白魔の檻
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白魔の檻

1,899円 (税込)

9pt

研修医の春田は実習のため北海道へ行くことになり、過疎地医療協力で派遣される城崎と、温泉湖の近くにある山奥の病院へと向かう。ところが二人が辿り着いた直後、病院一帯は濃霧に覆われて誰も出入りができない状況になってしまう。そんな中、院内で病院スタッフが変死体となって発見される。さらに翌朝に発生した大地震の影響で、病院の周囲には硫化水素ガスが流れ込んでしまう。そして、霧とガスにより孤立した病院で不可能犯罪が発生して──。過疎地医療の現実と、災害下で患者を守り共に生き抜こうとする医療従事者たちの極限を描いた本格ミステリ。2025年本屋大賞ノミネートの『禁忌の子』に連なる、シリーズ第2弾。

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〈医師・城崎響介のケースファイル〉 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 禁忌の子
    1,799円 (税込)
    【第34回鮎川哲也賞、満場一致の受賞作】【デビュー作にして2025年本屋大賞ノミネート!】救急医・武田の元に搬送されてきた、一体の溺死体。その身元不明の遺体「キュウキュウ十二」は、なんと武田と瓜二つであった。彼はなぜ死んだのか、そして自身との関係は何なのか、武田は旧友で医師の城崎と共に調査を始める。しかし鍵を握る人物に会おうとした矢先、相手が密室内で死体となって発見されてしまう。自らのルーツを辿った先にある、思いもよらぬ真相とは――。過去と現在が交錯する、医療×本格ミステリ! 第34回鮎川哲也賞受賞作。/第34回鮎川哲也賞選考経過、選評=青崎有吾 東川篤哉 麻耶雄嵩
  • 白魔の檻
    1,899円 (税込)
    研修医の春田は実習のため北海道へ行くことになり、過疎地医療協力で派遣される城崎と、温泉湖の近くにある山奥の病院へと向かう。ところが二人が辿り着いた直後、病院一帯は濃霧に覆われて誰も出入りができない状況になってしまう。そんな中、院内で病院スタッフが変死体となって発見される。さらに翌朝に発生した大地震の影響で、病院の周囲には硫化水素ガスが流れ込んでしまう。そして、霧とガスにより孤立した病院で不可能犯罪が発生して──。過疎地医療の現実と、災害下で患者を守り共に生き抜こうとする医療従事者たちの極限を描いた本格ミステリ。2025年本屋大賞ノミネートの『禁忌の子』に連なる、シリーズ第2弾。

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白魔の檻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一言メモ、世の中が抱える問題を、医療界に落とし込んで事件化したストーリー

    前巻のミステリーとは違った切り口で、問題提起していて、リアルさに引き込まれる。いつ起こってもおかしくないと思わせる、リアルな描写、医療の緻密な描写、それにしっかりと描かれた図面や人名、とても良いです。続巻が楽しみです。

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    前作に続き、終始引き込まれるストーリー展開でした。
    終盤の謎解きに向かう過程は新鮮で自作も勝手に期待しています。

    0
    2025年12月12日

    Posted by ブクログ

    禁忌の子に次ぐ、医療関係のミステリー。面白かった。生きるか死ぬかの状況…閉ざされた環境…ドキドキしながら読み進めた!

    病院に勤務している私にとって、色々考えさせられる内容でもあった。医療の状況的にも、田舎・僻地はそうなんだよね、と思いながら最後の方読んでた。
    誰でも一人ひとりに、それぞれ人生があっ

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    「禁忌の子」の城崎先生再び!
    タイトルの「白魔の檻」っなんだろう?と思いながら読み始めたけれど、答えは直ぐにわかる。
    事件は複雑で、病院の間取りを何度も見直しながらの謎解き。面白すぎて通勤中、駅のエスカレーターでも読んでた!
    小説の中だけではない過疎地の病院の現実。最終章の犯人の語りが切ない。
    シリ

    0
    2025年11月28日

    Posted by ブクログ

    最初にそこそこの人数の登場人物紹介と間取り図があってそれだけで「ぐえーお腹いっぱい、果たして読みきれるのか…」と不安になったし、作中さまざまな「ぐえーややこしすぎる」が発生するけど、なんとなく雰囲気で読んでも話の筋が面白いので大丈夫だった。
    探偵役という重要中心人物は前作と同じなのも、ややこしさの緩

    0
    2025年12月21日

    Posted by ブクログ

    禁忌の子の作家さんの2作目。過疎地域の僻地医療問題や医療従事者の人たちのやりがい搾取にも切り込みつつ医療ミステリとして面白く読めた。
    登場人物が多くて人物像が若干弱い感じもしたが、伏線回収もしっかりあって考察も楽しめる。
    名探偵の城崎先生は前作と同様の活躍で、重い内容の中でも安心して活躍を見守ること

    0
    2025年12月20日

    Posted by ブクログ

    『禁忌の子』の続編ということで。
    と言っても、そこまで繋がりはなく、名探偵城崎響介の医療ミステリシリーズという感じ。

    研修医の春田は『地域医療』の実習のため北海道へ行くことになり、『へき地医療支援』で派遣される城崎と一緒に温泉湖の近くにある山奥の更冠病院へと向かう。ところが2人が辿り着いた直後、病

    0
    2025年12月18日

    Posted by ブクログ

    医療ミステリ。作者は若干38歳の現役医師。禁忌の子に次ぐ2作目。
    僻地医療の医者不足による昼夜を問わない激務の問題を提起をしながら、登場人物のキャラがしっかりと描かれていて読みやすかった。犯人探しを解き明かしていく物語の中心的存在である城崎医師のキャラが興味深く、映画化したら当たり役は誰だろう…綾野

    0
    2025年12月17日

    Posted by ブクログ

    禁忌の子の続編


    みなさんが着々と読み進められる中、ようやく届きました(o^^o)



    前作で活躍した城崎先生が登場します!
    研修医の春田と共に北海道へ



    舞台は山奥にある病院です


    しかも病院は濃霧に覆われ、辺りは真っ白
    さらには地震の影響で有害なガスまで発生し
    完全に孤立します



    0
    2025年12月17日

    Posted by ブクログ

    「禁忌の子」に続く第2作。医療描写と本格ミステリ度合いは引き続きで楽しめるが、どうも動機の人間の情念描写が薄いのが気になる。はい本格です、城崎響介の謎解き・回収すごいでしょ、の感じに流れ過ぎというか。人間自体がまだ確り書かれていない。この雰囲気が続くならもう読まないかもしれない。

    0
    2025年12月16日

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