取り行動するところや、その途中に東京に行った島崎に会いに行くところ、クレーマーの存在に役割を与え肯定するところ、自分の生き方にレールが敷かれ
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