ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 風の万里 黎明の空(上) 十二国記(新潮文庫)

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    久しぶりに陽子が楽俊が出てきた!
    自分が何も知らないことを自覚し、悩みながらも自分で考えて行動する陽子はかっこいい。
    民の中に入り、そこで生活をする。
    そして、相手が誰であっても、知らないことを素直に聞けるというのはすごいこと。
    なかなかできないことだ。
    最初の頃の陽子を知っているから、ほんと成長したなと思う。
    きっと慶はいい国になる!
    そう信じたい。

    楽俊は相変わらず楽俊だ。
    自分が不利になるような場面でも、相手がどんな人物でも、許し助ける。
    祥瓊は楽俊に出会えて幸せだ。
    公主である自分がなんでこんな生活をしなくちゃいけないの?何も知らなかったのよ!
    と、自分の立場を全く理解していなかった祥瓊。
    それが、楽俊と出会い、行動を共にすることによって学び、少しずつ変わることができている。
    これからどうなるだろう。
    景王陽子を勝手に目の敵にしていたけど、実際に陽子と会った時、どんな反応をするんだろうか。
    今行動を共にしている楽俊が、景王の友人だと知ったらどう思うんだろうか。

    海客である鈴。
    ずっと自分を悲劇の主人公のように思い、自分を自分で貶める少女。
    どうして誰もわかってくれないの?私って誰よりも可哀想なのよ!
    こういう人はめんどくさい。
    正直、一番関わりたくないタイプかもしれない。
    そんな鈴でも、清秀と出会い少しずつ変わってきた。
    もう少し長く、清秀と共にいられたら良かったのに。。

    人は、出会う人によって変わるんだなぁ。
    どんな人でも変わることができる。
    みんなそれぞれの立場でがんばっている。
    下巻を読むのが楽しみだ。

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    2026年10月05日
  • ファイア・ドーム 下

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    登場人物みんなの心情を考えると涙無しには読めなかった。遺族の苦しみ、家族の苦しみ、加害者家族の苦しみ、関係者全てがそれを持ってる。
    苦しい話だったけれど、今生きている子ども達が未来へ確かに進んでいくんだと感じられる終わり方で、頑張って生きてほしいと、頑張って生きていくんだと強く思った。

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    2026年10月05日
  • テミスの剣

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    渡瀬刑事シリーズ!
    こちらは渡瀬刑事が若かりし頃のお話

    めっちゃ昭和な取り調べありで、なんか懐かしい気持ちになりながら、読み進めていきました

    中山七里さんの他のシリーズを先に読んでいたので、知っている名前が出てきたらニヤッとしながら楽しく読んでしまいました

    冤罪と向き合う姿も、諦めない姿もとても素敵
    『頑張れ!!』と応援したくなる若かりし日の渡瀬刑事

    次も楽しみです( * ॑꒳ ॑*)

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    2026年10月05日
  • キスに煙

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    ネタバレ

    2人の関係が進んで良かったと思ったと同時に、恋は盲目ってこういうことを言うんだなと思った。
    好きな人を守るためなら死んでも構わない、そんな恋愛したことないけどしてみたかった…。
    そしてミラーがなぜ死んでしまったのかを知りとてもとても悲しくなった。すごい選手だったのに報われない人生もあるんだな…。

    面白くて一気読みでした!

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    2026年10月05日
  • 臥龍 横浜みなとみらい署暴対係

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    臥龍 横浜みなとみらい署暴対係

    みなとみらい暴対係係長諸橋と相棒の城島は、居酒屋で暴れた半グレたちを検挙する。彼らは東京を縄張りにする「ダークドラゴン」と呼ばれる中国系のグループだった。翌々日、関東進出を目論む関西系の組長が管内で射殺される。横浜での抗争が懸念される中、捜査一課があげた容疑者は諸橋たちの顔なじみだった。捜査一課の短絡的な考えには腹が立つ。
    しかし、そのモヤモヤをスカッとさせる活躍で最後はスッキリと読み終えた。気持ちいい。また読もう。

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    2026年10月05日
  • 硝子の塔の殺人

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    ネタバレ

    雪深い山中に聳えたつガラスでできた館。館の主である神津島に集められた、医師、小説家、刑事、編集者、霊能力者、メイドに執事、そして名探偵。
    本格ミステリに誂え向きな舞台で起こる殺人事件を名探偵が解き明かす。
    2022年本屋大賞ノミネート作品。
    読み終わったときに、「これが、こういうのが本格ミステリなんだ」と感じた。もちろん内容も大満足の内容ながら、作品の中で月夜や遊馬が語るミステリの歴史、ミステリ論を読んで、自分がいかにミステリというものを理解していなかったかというのを思い知らされた。小説読み始めの初期の初期に『十角館の殺人』を読み、その内容に度肝を抜かれ、そのような衝撃を求めて小説にのめり込んでいったけど、島田荘司や有栖川有栖の作品を読んでもしっくりこなかった。その理由が分かった気がした。本格ミステリってこういうものなんだな。著者と読者の頭脳比べ、現実離れした設定の中で発生する謎を解けるかどうか。節々の描写やセリフから月夜が真犯人なんじゃないかとは途中から思っていたが、その理由は実は月夜は男で、摩周真珠の婚約者だったのではないか、とトリックはよくわからないけど結末から逆算していたけど、もっと散りばめられたヒントに向き合った方が楽しめたんだろうなあ。この作品をもっと早い段階で読んでいたら、クリスティ作品とかももっと楽しめたんだろうと思う。再読するべきだろうなあ。でも中村青司とかホームズ暗号とか、色々なミステリ作品とかが作中で触れられ、「それ知ってる!」となるのも楽しかった。
    本作の展開についても細かい伏線が全て回収されて、謎がスッキリ解き明かされて、うわあああああとなった。夢読がネズミに驚くシーンとかも何でこのシーンが描かれているかは疑問に思っていたんだけど、殺鼠剤に繋がるのかあと思ったし、月夜が本棚の本を全て出していたことなど、全ての描写に意味があったんじゃないかと思う。すごい。第二の事件における収斂火災や、第三の事件の窓から遺体を投げ入れたなどは予想できたところだったけど、遺体を投げ入れてベッドに乗せるは現実的じゃないし、それが解決編で示されたときは、本当に?と思ったけど、その後に訪れるまさかの展開で腹落ちした。ところどころの要素を考えることはできたけど、この物語の全てを見通すことは到底できなかった。名探偵役兼名犯人となった月夜についても、猟奇殺人鬼に対する憎悪や畏怖といった感情よりも名犯人、名悪役という言葉のほうがふさわしいと感じるほど魅力的なキャラクターだった。結局物語という目線で見ると、大富豪が金にモノを言わせて造り上げた舞台で、役者たちを使役して自身で考えたミステリを演じ、その内容に激怒した名探偵役の猟奇殺人鬼が舞台を乗っ取り、仕掛け人たちを殺していき、館を爆破して逃げたという、事件としては全然終わってもいないんだけど、謎は全て明らかにされ、遊馬の妹のリハビリは順調に進んでいて、「初夏の風が吹き抜けていく。新緑の香りがする空気を、遊馬は胸いっぱいに吸い込んだ。」という超さわやかなエピローグがすっと入ってくる。これが本格ミステリか。

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    2026年10月05日
  • ロスト・ケア

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    日本社会の闇に迫っている。
    認知症が進んだ親や義理の親を介護せざるを得ない人たちが、人間の尊厳すら保つことができす、苦しみながら生きなければならない現実をつきつけられた。
    私は姑に結婚以来10年以上いびられ、実家の家族までも蔑まれている。湧き上がる憎悪に蓋をして、自分を騙し騙し生きている。この上、認知症になり、介護が必要になり、私が面倒を見ることになったとき、持ち堪える自信がない。こうなるとロストケアが本当に罪なのか、わからなくなる。ロストケアなど不必要な社会をつくらねばならない。
    政治家は、介護を必要とする人と介護する人を仲介するとき中抜きする事実を洗い出し、まずこの悪事を正すべき。そして、我々もこの社会の闇に関心をもつべき。

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    2026年10月05日
  • ババヤガの夜

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    久しぶりに心の底から面白い!好き!と思える作品に出会えた。格闘シーンの緊張感と臨場感が、もうたまらない。まんまとミスリードをされてしまっていた事に気づいてからも最後までハラハラドキドキは止まらなかった。

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    2026年10月05日
  • 推しの殺人

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    ネタバレ

    殺ってしまった。
    これからも3人でアイドルを続けたい。
    私たちは一蓮托生。

    ここからがスタート。
    ひたすら走り続けるしかない。
    バレるわけにはいかない。

    最後に待ち受ける結末は―

    心情が上手く表現されていて、読みやすくドキドキする展開。
    このミス大賞作。

    ドラマ好きだったんだよね!特に大阪編ね笑
    やっと原作を読んだ笑

    ちょこちょこ違う所や、え、あの人がいない!原作はこんな感じなんだ!と驚いた。
    この原作をあそこまで広げたドラマ脚本がすごい…

    良かったと思う!
    それにしても土井さんが泣けてくる…

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    2026年10月05日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    研究方法論における学びの第一歩として良い教材になる一冊。
    筆者の反論を想定しながら、より正確なデータを求めるという研究への誠実な向き合い方は本当にすごい。
    大変だからこそ、テーマ選びから全ては始まっているのだと思った。

    専門的な内容なのにわかりやすく、鳥への愛がたっぷりつまった文章から、筆者の人柄が滲み出ている。

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    2026年10月05日
  • 刑事の境界線

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    小さな事件がだんだん繋がっていくのが面白くて、テンポが良く目が離せず読み進めました。1人の刑事の成長と1人の刑事の闇へ堕ちていく対比が怖かったです。今回はとにかく読み進める事に一生懸命だったので、もう1回じっくり読みたいです。

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    2026年10月05日
  • コンビニ人間

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    ネタバレ

    「自分はコンビニ店員だ。」と聞くと、「コンビニで働いている人なんだな」と思う。でもこの主人公・古倉は違う。「コンビニ店員」という動物なのだ。人間なのに人間ぽくない、この人を人間にしなければ!という周りからの優しさは古倉にとっては苦痛で、コンビニの仕事の邪魔でしかない。初めはマニュアル通りきちんと仕事をこなせる人なんだと思っていたが、長年の勤務によって「コンビニが自分である」という呪縛に囚われてしまい、ある意味ホラー小説のように感じた。しかし、古倉がコンビニに出会っていなかったらどういう人生を歩んでいたのか、ずっと孤独に、どの部品にもならずに生きていったのだろうか。それを考えるとやはりこの人生が正しかったのかもしれない。

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    2026年10月05日
  • 時をかけるゆとり

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    ネタバレ

    「朝井リョウのエッセイが面白すぎる。」そのウワサ通り、いやそれ以上に面白いエッセイだった。彼自身もユニークな人なのだが、周りの人間も変わった人が多い。特に母。「私の車が爆発します!」。え、映画のセリフ?爆弾魔やばすぎる。朝井さんの携帯電話の機種変更の話も面白すぎた。機種変更後に、まさか、松たか子もびっくりの告白をショップ側は受けて、きっと耳を疑ったに違いない。全てをなかったことにしたいなんて要望、今まで携帯ショップは受けたことあるだろうか。とにもかくにも天然な母と天気運・計画性のない友人(本人含む)とノンデリ美容師とおちゃめな眼科医が周りにいる朝井さんの楽しそうな人生がちょっぴりうらやましくなった。

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    2026年10月05日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    孤独な人の声に耳を傾けてあげられるような存在になりたいと思った。この本のタイトルの意味がわかった時感動した。

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    2026年10月05日
  • 風と共にゆとりぬ

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    大事に大事に。いろんな話の間に、気持ちを和らげる気持ちで読み終えました。私は何度朝井リョウ(敬称略)の肛門事情と向き合えばいいんだ。終わらない物語すぎる。やっと長きにわたる戦いに終止符が打たれると思ったのに、エターナルだった、、、きっと世界中の誰よりも肛門事情を世間に知られている朝井リョウ氏に敬意を込めて。
    このシリーズの著者紹介ほんとにふざけてて大好き。ゆとりシリーズに関してはくだけた言葉使っちゃう。ほんとすき。

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    2026年10月05日
  • 傲慢と善良

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    自分が無自覚なだけで傲慢であったことに気づかされた。相手を自分の価値に合うか見定めることよりももっと大切なことがあると気づかされた。善良=いいことだと思い込んでいたが、傲慢と善良は紙一重であり、善良であることが裏目に出て傲慢になってしまうのは、言われてみれば自分の経験上でもあった。最後の解説で現代人の感情について朝井リョウが述べていることにすごく納得させられた。

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    2026年10月05日
  • 戦争犯罪と闘う 国際刑事裁判所は屈しない

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    ICC赤根所長へのアメリカからの制裁のニュースで初めて知った。応援のためと思って買って読んでみたけど、そもそもICCとは?戦争犯罪とは?から始まって赤根さんの考え方やここまでの道のり・半生まで書かれていて読み物として普通におもしろかった。上へ!上へ!という上昇志向というよりも実直に、少し消極的にという感じの仕事への姿勢に少し親近感を覚えるほどw
    また途中本書のコラムとしてICCがこれまで対応してきた案件の背景と結果についての章もあって、こういう機関が世界にあって実際に動いていることが知れて良かったと思う。

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    2026年10月05日
  • 赤ちゃんにメスを入れる

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    医療のことは全く分からない素人が読んでも面白かった1冊。
    小児科医さんの中にも小児外科医という更に専門の先生がいらっしゃるということも知らなかったので、凄い世界だなぁと思いました。
    自分自身が持病で長年、成人しても小児科に通っている身としてはいつもあそこですれ違う赤ちゃん達もこんな大変な思いをして生まれてきたのかもしれないなぁと思うと少し泣けてしまいした。
    医療従事者の方々には頭が上がりません。

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    2026年10月05日
  • 婚活食堂 5

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    常連さんの男性は夏目漱石、尾崎豊、おでんのちくわぶが好き。常連のとある女性はそれらの良さが全く分からない。そんな2人に海斗が始めたAI婚活を勧めてみると、、、。

    私もちくわぶが一番好きなんだけど。。。関東しか入れないのよね。卵とちくわぶと餅巾着が好き。

     あとね、真行寺と恵が可愛がっている大輝のお友達・新くんのお話しも。子ども達なりに色々と考えてるんだよね。

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    2026年10月05日
  • 婚活食堂 6

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    めぐみ食堂がテレビに取り上げられ、更には恵にテレビ出演の依頼が。新しいお客さんとますます増える新メニュー。今回はハイヒール=豚足のおでんが登場。沖縄では定番らしい。

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    2026年10月05日