ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • メルカトル悪人狩り

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    面白かった!!!!前作『メルカトルかく語りき』よりもエンタメ色とメタが増した完全体。前作同様、消化不良で強引に終幕する感じが堪らなく良い。そのうえ既存の数多のミステリーを踏みつけて変梃な新境地に連れて行くような高慢さが良い。ペテンに騙されたような、それでいて充実感のある奇妙な読後感はここでしか味わえない。最高だ。私はもう麻耶雄嵩の虜になっている。
    全部好きなのだが、個人的に刺さったのは『名探偵の自筆調書』『囁くもの』『メルカトル式捜査法』。

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    2026年05月26日
  • 新装版 讐雨 刑事・鳴沢了

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    初手から爆発続き、刻一刻と迫る犯人逮捕までのタイムリミットとスリリングな展開続きで非常に好み

    一方でどんなに残虐な犯罪者でも基本的人権をもった人として扱うべきか、その命は無辜の民と本当に同じか、私刑は許されるか、などよりメッセージ性を強く感じた

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    2026年05月26日
  • 横浜ネイバーズ

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    横浜を舞台に、中華街のフリーターのロンが仲間たちと知恵を合わせてさまざまな事件に立ち向かっていく群像劇。

    そう書くと「池袋ウエスト…」みたいだけど、
    横浜の街の古いところと新しいところ、
    ホワイトカラーとブルーカラーが混じり合う地域で、推し活にはまるエリートサラリーマンなど、
    現代人が抱える課題を浮き彫りにしていくところが新しい。

    これは「永遠についての証明」や「北極星をえがく」などの理系学生を描いてきた岩井圭也さんならでは。


    これからもこのシリーズ続くみたいで、楽しみです!

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    2026年05月26日
  • グレタ・ニンプ

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    描写が秀逸。登場人物の動きや心の状態が非常にイメージしやすく、笑える。電車で読むには笑いが堪えられないリスクが大きい。最後の別物語『深夜のスパチュラ』が好きです。

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    2026年05月26日
  • 裸でも生きる ~25歳女性起業家の号泣戦記~

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    貧しさは生活の至る所で人間を傷つける武器として現れた。っていうのはものすごく大切にしておかないといけない言葉な気がする。

    あと、最後の方、
    人はそれを「行動力」という言葉で括るのですが、私にとってはそのプロセスに至る自分は「葛藤」以外の何者でもなく、常に迷いの果てに動いてきた。
    これはぶっ刺さるよね。
    こういう人を見ると、綺麗なところばかりが切り取られ、あたかも一直線に、使命に向かって走り続けたように映る。
    でもそのプロセスには迷いも葛藤も、やめてしまえと思うことすらもある。
    その事実はものすごく心強い。

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    2026年05月26日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    流石に面白い。

    哲学的な部分で相容れないところがあるのは依然として変わらないが、それでも面白いと思える展開が素晴らしい。

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    2026年05月26日
  • 逃亡犯とゆびきり

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    殺人事件を追うライターが主役の話で、彼女が遭遇する殺人事件はどれも鳥肌が立つようだった。寒気がする。それなのに作品は熱を帯びたように熱かった。読み出したら止まらないどころではなかった。止められないのだ。
    出てくる男がいずれもため息が出るほどのクズなのはどうしてだろうか。全て彼ら自身の弱さから来ているはずなのに、それが直視できないのだろうか。あるいは妄想の世界に逃げ込んでさらに弱い者を叩く事で強くなったと錯覚しているのか。怖いのはこういった輩が現実には山ほどいて、彼らはモデルでしかない、その事実だ。
    サスペンスだがシスターフッドの一つとして、圧倒的な熱量があった。悲しみが、苦しみが、それでも生き

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    2026年05月26日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    今月文庫化されたと知って読んだ!
    これが創作ではなく実際に起きた事件で、実際に30年余り苦しんだ人がいるという事実に衝撃だった。
    母親の暴言やLINEのやり取りがあまりにリアルで、
    小さい頃の親と重なりすぎて読むのを辞めようかとマジで4回くらい思ったけど、最後まで読んで良かった。二審で罪を認めたあかりの心情は泣けたし、
    人生の中に他者が入るようになったあかりのこれからの人生が健やかになることを、会ったことないのにお祈りした。
    文庫化に際して、獄中の高崎あかりの手記が追加されていたけど、今誰かのために生きようと思えているのなら良かった。

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    2026年05月26日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    素晴らしい本だと思う。
    繰り返し読むたびに自由で優しくて強すぎる成瀬に活路をぶち抜かれた気持ちになる。
    成瀬の行動は本当に突飛で、どんな挑戦を遂げたとしても、滋賀という小さい世界をほんの少し揺らす程度にしかならない。でも彼女の真っ直ぐな信念は少しだけ誰かの人生を自由で前向きなものにしてるところがすごく良かった。これは成瀬が自分を貫きつつも、その眼中に必ずしも周りが入っていないわけではないからで、そのバランス感が凄まじい。
    自分のなりたい姿が詰まっていた。
    一生大切にしたい本。

    再来月には舞台もやるらしい。楽しみ。

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    2026年05月26日
  • 正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い!

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    小学生時代の担任、熊川先生の一言で検事になることを目指した凛々子。子供の頃から正義感が強い彼女にピッタリの職業だ。
    昔、吉高由里子さん主演のドラマを観た事を思い出し、読みながらまたドラマを観返したいなと思いました。

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    2026年05月26日
  • 光のとこにいてね

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    一気読みしてしまいました。
    会わないようで支え合っている2人、周囲との関係、色々なものが絡み合って、ハッピーエンドか分からないけど、自分を見つける素敵な物語だと思いました。

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    2026年05月26日
  • 落日

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    点と線が繋がる感覚が気持ちよかった。もう感想よりどう考えたらこんなお話を考えられるんだろうと思ってしまった…。

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    2026年05月26日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    今回の事件は、友人のコナーの兄ジェイミーの捜索といううものだった。前回の事件から引き継がれている感情や周りの人間との関係性が、ピップを助けまたは苦しめていると感じた。

    当然のことながら、この失踪事件はただの失踪にとどまらず、過去のティーンエイジャー殺人事件とつながる大きな物となっていた。

    前回同様インタビューを使い、今回からはポッドキャストを使用することで、広く情報を集めているのが、ほかの探偵ではあまり見ないもので面白かった!

    最終的には、ピップの心にさらに大きな傷跡が残る結果となったが、周りのラビやカーラ、両親の支えのもと、高校生らしく幸せな日々を送れるようにと切に感じました。

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    2026年05月26日
  • ふしぎ駄菓子屋銭天堂7

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    相変わらず面白い。
    紅子さんと、よどみの対決。
    最後によどみが紅子さんに執着する理由も分かった。どうやっても敵わない相手っているよね。自分だけイライラしちゃう笑
    墨丸絵日記がかわいい。

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    2026年05月26日
  • 隣人の愛を知れ

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    ネタバレ

    正直最初は登場人物が多く、頭の中で整理しきれず誰の話かがよくわからなくなっていた。
    しかし、読み進めていく中で誰と誰がどのようなつながりで結ばれているのかを理解できるようになり、サクサクと読み進むようになった。

    それぞれの複雑な思いや事情が重なり合い、さまざまな愛に形が形成されていく。
    不倫は決して許されるのもではないが、登場人物の人生の背景を知ることで新しい考え方や価値観を得ることができた。

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    2026年05月26日
  • 南仏プロヴァンスの12か月

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    高校生の時に母からのお薦めで読んだ本。
    あまりエッセイは読まないのだけれども、著者の書く南フランスでの暮らしはとても魅力的で、海外にひどく憧れるわたしは夢中になって読みこんだ。

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    2026年05月26日
  • 殺し屋の営業術

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    凄腕営業マンが転職したら、すごかった。業界変わっても手に職ついたスキルっていかせる

    転職したら系の小説って面白いなと思った

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    2026年05月26日
  • レッド・メタル作戦発動 下

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    プロローグ

    多数の国による手に汗握る攻防が今始まろうとしている 
    騙し合いの化かし合い!
    情報合戦!
    ケニアに埋蔵される未曾有のレアメタル鉱山を奪取できるのはどの国なのか!?

    怒涛の後半戦の火蓋が切って落とされた!!!



    本章
    『レッド:メタル作戦発動 下』★5

    いゃ〰濃密上下巻1,000頁超!
    主な作品登場国
    アメリカ、ロシア、ドイツ、ポーランド、中国、台湾!
    それぞれの国の方のお名前を把握するだけでも一苦労
    そして、各国の兵器!
    こちらも、多種多様
    銃器から始まり、装甲車、戦車、戦闘機、爆撃機、潜水艦、巡洋艦等々
    気が狂います(^_^;)
    本作は戦争マニア、オタクによるオタクのた

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    2026年05月26日
  • タイム・アフター・タイム

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    100ページ目くらいから何だかずっと泣きそうで、終盤は少しだけ泣きながら読んだ。
    現時点の圧倒的な今年のベスト。読んでいる間ずっと登場人物が自分の中にいる感覚で、主人公が見ている景色見えた。こういう経験ができるから読書が好きなんだな、と思う。
    李相日監督で映画化するんだろうな。

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    2026年05月26日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    なるほど。読書は他者の文脈に触れることだったのか。しかし不思議と、通勤時の読書が良い気分転換になっている。これって、他者の文脈に浸ることで、全身全霊の仕事人間にならないようになっていたのかも。

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    2026年05月26日