小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ非常に読みやすく面白かった。
当方、天安門事件について詳しく知りたかったため為購入。
読んだ感想としては予想以上に天安門事件前夜の内部闘争についてよく書けていた。
最初は鄧小平が最高指導者なのだから独断で弾圧を行ったと思っていたが、意外にも天安門事件前夜までは中立的であった。しかし保守派に惑わされ苦悩の決断の末、鄧小平は保守派に味方し弾圧を行った。という流れを知れたのは最大の収穫だった。
しかしこの本を読んでて最も面白かったのは、第二章の南巡講話だった。
鄧小平と思想は違えど最大の理解者であり、親友であり同志であった陳雲が江沢民政権で保守色を強め、改革派であった鄧小平を悩ます種を作る。
鄧小 -
Posted by ブクログ
表題作「信仰」を含むいくつかの短編と、
いくつかのエッセイで構成された作品。
“あの”村田紗耶香が描く“信仰”というタイトルを冠した作品ということで、
単行本が出たときから是非にも読みたかった作品。
やっぱり読むことができてよかった。
均して語ると結局のところ常識と非常識の境界とは、みたいなところに集約してしまいそうな話題ではあるけれど、村田さんにしか抉り出せない凹凸がある。
最後の「いかり」「書かなかった日記」は鬼気迫るエッセイだった。
あまり簡単に共感など示してはいけないとは思うけれど、何かの感情をわざと故障させるというのは、覚えがあった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ2025.12.30 (火)
おもしろかった……!読む手止まらん……!中弛みとか一切無い………!!
殺し屋なんて、中々にダークな内容だと思うけどコミカルな感じもあり相棒との掛け合いとか、新たなターゲットとか、代わる代わる展開に読んでいてたのしかった……!
主人公鳥井の心境の変化にもドキドキしてたけど、耳津との関係もページをめくるごとに好転していってて好きだった
なんか全然ピンチ感ない…!鳥井の絶対的作戦遂行!に読んでていつの間にか全信頼を置いていたみたい。あーこの人失敗しないわ。って
富津の玉突き事故が起きた時も鳥井絶対死んでないよって確信してた。なんか全然死の匂いがしないもん。
一冊を -
Posted by ブクログ
ずっと読みたいと思っていた本を、今年中に読みたい目標冊数達成のために大急ぎで読んだ。
ところどころ内容や表現にくらった。
絶対にまた読み直したい本。
死にがい、生きがい、今生きている意味を見出してしまいがちなのは私もそうで、それが良い悪いは言語化できていない。
私も、この期間は何をやり抜きたい、何かを成し遂げたい、何もやっていない期間は嫌だ、という気持ちがある。
目の前の対立に目を向けるのではなく、どうしても繋がってしまう今のために背負っている歴史に目を向けるという考えは納得した。
雄介の、「ドリンクバーくらいすぐ命注ぐ」性格は、私は持ち合わせていないため見習いたいと思った。
メモ