ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    これデビュー作なのやばない
    とても面白かった

    話の繋がりも絶妙でこういう仕掛け、とても好き
    構成力すごいよな
    それとどの話もきちんと締めてくれてありがたい
    「波間に浮かぶイエロー」これのその後読みたいなぁ

    解説でも書いてあったけど、マジで各章の冒頭が素晴らし過ぎる

    0
    2026年05月25日
  • 透析を止めた日

    Posted by ブクログ

    読んで良かった。体験部分の第一部は患者・家族の言葉や感情が刺さり、追加調査の第二部は医療従事者として働いていたけれど気付かなかった問題点がたくさん指摘されていた。とても読みやすい文章で、読んでいて頭が整理された。

    「腎不全患者のための緩和ケアガイダンス」が2025年に出たこと、2026年診療報酬改定で末期腎不全が緩和ケア病棟の対象になったこと。深い意味があるし、改めて勉強しておこう。

    数年前まで仕事で関わる場面があった、透析患者の終末期。透析困難になりそうな局面のたびにカンファレンスを開き意思決定を重ねていった上司の姿を思い出した。良い手本を見ていたと思う部分と、十分な説明が患者・家族にと

    0
    2026年05月25日
  • アムンセンとスコット

    Posted by ブクログ

    初見の人にとって気を引くタイトルではないが、抜群に面白い。
    初めての南極点への到達レースの2チームを描く。困難や不確実性に向かう際のリーダーシップ、チームづくりなどの示唆に富んだ名著。

    0
    2026年05月25日
  • 多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

    Posted by ブクログ

    SNS疲れや人間関係について、
    たくさん参考になった。

    疲れた時は一旦
    スマホの電源を落とすのもアリかも

    『嫌な人のことを考えるのは
    一緒に住んで
    家賃を払ってあげてるのと同じ』

    0
    2026年05月25日
  • 羊と鋼の森

    Posted by ブクログ

    調律師の成長物語。出会いからプロの調律師になるまでのストーリー。ただただそれだけなのに、詩的でありながら丁寧な文章。
    出会いが人を成長させる。主人公の外村は、板鳥や双子がそれだった。
    静かで静謐な世界。音という目に見えない世界を目にみえる形で表現し、その音が聴こえてきそうで、ただただ感動でした。

    0
    2026年05月25日
  • 黒牢城

    Posted by ブクログ

    織田を裏切り戦支度を整える荒木村重の城内で起こる不可思議な出来事。これを放置すれば兵たちの志気に関わり、それがやがて落城を連れてくることを防ぐため、村重は土牢に捕らえている黒田官兵衛の元へ通う─
    めっちゃおもしろかった。
    普段時代物はミステリしか読まない知識のない身でもすらすら読み進められる物語力。文章もかっこいい。
    雪密室、首のない死体(の変奏)、などミステリ読みとしてもワクワクする謎で、かつ、この時代、武士であることにきちんとよった作り。
    いのちの軽さ、時代、祈りが絡み合い哲学的な思考にまで下っていくラスト(の手前)がお見事。

    0
    2026年05月25日
  • BUTTER(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    内容がバターみたいに重たく、濃くて読み終わるまでかなり時間がかかった。

    ただ、自分の中では新しい気づきが沢山あって何度か読みたいと感じた。
    特にバターがこんなにも魅力的な素材というのは全く知らなかったから気づきを得られてよかった。
    ちょうど読んでいる最中に、レストランで美味しいバターをいただく機会があり、カジマナが言っていたことはこれかと考えながらいただくのが楽しかった。

    0
    2026年05月25日
  • 坂の上の雲(八)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『坂の上の雲』ついに最終巻を読み終えた。

    全8巻。途中でたくさんの本を挟んだので長い時間がかかったが、読み終えることができて安心した。

    率直に、とても面白かった。

    日露戦争についてのあらましは教科書で知ってはいた。

    しかしここまで深く、広く、司馬遼太郎の視点もたっぷりに語られ、歴史でありながら読み物として胸が熱い想いになったり、腹が立ったり、ワクワクしたり、様々な感情を与えてくれた。

    日本はよく今の形を成しているものだと、作品を通して考える。

    選択が一つ違えば、今の日本とは違う形になっていたのだということを、この作品から痛感した。

    そして私が生きている今も、長い歴史の流れの一部で

    0
    2026年05月25日
  • エピクロスの処方箋

    Posted by ブクログ

    心が温まる本。
    こんな先生に出会いたい(病気になったら)
    医療用語が多いが、それ以上に、心を揺さぶられるマチ先生の言葉に、震える。
    所々に泣きました。ポロリ な感じに。
    ゆっくりと丁寧な本でした。

    0
    2026年05月25日
  • ナチュラルボーンチキン

    Posted by ブクログ

    audible☆再読
    何度聴いても…最強だ‼︎‼︎早く本が欲しい…♡
    付箋を張りたいフレーズがありすぎて困った。

    ナチュラルボーンチキンという題名だけど、登場人物達は皆んな自分を持っている芯のある人ばかりだと思った‼︎自分の人生を守っているとゆーか。

    "でも実際に個人的に本当にほしいものなんて人にはないのかもしれない。その時々におかれている環境、自分の立場、ホルモンなども含めた体のバランスそういったものが合わさった結果として 恋人が欲しい 子供が欲しい お金が欲しい 権力が欲しいとなるのであって、結局のところ許せないものはあったとしても、手に入れなければならないものなど人間にはな

    0
    2026年05月25日
  • 流浪の月

    Posted by ブクログ

    めっちゃ一気読みした。
    初めて凪良さんの作品を読んだけどたっぷり水を含んだ筆に少し絵の具をつけて色を塗ったときのような淡くて儚い感じがした。

    人との出会いや関わり方に正解なんてないし、どんな在り方でもいいと思う。
    自分が自分らしく生きれたらいいな。

    0
    2026年05月25日
  • ペッパーズ・ゴースト

    Posted by ブクログ

    これぞ伊坂幸太郎!
    って感じの心地いいリズムと展開で、読んでいて本当に気持ちいい。
    これが本当に大好き。

    0
    2026年05月25日
  • こちらあみ子

    Posted by ブクログ

    こちらあみ子
    ジュンシンムク、という言葉が似合う少女のようで、逆に嫌悪感を撒き散らす存在でもあるあみ子。
    いわゆる知的障害、発達障害を持っているのだろう、と容易に想像できたが福祉の手などこの時代にはないのだろうな……と。
    ただ「変わった子」「まともになれない子」として扱われているのが、それでも本人は気づいていないのが、救いなのか闇なのか……。
    のり君はキツかっただろうな、と容易に想像できる。
    子どものままのあみ子を見る度イライラしてしまうんだろうな、と。

    ピクニック
    むらさきのスカートの女を読んだ後に読んだので、何か起こるのではないかとひやひやした。
    周囲の態度が本当に応援しているのか、小馬

    0
    2026年05月25日
  • 眼球堂の殺人 ~The Book~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    非常に素晴らしい一冊でした。
    いつ以来だろうと思うくらい、読書している間、久しぶりにワクワクしっぱなしでした。
    この一冊で、推理小説はこんなに面白いんだと再発見できる方が多く生まれることを祈るばかりです。

    なぜ面白さを再発見できるか、と言いますところ、やはり構造学の観点で物事を見ようとする描写が随所に表れている点に尽きます。
    構造学と聞くと建築のお話かな、と初めは受け取っていたのですが、それは数学の公理や物理芸術政治の要素に見立てた話にも置き換えられると(劇中で具体的に言葉にされずとも自ずと)考えられるように誘導され、その文脈のまま読み進めると、この殺人事件の構造、延いては推理小説の構造にも

    0
    2026年05月25日
  • 蹴りたい背中

    Posted by ブクログ

    純文学は、一か所でも知っている感情に出会えればいい。

    というわけで私が知っていた感情。↓

    「自分の内側ばっかり見ているから、何も覚えていない。学校にいる間は、頭の中でずっとしゃべっているから、外の世界が遠いんだ。」

    ここだ。
    これはまさしく高校生の時の私だ。
    なんならおばさんになった今でも若干そうだ。

    綿矢りさと同世代なので、雑誌を集めたり、ラジオを聴いたり、ライブに行ったり…あの感じがリアルに想像できた。まぁ同世代じゃなくても想像できるだろうけど、90年代後半~00年代前半のあの感じ。
    ていうか、主人公よりもにな川にシンパシーを感じてしまっている(笑)
    好きなアーティストに心酔して、

    0
    2026年05月25日
  • 名前探しの放課後(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    依田いつかは、ある日突然3ヶ月前の過去に戻される。覚えているのは同級生が自殺するということ。でも誰かは思い出せない。いつかはその誰かを仲間と共に探し出す。
    さすが辻村深月さんの書く学園ものはおもしろい。不思議と名前も覚えるし、スラスラと読める。
    帯に「冷たい校舎の時は止まる」を超えるーとあった。これは下巻が楽しみすぎる!

    0
    2026年05月25日
  • 普天を我が手に 第三部

    Posted by ブクログ

    圧倒的読後感。
    自分も昭和生まれだが、物語の出来事の大半は物心つく前の話なので、ほぼ歴史を学び直したかのような感覚である。史実に基づいたフィクションというスタンスだが、価値観の異なる4人が主人公なため、カオス極まる昭和を描いているにも関わらず、偏った構成にはなっていないのも素晴らしい。

    0
    2026年05月25日
  • いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    このシリーズ共感できる場面多く、読みだしたらとまりません。
    今回珈琲に関し、睦子さんが、スペシャリティーカフェ店主より 『深煎り苦み強い』を 馬鹿にした様な態度をとられ、困惑する場面、にまさに共感。自称珈琲専門家?は本でも動画でもやたら浅煎り酸味系薦める。酸味のフルーティーを楽しめと強要する様な。深煎り苦み強い系で飲む人が心地よければいいのでは?と考えたこの場面。標野さんの多岐にわたる情報の量に感激しました。心地よい本、ありがとうございました

    0
    2026年05月25日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    一台のSUV“ブレイクショット”に関わるそれぞれの所有者たちの物語。ベンチャー企業の副社長、板金工、悪徳不動産の営業マン、中央アフリカの少年兵…。

    運命の悪戯か期せずして不運に巻き込まれた時、人はどういう行動を取るのか。誠実であること、善良であることが、人生を拓いていく唯一の間違いのない方法であることを教えてくれるような作品。

    エピローグで全ての伏線が回収されるにつれ、次第に心に温かいものが満ちていく幸せな読書。
    LGBTQから特殊詐欺、偽装修理、SNSの実体のなさ、紛争地帯の少年兵の問題まで様々な要素も取り込みながら決して小難しい社会派小説然とせず、時にユーモラスで時に切なく、そして最後

    0
    2026年05月25日
  • レインバード

    Posted by ブクログ

    日本を襲った未曽有の大災害によりやむなく全世界へと移り住んだ日本人たち。米国コロラドのヘブンで過酷な暮らしを送る日本人を襲うヘイトの嵐。損中で起こる連続殺人事件に保安官のフランクとラリーが正義を貫き悪徳政治家やヘイト教団に立ち向かう。荒唐無稽に過ぎる設定ではあるが読ませるのはさすがの作者さん。

    0
    2026年05月25日