【感想・ネタバレ】白魔の檻のレビュー

あらすじ

研修医の春田は実習のため北海道へ行くことになり、過疎地医療協力で派遣される城崎と、温泉湖の近くにある山奥の病院へと向かう。ところが二人が辿り着いた直後、病院一帯は濃霧に覆われて誰も出入りができない状況になってしまう。そんな中、院内で病院スタッフが変死体となって発見される。さらに翌朝に発生した大地震の影響で、病院の周囲には硫化水素ガスが流れ込んでしまう。そして、霧とガスにより孤立した病院で不可能犯罪が発生して──。過疎地医療の現実と、災害下で患者を守り共に生き抜こうとする医療従事者たちの極限を描いた本格ミステリ。2025年本屋大賞ノミネートの『禁忌の子』に連なる、シリーズ第2弾。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

面白かった
禁忌の子も引き込まれたが、今回も完全に引き込まれてしまった
著者が医者であるからこそ作り出せる作品なのかなと思った
医療従事者は命という変えがきないものと常に向き合っているからこそ、時に医療ミスと言われることが起きた時、恨みや憎しみも大きくなるのかなと思った
それだけ責任のある仕事であり、恐らくやり甲斐もあるのだろう

改めて、医療従事者の方は凄いなと思った

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2026年01月04日

Posted by ブクログ

「禁忌の子」に続く城崎響介シリーズ第二弾。

研修医・春田芽衣の視点で書かれているが、前作同様探偵役は城崎先生。
事故死と区別がつきにくい殺人事件から大地震、さらに第2、第3の事件が起きていく。

最初に登場人物と病院の配置図が8頁使って掲載されているが、その時点ではピンとこない。事件が起きる度、また城崎先生の推理の度に確認が必要かも(^_^;)

事件は難解で、結末は意外な展開になる(と私は思った)が、最後まで集中力が途切れることなく読めた。
環さんの言いかけたことは何だったのか、深山さんは回復できたのか、遠山さんは娘と会えたのか等、置き去りにされた疑問は残っているが、とにかくシリーズ次回作が待ち遠しい。

そして、もう一度「禁忌の子」を読んでみたくなった。前回とは少し違う城崎響介に会える気がして・・・

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2026年01月01日

Posted by ブクログ

地域ガチャみたいな医療環境で、ひとの生き死に差が出るようなことはあってはならないと思うけれども、実際はこういう地域多いんだろうな

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2025年12月25日

Posted by ブクログ

霧と地震とガスが重なるなんてなんて不運な。
舞台は僻地でもうワクワク。
こういう館自体が密室なの好き。

トリックとかは難しすぎてよくわからなかったけど
過疎化って今後増えていくだろうな。
田舎には高齢者ばかりになって
若い人は減って
どうなっていくんだろうと怖くなる。
私は年をとってもこのまま都会に住もうと改めて思った。

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2025年12月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現役(元の場合もある)医師が著者さんであるミステリーはいくつか読んだことがあるが、これは一番読みやすかった。あえての細かい医療描写はそこまで必須でもなかった気はするけど。クローズド&時限ものミステリですが、そんなに両成分が邪魔はしあっていなくて面白かったです。

追)待って今感想書いてからあらすじ読んだ。禁忌の子から続くシリーズものだったの!?これ先に読んでネタバレとかないよな…

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

地震や霧による密室作りは偶然すぎるもので、冷めてしまった。
比べるのは申し訳ないが、前作「禁忌の子」では
人の心の闇が「コレでもかと。」気持ち悪さを醸し出していた。
今作はサスペンス一色で、トリック看破をするだけの普通の作品になってしまったのが残念。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

来たばかりの病院に毒の霧で閉じ込められてしまうお医者さんたち、そこで起きる殺人。
前作から引き続き医療ミステリーというのかな?楽しく読めた。
推理パートは城崎先生と春田先生にお任せしてただ読みました。
地方住みとして他人事ではない過疎化について、また考えさせられた。
自分の世話ができなくなった人から都会に移り住むしかないのが現実。それをしなくてすんでるのは誰かの犠牲の上なんだよな…。
権力下で使い捨てられる現場、医者までそうなんて。切ない物語だった。

屋上のシーン、一瞬城崎先生に見捨てられたのかと思って笑ってしまった。そんなわけはないんだけど(笑)

前作からそのシーンに流れていた曲のタイトルが所々出てきて、そういえばその頃自分は…なんて無意識に考えてしまいとてもいい。

前を向くしかない。
本当にそうだね…。

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

ミステリーが解決しても心に重く残るものがあるのが山田美桜先生の小説だなと、禁忌の子に引き続き白魔の檻を読み終え思った。
単なる医療ミステリー、医療を題材にした犯罪小説、というより、殺人の謎を解き明かしながら医療現場を取り巻く課題や問題を突きつけていく小説だなと。

過疎地域の病院、足りない人材、地震や洪水などの災害、こうやって書くと随分多くを題材に1つにまとめているなと驚くが、ふと現実がそうなんだなと気がついた。

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

前作の禁忌の子のように、医療従事者ならではの描き方が読んでいて面白いし心地いい、テンポも良くスラスラ読めてしまう。ひとつ苦に感じたのは、檻の休館新館の物語に出てくる様々な場所の設定が途中でついていけなくなってしまった事が、自分の頭の問題ですが、もっと理解しながら読み進めたかったです。映画化されても面白いかもしれない。

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2026年01月15日

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クローズド・サークルのミステリは本当に読んでいる時ずっと背後が気になるし、夜に読むと怖い。今回はとある理由で病院に閉じ込められるが、殺人犯と同じ空間(しかも山奥の病院)なんて発狂ものだと思う。前作の禁忌の子も好きだったけどそれ以上だった。
筆者のの医師の描写はリアルで読み応えあるし、地方医療の抱える問題も描かれていて大満足。
なんだか映像化できそうな雰囲気あるし、城崎先生や春田先生のビジュアルが気になる。

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

シリーズ2作目。
今回はクローズドサークルのミステリー。
きちんと順序立てて読み解いていけば、真相に辿り着くように書かれているようなんだけど、犯人が誰だか最後までわからなかった…
ミステリー自体も面白かったけど、震災が残したもの、僻地医療などの問題も挟まれていて、現場を知る山口未桜さんならではの描写も感じられた。
そして、前作にも増して城崎先生がかっこいい!
3作目も予定されているみたいなので、今から楽しみ。

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2026年01月11日

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クローズド・サークルが好きなのでそれだけでもワクワク。
加えて過疎地の医師不足問題も提起していて、最後まで飽きさせない展開でした。
『禁忌の子』より今作の方が好み。

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2026年01月06日

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クローズド・サークル(檻)の要因が面白く、また、範囲も変化していくので、その過程で緊張感が一気に加速します。

建物の構造が詳述されていますが、複雑すぎて諦めました。ミステリーが好きな方は、巻頭に建物の図面が丁寧に示されているので、そちらを逐次参照しながら読んでいくと解りやすいと思います。

前作『禁忌の子』の続編ですが、原則無機質な性質の主人公の感情が揺れる場面はグッときてしまいました。
続編を望みます。

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2026年01月05日

Posted by ブクログ

城崎シリーズ『禁忌の子』の続編。
霧と有毒ガスというクローズドサークルとなった病院で起こる殺人事件。
なんかいろんなこと起こってハラハラドキドキ。
フーダニット、ハウダニット、ホワイダニット全部楽しめる。
登場人物は多くてやや混乱気味ではある。

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2026年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

雪と硫化水素ガスで閉じ込められた病院で起こる連続殺人を解き明かす主人公の医師たち。ロジカルなミステリーとしても面白いのですが、読後感はミステリー解決の爽快感よりも現代医療の課題に対する暗然たる気持ちが勝ってしまった。
下記の叫びが心に重しを残す。普通の人はあえてみない医療の闇。
医師である作者だからこその問題提起・・・・

へき地医療を維持するための社会的な歪み
全国どこでも、同じ質の医療 なんてまやかし
命を削って人を助けても貰えるのは感謝状一枚で、何か起こったら叩かれるのは
頑張れば頑張るほど報われないシステム
医療従事者への感謝ってやつは、いつだって阿呆な俺たちを錯覚させ、やりがいでこき使うための餌

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

とても楽しみにしていた作品。
今回も面白くて結末も予想できなかったけど、登場人物多くて把握しずらかった。

医療ミステリーは良いぞ。

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

置かれている状況から助かるか助からないかわからず、ハラハラしながら読めた。犯人発表の前に何回も前のページに戻って推理したが、全然違った。私も城崎先生に想像力豊かだと言われるでしょう……。
前作を読んでなくても問題なく読める。私は結末が微妙だった前作より面白かったと思う。個人的にミステリーはアニメのCパートのような後日談があるのが好きなので、その点は前作・今作ともに消化不良。

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2025年12月29日

Posted by ブクログ

1作目と全然毛色を変えて、災害で孤立した病院で起こる連続殺人が軸のホームズワトソン本格ミステリー。舞台こそ病院だけど中身は笑うくらいクローズドサークルの館もので、トリックも本格ミステリーでとてもややこしいし、作者はミステリー大好きなんだなと思う。ただそれだけでは終わらず、1作目に引き続き医療、化学での味付けで個性が出ていて、しっかり社会問題にも触れ、相当濃い作品に仕上がっていた。人によって1作目と今作で好みは別れると思うが、この作者は幅広く作品を作れることを思い知った。僕は今作の方が好きかな。

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2025年12月23日

Posted by ブクログ

3.5

禁忌の子と2作目。
クローズドサークルらしく、徐々に有毒ガスが迫ってくる怖さの中で次々と人が殺されていく緊迫感で、引き込まれそうになるものの、病院の間取りと本文と行ったり来たりで忙しく、イマイチ没入できず。でもありがとうという言葉で、白い檻に縛られているというところに、地域医療の抱える問題の深刻さが窺えた。

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2026年01月14日

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前作「禁忌の子」が衝撃だったから
期待しすぎちゃったかも!
前作の方が好みだった!

ずっとハラハラ、苦しい気持ちだった
でも読むのをやめられない...

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

謎解きがロジカル過ぎて、私の頭では「???そうなるの…かな…???」ぐらいの理解。すまん。
そして、この作者さん前作もそうだったけど、結末の選び方が悉く私の好みと合わない。話の流れとか登場人物は好きなのに、最後の最後で解釈違いになっちゃうの、ツライ…

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2026年01月11日

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前作『禁忌の子』が面白く、そこで登場した城崎が再び登場する第二作だと知って手に取った。
硫化水素ガスが蔓延し、外部と隔絶された病院を舞台に、複数の事件が起こる物語で、前作よりもミステリー色が強い作品だった。

個人的には前作の方が好み。読書の途中で間が空いてしまったこともあり、登場人物や医療用語を把握しきれず、没入感がやや弱くなってしまったのが少し残念だった。

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2026年01月11日

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有毒ガスが迫る――逃げ場のない病院で、殺人が始まる。

有毒ガスに覆われた病院が舞台のクローズド・サークル。
地下に降りれば即アウト、時間の経過とともにガスが充満し、危険地帯は1階、2階へと広がっていく。そんな超特殊設定の中で、容赦なく殺人事件が起きていく。

アイデアはとにかく秀逸。ただし、読むのはかなりムズい。
冒頭で登場人物紹介と病院の見取り図が提示されるものの、3階建て(旧館+新館)。医師、看護師、入院患者あわせて総勢80人近く……多すぎだろww

その結果、肝心の解決編では「誰が誰で、どこをどう通ってトリックが成立したのか」が把握しきれなかった。完全に理解力不足です、すみません。
これはもう、映像化して導線を丁寧に説明してもらうしかないな。

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2026年01月06日

Posted by ブクログ

デビュー作「禁忌の子」で活躍した城崎先生が探偵役のシリーズ第2弾!

今回は城崎と前作でも登場した研修医の春田が 北海道の過疎地の病院に赴任するという所から始まる。
ところが赴任先に到着するまでの道で濃い霧が発生し、着いたら着いたで 地震だの硫化水素の発生などで 電気も途絶えただならぬ状況。
そんな中発覚する殺人事件。
ここ山奥の過疎地に、患者と関係者を含め87人が
閉じ込められてしまった。

という事で クローズドサークルものでした。
それにしても人数多すぎ!!笑
現役のお医者さまが描く医療物はやはりリアルで、ミステリーとしてだけじゃなく、過疎地の抱える医療問題にも提起した内容でした。

正直な感想としては 面白かったけど、ちょっと上手く事が重なりすぎだったかな~とは感じちゃいました。
個人的には「禁忌の子」の方が面白かったけど、このシリーズきっとまだ続くと思うので これからも追いかけたいです(*^^*)








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2026年01月06日

Posted by ブクログ

前作「禁忌の子」がとても良かっただけに期待して手に取ったが、残念ながら私には合わなかった。作品としては非常に作り込まれており、登場人物の説明に加え、病院内のフロアマップまで用意されている点は、やや過剰にも感じられた。ただ、へき地医療の厳しさや、医師に過度な負担がかかりやすい現状を描いた部分には強い現実味があり、社会派小説としての読み応えは十分にあった。

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2025年12月31日

Posted by ブクログ

エピクロスの処方箋に続いて、現役医師による小説

作者はミステリーを書きたいんだろうけど、最初にある登場人物リストや病院の間取り図を見るだけで、既にお腹いっぱいな感じ

ミステリーとして期待を裏切らない展開ではあったものの、やっぱりお腹いっぱい感は否めず

へき地医療、更には医療そのものに対する問題意識が物語のベースにあるようなので、そっちがメインのミステリーでないお話を読んでみたい気がした
(作者はミステリーを書きたいんだろうけど)

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2025年12月31日

Posted by ブクログ

『禁忌の子』から探偵役を引き継いでの2作目。相変わらず医療行為の描写は臨場感があって良いが、全体的にインパクトは前作よりも弱いかな。シリーズものにするなら、城崎先生の過去や内面を少しずつ掘り下げていっても良かったのでは。

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2025年12月30日

Posted by ブクログ


理想だけではどうにもならない地域医療の現実。問題提起には共感したが、いかんせん推理小説としては登場人物の行動や心理、人物造形がチグハグで理解できない。大仰な二字熟語が素人っぽさ浮き彫りに。「頑張れば頑張るほど報われないシステム」医療だけでなく日本中、あちこちに。

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2025年12月22日

Posted by ブクログ

研修医の春田芽衣は先輩医師の城崎響介とともに北海道の山奥にある病院を訪れる。春田の知人でもある九条環に案内を頼もうとしていたが、院内で彼女が遺体で見つかる。病院一体は濃霧に覆われて、麓に降りることも叶わない。加えて翌朝大地震が起こり、病院内を硫化水素ガスが迫る状況で、新たな事件が…

こんなクローズド•サークルがあったのか!
殺人に加えて、濃霧と地震と毒ガスが迫るクローズド•サークル×パニックサスペンス。火事とか洪水が迫るケースは読んだことあるけど、毒ガスが迫るケースは初めてかも。さすがデビュー作でいきなり本屋大賞にノミネートされただけあり、独創性が素晴らしい。膝を打つタイトルも秀逸。

謎解きはどうか?
いかんせん情報量が多い(患者含む多数の登場人物、3F建てかつ新旧館2層構造の大病院)ので、謎解きを理解しようにも複雑さに頭がついていかない。フーダニットの犯人特定ロジックもわかりにくく、私の脳内の霧は晴れなかった。
一方、ホワイダニットは刮目に値する。
本格ミステリでありながら、僻地医療の問題を提起する社会派ミステリの側面もある。本業医師作家だからこそ書ける医療現場のリアルが生々しい。医療従事者としていかなる状況でも職務を全うする姿勢にリスペクト。

週刊文春ミステリーベスト10 14位
本格ミステリ・ベスト10 7位
リアルサウンド認定国内ミステリーベスト10 8位

《医師•城崎響介のケースファイル》シリーズ
1.禁忌の子
2.白魔の檻

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

登場人物や館内の様子は特にしっかり見なくても徐々に頭に入るやろ、と思っていたけど最後まで全然入らなかった。
登場人物のキャラが薄いのかも?
そんな気持ちで軽くササーッと読んでたので終盤の「階段の音の回数」のくだりも、もう何言ってるのかあんまりわからなかった(笑)
でも硫化水素がそこまで迫ってる緊迫感がすごくて、ふと気づくといつも軽く息を止めながら読んでる自分がいたし、医療従事者だからこそリアルに綴れる恐怖に脱帽。
面白かったからちゃんともう一回読もうと思う!

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2026年01月20日

シリーズ作品レビュー

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