ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • やなせたかしの素顔 のぶと歩んだ生涯

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    朝ドラあんぱんの後。

    朝ドラはフィクションの部分もありつつ
    史実を織り交ぜて上手く作ってあるなと思った。
    朝ドラでは後半、嵩が主役かと錯覚があったけど、やっぱり暢が主役だな!

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    2025年12月08日
  • だって望まれない番ですから2

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    ネタバレ

    第三王子の株がここから上がるわけないとか思っていた自分が嘘みたいに今、第三王子・リュカへの株が爆上がりしています。
    アデルちゃんのためにここまで、長い時間を耐えて耐えて耐え抜いたリュカの深すぎる愛…王太子は本当に許せないんですけども。どんな理由があれどもね、サラ姫にちゃんと言葉にしなきゃ伝わらないでしょ。
    愛されている自信なんかこれっぽっちもなかった、と王太子は言っていましたけどサラ姫とのすれ違いや竜族として生まれたあれそれを加味しても二人の仲を掻き乱していい理由にはならないでしょと。私は読み終わったばかりなのでとても怒っています。
    これから沢山ふたりには幸せになって欲しいですし、アッシュ兄様

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    2025年12月08日
  • ティンダー・レモンケーキ・エフェクト

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    この人の日記をずっとずっと永遠に読んでいたいと思った。同年代で性別も同じで、多分誕生日も近くて勝手に親近感というかシンパシーを感じながら追いかけていた。最後、きっかり31日で終わっていないのがよかった。好きだった人が好きではなくなる、好きでい続ける体力がなくなる感じ、わかりすぎてサイゼでお酒飲みたくなった。
    ああ喪失感。

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    2025年12月08日
  • 宙ごはん

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    育児は、一筋縄ではいかないというより、正解があるわけではないことがわかる。子はその子がその目で見て聞いて、判断していく。その過程でどのような人に関わり、互いに見つめ合えるか、また見つめ合わないか、それによって人の人生の色が変化していくのだろう。大好きな作品。

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    2025年12月08日
  • 蛍たちの祈り

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    積み重ねられる罪なのか、罪の意識なのか、そこの線引きが難しい。子どもが大人になる時、ふとのぞかせる深淵に踏み込むようなお話。

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    2025年12月08日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    ネタバレ

    具体的に内容は覚えてないんだけど、村上春樹は意外と身体性を重視してたのが驚きだった。あとはバーを経営しながら小説を書き始めた頃の話も載ってて、気取ってる作家かと思われがちだけど(自分も比較的そういう印象があった)意外と努力や苦労を重ねてるんだなと。ただダンスダンスダンスとか多崎つくるの話とかでは前向きに生きること、しんどい時でも耐えることを伝えようとしてる感じはあるから、作品からもそういうのは読み取れるのかも。

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    2025年12月08日
  • N

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    おおおおおおおー
    なんじゃこれは!です。
    すべてのあらゆる順番で読み直したい!!!
    それしか言えません! 面白かった!!!!!

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    2025年12月08日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    ネタバレ

    レコーダーと双眼鏡と知恵。
    それだけでこんなにも深い世界に辿り着けるのか。
    身近にいる鳥たちの世界に想いを馳せることで、見える景色が変わった。

    いつのまにか動物を共生ではなく、利用の対象と見ている人間の傲慢さにも気がつく。

    作者の軽快な語りも魅力的だった。
    爽やかな鳥たちの世界の虜になる。

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    2025年12月08日
  • ファラオの密室

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    「エジプトの民にとって、人は死んだら終わりではなく、冥界で得る永遠の生のために現世を生きる」


    ピラミッドの崩落事故により死んだセティは、心臓に欠けがあるため冥界へ行く審判を受けることが出来ない事を知る。
    真実を司る神により、3日間の猶予をもらって現世に辿り着く。

    親友でもある、ミイラ職人タレクによりミイラに施されたセティが、最初の「見たのか?」が、最後の最後で真実が語られ、なるほどと1人納得。

    古代エジプト文明のエジプト人の信仰、生死観が独特であるため、セティがミイラ姿となり、自分の死の真相と心臓の欠片を探すためにに戻って来たことを、親友や神官長や父親に話しても、さして驚かないのは、蘇

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    2025年12月08日
  • 余命一年と宣告された君と、消えたいと願う僕が出会った話

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    よめぼくシリーズ大好きで全部読んでるけど二人とも生き残れるっていう終わり方がすごく良くて、人生で一番好きな本となりました!
    大切な人に忘れられてしまうというのがどれだけ辛くて苦しいことか……

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    2025年12月08日
  • 星を編む

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    「汝、星のごとく」よりも好きだ。

    北原先生と暁海さんの話がメインになっているものが多い感じ。北原先生の優しさが胸いっぱいになる。
    前作は辛い展開が多く苦しかったが、本作は優しさが素直に感じられた。

    北原先生と暁海さん、菜々さん、結ちゃん、血は繋がってないけどしっかり家族だ

    でも北原先生、結ちゃんの結婚式で号泣してたのに、まさか。

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    2025年12月08日
  • 定食屋「雑」

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    原田ひ香さんの美味しい小説。『雑』の雑な定食がなんとも美味しそう。店主のぞうさんとさやかのやりとりが小気味良い。個人的には高津も気になるw
    ラストの展開とても良かった。さやかのスキップとぞうさんの破顔、思い浮かんだよね。『破顔』て言葉、好き。

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    2025年12月08日
  • 容疑者Xの献身

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    皆さんは、普段何気なく使う『献身』という言葉の意味について、少し深く考えてみた経験はおありだろうか。
    Wikipediaにはこう書いてある。
    「自分の利益を顧みずに、他者または物事のために自己の力を尽くすこと」
    このように非常に美しい言葉なのだが、この行為は道徳的な観念と、果たしてどこまで合致するものなのだろうか。

    自分や他者の感受性をノイズとして排除し、感情を自身の中で極端なまでに抑制する、知的で合理的な、きわめて賢い人物。
    きっと皆さんの周りにも、そういう方が何人かは、いるのではないだろうか。

    この作品の主人公・石神は、まさにそのような人物である。
    そしてこの系統の人間の常として、彼は

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    2025年12月08日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    おもしろかった
    そして凄い!
    特別付録の二次元コードを聴いていたら
    うちの猫の耳がピーンとなって
    今までぬくぬくと寝てたのに
    起き上がってきた(笑

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    2025年12月08日
  • 何者

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    桐島部活〜 で衝撃を受け、2冊目【何者】を読みました!
    桐島部活〜 は高校生のリアルすぎる
    何者は大学生のリアルすぎる、、
    細かいところまで本当に共感できたり懐かしさもあったり。
    何者は最後の衝撃的な展開にやられました!!

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    2025年12月08日
  • 笑う森

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    殺伐としたそれぞれの“くまさん”の事情が語られるけど、読後は暖かい気持ちになれた。読んで良かったなと感じた。
    最後の“くまさん”の独白が面白い。

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    2025年12月08日
  • 月の立つ林で

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    5人こ人物にフォーカスが当てられ、短編集のように物語は進んでいくがそこに出てくる5人それぞれが自分の見えないところ思わぬところで何かしらの関係で物語の中で繋がり、「関わってる人」になったいた。この本を通して自分じゃない誰かのためにしたことがまわりに回って自分のためにも、自分の大切な人のためにもなると思えた。またこの本は5人それぞれの現状の悩みを解決するヒントとしてポッドキャストの月のお話をしてる人の話を参考にするのだが、自分は月が好きなので月の豆知識みたいなのも知れて良かったし、新月や満月を形容的に捉えるのではなく占星術のように捉えるというのは自分があまりしてこなかった見方で興味を持てた。

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    2025年12月08日
  • 人生を変えたコント

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    夜勤中に読破。これって実話ってことやんな?
    霜降りせいや、今まで普通に見てたけど、こんな過去があったなんて。絶対に辛い経験やけど、負けじと笑いで明るく跳ね返すのが読んでいて勇気をもらえた。
    探偵ナイトスクープでお笑い係の小学生男子が、クラスでウケたい!と、男の子の持ちネタをせいやと一緒に協力して改良重ねて良くしてた依頼を思い出した。お笑いに熱い男やと思ってたけど、このエピソードが原点になってるんかな。

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    2025年12月08日
  • 方舟

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    ネタバレ

    1週間あるんならもっと良い話し合いができるでしょ、とか殺人犯が犠牲になってくれるわけないでしょ、とか細かい設定が気になる時も少しあったけどとても面白い作品!最後のどんでん返しが最高だった。犯人と主人公どちらにも共感。

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    2025年12月08日
  • みずいらず

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    大好きな染井先生の最新作。
    今までの作品とは違う夫婦の愛のかたちを読みやすくサラッと描いた作品でとても面白かったです。

    染井先生の作品はどれも大好きで大切にしていますが、本作は自分が年齢を重ねてもふとした時に読み続けていたいと感じる愛の本だと思います。
    「おかしいのはどっち」、「薄情者」、「いつまでもあると思うな。妻と金」が特に好きです。

    結婚をしなくてもいい現代で性格も、生きてきた環境も違う男女が生涯一緒に生きていこうと誓うことだけで凄いことなのだと改めて感じるきっかけをくれました。長く共に生きているとお互い色々なことがあって、相談しあい、考えあうと思いますが、夫婦生活は相手のほんの一部

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    2025年12月08日