小説・文芸の高評価レビュー
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パオロ・バチガルピの短編集、ディストピア詰め合わせ。お題「こんな近未来はイヤだ」を集めたような10編。
資源は枯渇し食糧は汚染され、明るい未来は想像できなそう。でも、この世界観が好きな人にはたまらないですね。
10編それぞれに考えさせられるポイントがあって(「やわらかく」だけちょっと毛色が違うけど)、なんか落ち込むけど嫌いじゃない。特に印象に残ったのは
「砂と灰の人々」
のっけから疾走感、なんか楽しい話始まったと思ったら。ゾウムシと共生し砂や石を食べ怪我をしてもすぐ再生する人類。そんな人々が初めて本物の「犬」と出会って大騒ぎ。
「パショ」
学問をおさめて故郷に帰ってきた青年、そんな彼を受け -
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若林正恭『#青天』文藝春秋
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歓声と罵声と怒号。
ぐちゃぐちゃに丸めた声だった音たち。外野。応援者。今はもうわからない、雑音。
熱気。目の前がモヤつく。
明らかに温度も湿度も違うフィールド。まるでここだけ別の場所から切り取られてきたようだ。
それが一瞬で変わる。
しんっ、と。音が消える。
視界がクリアになって、焦点が絞られる。
1点しか見えないと思えば、180度見える気がする。頭の後ろまで脳の中に“見える”。気配が視覚化される。
心臓の鼓動が跳ね上がる。
どくんっ、どくんっ、
と一回一回が早くもなく遅くもなく『命』を主張している。
今、この瞬間を、『生きている』
理 -
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ネタバレすごい…壮大!!!!!!
入りはミステリーだった
東野圭吾といえばミステリーでしょ
この本もそうなんだ
そう思いながら読み進めた
しかし急にファンタジーになる
タイムスリップ、ワープ、この手の話は苦手だ
現実離れした話はのめり込めないからだ
だけど今回は 読んでみよう そう思えた
だって東野圭吾だ 単純なファンタジー話ではないでしょう
最後まで完走したいま 本当にその通りだと思った
時系列ぐっちゃぐちゃで
どういう順番で何が起きたのか
読み終わってもうまく組み立てられない
でもよくできている
こんなにぐっちゃぐちゃなのに成立してる
全部が繋がっている
月のウサギさん
魚屋アーテ -
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名探偵エルキュール・ポアロの小説は学生の頃結構読んだし、デビット・スーシェのドラマや、いくつかの映画も見ている。
こちらのスタイルズ荘は、ポアロと、記録者で友人でワトソン役であるアーサー・ヘイスティングズ大尉が初めて一緒に行動する物語。犯人もトリックも覚えている状態での再読となるが、それでも犯人やトリックは難しく、小説としても人間心理としてもよくできているし、なんといってもヘイスティングが色ボケしまくっていて「しっかりしろ!」と思いながら楽しく読みました・笑
まあこのころのヘイスティングズは「あなたは若いから」って言われる年齢だしなあ・笑
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大尉のアーサー・ヘイスティングズは療養のため -
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ネタバレ肉食になった異形のヒグマ(OSO18)がタイトルになっているが、読み終えて見えてきたのは人間の生態だった。
この本の面白さは、OSO18ではなく人間を描き出したNHK記者の取材力にある。
登場人物が全員男(オス)だったのも印象的だった。ハンター同士のプライド、記者への警戒心、記者としての意地。それぞれがぶつかり合っていて、場の空気が常にピリついている。その緊張感が、北海道の寒さも相まって妙にリアルだった。
OSO18がなかなか姿を現さないので、正直NHK記者が足手まといなんじゃないかと思ってしまっていた。地元ハンターにも明らかに煙たがられているし、メディアの人間に対してネガティブな感情を
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